好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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カラー

「「「「「アラバスタにはまだ行かないぃぃッ!!!??」」」」」

 

「おう」

 

 

ルフィの発言に誰もが驚く中、当事者であるビビがルフィに詰め寄った。

 

 

「待ってルフィさん。どうしてそんなことを…」

「勘」

 

「あんたね…そんなので納得出来るわけないでしょうがッ!!!」

 

 

ビビに変わってナミがさらにルフィに詰め寄る。

しかしルフィの意見は変わらずに

 

 

「でもダメだッ!!!」

「ルフィ、いい加減に……」

 

「ちょっと待って。私が説明するわ」

 

 

このままだと面倒くさいことが起きると思いこういうことにはあまり関わらないレイジュが話をした。

 

 

「これにはハジメから船長さんへ聞いてきたの。このままアラバスタに向かうのかって。そしたら船長さんがまだな気がするって」

 

「おい、それで納得したのかお前は」

 

「カリカリしないのよサンジ。

ほら、早く説明しないと不満で暴動が起きるわよ」

 

「そうですね。ちゃんと説明するから皆落ち着いてください」

 

「うおおおっ!!!いつの間にッ!!!」

「さっきからいましたけど」

 

 

いつの間にかウソップと隣で話を聞いていたハジメ。

気配を消して(一時停止で)ずっといたため誰も気づかなかった。

丁度気配を消すのをやめたタイミングでレイジュに気づかれたということなのだ。

 

するとビビはルフィからハジメの方に進行を変えて詰め寄った。

 

 

「それじゃどうしてアラバスタに行ってはダメなんですか?」

「仲間を増やすため。そして仲間を失わないため」

 

「ど、どういう……」

 

「この先相手は七武海だよ。

そして今回僕とロビンはほぼ手を出せない。つまりはルフィ達だけで戦わないといけないんだ。

それで問題、いまこの船に足りないものは?」

 

「音楽家ッ!!!」

「なわけあるか」

 

 

珍しくハジメからのお仕置きで拳骨を食らったルフィは「痛ってエエエエエエエェェェェ!!!」とゴロゴロと地面を這いずり回った。

 

それを見たウソップは手を上げていたが引っ込めた。

ルフィと同じちょっとした冗談を言おうかと思ったが止めた。

するとカヤが手をあげたので「や、止めとけッ!!」と制止するウソップの言葉を苦笑いで受け流して

 

 

「人数に対して……医者の数ですか?」

「その通り。そして技術という意味でも」

 

「…………」

「おいハジメ!!てめえそれは!!!」

 

「悪いけど!悪いけど、このさき間違いなく専門的な医療技術が必要になる時が来る。いまのカヤ一人じゃそれを補えない。下手したらこの中の誰かが……死ぬよ?」

 

「…………ッ!!」

「んなこと言わなくてもカヤはずっと勉強をッ!!!」

 

「それだけじゃ埋まらない物があるんだ。

ハッキリいうよ。()()()()()()()カヤはトップクラスだ。

だけどこの先の海ではそれは通用しない。

必要なんだ。この先を見据えて、誰も欠けないためには」

 

 

それを聞いたウソップもハジメの真剣な言葉と瞳に何も言えなくなった。

 

 

「……言葉が足りなかったなら謝るよ。

カヤには更なる医術の向上を目指してもらうためだってあるんだ。こういうのは側でその医術を勉強するのが一番だって聞いたからね。

それにカヤに取っても悪い話じゃないよ。

だって向かう先は()()()()()だからね」

 

「ほ、本当ですかッ!!!??」

 

 

するとさっきまで沈んでいたはずの表情から一気に顔色が良くなりハジメに詰め寄った。

 

 

「一度でいいから行ってみたかったんですッ!!!

それにDr.くれはにもお礼をッ!!!」

 

「分かった!分かったからッ!!落ちついてッッ!!!!!」

 

「なんだよ~そういうことなら早く言えよハジメ」

 

「だからゴメンって」

 

 

三人だけ話がまとまっているが他の者には何があったのかわかっていない様子。その後ハジメとカヤの話でどういう経緯だったのかとかどんな人物なのかと話した。

 

 

「トンでもねぇ婆さんだな~」

「患者からそこまで搾取するか普通……」

 

「言っておくけど下手なことは言わないようにね。

それでビビ、どうする?ここからアラバスタに行く??

それともドラム王国に迂回してから向かうか?」

 

「………………」

 

「まぁ、そんなに簡単には決められないか…

とにかくここを出発しよう。そして1日あげるよ。

向かう先はアラバスタ、もし僕の意見を取り入れてくれるならそこからドラム王国に向かうから」

 

「……はい……」

 

 

いまは時間が必要だろう。

しかしドラム王国、あの()()()()を仲間にはしたいのだが無理だというならアラバスタが終わってからでも向かってもいいかなー。

 

まぁ、ほぼドラム王国行きなのだろうけど。

 

 

「さて、そろそろ僕は格納庫へ戻ってるから。

その前に……これは何?」

 

 

ハジメが指差す方にはカルーの影で怯えているミス・ゴールデンウィークの姿が。隣では未だに気絶しているMr.5とミス・バレンタインの姿もあった。

 

 

「う、売り込みに来たの…

この二人を利用しようとしていたと聞いたから、なら私の力も役に立つはず」

 

「へぇ。組織を裏切ってでも海賊に?」

 

「いいえ。海賊ではなく貴方に」

 

「………よし、なら面接だね。

この子は連れていくからそっちの二人はよろしく」

 

「お、おい!ちょっと待て!!考え直せッ!!!」

 

 

ウソップが必死な表情でハジメに…近づかずに隣のミス・ゴールデンウィークに詰め寄った。

 

 

「下手したら人格そのものを変えられて破滅するぞッ!!!」

 

「ウソップ。なら望み通りにしてあげようか、君から」

 

「ヒィッ!!!」

 

「えっ。えっ??大丈夫、なのよね……」

 

 

その問いに誰も視線を合わせなかった。

とんでもない人に交渉してしまったとどんどん顔色が悪くなるミス・ゴールデンウィーク。

 

さっきまでのやり取りを見てMr.3を倒した者より、こっちの方が偉く話も分かるかと思ったから提案したのだ。

 

なのに開けば……闇だった。

 

 

「と、取り消し……は?」

「(ニコッ!)さぁ、行きましょう」

 

「い、いや……いやああああぁぁぁッ!!!!!」

「はいはい。一名様ご案内ーッ!!!!!」

 

 

必死に抵抗するミス・ゴールデンウィークだが、ハジメにズルズルと引っ張られて船内へと連れ込まれた。

そしてその場にいた誰もが手を合わせて無事を祈った。

 

 

…………………………

 

 

「それじゃドラム王国までが試験よ。

それまでに成果をだせば合格。ダメだったら…()()()()()()()()

 

「はいッッ!!!!!」

 

 

格納庫へミス・ゴールデンウィークを連れ込みさっきまでの話をロビンに聞かせると、とても、とても、いい笑顔で彼女を引き寄せて何かを話すともう顔が真っ青になり体が震えだし泣きながら「た、たすげでぐだざいッ!!」と懇願してきた。

 

何を言ったか、聞かない方が言いと思いロビンに「優しくね?」と言ってみたところこんな提案が上げられた。

 

多分強制的に入れるというのは()()なのだろうな…

それを聞かされてあんな風に怖がるなら納得かも…

もしくはそれ以上ってことも十分あり得るけど………

 

 

「それでカラーは」

「えっ??…そ、それ私の名前?」

 

「そうよ。呼びにくいから。

本当は色彩女か、彩取女とか……」

 

「カラーでお願いしますッ!!」

 

「それでそのカラーズトラップに込めた"力"って何かしら?」

 

「よ、よく分からないけど…こうやって……」

 

 

すると()()()()()()()()

そしてそれで書いたトラップはいつもより効果が上昇したという。

 

 

「やっぱり武装色の覇気ね。

でもこんな使い方あったかしら?」

 

「筆から絵の具に影響して、その書かれた物さえ影響する…

なくはない話だけど、これ誰に教わったの?」

 

「知らない人。

ずっと前に、組織に入る前に教えてもらって……

いざというときしか使わずに人には話すなって……」

 

 

……また、僕の意思とは違う何かがある……

それも覇気を教えるほどの手練れ。

これは、警戒レベルを引き上げないと危ないかな……

 

 

「その人の特徴は覚えてる?」

 

「えぇーと…身長が高くて、ボケェーとしてた。

旅行に来ていて、絵を描いていた私に「面白い力だなー」って。

色々話している内にこの力があるって教えてくれて「俺と一緒に来ないか?」って誘われたけどでんでん虫がなってよく聞こえなかったけど「さっさと帰ってこいこの()()」って。

そしたら慌てて帰って……それからは会ってない……って、ど、どうしたの?」

 

 

………ほう。なるほど、なるほど。

あの野郎……サボりぐせだけじゃくて幼いカラーにまで手を出そうとしていたのか……

 

すぐさまでんでん虫を取り、あの"ボケ"に連絡を入れた。

 

 

『今度は何のよ…』

「おい、てめぇグザン。何してくれてんだアァッ!!?」

 

 

「ヒィッッ!!!!!」と隣のカラーは怖がっている。

そして向こうのグザンも声にならない声を上げた。

 

 

『な、なんの、話だ……』

「まさか、まさかとは思ったが…てめぇ"幼女"好きだったのか?

 

 

その瞬間に受話器の向こうから慌ただしくもド派手な音を鳴らし始めた。完全動揺、正解かよ。

 

 

『は、はぁッ!!!??な、何を言ってッ!!!!!』

 

「お前、だからロビンを助けたのか?

幼い幼いロビンを助けて自分色に染めるつもりだったのか?

それなのにハジメという存在のせいで何も出来なくなったから今度はカラーに手を出そうとしたとか……」

 

『ま、まてッ!!!!!そんな趣味はないッ!!!!!

第一"カラー"って、誰だよッ!!!!!』

 

「絵が得意な女の子。武装色を教えた女の子」

 

『ッッ!!!??』

 

 

またしても声にならない声を上げたクザン。

はい、裁判長。こいつが犯人です。

 

 

「てめぇ。マジでふざけんな。

人に散々バカをやるなとか言っておいてお前は幼女漁りですか?

海軍トップがロリコンとか…マジで止めろよ。ふざけんなよ。

それもその手掛けた子が今回の騒動に関わってるんだぞ」

 

『なっ!!!??』

 

「……お前。責任とってアラバスタに来い」

 

『ちょっ、ちょっと待てッ!!!??』

 

「拒否権無し。来なかったら"グザンロリコン"って広めるぞ」

 

『………わ、分かったから止めてくれエエエエエエエェェェェ!!!!!』

 

 

マジで最悪だ。この男。

頭が痛くなり連絡を切ろうとしたがロビンが受話器を奪い取り

 

 

「ねぇ。グザン」

『ろ、ロビン……こ、これは………』

 

「大丈夫よ。私は分かってる」

『ろ、ロビン……』

 

「アラバスタで死刑確定だから。楽しみにしてるわ」

『いやああああぁぁぁッッ!!!!!』

 

 

五月蝿いのですぐさま連絡を切った。

……まぁ、警戒レベルは引き上げずにはすんだけど、グザンな対しての評価はダダ下がりになったな。

 

そしてロビンがカラーの肩に手を当てて

 

 

「気が変わったわ。

ドラム王国までに成果を上げたら特別待遇。ダメでも優しく歓迎してあげるわ。かわりに……一緒にグザンを殺しましょう」

 

「はいッッ!!!!!」

 

()()()()で留めてね。あれでも必要なんだから」

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