好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
チョッパーがどう動くのか?
本編ではルフィとチョッパーには明確な差があった。
ルフィの"ゴムゴム"の能力とチョッパーの"ヒトヒト"の能力。
"パラメシア"と"ゾオン"。それだけでも明確に違う。
そして決定的な"差"はこの"ヒトヒト"の能力だった。
これは"人になれる"という力が備わるもの。
チョッパーのように元四足歩行だったのに二足歩行になり、完全に人間になれずに半獣半人となる。動物の言葉が分かり三段階の
こう言ってしまえば聞こえは悪いが、特化した能力は強い。
現にチョッパーは
「"
「す、すげえええぇぇぇッ!!!!!面白トナカイだああああああぁぁぁッ!!!!!」
突然巨大化。いや元の姿から人型に変わった言うべきなのだろう。そんな姿に、チョッパーに感動するルフィ。
元々すでに"喋るトナカイ"を見て感動していたが、ナミにギューーーーウと抱き締められ悲鳴を上げていたチョッパーを見て押えていたのだがこの姿を見て感情が爆発した。
あのルフィが我慢したのである。ハジメとしては誉めていいと思った出来事だった。
で、感動しているルフィに一気に近づくチョッパー。
そのまま腕を振りかぶりって攻撃をするのだが、ニヤッと笑ったルフィは大振りな攻撃を簡単に交わした。
諦めずに何度もルフィに攻撃をするが今のルフィにただの攻撃が当たるわけもなく全て交わされていた。
だったらと次にチョッパーは
「"
今度は脚が強化された姿はまさにチョッパーが"トナカイ"になった姿。脚力に特化した姿はさっきよりスピードが上がり一気にルフィと距離を詰める。
そのまま攻撃を当てようとするのだがそれでも紙一重に攻撃を交わされてしまう。いや、ルフィはまだ余裕がある。
「……やっぱり、
するとチョッパーは
「ハジメが言っていた通りの海賊なんだなお前は」
「なに言ったか知らねえけど、俺は海賊王になる男だッ!!!」
「それなら、それに似合う力を見せないといけないよなッ!!!」
そういってチョッパーはその丸薬を歯で挟み込み一気に噛み砕いた。
「ランブルッ!!!!!」
「なんだそれ?」
何が起きるのかとワクワクしていたルフィにチョッパーはウォークポイントのままでまたルフィに突撃をかける。しかし嘲笑うかのようにピョンとチョッパーの上を飛び越えた。
しかしチョッパーの口角は上がった。そう、狙いどおり。
すぐに停止をかけた後にチョッパーの身体はまた姿を変えた。
「"
「た、高けぇぇぇぇッ!!」
ルフィが飛び上がった高さよりも上へ飛び上がったチョッパーの姿は上半身が人型、下半身が獣型と変わった姿となっていた。ジャンプ力に特化した姿に続けて、今度は両腕の筋肉が大きく膨れ上がり
「"
腕力に特化した姿に変わったチョッパーは空中で動けないルフィに一撃を食らわせようとその腕を振り下ろす。
しかしルフィはとっさに腕を伸ばして城の一部を掴み、引き戻す力を利用してチョッパーの一撃を回避した。
空振りを食らったチョッパーは勢い良く地面に落ちていくが、今度はチョッパーの全身が毛に覆われていき
「"
落下による衝撃をその体毛で吸収してダメージを無くした。
一方ルフィも城に激突する前に手を離してうまく地面に着地をした。
互いににらみ合う中ルフィからチョッパーに
「面白れぇなお前。でも、それじゃ勝てねぇぞ」
「みたいだな」
「あと2分」
「もう打つ手はないのか"化け物"」
「へへへ。なら"とっておき"を見せてやるよ"化け物"」
するとチョッパーの姿はまた"脚力強化"に変わった。
いや、その形から更にチョッパーの角は複雑に枝分かれしながら大きくなっていき、腕は人間のように大きく肥大した。
「"
しかしこのままではルフィに一撃を食らわせることは出来ない。
だからチョッパーは、
…………………………
………………………
……………………
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
「えっ??"ランブルボール"を改良??」
"ランブルボール"は言わば
「本来不可能な変形を無理矢理可能にする劇薬」である。
これを服用することで動物系特有の形態変化による汎用性の高さが強化され、汎用性が高いどころか特化の使い分けによってあらゆる状況で平均以上の力を発揮出来るようになる。しかし劇薬ゆえに服用すれば通常有り得ない形態への変形を可能とするが、一度に使用できるのは6時間に1つしか使えない。
チョッパーはワポルのような人が来ても追い返すための力をつけようと己の能力に目をつけた。
三段階に変わるその姿を更に変えることが出来ればきっとあの惨劇を生まずにすむと。
それからチョッパーはランブルボールを研究して完成させたのだが
「あぁ。6時間に一つってのはあまり使えねぇな」
「そ、そんなッ!!ハジメも誉めてくれたぞドクターッ!!!」
あの出来事からDr.ヒルルクはベッドから動けない身体になってしまった。それでも無理をすれば部屋のなかを動けるまでは出きるがこれ以上はDr.くれはが殺しにかかるので止めている。
チョッパーはこうしてたまにDr.ヒルルクの元を訪れるが基本的にはDr.くれはの元で医者になるために住み込みで勉強をしていた。ハジメはそんなDr.ヒルルクのお世話はがやったり、チョッパーの助手として手伝ったりしていた。
こうしてランブルボールが出来上がりハジメに見せたあと、絶対に喜ぶと思いDr.ヒルルクに見せに来たのだがまさかの返答に困惑するチョッパー。
後ろで見守っていたハジメもこれには驚いた。
本来ならこのランブルボールはDr.ヒルルクは知らない。
だからDr.ヒルルクが生きている間にそのチョッパーの研究の成果を見せたくて手伝ったのだがこんな回答は予想していなかった。
チョッパーは弱々しい声を出しながら
「で、でも、ドクター……
これ以上やると能力の波長が乱れて……」
「何言ってやがる。誰が威力を上げようといった??」
「ち、違うのか??」
「ったく、あのババァの元で何習ってるんだお前は……」
ため息をつきながら頭をかくDr.ヒルルク。
そして優しく微笑みながらチョッパーの頭を撫でながら
「お前は"医者"なんだ。
"劇薬"なんて薬は"薬じゃねえッッ"!!!!!
作るならノーリスクで作ってみろ!!!!」
「む、無茶だよドクターッ!!!
波長を変えるだけで身体に負担がッ!!!」
「なら"身体に慣れるしかねぇなッッ"!!!!!」
ニヤッと笑いながら当たり前なことを言うなと言わんばかりにチョッパーへ語りかける。
「いいかチョッパー。
薬ってのはいきなり強いやつを使えば身体が悲鳴をあげるのは当たり前なんだ。異物が入るんだからな。拒否するのが当然だ。
それをクリアするためには
その言葉に驚くチョッパー。
まさに盲点。強くなるためにとそれだけを見ていたチョッパーは作っていた"薬"というものを完全に見落としていたのだ。
「や、やっぱりドクターはすげぇ……」
「ですね。流石Dr.ヒルルクです」
「誉めろ誉めろ!
しかしこんな面白い研究が見れて最高の気分だッ!!!」
そういってDr.ヒルルクは無理やりその身体を起こしてベッドから立ち上がり
「やるぞチョッパーッ!!!!!
最高のランブルボールを作り上げるぞッ!!!!!」
「おおぉッ!!!!!」
…
……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………
………………………
…………………………
「"
枝分かれしていた角の先端が全てが鋭い槍状な変形。
これがDr.ヒルルクとチョッパーが作った"ランブルボール"
使用後の禁止時間もなく、"変形"以外の"強化"はランブルボール無しでも使用可能。
ただし"変形"を使うためにはランブルボールを使ってから"三分"待つ必要がある。
効力を弱めたランブルボールを
「か、かっけええええええええぇぇぇぇぇッッ!!!!!!」
目玉が飛び出るんじゃないかと思うぐらいにチョッパーの"変形"な心奪われるルフィ。しかしこれだけでは終わらない。
「ランブルボールを使えば"十分間"、他の"強化"と"強化"を組み合わせる事が出来るんだ。こんな風になッ!!!!!!」
するとチョッパーの後ろ足が肥大化。
そういま"角強化"と"脚力強化"を掛け合わせたのだ。
それによりさらに"強化"が向上し、複数に枝分かれしていた先端同士がくっつきだし、それぞれ計五つの"星形"に集まった槍が誕生した。
「"
「す、す、すげええええええええぇぇぇぇぇッッ!!!!!」
完全に我を見失い感動しているルフィにチョッパーは駆け出す。
さっきまでの脚力強化とは違いそのスピードは何倍も上がった。
一瞬にしてルフィの目の前まで距離を詰めたチョッパー。
そこでやっと正気に戻ったルフィだが時すでに遅い。
「"
その声と共に突撃してルフィの後方へ駆け抜けたチョッパー。
ルフィはその場を動かずチョッパーも"状態"を解いた。
「…………まいったな…負けたッ!!!」
ルフィの腹部が裂けそこから血が流れる。
とっさとはいえルフィはチョッパーの攻撃を避けようと行動したのだが、チョッパーの角はルフィの腹部をかすり"一撃"を与えたのだ。
「勝者!トニー・トニー・チョッパーッッ!!!!!」
歓声が上がり誰もがチョッパーの元に駆け寄る。
特にナミが突撃してチョッパーをこれでもかと抱きしめた。
そんな姿を見ながらルフィの元へ向かうDr.くれは。
「手を抜いたのかい小僧?」
「んなことしねぇよ。強ぇなチョッパーは!!」
「当たり前だよ。こそこそと私に黙ってあのジジィと研究してたんだ。負けてたらあの丸薬は取り上げていたさ」
「うん?チョッパーに負けてほしかったじゃねえのか?」
「そんなことは気にしなくていいから……
その声に一気に大量の汗が流れ、動悸が激しくなり、震えながらゆっくりと後ろを振り向くと……"鬼"がいた。
「手は抜いていない。確かに抜いてない。
だけど……
「そ、そ、それは………」
すると鬼のようなオーラが消えニコッと笑ったハジメが一言。
「登り直してこい」
「ぎゃああああああぁぁぁぁぁッ!!!!!」
武装色を纏わせた脚でルフィを思いっきり蹴り上げて頂上であるこの山から競り落とした。
あまりにも理不尽な光景に誰もが言葉を無くし、万が一にとルフィの為に持っていた肉を同じように頂上から落とした。
「な、な、な……何してんだよハジメッッ!!!!??」
必死にナミの拘束から抜け出して思いっきりハジメの頭を叩くチョッパー。全くダメージはないが叩かれた部分を手で触りながら
「えっ。罰ゲームですけど何か??」
「鬼かぁッ!!?アイツ怪我していたんだぞッ!!!!!!」
「肉も落としたから怪我も治った状態で戻ってくるよ」
「そういうことじゃねえよッ!!!!!!
少しは優しさはねえのかよッ!!!」
「優しさ?なにそれ?」
真顔でそんな風にいうものだからチョッパーはこれ以上ハジメを問い詰めることは出来なかった。