好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「飯屋あああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!」
……よっぽど、お腹が減っていたのか……
まぁルフィにしては我慢したほうか。
昔はお腹が減りすぎてカブトムシかと思うぐらい"樹液"を舐めたり、毒あるなし関係なく草を食べてたんもんなー
そのお陰で毒の耐性が、いや、これはロビンがつけさせたんだよなー
アラバスタに着いた瞬間に荷物も何も下ろすことなく全速力で、ギア2を使って飯屋まで走っていってしまった。
本編よりもスピードが速いなーと思いながらルフィのお昼ご飯は抜きにしようと考えながらルフィの分の荷物を下ろしていると
「ルフィさんが行っちゃいましたけど……」
「いいんだよビビちゃん。あのバカ船長は無視しよう」
「そのうちに戻ってくるだろうよ。
それでこれからどうするんだハジメ?」
「必要な物資の調達と情報収集。
それが終わり次第メリー号に集合。そこでロビンに出てきてもらって、あとは時間との勝負となるだろうね。
だから各自必要なものはここで買い揃えておいて。お金は僕から出すよ」
そういってハジメが指を鳴らすと突然その背後にマカナが姿を現した。
「1人10万ベリー配っておいて」
「じゅ、10万ベリーッ!!?」
「んな大金いいのかよッ!!?」
ナミとウソップが驚くけどこれは必要経費である。
「負けるわけにはいかないからね。
じゃ、一時間後にここに集合。チョッパーは少しここに残ってね」
マカナからお金は受け取った人から必要な物を買いに向かう。
そして残されたチョッパーほとても不安そうな表情でこっちを見ている。
「な、何をやらせるんだよ……」
「そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。
予定通り
「わ、分かった!任せとけッ!!!」
声は強張っているがそれでも「やるぞ!」という気持ちを表すチョッパーも必要な物を買いに向かった。
するとさっきまでお金を配っていたマカナが
「やはり私は誰も必要ないのでしょうか…
驚くような登場シーンだったのに……」
「ああぁ………えーと、マカナ……??」
「やっぱり私は、私は、私は……」
昔から自分に自信のないマカナ。
それでもロビンが必要だと言ってくれたからロビンのためにどんな事もやる優秀な人物。
でもロビンがいないところだとマイナスなことを"本気で"考えてしまう癖がある。
「マカナ。一時間、ロビンに会ってきたら??」
「い、いいんですか!?」
「他の"月兎"達に比べて優秀だからね。特別だよ。
あとこれから後輩になる"カラー"もいるから指導もよろしく」
「分かりました!指導失敗したら舌を切ればいいんですね!」
「言ってない。言ってないよ」
いつもの調子に戻ってくれたマカナ。
さて、他の月兎にも働いて貰わないと……
「"リリーサ"」
「お呼びですかハジメ様」
リリーサ。
高身長でスレンダー、ロングの髪の彼女は月兎のNo.2
実力はもちろん月兎のまとめ役をやっている。
そしてそんな彼女は眼鏡をかけていてスーツ姿でそれが正に"秘書"である。
「出来るだけアラバスタの情報を集めて。
だけど踏み込むすぎないようにね。すでに"エージェント"が動き出しているからね」
「はい。
接触した場合はいかように?」
「そうだね……
出来るだけルフィ達の"経験値"になってもらいたから
「了解しました。一時間後にご報告をいたします」
…………………………
ナノハナ。
そこがルフィ達が訪れた街の名前。
そしてその街のある店の一つで事件が起きていた。
「えっ?死んでるの?」
不吉な言葉が店内に響き渡る。
その現場を見ていた1人が語り出す。
「あぁ。店主と会話をしている途中で死んじまったらしい。
こいつは旅の男だ。旅路で知らずに"砂漠のイチゴ"を口にしたんじゃねぇかとみんな言っているよ」
「"砂漠のイチゴ"??」
「赤いイチゴの実のような姿をした毒グモさ。
間違って口にいれちまったら数日後に突然死ぬ。
そしてその死体には数時間、感染型の毒がめぐる」
それを聞いたもの達は一歩二歩と
「仏さんには悪いがこっちまで感染するわけにはいかないからな……」
「そういえばついさっき近くの店でも
「ええ、知ってるわ。
「まさか立て続けになんてな……」
人が立て続けに死んだ。
関わりのない人だとしてもそれが目の前に起きたのなら悲しみが込み上げてくるものである。
そんな男にせめて天国では幸せにと……
「ブハッ!!!!」
「ッ!!!??」
誰もが思っていたところで突然その男の体が起き上がり
「~~~~~。……まいった………寝てた」
「寝てたァッ!!!??」
"生き返った"ということよりも驚きの事実。
何せついさっきまで会話していたというのに突然倒れたのだ。
それがただの"寝てた"なんて…それも口に入れていたものを再び噛み始めていた。
目の前にいた店主も驚きはしたが相手はお客様だ。敬意を払って対応をする。
「だ、大丈夫なのかい?」
「うん?なにがだ?」
「い、いや…大丈夫ならいいんだ……」
「そうか。しかし何の騒ぎだ?」
「君の…と言っても分からないだろうね……」
「??」
何事もなかったように食べ進める男に店主も深くため息をつき気にしないようにした。死んでいなかったのだから良かったと。
「ところでおやっさん。聞きたいことがあるんだが」
するとその男はポケットから一枚の"指名手配書"を出した。
そこに写ったものは"麦わら帽子"を被った男。
「こんなやつ、町に来なかったかい??」
「いや、見てないと思うが…」
「よくもまぁ、こんな大衆の面前でぬけぬけと飯が食えたもんだな」
男の背後にから声が聞こえてきた。
それは明らかにいま店主に話しかけている男に向けている。
「"白ひげ海賊団"の"二番隊隊長"がこの国に何のようだ??
"ポートガス・D・エース"」
「「「「「し、白ひげ海賊団ッッ!!!??」」」」」
いきなり正体を言われ周り客は一気に距離を取る。
エースは頭をポリポリとかきながらもニヤけた顔で振り返り
「それはこっちのセリフだ。お前こそこの国に何のようだ?
一つ教えてくれないか
"革命軍参謀総長"の"サボ"」
「「「「「か、革命軍参謀総長ッッ!!!!!??」」」」」
ついさっき"ハット帽子"の話をしていたのがこのサボという男。
こちらもニヤりと笑いエースに向かって歩き出す。
エースも椅子から降りてサボに向かって歩き出す。
客や店主はびくびくと怯えながら見ることしか出来なかった。
ビックな二人が出会い、いま正に激突するのだ。
止めることなんて出来ない。出来ることはただ被害が最小限にすむことを祈るだけ………
そして互いに拳が届くところまで来たところで二人が同時にアクションを起こす。もうダメだ!と誰もが目を閉じて現実を見ないようにしたところで
「「久しぶりだあああああぁぁぁッッ!!!!!」」
「「「「「ええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!!??」」」」」
まさかの抱き合う姿に戸惑いを隠せない。
いくら海賊と革命軍だとしても衝突は避けられないものだと思っていたのだ。
それがお互いがお互いを抱きしめあうなんて誰が想像できただろうか……
「なにしてるんだよサボッ!!!
お前とうとう白ひげに入る気になったのか?」
「白ひげのおっさんには悪いが手伝いをしたいのは"あっち"なんだ。お前こそこっちにくる気にはなったか?」
「わりぃが俺のオヤジは白ひげだ。
ルフィには悪いとは思うが、これが俺の道だ」
「いいんじゃねぇのか?俺だってルフィのために入ったわけじゃねえからな」
「だな!そういえばルフィを知らねえか?」
「エースもルフィを探してたのか?」
その会話の内容はよく分からないが、ハッキリとわかることは互いが互いに自分の組織にいれようとしていること。
いまとんでもない会話を聞いているのでは?と誰がびくびくしていると
「ルフィもそうだが、確実に挨拶をしないといけない人がいるからな……」
「だな……この前仲間が会ったんだが…メンタルズタズタにされていたぞ…」
「おいおいマジか……生きて帰れるか、俺ら……」
「どうだろうな……未だに勝てる気がしねぇ……」
同時にため息をつく二人。
それを聞いて誰もが思った。
(((((この二人よりも圧倒的に強いやつって……)))))
そんなことを考えていると突然に店の扉が勢いよく開き
「おっちゃーんッ!!!飯くれええええぇぇッ!!!!!」
「あ、あんた……」
麦わら帽子を被り、元気よく注文をする男。
そしてその男は店の中央にいる二人を見て目を見開て
「エ、エースッ!!!!??サボッ!!!!??」
「「ルフィッッ!!!!」」
まさか、探していた人が現れるなんて思わなかった人達はもう困惑を極めていた。
三人はお互いを抱き合いながら会話を進めていく
「久しぶりじゃんかよッ!!!!!なんでこんな所にいるんだッ!!!!??」
「お前を一目見ようとな」
「まぁ、それだけじゃないんだが……」
「やっぱりハジメと"師匠"に会いに来たのかッ!!?」
特にルフィは強調したわけではないのだが、エースとサボにはハッキリと"師匠"というワードが耳から入り脳天に突き刺さった。
その瞬間にテンションがバク下がりして凹んだような顔つきになり
「やっぱり……乗っていたのか……ッ!!」
「できれば……間違って欲しかった……ッ!!!」
「よく分からねぇけど、それ師匠が聞いたら殺されるぞ」
きっと、この瞬間は、ルフィが間違いない。とロビンを知るもの達はいうだろう。