好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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巨人

「な、なんなの…これ……」

「でけえええええぇぇ!!!!」

「き、恐竜なのかッ!!?」

「そんな、恐竜は大昔にッ!!」

 

 

ルフィ率いる冒険組はジャングルの奥で出会ってしまった。

それは何もかもが大きく、そして特徴のある長い首。

そして現代では見ることの出来ない特徴のあるその生き物は"恐竜"

 

 

「い、いいかルフィ…刺激させしなければ襲ってこねぇはずだ……」

「……ここは距離をおいた方がいいよね……」

「……はい。ゆっくりと距離を開ければ……」

 

「ク、クエェ……」

 

 

まだ恐竜に見つかってない。

ということでゆっくりと恐竜から距離を開けようとしているなかカルーが諦めたような声を出した。そしてジェスチャーである方向を指すカルーに皆がその方向を見てみると

 

 

「たけぇーなぁー!!!」

「「「なにやってるんだッ!!!!」」」

 

 

恐竜の頭上に立ち景色を眺めているルフィ。

下にいる三人はハラハラとそれを見守ることしか出来ない。

そんななか恐竜が頭上にいるルフィに気づいて、ルフィを上にと飛ばすと

 

 

パクッ。

 

 

「ぎゃあああああああぁぁぁぁ!!!!」

「ルフィさんッ!!!!」

「ど、ど、ど、ど、どうしようッッ!!!??」

 

 

油断していたルフィは呆気なく恐竜に食べられたしまった。

しかし次の瞬間、その恐竜の首が()()()()に斬られた。

 

 

「おっ」

 

 

呑気に助かったという表情をするルフィは空中に投げ出されたのだが何故かすぐに()()()()()()

いや、地面と思われるほど広いがそれは"地面"ではなかった。

 

大きな、大きな、掌。

 

 

「ゲギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ、ギャ!!!

生きのいい人間だなッ!!久しぶりの客人だッ!!

我こそがエルバフ最強の戦士!ドリーだ!!!」

 

「き、巨人ッ!!!??」

「で、でけぇッ!!!!」

「は、初めて見ました……」

「す、スゴい……」

「く、クェ………」

 

 

ルフィが食べられたことで動揺し気づかなかった。

こんなにも大きい人間が近くにいたというのに……

 

 

「歓迎しよう客人。いまいい肉を手に入れたしな」

「きょ、恐竜って食べれるんですか?」

「わ、分かりません……」

 

「く、食いてええええぇッ!!!!」

「お、俺もだあッ!!!」

「く、クエェッ!!!!」

 

「男性陣は乗る気ですね……」

「どのみち逆らわないほうが懸命みたい……」

 

 

…………………………

 

 

「…………なにか、来ますね」

「くいな!!貴女だけが頼りなんだからね!」

「よろしくお願いします!」

「頼りにしてるわ!」

「み、みなさん……」

 

 

頼られるのはいいけど年上のベルメールさんまで…と苦笑いするくいな。

ベルメールは海軍にいたのだから少しは戦えるはず。と言いたかったがそれよりもズシン!ズシン!と大きな音が近づいてくるほうが気になった。。

 

 

「…………わ、私、この島、知ってる気がする……」

「やっぱりそうよね…私も、本で見たような……」

「も、もしかしてッ!!!」

「ちょっ、ちょっとベルメールさん!?」

「少しの間娘達をお願いしますね!」

 

 

と、ベルメールが船内に戻っていった。

そこまで頼られてもと思ったがなんとも悪いタイミングでそこに現れたのは

 

 

「と、トラッ!!?」

「それにしては大きすぎよこれッ!!」

「……トラって、食べれましたか?」

 

「なに怖いこと言ってるのくいなッ!!」

「お願いだから早くやっつけてッ!!」

「こっちから手を出さなければ襲ってこないと思いますけど…」

 

 

仕方ないか…と諦めて刀を抜こうとした時、音と共に強い振動が襲ってきた。

その振動はメリー号さえも揺らしている。

そんななか船内から出てきたベルメールさんが慌てた様子で

 

 

「ここから離れないとッ!!この島"リトルガーデン"は……ッ!!!??」

 

 

続きをいう前に、突如現れた。

ベルメールが分かったというものは、それは近づいてくる音の正体だった。

 

 

「おい、お前ら。酒は持っていないか?」

「「ッッッ!!!??」」

「き、巨人……」

「お、遅かったぁ……」

 

 

そこに現れたのは巨人。

ナミ達の何百倍もの大きさにベルメール達は腰を抜かし、くいなもその圧倒的な大きさに呆然としていた。

 

 

「?? 聞こえなかったのか?酒は持ってないのか?」

 

「「持ってますッ!!」」

 

 

ナミとノジコはお互いを抱きしめあいながら震え、それでも逆らわないようにしないと!とすぐに答えた。

その言葉にニコニコ笑顔で喜ぶ巨人は

 

 

「そうか、持っているか………ギャアッ!!!」

「「キャアアアアアッ!!!」」

 

 

突然叫んだ巨人のお尻に先ほどのトラが噛みついていた。

そしてナミ達は今にも泡を吹いて気絶しそうな勢いで叫んだ。

突然の攻撃に怒った巨人はあっという間にそのトラの首を切り落とし

 

 

「歓迎するぞお前ら!!今日は宴だぁッ!!」

「……行った方がいいみたいですね……」

「同感よ。……やっぱり海は広いわ……」

 

 

あんなものを見せられて歯向かえないと諦めた。

しかしこのままだと船に誰もいなくなる。

ということで、

 

 

「ふざけんなお前らッ!!」

「人質にしても扱いが雑すぎよッ!!」

 

「暗殺などをしている人達が何を言ってるんですか?

船、壊したらお兄さんが怒りますからくれぐれも注意してくださいね」

 

 

ルフィの訓練用に用意してあった海楼石の錠。

能力を完全に失うものではなく最低限動けるまで弱めているもの。

それでも能力は使えない。ので鉄パイプをMr.5とミス・バレンタインに渡したらキレられた。

 

 

「さっきみたいなトラが来たらどうするんだッ!!」

「頑張って倒してください」

「勝てるわけないでしょうッ!!」

「頑張って倒してください」

 

「「ふざけんなッ!!!!」」

 

「ビビさんを捕まえようとしたり、仲間を仲間だと思わない人に何を言われても。

お兄さんが貴方達を構ってなければ……私は切ってましたからね。それを忘れないでください」

 

「「ッッ!!!?」」

 

 

その殺気を含めた睨みに身震いする二人。

本気で切り殺されると思わせるほどの殺気に何も言えなくなった。

 

 

「さぁ、行きましょう」

「この人間、強いな……」

 

「強くてマトモな、くいなが……」

「やっぱりゾロと一緒にいることだけはあるのね……」

「怒らせないようにしましょう……」

 

 

きっとこの一味でハジメとロビン以外に怖いとするならそれはくいなだろうと、この瞬間心の奥底から感じた三人だった。

 

 

…………………………

 

 

「ハッ。いまか弱い女の子が俺を呼んでいる気がッ!!!??」

「そんなことはないわ。信号弾、出てないもの」

 

「俺には聞こえたんだよ!!こうしちゃおけねえ!!

いますぐにでも戻らないとッッ!!!」

 

「くいなもいるんだから大丈夫よ。

それより食料を……」

 

「お前が近くにいるから獲物が逃げてるんだよッ!!!!」

 

 

そう。さっきから獲物と獲物が、虫さえも一匹二人に近づかないのだ。それはレイジュが体内にある毒のせい。

本能的に"危険だ"と察知した生き物はレイジュに近づかない。

ちなみにカルーも同じでレイジュが近づくと離れていた。

 

その時はまだ慣れていないだけだと思っていたが……

 

 

「昔からなのよね。私、動物好きなのに」

「知らねえよ。ったく、あの()()()()に文句を言え」

 

「………へぇ……」

「な、なんだよ……」

 

 

なんか暖かい目で見てくるレイジュに警戒するサンジ。

 

 

「まだ()()だって思っていたのね……」

「ッッ!!!??

………許してねぇ。許してねぇが………」

 

「………そう……」

 

 

そんな二人の前に現れたのは明らかに肉食だと思われる恐竜。

獲物を見つけたと吠える恐竜に対して二人は

 

 

「毒抜きが大変なんだからな。気を使えよレイジュ」

「心配要らないわ。麻痺する程度に抑えるから」

 

 

このあと恐竜は思うだろう。

獲物としての相手を、間違えたと。

 

 

「ところで、もう一人は?」

「知るか」

 

 

…………………………

 

 

「アイツら………迷子だな」

 

 

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