好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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アラバスタへ

「ニ"ャーーーッ!!!」

「なんか出たッ!!?」

 

アラバスタに向けて五日目。

突然現れた"海ネコ"に驚くルフィ達。

しかしここで海ネコに会うとなると……

 

「いいか…絶対に逃がすなよ……」

「当たり前だ……」

「もう食糧もすくねぇんだから……」

「まったく、一体誰のせいだ?ちゃんとしろよな」

 

「「「「お前のせいだこのボケッ!!!!!」」」」

 

「ご、ごべんなざい……」

 

じわりじわりと海ネコに近づくサンジ・ギン・ゾロ・ウソップ、そしてルフィなのだが、ここにきてまさかの食糧不足一歩手前ときた。理由はルフィが必要以上に食べてしまうこと。全員に割り振った料理を手当たり次第につまみ食いをしてしまい、その度に追加の料理を作ったり、ルフィに躾をしたり……

 

結局ルフィの本能による食欲は抑えられずこうなってしまった。

ここにロビンがいればルフィも抑えられただろうけど、どうしてもハジメはルフィに対して甘くなってしまう。それがここにきて……

 

まあ、それはさておき!

 

「やめなさい」

「やめて!!」

 

ハジメがゾロとルフィとウソップを、ビビがサンジとギンに拳骨を食らわせた。おもいっきりやったために痛みで海ネコの捕獲が中断になりその隙に海ネコは海の中へと潜っていった。

 

「なにするんだよハジメ!ビビ!!」

「海ネコはアラバスタでは神聖な生き物なの」

「それを、海ネコを食べるなんてバチ当たりなことをしないの」

 

「いや、言ってることは分かるけどよ……」

「こっちももう食糧が……」

 

確かにあと一食分だけ。

 

「私が魚を取りましょうか?」

「お前がやると魚全部"毒まみれ"になるだろうがッ!!!」

 

レイジュは前向きに魚を取るというけど、流石に毒入りはね…

いくらチョッパーが新しく入ってもそれはさせられないね。

 

「私は大丈夫よ」

「おれ、食えるぞ」

「ちなみに僕も」

 

「どんな胃袋してんだお前らッ!!!!!??」

 

ウソップの完璧なツッコミありがとう。

ルフィはロビンの修行で、ハジメは一時停止すれば問題なし。

 

「ねぇ。チョッパー。

毒入りのお魚、どうにか出来ない?」←ノジコ

 

「いや、流石に魚は……」

 

「なら食べたあとに治療すれば……」←ベルメール

 

「いやいやッ!!!レイジュの毒は何十種類も混ぜたような毒なんだぞッ!!!まだ俺にも分からない毒だってあるんだ!そんなの絶対にするなよなッ!!!」

 

「……私、チョッパーに診てもらうなら…食べるわッ!!!」 ←もちろんナミ

 

「ふざけんなあああああぁぁぁッ!!!

医者を舐めてるのかッ!!!」

 

何を考えてるのかこの親子は……

すると突然真顔になるナミにどうしたのかとビクつくチョッパー。そして、

 

「えっ。舐めていいの!!?」

「い……医者あああああぁぁぁッ!!!

誰か医者を呼んでくれええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!!」

 

「チョッパー。君が医者だよー」

 

本編通りに変なことをいうチョッパー。

でも、こんな感じだったけ?このセリフ使ったの?

 

「でももう少しでアラバスタにはつくよ」

「そうなのか?」

 

「ええ。海ネコが出たならアラバスタには近いんです」

「つまり、いよいよ決戦ってことか!」

 

「なんでウキウキしてんだよゾロォ~」

「きっと暴れたりなかったんだと思いますよ……」

 

「気楽でいいな脳ミソ筋肉バカは」

「あぁ!!?脳ミソ花畑エロコックよりましだ」

 

「やるかてめぇ!!決戦前に卸すぞコラッ!!」

「サンジやめなさい。こんなところで体力使わないの」

 

「チョッパー君。これはどう扱うの?」

「これか。これはこうして…こうすんだ」

 

「はぁ~。癒されるわ~!!一家に一匹チョッパーね!!」

「……ベルメールさん」

「……ムリよ。この子はもう……」

 

「確かに可愛いわね~それに喋るタヌキなんて見たことないわ!」

「誰がタヌキだッ!!!」

 

「いや、スワン!スワン!!ついでになんか食べ物はないかしら?」

「おいおい。図々しいぞ。いきなり現れて……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………って、誰だお前ええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!!」

 

違和感なく会話に参加していた人物。

いや、その前に気づこうか?なんで誰も気づいてないの?

 

「いや~突然船が爆発しちゃったのよ~!!

でも周りには軍艦とか海賊船は何もなかったのよ!もう~本当にジョーダンじゃないわよッ!!!」

 

なにかプリプリ怒っている人物。

すると疑似クードバーストをしていたボムが耳打ちで

 

(す、すまねぇ……イライラして、その…特大のやつを投げたんだ……まったくいない方向だからいいと…思って……)

 

なるほど。速くここにくればこの人物と会わずにすんだのにボムの余計なお陰で……お仕置きが必要かな?

するとその人物、こっちの方向を見て驚きながら

 

「えっ、なんでMr.ファ…」

「はい。確保」

 

「ちょっ、ちょっとッ!!!!!ジョーダンじゃないわよッ!!!!!」

 

…………………………

 

「つまり、このオカマが戦争を吹っ掛ける要だったわけか…」

「ですね。まぁ、こうして捕まえることも出来たのでお咎めなしですかね」

 

「た、助かった……」

 

流石のMr.2も複数から確保されれば抵抗も出来ずに捕まった。

腕を後ろで海楼石の錠で拘束していて死なれたらダメなので残っていたパンを口に突っ込んでやった。

 

「お、俺のパン……」

「諦めろルフィ」

 

「で、でもよ……」

「はぁ…アラバスタについたらまずご飯を食べますか…」

「よっしゃーッ!!!」

 

そんな餓死寸前みたいな顔で見られたらそうするしかないじゃないですか……

するとパンをモグモグと食べ終わったMr.2が

 

「…敵に情けなんて、海賊にしてはなかなかいいやつみたいね」

「まぁ、こうして捕まえましたし死なれても困りますし」

 

「でもあちきを捕まえた程度でこの戦争は止まらないわよ」

「それ、どういうことッ!!?」

 

「……うん?あああああぁぁぁッ!!!王女様ッ!!?

って、ことはこの船"麦わらの一味"だったのッ!!!」

 

「今更かよ」

「ってか、パン食っておいて良く言えるな……」

 

なんとも抜けているMr.2。

ウソップがツッコミたくなる気持ちは分かるよ。

 

「こ、これって非常にマズイんじゃない~!!」

「捕まった時点でアウトだろう」

 

「これほどきなさいよッ!!!」

「で、定番な言葉にってか……誰がほどく……」

 

「はい。どうぞ」

「え。ありがとう」

「「「なにほどいてるんだお前はッ!!!!!??」」」

 

ほどいたといっても海楼石の錠はそのままで、胴体ごと縛った縄をほどいただけなんだけどなー。

 

「ふふふ。油断したわね。アチキの真骨頂は能力じゃないのよ……」

 

その言葉に全員が警戒するなか冷静なハジメとレイジュは

 

「麻痺毒をお願いします」

「分かったわ」

 

「見なさいッオカマ拳法うおおおぉうぅぅぅぅぅ………………………し、痺れるぅぅ……」

 

起死回生を狙っていたようだけど残念。

海楼石もいらないぐらいに全身麻痺を起こしているMr.2。

 

「な、なにが、したいのよ…あんたは……」

「簡単ですよ。解放はしますから"スパイ"になってくれませんか?」

 

「は、はぁ?」

「はあああああぁぁぁぁッ!!?」

 

突然の言葉にMr.2よりも仲間のほうの驚きの声が大きかった。

色々訳の分からないことをやるとは思っていたが、今回は数段と訳が分からない。

すると一番このことに敏感なビビが

 

「な、何を言っているんですかッ!!?敵ですよッ!!!!!」

「ですね。だからスパイに適してるんじゃないですか。

上陸したらロビンも出てきます。そうなると向こうの"ロビン"とのパスが繋がる。そうなるとあとは時間との勝負です。こういう時、何が命運を分けると思いますか?」

 

「……相手の情報……ッ!!?」

 

「はい。ですからMr.2にはスパイとして送りましょう。

ついでにMr.5達も連れていっていいですよ。向こうとしても戦力は欲しいはず。いきなりミッション失敗で殺しはしないでしょうし」

 

確かにそれなら…と、考え込むビビ。

しかしそれに疑問をもったベルメールが手を上げ

 

「でもMr.2が裏切らないなんて保証は?

こっちに情報を渡すなんてリスクをおかすほどのメリットがないと……」

 

「あぁ。それは大丈夫」

 

するとハジメはMr.2に耳打ちをし、数秒でMr.2の表情が驚きに変わり目を見開く。

 

「ほ、本当なの……??」

「ええ。どうです、魅力的なものだと思いますけど……」

 

するとう~ん!!と悩み始めるMr.2。

ハジメの上げた提案というものがバロックワークスを裏切ってまで魅力あるものらしい。

 

そしてはぁ~とため息をついたMr.2は

 

「………いいわ。やってやろうじゃないの」

「決まりですね」

 

「そんな!簡単に信用してッ!!?」

 

ビビのいうことはもっとも。

しかしそんなビビにMr.2は

 

「ええ。その通りよね。

あちき、スパイをやるにしてもボスの命令には逆らわないわ。そんなことしたらあちきが殺されるからね。

でも戦争が起きる前に止めるんでしょう貴方達は?」

 

その言葉に全員が頷く。

それを見たビビはみんなの覚悟に改めて感謝し同じように頷いた。

 

「なら問題ないわね。

スパイとしてのでんでん虫による連絡は二回だけよ。

直接会ってもあちき達は敵同士。それでいいのよね?」

 

「はい。二回目の連絡の時にさっきの情報を教えますね」

 

「分かったわ。ほらMr.5、ミス・バレンタイン行くわよ!」

 

メリー号の後方にロープで繋いでいた小舟に乗り込むMr.2。

しかしあのサボテン島からここまで超特急できてためにもうボロボロになっている小舟だけど……まぁ、アラバスタまでなら持つかな?

 

「俺達…ここに残ったほうが生き残れるよな?」

「キャハハハ……諦めましょう……」

 

二人はすでに「イヤだッ!!!」などと反対もせずに受け入れていた。抵抗しても無駄だと分かったのだろう。

ハジメからも「いけ」、Mr.2からも「こい」という圧力。

逆らっても勝てるわけがないので諦めるしかない。

 

「それじゃね。麦わらの一味に、()()()()()()♪」

「今度その前その名前を言ったら……殺しますよ

 

「ッ!!!!??………そ、それじ、それじゃーねぇーッ!!バイビィーーーーッッ!!!!!」

 

ハジメの消えかかったようなマジガチトーンにビビったMr.2は急いでその場から離れようとMr.5と共にオールを全力でこいで逃げ出した。

 

…………………………

 

「はぁ…ハジメのやることは昔から分からなかったけどよ…」

「まさか、敵をスパイに引き込むなんてな……」

 

Mr.2の接触でいつ誰が敵になるか分からなくなった。

"マネマネの実"触れた人物を真似ることの出来る能力。

それを使ってクロコダイルはビビのお父さん、つまり国王に成りすまして戦争を起こそうとしている。

 

それは絶対に阻止しないといけないが、なによりMr.2を拘束する際にルフィ・ゾロ・サンジ・ウソップと主力メンバーがMr.2に触れてしまったのだ。実際にマネマネの実の実力を知るために真似してもらったのだがパッとみただけでは間違いなく騙される。

 

「そのための、包帯か…」

「でもよ、ゾロにしてはよく思い付いたな」

 

「……ッ!!?もしかしてすでに入れ替わってる?」

「はッ倒すぞテメェッ!!!!!」

「なんだ…ゾロかぁ……」

 

ふぅーと汗をふくウソップ。

このイベントはとても有名だけど、そうなるとビビは…

無意識にビビを見ていたハジメに本人が気付き

 

「どうかしましたか?」

「いや…ここで確実に終わらせよう」

「はいッ!!!!!」

 

全員が輪になり左腕に巻かれた包帯を見せあう。

そうしてここでルフィがあの言葉をかける。

 

「これから何があっても左腕のこれが仲間の印だ」

 

誰もが微笑みあい互いの"印"を確かめあう。

そして負けられない戦いが、始まるのだ。

 

「いくぞッ!!!飯屋えぇッ!!!!!

あとアラ()パスタ(麺類)

 

「アラバスタだ!ボケッ!!!」

「何度も間違えるなッ!!!!!」

 

………なんで、本編よりしまらないかな………

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