好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
ナミ「な、何の音?」
ドルトン「ッッ!!!??まさかッ!!!」
突然地響きのような音が聞こえたと思ったらドルトンが慌てて外に出ていった。
ナミ達も続けて外に出てみると山の方から何が迫ってくるのが見える。
ドルトン「………げろ……」
ビビ「ドルトンさん?」
「逃げるんだッ!!!
…………………………
「ふざけるなッ!!あのウサギ共が!!!」
「文句言わずに走ってッ!!!」
「ぎゃあああああぁぁぁッ!!!!!」
「久しぶりに会ったばかりなのに、こんなのあんまりだッ!!!!!」
「もっと速く走れサンジッ!!!」
「ウルセェッ!!!!!背負われてる分際がッ!!!!!」
必死になってルフィ達は山を下っていた。
いや、正確にはルフィはサンジに背負われていた。
ギア・セカンドならすぐに逃げれるだろうがまだ制御出来ていない上に焦っている中で雪で足がおぼつかない。すぐに転倒するルフィを見かねてサンジが背負っているのだ。
しかし雪崩れに人間が勝てるわけがなくどんどん詰められている。
「どうするんだよッ!!!」
「た、高い所に避難をだなッ!!!」
「こんな所に高い場所なんて!!!」
「ゴラッ!!!ウソップッ!!!一人で逃げようとするなッ!!!」
一人だけハンマーに乗り逃げようとするウソップをサンジが糾弾しギンがそれを止めた。涙目になりながら
「死にたくねんだよッ!!!」
「俺達も同じだってえぇのッ!!」
「サンジッ!!!!!俺を
ルフィと突然の言葉に戸惑うサンジ。
「こんな時に何を…」
「
「なっ!!!??んなこと出来るわけッ!!!!!」
「やるッ!!!!!」
ルフィのその一言はそこにいたもの達の心に響いた。
根拠なんてない。言ってしまえばただの強気な言葉。狂言。
しかしそれを誰も否定は、しなかった。
「ったく、やってやろうじゃねえか」
「さ、サンジさんッ!!」
「ギン。お前は下がってろ」
「ゾロさん。あんたまでッ!!!」
「大丈夫ですよ。あれぐらい」
「あぁーもうーッ!!やってやるよッッ!!!!」
「お二人まで……」
動けないルフィを足の上にのせて前方へと投げ飛ばしたサンジ。
すぐさまルフィを追いかけるようにスピードを上げて、
現状、何も出来ないギンだが、それでも下唇を噛んでその情けない気持ちや、己の無力さや、悔しさを必死に抑えてこれから起きることをキチンと目に焼き付けようと瞳孔を開く。
「ウソップ。抜かるなよな」
「ウルセェッ!!こっちはビビりながらなんだよッ!!!!!」
サンジはその場で
ウソップははぁーと息を吐きバックから
「二人の
「…こんなところで使うなんてな……」
お互いの抜刀の邪魔にならないようにくいなが左側でゾロが右側に並び立ち、体勢を低く、目の前に迫る雪崩れに全神経を向ける。
「ニッシシシシシッ!!!
このメンツなら大丈夫だなッ!!!!」
そういってルフィはギア・セカンドのまま
ギンは思った。
……これ、ヤバイんじゃないか。と。
さっきよりも遠い場所に移動した所で雪崩れがルフィ達を飲み込もうとしたその瞬間。
「香り高く仕上げるには火酒に限る…
「特とご覧あれ!!神様が放つはこの
「「天に浮かび橋に立つ先は
一刀流、居合い………ッ!!!!!」」
「ゴムゴム…ゴムゴムの、JET……
「
「ミョルニルハンマーッッ!!!!!」
「
「レッド・キャノンッ!!!!!」
サンジの左足から放たれたのは料理する際に用いられる調理法"フランベ"のように綺麗な炎。
しかし料理の炎のような調理する炎なんてものではない。
その炎は"悪魔"でさえも焼き殺すと思わせる程の超高熱を持っている。そのためたった一発で脚にはとてつもない負担と熱が籠るためにしばらく安静が必要となる。幸いここには大量の雪がある。片足をその雪に突っ込んで冷やすことにした。
ウソップのバックから出てきた鎚は雷を纏い、振るわれた鎚からは神の怒りのような雷が落ちた。
とはいえ、ウソップの攻撃はあくまでマジック。種も仕掛けもある。………あるのだが、ここでウソップはこう思っている。
(……あれ??なんで"雷"が出てきたんだ……??)
そう、このミョルニルハンマーはあくまでもハンマーなのだ。
なのに何故かそのハンマーから雷が出てきた。
周りの仲間は「流石ウソップだなー」と言ってくれるために何で出てきたのか知らないなんて言えない。この出来事はウソップの心の中に閉まった。
ゾロとくいなは共に居合い切りを行った。
但しそれは全く異なる居合い。"静と動"。
激しくも力強い居合いの"動"はゾロ。静かで繊細な居合いの"静"はくいな。
異なった居合いだがそれは重なった瞬間に
しかし未だに使いこなせていないために二人とも刀を握った手は麻痺して痙攣を起こしていた。
そしてルフィは普段では出来ない"ガトリング"の技法をギア2により瞬間的に爆発的に上昇させ物凄いスピードとパワーが出る。
以前からハジメがルフィにギア2を使い続けさせ
これによりルフィの技はさらに"進化した"。
ギア・セカンドを越えたまさに"OVERセカンド"
さらに摩擦熱が今までよりも高熱を帯びてそれを全て一点に集約させ、これまでにない超高熱の"砲弾"を放った。
サンジの
そんな中みんなの一撃は迫り来る雪崩れを押し返すどころか一瞬にして消滅させ、そこから直角にそびえ立つ山の"壁"までまっすぐに焼け野はらのように何もかも消し去った。
その山の"壁"も抉れておりクレーターのようになっている。
そんな景色を目の当たりしたギンはもう開いた口が塞ぐことが出来ずにいた。するとやっと雪のなかから出てきたルフィは消し飛んだ地形を見ながらその両腕に息を吹きかけながら
「ふぅ~ふぅ~ふぅ~………よしッ!!!!もう熱くねえ!!
しっかし、キレイに吹き飛んだなー!!」
「……ねぇ、あれ……やりすぎ、だよね……??」
「いいんじゃねえのか?これで雪に足を取られずにすむ」
「あのクソウサギ共逃げやがって…やっぱ焼いとけば良かったぜ」
「だから怖ぇこと言うなよな……」
それぞれが感想を言っているが遠くから見ていたギンは
(…いや、……地形を変えるとか…バケモノかよッ!!!)
それなりに強くなった気でいたギンだったが全く足りなかった。
一人一人の技でも
自分が未だにその域に達していないとギンは悔しさで拳を強く握りしめ
(……絶対に、追い付いてやるッ!!!!)
また一人、"バケモノ"へと進化しようとしているものが増えたのであった。
…………………………
「な、何だったんだ…今のは……」
雪崩れ来ると思い避難を指示していた矢先だった。
雪崩れとは違う爆音が鳴り響いたと思いきや、さっきまでこの村に向かっていた雪崩れが消えていた。
村のみんなも、ドルトンも、ナミ達も、ビビも驚いている。
しかしそこで平然と、いや、キレかかっている人物が一人。
「……あの、バカ共……ッ!!」
「ヒィッ!!」
避難誘導していた村人の一人が驚き怖がってハジメから離れていく。その様子をみたベルメールを落ち着かせようと近寄るのだが
「もう少し、自分の力を把握できないのかな……ッ!!」
「ハジメ……落ち着いてね……」
「ベルメールさん……大丈夫です。落ち着いてますよ……」
「ほ、本当に…??」
「はい。いまはすぐにリフトに乗って山頂に向かいたいです。
そこで
「落ち着いて!お願いだから落ち着いて!!ねぇ!!?」
ここで止めないと本当にルフィ達が死んでしまうんじゃないかと思い必死に落ち着かせようとするベルメール。
そこにナミもノジコも加勢に入るが、全く目が戻らない。
完全に殺るつもりの目である。
そんなハジメの元に"ソリ"を引っ張ってきたものが
「おーい。ハジメー!!!迎えにき…たぞ……ッ!!?!?」
「
「怖えぇよッ!!!!!なにがあったら人殺しみたいな目になるんだよッ!!!!!」
「それはもちろん……あのボケどもを殺すためだッ!!!!!」
「ぎゃああああああぁぁぁぁぁッ!!!!!」
「ハジメッ!!!ちょっと!!本当に落ち着いてッ!!!!!」
「というか、なに、"この可愛い生き物"!!もらっていいの??」
「ナミッ!!いまは自重しないさいッッ!!!!」
(……本当に、この人達に国を任せて、大丈夫かしら……)
ハジメが落ち着くまでしばらくかかったという。
そして"この謎の可愛い生き物"の正体はいかに?