好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「これ……やりすぎたんじゃ……」
目の前で燃え上がる炎。
想像以上に高く燃え上がる炎に、出したナミ自身が引いていた。
そして同時に持っている
いつまでも弱いまま。というのを変えたくてウソップにお願いしてみた。もしかしたらウソップのマジックの力で強くなれると考えたのだ。
これにはハジメも「いいじゃないかな」と背中を押してくれた事もあり、ウソップに出来るだけ"強いもの"をと注文した。
そして出来たのがこの天候棒。
本編より大きく変わってしまったこの天候棒はナミが引くレベルまで強くなってしまっていた。
しかし
「なかなか、良かったけどな」
「ッッ!!!!!??」
「相手が悪かったな。"爆撃"じゃない分、炎はそれなりダメージはあるんだがな……」
そういってそびえ立つ炎の中からMr.5が歩いて出てきた。
Mr.5が言ったとおりに身体のあちこちにヤケド跡があるが歩き方を見る限りダメージがないように見えた。
「それでもテメェをぶちのめす力はあるんだよッッ!!!!!!」
「ッッ!!!!??シロッ!!!クロッ!!!!」
Mr.5は一気にナミに近づきラリアットを喰らわせようとした。
爆弾人間であるMr.5は息さえも起爆するという能力。
そのラリアットが当たれば打撃と爆撃を同時に喰らうことになる。
当てる寸前にクロが二人の間に割り込んだがMr.5は気にせずに
「
その威力は凄まじく、すぐにシロがナミの背後に周り受け取めたのたが勢いは殺せずに2匹と1人は建物を破壊しながら吹き飛ばされた。
「ナミッッ!!!!!」
優勢だったとはいえ油断していたベルメール。
一瞬の出来事とはいえ飛ばされるまで動けなかった自分を恥じながらもすぐにナミの元へと走り出す。
しかしすぐさまそれは阻止される。
リボルバーの銃口はベルメールに向けられ引き金を引かれた。
それを横目で見ていたベルメールはとっさにその場を離れると見えない弾丸が地面に当たり爆発する。
爆風や衝撃に飲み込まれないように転がりながらすぐに体勢を整えて走り出した。立ち止まるといつ届くか分からない弾丸に当たる可能性が出てくる。
しかしずっと逃げていてもいつか仕留められる。
なら接近戦なのだが相手は全身起爆する能力者。
こちらから触れても爆発するのなら打撃は無謀である。
それならばやることは一つ。
「ぶっつけ本番ってことねッ!!!!!!!」
…………………………
「弾丸の装填を速くすること出来ない??」
ナミとノジコの武器を作り上げていたウソップの元にベルメールが話しかけてきた。嫌な顔したわけではないが不思議な表情をするウソップは
「いや、その銃ってスピードローダー付いてるよな?!?」
スピードローダーとは、リボルバーのチャンバーに一気に弾丸を詰め込むことが出来る品物。これがあれば装填時間が一気に速くなりリロード時間が短縮できる。
これにより戦闘勝率が上がるためリロード時間の短縮は銃の改善点の中でも重要なものである。
「それでも空
「そりゃそうだろうよ。スピードローダーがなきゃもっと掛かるところを3秒まで縮めたんだぞ」
「ええ。分かってるの。それでも私にはその3秒さえも勿体ないの」
「って、言ってもな……」
こればかりは仕方ない。
その3秒を埋めるために物陰に隠れたりするのが普通なのだ。
人によっては相手に接近戦を持ち込み打撃などを与えながら装填するのだ。
あとは狙撃。つまり相手の攻撃が届かない範囲からの銃撃となる。
「リボルバーの弾丸の飛距離は1.5〜2.0㌔だけど、そこまでいくと目標に当てるのも難しいんだよな……まぁ、俺様なら出来るがなッ!!!!」
「ホラはいいからどうなのよウソップ」
「うっさいぞナミッ!!!本当だってのッ!!!!
俺はな、遠く離れたアリンコの眉間でも………」
「手、動かしてよねウソップ」
「やってるだろうがノジコッ!!!!
一体何なんだよ、お前ら親子はッッ!!!!??」
「…………もう…褒めないでよー!」
「耳が可笑しいんかッ!!!!!」
…………………………
「ふぅ……」
立ち止まり呼吸を整えるベルメール。
それを見たMr.5はその好機を逃すわけもなく
「諦めたかッ!!!」
リボルバーのチャンバーに息を吹き込みベルメールに向けて引き金を引く。見えない弾丸が迫る中、ベルメールは同じようにリボルバーをMr.5に向けて引き金を引いた。
二人の間で互いの弾丸が当たり、Mr.5の弾丸が爆発を起こした。
「ただの銃で、俺に勝つつもりかッ!」
またチャンバーに息を。と、していたところで粉塵により視界で見えなかった向こうから何が飛んできた。6発中2発が、Mr.5に、当たったのは右足と左肩だった。
それも弾丸ではなくゴム弾。貫通はしなくとも激痛なのは違いなく
(速すぎるッ!!リボルバーを2丁持っていたのかッ!!!)
ベルメールを見ていたが持っていたホルスターは1丁だけ。
だからまったく警戒していなかった。
その6発を凌ぎきれば装填中に倒せると踏んでいたからだ。
さらに弾丸など身体に触れた瞬間に爆発を起こせば問題ない。
しかし、当たったのだ。それもただのゴム弾が。
(何だ……何が起きてる……ッ!!!?!)
混乱しているMr.5に、さらなる衝撃が。
粉塵から今度はベルメールが直接こちらに抜けてきたのだ。
接近すればMr.5に有利。そんなの分かっていないのか。
どちらにしろこれは好機と、手を伸ばそうとするが、Mr.5は見てしまった。
その行動、僅か1秒も満たない。
そしてすぐに引き金を引いたベルメール。至近距離で撃った弾丸は全てMr.5に当たる。そうまたもやゴム弾は能力者であるMr.5に全て効いているのだ。
「ガ!!バッ!!!」
よろめくMr.5になんとベルメールは蹴りを入れた。
しかし触れれば爆発する。故意的にも爆発出来るのに
それどころか、能力自体が………
蹴り倒されたMr.5の上にベルメールが乗っかった。
しかしそれでもMr.5は能力を使えない。
そう、分かった。こんな事が出来るのは……
「か、海楼石……かぁッ!!!!」
「効いて良かったわ。
簡単にいうがそんなことできるものではない。
海楼石はとても硬く、加工するのにも一苦労するのだ。それこそ手錠や、スモーカーが持っている十手など。
それを独自で作り上げるなど……
「と、いってもこの服は洗ったら取れちゃうから結局ゴム弾しか残らないのが難点なのよね……」
「ふ、ふざけ…る……な……」
「まぁ、いま取りあえず寝てなさい。
起きたらロビンにもっと強くしてもらえるようにお願いしておくから楽しみにしてなさい」
「いや!!!マジでふざけッッ!!!!!」
言い切る前に眉間に数発ゴム弾をお見舞いするベルメール。
至近距離から撃たれた為に気絶してしまったMr.5。
ふぅーと深呼吸し立ち上がるベルメールの元に
「流石ねベルメールさん」
「ナミ。大丈夫だったみたいね」
「うん。シロとクロのお陰で」
そういってナミは両隣にいるクマを撫でると「クマァ〜」と喜ぶクマ達。そんなことしているとノジコとギンもこちらに向かって歩いてきていた。
「そっちも終わったのね」
「ノジコ!!って、なんでギンはそんなにボロボロなのよ…」
「信念の賜物、ってやつよね」
「す、すみません……」
「「??」」
……………………………
「ガハッ!!!!……ハァ、ハァ……」
「しぶといわね〜いい加減…倒れなさいよッ!!!!」
Mr.2の蹴りがサンジの腹部にマトモに当たる。
吹き飛ばされるサンジは建物の壁を貫いていった。
「まさか……女の姿をしたらこんなに弱くなるなんて……
あんた、海賊やめた方がいいんじゃないの〜〜」
と、いいながらこれまでMr.2が溜め込んだメモリーの中から女の姿をする。すると見えていないはずなのにそれを感じ取ったのかサンジが瓦礫の中から飛び出して
「お姉さん〜〜ッッ!!!!」
「本当に何なのよアンタはッッ!!!!!」
オカマから引かれるサンジ……笑えねぇ………