好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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空島編
落ちてきた。


「「「「「月兎に入るううううぅぅぅぅぅッッッ!!!!!!??」」」」」

 

「う、うん………」

 

私、海軍に入るの。よりも大きなリアクションにビビるビビ。

まぁ、最近マカナやリリーサに会ったようだしどんな人がいるのか知っているのだろうけど

 

「ビビッッ!!!!考え直せッッ!!!!!」

「人として終わるぞッッ!!!!!」

「あれは人外がいるんだッッ!!!!!!」

 

特に三兄弟が必死にビビを説得している。

まぁ、2度3度月兎と八咫烏の訓練に参加させたことがあったけど……やっぱりトラウマになってたか……

しかしルフィが近づくと焦ったような表情になりながら後退していくビビ。

どことなく顔が赤いような、なんかおかしいとは思ったが、それよりも

 

「………トラに丸呑みされて、そこから出てこいって……ロープでグルグル巻きにされて本当に飲まれたこととか……」

 

「崖から落とすのは優しいって、雲と同じ高さからロープでグルグル巻きにされて落とされるとか………」

 

「俺なんて……能力者だから泳げねぇのにロープでグルグル巻きにされて大渦に投げられた………」

 

「………ロープでグルグル巻き、好きだな………」

 

丁寧なツッコミありがとうウソップ。

何かを思い出してブルブルと震えだしていた。

しかしあれ、考えたのロビンだからね。僕はこういう練習方法もあるよって言ったらアレンジを加えたのを使ったのはそっちだからね。

 

「とにかく止めとけビビッッ!!!!!!」

「ルフィ。ビビが決めたことよ。口出ししないで」

 

ロビンの言葉にそれ以上何も言えなかった。

そう、ビビが決めたのだ。そしてここにいるのだ。

それがどれだけ覚悟を決めてきたのか分かっている。

 

「だ、大丈夫よルフィさん……きっと皆さんのお役に立てるように頑張るから……」

 

「ビビ………貴女って子は……」

「無理しなくていいからね……」

「たまには顔を見せに、来れるのよね?」

 

「……それぐらい、融通を効かせてあげるわ」

 

ベルメールの言葉に珍しく素直に受け取ったロビン。

まぁずっと海軍に身を置くよりもこうして気の許した仲間と話せばあ(・)の(・)月(・)兎(・)の(・)訓(・)練(・)も(・)耐(・)え(・)れ(・)る(・)だ(・)ろ(・)う(・)。

それに、いまロビンはベルメールを相手にしている余裕というか、ターゲットが違っていたからね。

 

「で、貴方たち。私の訓練に文句があるようね。聞かせてくれるのよね??」

 

「「「………………………」」」

 

あっ。三兄弟が燃え尽きたように無表情になってる。

そしてそんなこととは別にさっきから考え込んでいるレイジュが

 

「ねえ、それならさっき海岸にいたのってビビじゃないのよね?」

「そうだね」

 

「なら、あれってあのオカマなのかしら??」

「ビビが不在中を任せてます」

 

「つまりさっきのお別れは、ビビではなく全く関係ないオカマに『これから先も仲間だあ』という意思表示をしたというわけなのね」

 

「うん。まさかMr.2もノリノリだとは思わなかったよ。

まぁビビの記憶もコピーしてるから感情移入したんだろうけど…………って、みんなどうしたの??」

 

するとさっきまで元気だった皆様が凹んでいる。

そして一部は顔を真っ赤にしている。

 

「だって、それ……本物のビビはここで見てたのよね…////」

「何なのよ!!この恥ずかし目を受ける感じはッ!!!/////」

 

「……ありえねぇ…………」

「……何してたんだ、俺達は…………」

 

「ご、ごめんなさい…みんな…………ッ!!」

 

………あぁ、こんな感じになるとは予想しなかったな………

 

…………………………

 

「い、いやだあああぁぁぁッッ!!!!」

「か、帰してくれえええぇぇぇぇッッ!!!!」

「だから帰してあげるわよ」

 

「「ハジメエエェェッッ!!!」」

「頑張ってね」

 

必死に抵抗する二人だが簀巻きにされているのでマカナ一人でも十分に押さえつけれる。

そしてロビンがリリーサにビビのことについて話をし

 

「分かりました。ではお預かりします」

「ええ。あっちはキッチリとお仕置きをお願いね」

 

簀巻きにされたエースとサボだが、なんとなく流れでここまで船に乗ってきたというこのバカ共。

まあそれは黙認していたハジメも悪いが、たちが悪いのが自分達の船はアラバスタにあるというのだ。

 

だったら送ってやろうということで月兎を呼び出して軍艦にその簀巻きになった二人を渡してアラバスタにつく間にお仕置きを決行することにした。

 

ルフィは?すでに3体のロビンに滅多打ちにされてます。

 

「それじゃねビビ。頑張ってね」

「身体には気をつけてね」

 

「皆さんもお元気で!!!」

 

くいなとカヤのお別れの挨拶が終わり、最後にビビが皆に声をかけた。そしてゆっくりと船がメリー号から離れていく。

 

「また会いましょうッッ!!!!」

「バイバイ、ビビッッ!!!!!」

 

軍艦が見えなくなるまで手を振る。

最後まで抵抗していたエースとサボに対しては誰も触れなかった。そんなことしたら目をつけられると誰もが分かったんだろうな…………

 

「で、な(・)ん(・)で(・)カ(・)ル(・)ー(・)が(・)こ(・)こ(・)に(・)い(・)る(・)の(・)?(・)?(・)」

「クエッッ!!!!!!」

 

そう、どういうわけかさっきまでカルーは気配を消していた。

まあ分かってはいたけど上手く隠れていたようで他の者達は気づかなかったようだ。

 

「"ここで修業すればオレも強くなる。ならご主人がまたここに来るまでに強くなりたい"って言ってるぞ」

 

「つまりビビにもナイショで来てたのか………ロビン」

「えぇ。気づいたときには船が出航したあとだったわ。

この子、あの距離を………そして……ふふふ、鍛(・)え(・)が(・)い(・)が(・)あ(・)る(・)わ(・)………」

 

「クエッ!?」

 

「これは通訳しなくても分かったぞ。後悔してるな」

 

同意見ですサンジ。

顔を真っ青にしてビクビクと震えている。

多分ビビと一緒に行ったほうが良かったんじゃないかコレ…

 

…………………………

 

「……………はぁ……」

「あら、どうしたのお兄ちゃん?」

 

久々にのんびりと船旅が続いている。

またに海は荒れるがそこはナミ達親子がいれば問題なく、ここにバーストとキロロ、ラッシーとカラーとバロックワークス3人と一匹を雇(・)う(・)こ(・)と(・)に(・)し(・)た(・)ので効率がよくなった。

 

仲間、とは違うのだろう。

それでもその実力はこれから大いに役立つ。

バーストはいままで通りにいざ言うときのメリー号の推進力。

キロロは船が不安定の時に"重り"としてのバランサー。

ラッシーはウソップの狙撃の腕前を使い大砲よりもコンパクトな砲台としての役割。

カラーは後方支援で味方の援助と敵へのトラッパー。

 

それを見込んでお金による契約。

もちろん皆が仲間になりたいなら止めないけどいまはこれで十分だと納得してくれた。

 

なのでこれまでとは違い積極的に行動してくれているので、本当にやることがなくなった。

なので海をのんびり眺めながら色々考えていたのだが、そこで思わずため息が出て、そこにタイミングよくロビンが現れたのだ。

 

「いや、ね……これからのことを考えたら……」

「そう。でも大丈夫よ。式場は私が押さえるわ」

「うん。そんなこと言ってないよ」

 

隙あれば結婚をねじ込んでくるな。

あのキスの後からさらにご機嫌になったロビンはアピール力が強くなってきた。

そうなるだろうとわかっていたからいいけどね

 

「知ってるでしょう。こういう安定してるときは絶対になにかあるって」

 

「そうね。私もそう思うわ」

 

そう、これから起こる出来事。

それによりまた大変な日々が始まる。

 

「………あぁ来(・)た(・)み(・)た(・)い(・)だ(・)ぁ(・)……」

「じゃ船内に入りましょう」

 

見聞色の覇気により落(・)ち(・)て(・)く(・)る(・)ソ(・)レ(・)を(・)感(・)じ(・)取(・)っ(・)た(・)。

避難の為に船内に戻ろうとしているとやっと回復したルフィが

 

「どうしたんだハジメ?体調が悪いのか??」

「悪くないけど……まぁ後(・)は(・)ヨ(・)ロ(・)シ(・)ク(・)」

「よく分からねぇけど任せろッ!!!!」

 

なら任せたと船内に入り、一分後。

 

『ガ、ガレオン船が落ちてきたああああぁぁぁッッッ!!!!!!!』

 

と、大声と大きく船が揺れ始めた。

そう、始まるのだ。"アラバスタ編"が終わると始まる

 

「……空島か……」

「あら、バカンスは空島にするのね」

「…………じゃなくて……」

 

「ええ、分かってるわ。

そう、やっぱりさっき落ちてきていたのは空島からだったのね」

 

「行きたがるだろうな…ルフィのやつ……」

「でも、止めないのよね?」

 

「経験としては行かせてやりたいからね」

「なら付き合うわ。それに空島なら高所による身体強化が期待されるから」

 

ふふふ。と楽しそうなロビン。

大変な日々だけど、楽しい日々でもある。

きっとまた本編とは違ったことも起きるだろう。

 

そしてこれから大(・)き(・)な(・)分(・)岐(・)点(・)を(・)引(・)き(・)起(・)こ(・)す(・)出(・)来(・)事(・)が(・)始(・)ま(・)る(・)。

 

それを、潰す。

それをずっと考えていたのだ。

そしてきっとあ(・)の(・)子(・)も来るだろう。

 

「忙しくなりそうだな……」

 

それよりまずはやることがある。

ルフィ達に空島への関心を持ってもらうために甲板へと向かった。

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