好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
話が少しだけ戻り、爆弾発言をもらった時に戻る。
「はぁー!?12時に爆弾が爆破する!!!??」
「時限装置ですね。お気をつけて」
最後にとんでもないこと伝えられて驚くウソップ達を尻目に、リリーサとマカナはその場から去ろうと背中を向けた。しかしすぐさまビビがリリーサの肩を掴み
「待ってください!!!」
「なんでしょうか??」
「お願いです!!探すのを手伝ってください!!!!」
「お断りです。私達"月兎"はロビン様の者。
ロビン様の為ならともかく
本気で、心からそう言ったリリーサの目は怖くすぐさまビビは肩から手を離した。
これ以上無意味だと分かっていてもどうして手伝って貰いたいという思いが見えるビビを見たリリーサは「はぁー」とため息をつき
「爆弾を見つけ、どうしようもなく、爆破寸前の時、呼んでください」
「えっ??」
「そうですね。残り10秒あれば事は足ります。
それまでは諦めずにやってもらいますよ」
「じゃあーねー!!!!!」
リリーサとマカナはお辞儀をして今度こそその場から去っていった。
残り10秒。そんな時間で一体何が出来るというのか………
…………………………
「ちょっ!!!こんな所を登っていくの!?」
「これしか道はないんです!!!」
時計台の内部に入るとそこは空洞のようになっており時計が設置されている場所までは螺旋階段を登っていくしかない。
しかしあまりにも高すぎであり、そして
「間に合うのコレ!!?」
「言っている暇があるなら登らないと!!!!」
そういいながら階段を駆け上がるがどうも間に合いそうにない。それどころか体力的にも限界が近い。
「チョッパー!!ビビを連れて駆け上がって!!!!」
「よ、よし!!任せろ!!!!」
「お願いチョッパー君!!!!!!」
人の足では無理だと判断してチョッパーに任せることに。
獣型に変わりビビを乗せて一気に階段を駆け上がる。
残されたナミ達もそれでも何とか階段を上がっていく。
「……どうして君達はここまで……」
「どうしてって、何がですか??」
年には勝てないのかコブラは最後尾で必死に登っていくが、それ以上にベルメールやノジコ、ナミ達がこんなにも必死になってくれている姿を見て疑問をもった。
「君達は海賊なのだろう。どうしてこうして助けるようなことを………」
「理由が欲しいなら終わったら多額の報酬を貰うわよ」
「ナミ、アンタね……」
「ただ仲間だと思っているあの子を助けたい。それだけじゃダメかしら??」
「………いや、一番納得がゆくな………」
にこやかにそう言い切ったナミの表情に疑う余地もなかった。
本当にビビの為にここまでして助けてくれると。
心から感謝をと感じていると上から声がした。
「み、みんな!!!大変なのッッ!!!!!!!」
「どうしたのビビッッ!!!!!!」
「この爆弾、止められないッッ!!!!!!!」
…………………………
時計台の最上階。その時計盤の裏側に爆が爆弾が、砲台が設置してあった。
そこにいたバロックワークスのエージェントはチョッパーが一撃で倒してしまい脅威にもならなかったのだが
「よし!!導火線はもう大丈夫だ!!!!!」
「チョッパー君!!!コレ!!!!!」
ビビの声に反応し近づいてみると未だに爆弾の針は止まらない。導火線は切ったがそれだけじゃ止まらない。
「時限装置って言ってたな……どこか解除する所は!!?」
「全体を見渡したけど、どこにも!!」
「ならこの時計盤を外した裏に……」
と、手を伸ばそうとするが手が止まった。
そしてすぐさま
「………ダ、ダメだ、これ………」
「どういうことなのチョッパー君!?」
「解除しようとしたら爆発する!!
元々から解除する気がないんだ!!!!!」
「そ、そんなッッ!!!!!」
導火線を切られて爆発しなくとも時限装置を解除する気のない爆弾を作れば後は爆発させるだけ。
「ふざけんなッ!!命を何だと思ってるんだ!!!!!」
憤慨するチョッパー。ビビはすぐさま下にいるナミ達にこの事を伝えた。砲台の導火線を切ったが爆弾の針は止まらない。さらに解除するための解除がトラップになっていることも。
「チョッパー!!!砲台から爆弾を発射しても、爆弾自体少しは耐えられるのよね!!!!」
「そ、そうだけど……」
砲台から打ち出された爆弾がそこで爆発するなら砲台の意味がない。砲台は中央広場目掛けて打つためのもの。
打ち出されてもしばらくは爆発しない。
「ならチョッパー!!
とんでもないことをいうナミに誰もが驚いた。
「ナ、ナミッ!!!何を言って」
「いいから早く!!もう時間がない!!!
どうせ爆発するなら私の案にかけてみて!!!!」
すでに1分を切っている。
すぐにでも行動に移さないと何もかもが終わる。
「分かった!!!!どの方向に飛ばせばいいんだ!!!!」
「あの砂嵐があるほうに!!!
ナミが考えたのは爆弾をあの砂嵐がある方に。
そこにいるだろうロビンとハジメに爆弾を丸投げにする作戦なのだ。
「こ、ここからアルバーナの外へ!!!??」
これにはコブラも驚いているがその瞬間ノジコはさっきよりも速く、全力以上で階段を駆け上がる。
「な、何を……」
「ノジコは風と気温の変化を確認しないといけないから。
見渡せる最上階がベストなの」
「ここから落ちてくる砲台の導火線に火をつけるタイミング。さらに打ち出した瞬間に方向を砂嵐の方角にって………無茶をいうわね」
「私だって導火線に目掛けてなんて……
ここはベルメールさんの腕が頼りなんだから!!」
「ウソップ君に変わってもらいたいわ………」
一体何を、と言っている間に頭上から物凄い音が鳴り響いた。
…………………………
「ランブルッッ!!!!」
ランブルの使用は一日一回。
それは本編と同じ。しかし決して使えないわけではない。
100%発揮するためには短時間使用。
なのでチョッパーはすぐに角強化《ホーンポイント》から
「
腕に使ったハンマーモードを角に使ったチョッパー。
角の先が
そして枝分かれした角は丸く円になり
「
「砂嵐より左よりにッ!!!!!」
なんとか間に合ったノジコは駆け出す前のチョッパーに大声で叫んだ。
「
砲台ごと吹き飛ばされ壁を破壊し外へ飛び出る。
無理矢理吹き飛ばした為にその場所の足場は壊れチョッパー達は下へ落ちていく。
「ナミイイィィィィッ!!!!!!」
「ベルメールさんお願いッ!!!!!!」
「私の指差す方にッ!!!」
重力に従い落ちてくる砲台へ指差す。
しかし砲台の、大砲の口が地面に向いているのに気づいたナミは
「シロッ!クロッ!!お願いッ!!!!」
マジックというよりもう召喚された二匹のクマ。
クロがシロを抱えて壁を貫きながら砲台への方へ投げ飛ばした。
シロは砲台に着くなり主の意図を察して大砲の口を砂嵐の方へ向けた。
「今よッ!!!」
「エレメント=テンポッ!!!!!!」
マジックハンド型に変わったクリマタクトの先端、黒い球体から火柱が大砲目掛けて放たれた。
その火柱は導火線ではなく大砲に直接つけれた為に上手く砂嵐の方へ向けて爆弾が放たれた。
「「「いっけええええぇぇぇぇッッ!!!!!!!!」」」
やや上空へ向けられた爆弾はいまだ爆発せず。
時間が過ぎ爆発するか、地面に激突し衝撃で爆発するか。
勢いよく飛んでいく爆弾だが、やはり距離がありすぎた。
まだアルバーナの外へにはまだ距離がある。やっと半分近くだというのに………
するとチョッパーが胸板を喉元を肥大化させてた。
「誰か!!それを!飛ばしてくれええぇ!!!!!!」
アルバーナの外まで届きそうな大声。
ナミ達に助けられたチョッパーはそこから大声を出すものだから皆耳を塞ぐがそれでも強烈な大声は脳を揺らす。
大声を出したチョッパーさえも声を出し切ると耳から血が流れそのまま倒れてしまった。
「チョッパーッ!!!!!」
「チョッパー君ッ!!!!!」
駆け寄るナミとカヤ。
すぐに診断をするカヤを見たノジコはすぐに爆弾の方を見るとそこへ向かう、空を翔ける人影を見た。
「面白いことを考えるのね」
そこに現れたのはレイジュ。
その足元、地上には倒れているバロックワークスの残党と思われる者達が。
「
爆弾には毒は効かない。鉄も溶かす毒ならダメだろうがそれ以外を使えば問題はない。ネットで爆弾を包みその先を両手で持ちグルグルと振り回して砂嵐の方角へ飛ばす。
爆弾を包んでいた毒は飛行する風圧に耐えきれずに霧散。
そこで見えた残り時間は30秒。
そしてまたもや爆弾は地上に向けてゆっくり下降。スピードも落ち地上へ落ち続ける爆弾に、今度は空高くから何が近づいてくる。
「失敗はするされないぞペルッ!!!」
「あぁ!!分かっているともッ!!!!!」
「ペル!!チャカッ!!!!!」
ハヤブサに獣化したペルの背中にチャカが乗り爆弾に向けて飛んでいる。爆弾が地面に当たれば爆発するために特攻で爆弾に近づくのだがそれよりも早く爆弾が地面につきそう。
「お願い二人共ッ!!!!!」
祈るビビの思いが届いたのかギリギリで爆弾を掴んだペル。
しかし今度はそこからが大変なのだ。
アルバーナの外から迫りくる衝撃波。一撃でも喰らえば墜落して爆発するだろう。
そして早速、目に見える衝撃波が目前に。
空気を揺らし景色を変える衝撃波がハッキリと。
上昇も下降も間に合わない。と察した瞬間に
「「
ゾロとくいなと同時に繰り出された居合斬りにより衝撃波が、その後に続く衝撃波なども一気に斬られ霧散した。
消された部分を一気に飛行するペル。
しかし、もう時間がない。すでに15秒前。
どんなにスピードを上げてもアルバーナの外側近くになる。
一層上昇して少しでもアルバーナを巻き込まないように……
「それを私に預けてくれますか??」
「なっ!!!!??」
何もない所で足踏みをして地を蹴るかのように走っている。
「ここまでくればあの方も喜んでくれますので」
「………頼むッ!!!!」
敵から味方も分からないが任せて大丈夫だろうと直感したペルはその女性に爆弾を渡した。そう渡した。手渡しだ。
「あの者は一体………」
あっという間に砂嵐の中に入り数秒後。
砂嵐の中から大爆発を起こしてアルバーナに被害が及ぶことはなかった。