好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「風が気持ちいいな~」
「だな~」
「働け、バカ共」
メリー号スピードが増し風が気持ち良く切り抜ける感覚を楽しんでいるルフィとウソップ。呑気にお茶まで飲んでやがる。
「別にいいだろうハジメッ!!!」
「そうだ!そうだ!!ほとんどやることないだろう!」
確かに見渡せばこの二人以外は働いている。
ゾロとくいなは障害物でスピードを落とさないように進路に邪魔になるものを見つけたら排除するように見張っている。
二人がいればほとんど問題ないためここはいらない。
カヤは未だに回復していないカルーを見ていて助手にレイジュとビビが付き合っている。
レイジュみたいに医療をかじっていないし、ビビみたいに二人に習って手伝うことも出来ないためここでも二人は邪魔なのでいらない。
サンジはみんなの食事やおやつなどを作っており、野菜の皮むきなどをルフィ達にさせていたが食材が無駄になると止めさせていた。なのでいらない。
ナミ達の所は問題外。船尾もいらない。
こうしてハブられた二人は呑気にしていたのである。
「だとしてもな……なら、なにか見つけろよ」
「敵をぶっとばすッ!!!」
「マジックで笑顔を作る」
「それ以外をしろってんだよ」
そういえば本編ではウソップは常になにか作っていたなー
確か"クリマタクト"だったかな?
ここではマジックに目覚めて作ってないけど、いまのウソップがそういう武器を作るならどんなものが出来るのか……
「はぁー……じゃウソップ。
これからのことを考えて非戦闘員でも戦える武器を作ってくれないかな?」
「武器をか?そんなこと言ってもよ、どんなのいいんだ?」
「作るのはいいの??」
「面白そうだしな!」
「やる気があるならいいけど、そうだね……」
と、言ってもそんな急には思い付かないし
「そこはウソップが各自聞いて作って」
「丸投げかよッ!!!……まぁ、面白そうだからいいけどよ」
何を作ろうかなーとやる気になったウソップは早速カヤの所に向かいどんなものがいいか聞くことにしたようだ。
アラバスタではここでみんな一段強くなったからな。
此処等で"変化を見せても"いいかもしれない。
「よし!ルフィの方針が決まりました」
「なんだ。なにするんだ!?」
「これからルフィには"常に全力で最小限の力を使ってもらおう"かな」
「……………はい?」
…………………………
「ぎゃあああッ!!!」
「こっち来るなッ!!うわっ!!!」
「動くなッ!!!指一本動かすな!!」
「で、でもよ……」
「船の中がめちゃくちゃになるでしょうがッ!!!!!」
ルフィにやらせているのは"常に全力で"ということで"ギアセカンド"を"いつもかけている状態"で
幸いメリー号には一時停止をかけてるから壊れないけどあとは知らない。さっきから各方面に迷惑をかけているルフィ。少しでも動こうとすると倍の力が働くためにやり過ぎてしまう。
海軍が使う"
現にまたウソップの所に突っ込むルフィ
「だから動くなッ!!!」
「バランス取るためにやってるだけなんだよッ!!!うおっと」
「こっち来るなッ!!」
「んなこといってもよ!!うわっ」
「ナミさん達に近づくなッ!!!」
「上手くいかないんだよ!!!おっととと」
「これ以上カルーに傷を負わせないで!!!」
これ見てて面白いなー
でもルフィがこれをマスターすれば"全力の全力"はとてつもなく強くなるはずだ。まぁ、時間はかかるだろうけど。
「とにかくドラム王国につくまでね」
「その前にこっちがやられるわッ!!!」
「これも訓練だよ。常に最悪を想定せよ。
って、誰かが言っていた気がする」
「気がするようなことを言うなッ!!!!!」
…………………………
ドラム王国に近づいてきたのだろう。
季節は冬となりコートを着ないと凍えてしまうほどに寒くなった。
雪も降り始めていよいよ目的地につくと思っていた矢先
「な、なんじゃありゃッ!!!!!??」
水平線の向こうから"淡いピンク"が見えてきたのだ。
それも夜の海に光るそのピンクはとても幻想的で
「あれがドラム王国。いまは"さくら王国"だったかな?」
「さくら王国……いつの間に…」
「やっぱり知ってたんだ、ドラム王国」
「え、えぇ……ずいぶん前ですけど……
でも、名前が変わっていたなんて……」
「まぁ、最近変わったみたいだし知らないのも当然かも」
しかし綺麗だなー
頭ではどんなものか知っているけどこうして目の当たりすると全然違う。やっぱり生で見るのはいいものだなー。
「お兄さん。ここに名医がいるのは分かったけどなんでそんなに詳しいの?」
「そこはいけば分かるよ」
「??」
はぐらかされたがもう目的地には目の前。
特に追及することなくメリー号はドラム王国改め"さくら王国"へと向かった。
…………………………
「お帰りハジメッ!!!!!」
「やっと帰ってきたんだなッ!!!!!」
「ねぇねぇ!!いっぱい旅のお話ししてッ!!!!!」
船着き場には沢山の人が出迎えていて、一部には垂れ幕を持ち「お帰りハジメッ!!!」と歓迎していた。
何処かでみたデジャブにナミ達親子は困惑し、ルフィ達はその歓迎に驚いていた。
「な、なんだ、なんだッ!!!??」
「どうなってるんだよコレ!!!??」
船着き場に集まっていたことや垂れ幕など
しかしその疑問はすぐに消えることになる。
「お久しぶりです
そこには目の下にクマがあり、ハジメを神だと崇め、
「悪かったね
「いえいえ。ゴットのためなら私は何でも……」
『ギ、ギンんんんんんんんんんんんんッッ!!!??』
久しぶりの再開をしてるというのにいきなり叫びだしたルフィ達。しかしちょっと油断して移動しようとするものだからルフィは制御出来ていないために近くの木に激突した。
いまは動くなって言ってるのに……
「ルフィはそこから聞いてなさい」
「は、はい……」
その間にも他の皆がなにやら驚いている様子だけど
「えっ。なに。何を驚いてるの?」
「ちょっ、ちょっと待って!!なんでギンが!!?
いや、ここで
「だ、だって……ずっと船に乗って……」
「お、おい……いつから
」
「グランドラインに入るところまではいましたよねッ!!!??」
「もうワケわからねえッ!!!どうなってるんだよッ!!!??」
冷静なレイジュを除いて各々様々なリアクションをしながら狼狽えている。
「やっぱり気づいてなかった……
あのね、それギンに失礼だからね」
「いいのですゴット。私にはゴットとマスターが入れば」
「本当に悪かったね。いっそう八咫烏に入る?」
「いえ。自分は麦わらの一味ですので。
それでもゴットとマスターにはついていきます」
そのギンの言葉に胸を痛める面々。
本当に誰も気づいていなかったのだ…可哀想である。
「で、何処からいなかった。だっけ?
双子岬を出発した時点でいなかったよ」
「で、でもどうやってここに……
あそこには他の船なんて……」
「いや、あったでしょう。僕達意外にも」
「………九蛇海賊団の船に乗っていったのッ!!!??」
正解である。
ちょっとギンには"野暮用"を任せることにしたので先にさくら王国に行ってもらっていた。そしてあの場で最短で付ける船といえばハンコックが乗っている船。
それが判明した途端にサンジがギンの胸ぐらを掴み
「テ、テメェッ!!!!!
つまりは美女が集まる花園にずっと乗っていたというのかッ!!!!!ウフフ、キャハハしてたのかッ!!!!!!!!??」
「い、いえ……個室に監禁状態でしたので、乗り降りしか会ってませんが……」
「当たり前だッ!ボケッ!!!!!
なんてうらやましい………俺になんで教えなかったんだッ!!ゴラアアアアァッッ!!!??」
「はいはい。そこまで。カヤ」
「はい」
的確に睡眠効果のある薬を注射してサンジを眠らせた。
こうなると思ったから言わなかったのに。
だいたいハンコック見て固まっていたやつがなにいってるのか……
「とにかくみんな。いうことがあるよね」
「「「「「ギン。ごめんなさい」」」」」
「い、いえ…気にしてませんので……」
そんなバカなことをやっていると人混みから体格のいい人がこちらに歩いてきて
「久しぶりだね。ハジメ君」
「ドルトンさん。お久しぶりです」
「誰なんだこのおっさん?」
「こら。失礼だよルフィ」
「構わないよ。ハジメ君の知り合いだしね」
「そうはいきませんよ。
「こ、国王だったのかッ!!?」
だからため口を止めろって。
しかしドルトンさんは気にしないでくれというから止めたが、ちょっとルフィのフレンドリーなところはもう少し改めないといけないなーと考えていると
「ドクター・くれはに会いに来たのだろう。
お城まで案内しよう」
「つまりは……王国専属の医師!!??」
「と、いっても私は城に住んでいない。
昔からあの城はドクター・くれはの"家"だ」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ……
もう色んなことが起きすぎて訳が分からねえよッ!!!!!」
ウソップの言いたいことは分かる。
「まあ、歩きながら話そうっか」
そういって先頭に立って歩き始めるハジメ。
その後ろに誰もが付いてくる。
すでに本編とは違うここは、
(ここで起きた出来事……