好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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蛇三人娘②

とにかくあの場所に長くいるのは不味いと思い、いま泊まっている宿に(もちろんロビンとは部屋は別にしているが、どこで覚えたのかピッキングして部屋に忍び込みベットに侵入してくる)連れていった。

 

警戒している三人、ボア・ハンコック妹のボア・サンダーソニアとボア・マリーゴールドだったが、さすがにあそこに留まることも隠れた方がいいことも助けが必要だってことも分かっているので大人しく付いては来ている。それでも棒切れから鉄パイプに変わったのは警戒レベルを上げたと思っていいだろう。

 

その原因を作ったロビンは何も気にしていないようで当たり前のように僕に腕組みしてきてニコニコしながら歩いていた。

 

 

「……妾達をどうするつもりだ?」

 

「なにもしませんよ。少なくとも人拐いのグループを壊滅させるまではここにいてもらいますけど」

 

 

「そんなこと言って私達を陥れるつもりでしょう!!!」

「姉様、こんなところから出ていきましょう!!!」

 

 

すっかりソニアとマリーには嫌われたようだ。

現に僕の後ろで鋭い目で三人を睨んでいるロビンがいたらそうはあるよな。

 

 

「……ニコル。いい加減にしないと…勘当するから

 

「ッ!!!?」

 

 

よっぽどショックだったのかロビンは立ったまま、目を開けたまま気絶してしまった。……本当に未来のロビンが不安だよ……

 

 

「さて、これからの話をしましょう」

 

「よ、よいのか…そ、その娘は……」

 

 

「気にしないでください。話が進まないので」

 

「お、おう、そうか……」

 

 

傲慢で超が付くほどわがままで高飛車なハンコックがなんかよそよそしいというか人を気にかけるほど人らしさがある。まぁ、あのハンコックになるまで時間はあるから子供のころはこんな感じかもなー

 

 

「結論からいうとこの先また人拐いに合う可能性がある」

 

「「「ッ!!!??」」」

 

 

その言葉に体が強ばり恐怖を感じている。

だけどここはハッキリさせないといけない。

 

 

「……ど、どうしてそんなことをいうの!!!」

「ついさっき酷い目にあったのになんて仕打ち!!!」

 

「分かっているよ。だけど早めに手を打たないといけないから」

 

 

「なんて言い種!!」

「姉様、やっぱりこんなところから出ていきましょう!!!」

 

 

話だけでも聞いてほしいがどうもソニアとマリーは聞く耳を持たないようだ。でもさっきから静かにしているハンコックにはまだ望みはあるようだ。

 

 

「聞いてほしい。いつまでも僕が君達を守るのは難しいんだ。そしてそれは君のプライドが許さない」

 

「………構わぬ、続けろ」

 

 

「だから身を守るための力を付けてほしい。

そして短期間で並の人拐いぐらいなら追い払う手段も持っている」

 

「………続けろ」

 

 

「そして力を付けるまでの安全な場所も確保している。

あとは君達がどう返事するかだけで決まる」

 

「…………」

 

 

正直、ここで断られたらあの悪魔の実はハンコックではなく別の者に渡すしかない。そうメロメロの実だ。あれはハンコックだから廻ってきた悪魔の実だと思う。それを別の人物になると未来の海賊王のサポートしてくれるだろう女性に渡すしかないけど……

 

 

「……いいだろう、乗ってやる」

 

「「姉様ッ!!!?」」

 

 

「しかしどうして妾達にそこまでする?

妾達が納得する理由を述べたならその案に乗ってやってもいいぞ」

 

 

ハンコック達を助ける理由。

それは未来の海賊王の為、なんてそんな事をいっても納得しないだろうなー

ここは一般的なハンコックに対する見方で説得するしかないかな。

 

 

「そんな高飛車なハンコックを変えたいから、かな?」

 

「………ハッ?」

 

 

「いや、ハンコックってとにかく人を見下すでしょう?

私が女王様よ、って。それはハンコックだから出来ることで許されることで、現にソニアやマリーも付いてきているわけだし。

でもそんなハンコックが別の人に少しだけでも歩み寄っている姿を見てみたい。将来的にはハンコックのような女王様の隣に立つ海賊王みたいな人に寄り添って助けてもらいたい。というのが理由だけど納得出来た?」

 

 

結局未来の海賊王……ってもう面倒くさいからルフィっていうけど、ルフィの隣でもっと普通の性格に近づいてもらって助けてほしい。そしたらルフィがあそこまで邪険にしないも思う。ハンコックには感謝してたけど素っ気ないところがあったもんなー

 

 

「……ハハ……」

 

「「……姉、様……??」」

 

 

「ワハハハハハハッ!!!

そんな自己中心的な理由で妾達を助けたのか!!?

妾の性格を変えるじゃと、ふざけるなッ!!!!」

 

「いや、ちょっとだけでも変わったらもっと可愛くて綺麗で美しいハンコックになると思うけど」

 

 

「……なんじゃと??」

 

 

……あら?逆鱗に触れたかな?

ワラワラとしているハンコックにソニアもマリーも一歩二歩と後ずさる。これは激怒させてしまったと覚悟していると、ボフッとなにか音がした。

 

 

「………からかうで、ない………///

 

 

なんか顔が真っ赤になっている。

…………やべ、またやらかしたか?

急いで軌道修正しないと不味いことになりそう!!!

 

 

「ほ、ほら!!人拐いってとにかく綺麗な人を拐う傾向にあるから!!とにかく力をつければ美しくても簡単には追い払うことが出来るでしょう!!!それに性格が少しだけでも良くなったら可愛さが増してより一層他の人が言うことを聞いてくれるはずだから……」

 

「もう止めてくれ!!!

………これ以上は……恥ずかしい……///

 

 

…………うわぁーーーー

これ、誰もが見ても間違いなくやらかしたね。

この展開はルフィがいいのに、というかルフィの為にやっているんだけど可笑しくない?

なんで女性関係はこっちに回ってくるのさ!!!??そりゃ役得だけどそんな場合じゃないよ!!!!

 

 

「あ、あのね…ハンコックさん……」

 

「そ、そんな、いままで通り、ハンコックと呼んでください……///」

 

「「ちょっと!!姉様!!!!」」

 

 

これどこかで見たシーンだよー

まさかルフィルートに持っていくつもりがこちらに矛先変えるなんて………どうしよう……

 

 

「は、ハンコック……

あのね、君には将来海賊王となる人物の隣に立つ存在なんだよ、分かるよね?」

 

「はい。一生付いていきます」

 

 

「でね、その海賊王は僕じゃないからね。

将来その海賊のサポートとしては活躍したいけど」

 

「構いませぬ。妾は海賊王の隣に立ち、その傍らに立ち者の………は、伴侶に………/////

 

 

…………もう、いいや……

ルフィの手伝いをしてくれるならいいと言うことにしておこう。じゃないとさっきから後ろで静かに殺気を放っているストーカーをどうにかしないといけないし。

 

 

「よーしニコル。とりあえず落ち着こうな」

 

「お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の。お兄ちゃんは私の………」

 

「よく分かったから本当に落ち着こうな。

ほら、ハンコック達が引いてるからね」

 

 

ビンビンに殺気を出しているロビンを押さえないと、無意識に覇気を出しているからソニアやマリーが軽く失神しかけている。ハンコックは息が上がっているが意識はあるようだ。

 

 

「………あぁーもうー」

 

 

仕方ない。最終手段だ。

殺気を放っているロビンの前に立ち、そして

 

 

「ほら、しっかりしろ」

 

「お、お兄…ちゃん……」

 

 

抱き締めた。これしか方法がない。

時より言葉の説得ではダメなときがある。

そんなときにはこうして包容するのが一番。

 

 

「ったく、お前のお兄ちゃんは僕だけだ。

それは変わらないから心配するな」

 

「…う、うん……」

 

 

こうしていると普通の女なんだけどなー

まぁ、なんとかまとまったようだから良かったかな。

 

 

「でも、お兄ちゃんは必要以上に女の子に話しかけたらダメだから」

 

 

いや、まとまらなかった。やっぱりコイツはアウトだ。

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