好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「「「お、王女ッ!!!??」」」
「そう。だからビビ王女をアラバスタまで送り届けるから」
寝ていたウソップ達を起こして事情を話したハジメ。
予想通りのリアクションを見せたが一人だけ納得した表情をしたものが
「やはりそうだったのね」
「レイジュ!!知っていたのかお前ッ!!!!」
「ええ。
でも確信はなかったわ。そんなに会う機会はないから」
その言葉に疑問をもったビビはレイジュに話しかけようとするが先にウソップが質問した。
「そういえばサンジの姉ちゃんは何してる人なんだ?」
「それはね……」
「そんなことはどうでもいいだろうが!!!!
いまそれよりビビちゃんだ!!追われているなら助けるのが
「またこいつは……
…でもまぁ、うちの船長に話したら連れていくっていうだろうな」
「ふふふ。ルフィさんだもんね」
話を反らされて聞くことが出来なかったビビ。
でも確かにいまそんなことをしている場合ではない。
「勝手なのは分かりますがどうかお願いです!!
私をアラバスタまで届けてくれませんかッ!!!!」
「俺達はいいぜ!ルフィもいいっていうだろうな!!」
「言わなかったら蹴り倒す!」
「大丈夫ですよ。ルフィさんは優しい人ですから」
その言葉に安心してのかジワリと涙が溢れるビビ。
すぅーとレイジュはハジメの隣に立ち
「ずいぶん、厄介なものと相手すること、分かってるのよね」
「まぁ。これでも海軍大将ですから」
「そう。分かってるならいいわ。
あそこのサソリは美味しいから楽しみだわ」
レイジュはなんか別の目的が出来たようだ。
するとウソップが何かに気づいたようで
「それでルフィとゾロとくいなはロビンが迎えに行ってるとして、あの親子姉妹は何処にいった?」
「知らないんですか?しっかりしてくださいよ」
「いや、なんで俺が保護者みたいにアイツらまで見ないといけないんだ」
「えっ。ツッコミ要員のトップの人は常に周りのボケを探しているのですぐに誰がボケたか、誰が離れたか分かるんじゃ……」
「分かるかボケエエエェェッッ!!!!」
一番いいツッコミを頂きました。
「それにもう少ししたらくいなが戻ってきますよ」
「おい、ちょっと待て。ルフィとマリモとロビンちゃんは?」
「ロビンが二人にお仕置きしてるので一人ですけど」
「それを先に言いやがれッ!!
くいなちゃん!いま俺が迎えにいくよ~!」
この男、くいなにはゾロがいるのにデレデレと…
まぁ、仕出かすことはしないだろうけど……
「弟の監視、お願いします」
「……そうね。私も同類とは思われたくないわ…」
血は繋がっているけどレイジュは大丈夫だと思うけど。
むしろ他の兄達が似てるのかな。"美女、美少女"に関しては。
するとその美女に反応したかのように家の屋上から
「なにかあったの??」
「おい、お前な。
いままで何処に…って、なんだその袋はッ!!!??」
「なにって、戦利品よ」
「海賊から奪うなんて、奪われても文句言えないわよね」
「私、元海兵なのに……」
屋上から現れたナミが担いでいたのは金品が詰められた袋。
それも隣にいるノジコも同じように担いでいる。
親であるベルメールは流石にと武器しか入ってないが…
「なに言ってるのよベルメールさん。
海賊なんだから盗るのは当たり前よ。
それにアイツらは悪人。遠慮する理由がないわ」
「ナミの言うとおりよ。
散々私達を体を見たんだから観覧料を取らないと」
「そこは"一人5万ベリー"取ったからいいの。
ただ取りすぎじゃないかなーってね……」
「もうベルメールさんは真面目なんだから…」
「いいところなんだけどね」
その会話を聞いてやっぱり親子なんだなーと理解した。
とにかくナミ達にもこれからのことを話すと
「分かったわ。10億ベリー払ってくれるのね」
「何がどう分かったんだお前はッッ!!!!」
きっちりとツッコミをいれるウソップ。
やっぱりツッコミ要因なんだよなー
「えっ。王女なのよ。タダで引き受けるなんてしないわよ」
「なにさも当たり前なことを言ってるの?みたいな顔をするな!」
「あんたね。少しでもお金のこと考えたことある?
いまはカヤがお金の管理してるけど、私にやらせたら一切の余裕なんてないわよ。ってかすべて私達親子とハジメお兄さんの物よ」
「ふざけんなッ!!マジでカヤにやってもらって良かったぁ~」
なるほど。考えは本編通りなんだ。
でもカヤがいることや、ナミが受けた事情によりお金の管理や立場みたいなものが変わったわけか。
でも、隣のカヤは何か考えているようで
「……やっぱり、報酬金はもらったほうがいいかも」
「お、おいカヤ!!なんでお前までッ!!!!」
「いや、これはお金が欲しいからというか、もちろんお金があったほうがいいけど、そうじゃなくて……
ほら、私達は"海賊"なんだから無償でしちゃうと、もしかしたら"国"自体に迷惑がかかるかもしれないし……」
「ど、どういうことだ?」
「アラバスタからしたら一国の王女を敵から助けただけじゃなく連れ戻してくれた。そうなるとアラバスタの立場というか"国"のとしても何かしらしないと面目丸潰れ。そうなると"海賊"というものに対してどうすればいいかと悩む。
……だから、私達が王女に"お金を請求した"とすれば国としてはそれさえ払えば終わりとなって、それ以上のことはしなくていいことになる……って考えなんだけど……」
そう言いながらカヤはハジメの方を見る。
ここに海軍大将がいるからね。海軍の手柄に出来るという手もあるって言いたいのだろうけど
「それでいいと思うよ。
正直、海軍というか政府は王下七武海であるクロコダイルの暴虐を認め……」
「「「「「「王下七武海いぃッッ!!!!」」」」」」
………あれ?言ってなかったけ?
唖然とするみんなだったがすぐに正気に戻り
「ダメだ!ダメだ!ダメだ!!
王下七武海ッ!?そんなやつな関われるかッ!!!」
「流石に王下七武海相手に喧嘩を売るのは……」
「そ、そんなッ!!?」
「そういうことだから!行きましょう!!」
そういってこの場から逃げようと振り返るナミの視線の先に
「……………」
「……………」
「……………」
鳥とラッコがこっちをジィッと見つめて、一気に用紙に何かを書き始める。そしてその書いたものをこちらに向けると
「うわぁ~そっくり!!」
それはここにいるメンバーの似顔絵だった。
そしてその用紙を持って何処かへ飛んでいく。
「何なのよあれはッ!!!!」
「お、お仕置き専門で、た、多分…ボスの所へ……」
「逃げ場なしってことッ!!!??」
まさか、グランドラインに入っていきなり強敵に、それも王下七武海の一人となんて……
あまりの絶望にその場に崩れるナミ。
すぐさまノジコやベルメールがかけより慰める。
「ご、ごめんなさいッ!!!!
す、少ないけど私の貯金なら……」
「そんなのじゃ足りないわよ…貰うけど……」
「あ、アラバスタに届けてくれたら、父に掛け合ってみるから……ッ!!」
「絶対によッ!!!!こっちは命かけてるんだからねッ!!!!」
なんか、本編のナミっぽいなー。
まぁ、あのトラウマなことがなければ普通のナミだったんだもんなー。
少しずつだけど仲間に囲まれて素が出てきたのかな?
「よし。皆から合意を貰ったところで」
『強制だけどなッ!!』
「はいはい。とにかく船を出す準備をしようか」
…………………………
「おーい。生きてるかぁー!」
「……………………」
「……………………」
「脈はあるわ。心配ないわよ」
「ロビンさん。植物状態って知ってますか?」
「知ってるわよ。だとしてもこの子達が悪いわ」
「何を言ってるんですか?
前から言おうと思ってましたけどどうしてそうやり過ぎるんですか?ルフィさんやゾロさんは貴女のオモチャじゃないんですよ。だいたいどうしてそんなに人を人だと思わないでやろうとするんですか?言っておきますけどハジメさんが全てという考え方、やめたほうがいいと思いますよ。そんなことをしていると間違いなく自滅してしまいますよ。まぁすでに人格が崩壊れべるかもしれませんが」
「言ってくれるわね。
ちょっとお兄ちゃんから話術の訓練を受けたからって調子に乗るのはやめたほうがいいわよ。大体ね、貴女にとやかく言われる筋合いもないわ。私にとってお兄ちゃんが至高・全て・全知全能なの。それを実力も経験も年月もいかない小娘ごときがお兄ちゃんについて語ることが烏滸がましい。そこの二人は訳の分からないことでやりあっていたの。制裁を加えて何が悪いの?」
「はぁ?」
「なによ?」
「頼むからやめてくれええぇ~ッ!!!!」
船の上ではロビンによる"おしおき"により気絶しているルフィとゾロ。ルフィはよくこの状態を見てきたけどゾロはなかなかないなー。よほど強烈な"おしおき"をされたんだろう。
で、それを見た医者見習いのカヤがロビンに噛みついた。
恐らくロビンに噛みついて楯突くのってカヤとベルメールさんだけなんだろうけど、カヤに話術というか有無を言わせないための話し方を教えたのだけど、あのニコニコ笑顔というか、普段怒らないカヤがこういう時に怒っているのはかなり怖い。
幼なじみのウソップが泣いて止めようとする理由が分かるなー。
僕としては口論している姿は、問題ないのでそのままにしておこう。
「それで、バロックワークスのオフィサーエージェントって言っていたんだね。つまり組織の中でも選ばれた"殺し屋"ってところかな」
「まさか、Mr.5とミス・バレンタインが来てるんなんて…」
「それもこちらの何人かは似顔絵をかかれてクロコダイルの所へか……ちょっと不利だな」
まぁ、ここまでは本編通りなんだろうけど。
さてここからどうこちら側に有利に働くようにするか…
出来るならこの先の2つの島は行っておきたいし、行くにしても最短で向かうためには……
「……………」
「ど、どうしたんですか?」
「ちょっとね。ロビン、二人起こして」
「分かったわ」
口論の途中でハジメの指示に従うロビン。
カヤは「まだ終わってません!」と言うが無視をする。
そしてロビンは
「早く起きないと、消すわよ」
「はいいいいいいいぃぃぃぃッ!!!!」
「ッざけんなああああああぁッ!!!!」
まるで魔法の言葉のように目覚めたルフィとゾロ。
「な、何されたら、それで起きれるんだ……」
「知りたい?」
「知りたくないわッ!!」
興味があるならウソップにも教えようとしたけど拒否された。
まあ、嫌がるのは分かる。いまだって顔が青ざめていて息づかいも荒い。まるで悪い夢でも見たような症状だ。
「ほら船長。出航しないと」
「うん?どこに行くんだ?というか宴はッ!!!??」
「ねえよ。さっさと次の島に行くんだよ。
じゃないとビビが困るだろうが、あぁ?」
「そうなのか??」
「そうなんだ」
「じゃ野郎共ッ!!出航だぁッ!!!!」
強引にルフィから出航の合図を貰ったところで
「で、ビビって誰だ?」
『分かってから言いやがれッ!!!!』
いやー実に操りやすい。