好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「は、はぁッ!!!??
じゃここにずっといたのかッ!!!??」
「というか拠点の一つですよ。
ここからロビンを探しにいってましたし、滞在期間的には
「にしてもどうしてここなんだ?
ここの人達には悪いが、環境的にな…」
「言いたいことは分かりますよサンジ。
でもここじゃいけないこともありましたから」
村の人達と一味を連れて近くの村に向かう。
その道中で"どうしてこんなにもハジメが歓迎されているのか?"について話していたところだった。
その
「それにですね冬島はいいですよ。
ここに長く滞在すると肌が強くなりますし、尚且つ肌艶も良く……」
「つまりはナミさんやノジコさんや
「……………ですね」
「よし!1日でも多く滞在するぞッ!!!!!」
本編とほとんど変わらなくないか?
少しはマトモになったと思ったが……
「どうして私は言ってくれないのサンジ?」
「あぁ?
「……………ふふふ。そう、十分なのね」
「なんだ。いきなり笑いだして……」
訂正。
この男、まさかの隠れブラコンになってるのか。
レイジュはなんとなくその気はあったけど……
「こんなエロコックはどうでもいいとしてだ」
「ああんっ!!?なんだクソマリモがッ!!!!!」
「拠点にしたぐらいでここまで歓迎されるもんか?」
「無視するんじゃねえッ!!!!!」
もう喧嘩すると話が進まないのでアイコンタクトでカヤにまた麻酔薬をサンジに射ってもらうことに。
どこかでサンジを
いまのところはいいけど変な方向に言ってもらうと困るしな…
とにかく寝てしまったサンジはゾロに足を掴んで引きずって運ぶことにした。
「なんで俺が……」
「喧嘩を売るような言い方したゾロが悪い。
なんならゾロも眠らせてあげようか?」
「チィッ。
……で、さっきの質問だが……」
「それについてはDr.くれはも一緒にいたときに話すよ。
じゃないと説明するのも大変だからね。一人は」
しぶしぶ納得したゾロはそのあと文句も言わずにサンジを引きずるだけに集中してくれた。
すると今度はビビが近づいてきて
「いまから村に向かうんですよね??でもそのDr.くれははお城にって……」
「あぁ。そのお城ねあの山頂にあるんだ」
そういってハジメが指差したのはこのさくら王国の由来にとなった高く高くそびえ立つ山。その周りを"ピンクの浮遊物が舞い綺麗な桜木のように見える"ことからさくら王国となった。
で、その山頂にはこの王国の城があり、そこにDr.くれはがいる。
「ちょっ、ちょっと待ってッ!!!??あれを登るのッ!!!」
「大丈夫だよ。ロープウェイがあるからね」
「そ、そうですよね」
「ちなみにルフィ・ゾロ・サンジ・ウソップ・ギンは自力で登ってきてね」
「「「ふ、ふざけるなッッ!!!!!」」」
いきなりキレだす三人。
ギンは唖然としてるし、未だにサンジは寝ている。
「あんな壁みたいな山を登れっていうのかよッ!!!」
「そうだね」
山を指差して文句を言うウソップ。
「ロープウェイ使えばいいだろうがッ!!!」
「いや、鍛えるには丁度いいからね」
まったく正論をいうゾロ。
「ち、ちなみに能力は使っていいのか?」
「ギア・セカンドまでね。あっ。"ロケット"使ったら海に沈めるから」
恐る恐る質問してくるルフィ。
「分かりましたゴット!!!」
「もの分かりが良くて助かるよ」
流石ギンである。
文句ばかりいう三人には分かりやすく説明をしてあげよう。
「大体、ここにはノジコとベルメールさんの治療と有望な医者を仲間にするため。つまり戦闘要員はいらない。なら少しでも強くなってもらった方がいいからね。あっ。2時間内に登りきれなかったらまた最初からだから、はいスタート。」
「お、鬼かッ!!!!!」
「いいからいくぞウソップッ!!!時間が勿体ねえ!!!!」
「サンジさんッ!!!!!起きてくださいッ!!!」
「な、なんだよ…ギン……って、いってえっ!!!」
「早く起きろサンジッ!!!もたもたするな……ゴヘッ!!」
「「「「よそ見すんなッ!!!!!」」」」
突然のスタートに慌てる一同。
ギンが無理やりサンジを起こし、引きずられていたサンジはゾロに文句を言おうとしたところを止めようとしてルフィが近づこうとしたらコントロールを失敗して勢い良く木に激突した。
結局サンジからルフィに引きずられる人が変わり、五人は急いで山の麓まで走っていった。
「あ、あの私は……」
「ちょっとくいなッ」
ゆっくり手をあげるくいなにナミが止めにかける。
今から言うことが分かったのだろう。
"あの山を登りたい"と。
しかし女の子が行くにはあまりにも辛い環境なのだが
「行きたいなら止めないけど、大変だよ?」
「…このままだと、ゾロに抜かれそうなので…」
と言ってお辞儀をしたくいなもゾロ達を追いかけていった。
本当によく頑張る子だなー。
それを見ていたドルトンが心配そうに声をかけてきた。
「だ、大丈夫なのかい。とてもあの山は登れるようなものでは………それにさっきの女の子にはとても……」
「大丈夫ですよ。いざとなったらゾロもいますから」
「し、しかし…山だけじゃなく麓には……」
「"ラパーン"ですよね。それこそ大丈夫ですよ。
いい準備運動になるはずですから」
ここまでいうと「そ、そうか…」と引き下がったドルトン。
まぁ、ラパーン自体は大丈夫だけど問題は……
「さて、何人が登りきるかな……」
…………………………
「ロープウェイはいまお城にあるから降りてくるまでウチで待っているといい」
そういって通されたのはドルトンの家。
ハジメは外で村の人達と話しており、中にはナミ達親子とカヤとレイジュとビビ。
特にノジコとベルメールは少しでも安静にと暖炉の側に誘導してくれた。ハジメからある程度のことは聞いているがそれでも
「どれぐらいで降りてくるんでしょうか?」
「向こうに連絡はいれたからね。30分はかからないはずだ」
「………あの、ドルトンさん?」
「なんだい?」
すると、ビビがソファから立ち上がりドルトンの前に立った。
そして意を決したような表情で
「
「ッ!!!??
……では、やはり君とは昔会ったことが……」
「はい。小さい頃ですけど……」
「そうか。ではあのときの……」
二人だけ分かる会話に疑問を持つナミ。
しかしそれに気づいたビビはすぐにドルトンとの思い出を話した。
昔出会ったことがあり、その時
そしてそれは国際問題になりかねない出来事。
一国の王女が理不尽に痛め付けられたのだ。
戦争にもなりかねない出来事に、当時のビビは
「……スゴいのねビビ。もうその年で"王女"だったのね……」
「そ、そんな大したことはしてません……」
「いや。あそこで君が断罪せずにこちらが悪かったと言ってくれたお陰でこうしてこの国はあるんだ。本当に、あの時はすまないことをした。そして――――ありがとう」
そんな小さな頃のことに対してお礼を言われて戸惑うビビ。
するとそれを聞いていたレイジュが
「思い出したわ。貴方、あの
「君は……もしかして"ヴィンスモーク"の者なのかい?」
「ええ」
更なる突然のことでナミはおろかビビさえも戸惑っている。
しかしビビはすぐに気づいたのだった。その"名"について。
「"ヴィンスモーク"ってあのッ!!!??」
「どうしたのビビ?」
それに気づいたビビはすぐさまレイジュから距離を取り、ナミ達を守ろうとレイジュの前に立ちはだかろうと手を横に伸ばした。
困惑するナミ達。ドルトンはそのヴィンスモークについて思い出したようで驚いていた。そしてビビがヴィンスモークについて語りだした。
「ヴィンスモーク。それは
国土を持たない海遊国家「ジェルマ王国」の王族で、戦争屋と呼ばれる科学戦闘部隊ジェルマ66のトップだってはず」
「よく知ってるわね王女様」
微笑むレイジュにビビの緊張は高まる。
まさかずっと乗っていたのがあの……
するとビビは武器を手に取り構えだしたのだ。
「ちょっとビビッ!!!!!」
「何を考えているのッ!!!この"戦争"は貴女達が仕掛けたの!!答えなさいッ!!!!!」
ナミの呼び掛けに答えずにずっとレイジュを睨み付けるビビ。
レイジュは特に表情を変えずにビビの問いに答える。
「いいえ。そんなことはしてないわ」
「だったらなんでこの一味にいるのよッ!!!??」
「簡単よ。弟が麦わらの一味に入ったからよ。
ついでに我が家に送ってもおうと思ってね」
「嘘よッ!!!
あのジェルマが何もしないでなんてッ!!!!!」
「何を聞かされたか知らないけど、
その言葉に嘘はない。
レイジュとは長く一緒いて、そしてこういった嘘をつかない人だと知っている。もちろんナミ達と比べれば短いがレイジュのことは知っているビビ。それでも、それでも…疑心暗鬼にならずにはいられないのだ。
「ならどうして私が王女だったといった時に教えなかったのよッ!!!!!」
「いま以上に警戒している中でも言うわけないでしょう?」
「でもッ!!!」
「いつまで駄々をこねるのか知らないけど、私が言っていることは本当よ。それでも気に入らないなら…攻撃しなさい」
「ちょっとレイジュッ!!!!!」
「いいのよ。
私は別に貴女のような王女じゃないし、王国がどうこうにもならないわ。でも
武器を握りしめたままビビはレイジュを睨んだ。
ついさっき話したばかりだ。王女の行動一つで国が栄えるのも滅ぶのも選択出来ることを。
目の前には戦争屋と呼ばれたヴィンスモーク。
しかし目の前のレイジュは信用出来る、一人の人。
少しの間に睨んでいた視線は徐々に落ちていき、握っていた武器は自然と地面に落ちた。
それを見たナミ達はホッと一息。レイジュは相変わらず表情は変えなかった。
「最後に、もう一回だけ。
……本当に関わりないのよね?」
「ええ。ならサンジを差し上げてもいいわよ」
「いいえ。いりません!」
あまりにもハッキリと、ニコニコ笑顔で言うものだから、流石のレイジュもそんなビビに対して一歩引いてしまった。