好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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サルベージ

「ハジメッッ!!!ガレオン船が落ちてきたッッ!!!!」

「良かったね」

 

「いや、どういう感想なんだよッッ!!?」

 

いや、なんか嬉しそうだったから……

実際、ルフィの頭にはボロボロの王冠を付け、ウソップは錆びついた短剣を持っており、ナミ達親子は金銀財宝を探している。

 

「はぁーお宝になりそうなのはなかったわ……」

「やっぱり、あのガレオン船にあるでしょうね」

「なら、引き上げるか潜り込むか……」

 

もうサルベージなどの計画を立ててるよ。

結局アラバスタからお金は貰ってないからね。

ルフィの食費は本編より抑えてあるけど人が多いから結局同じ感じだろう。……あとは"お金"が好きだからだろうね……

 

「おい、ハジメならなんで船が空から落ちてきたか知ってるんじゃねえのか??」

 

「そうだね……でもまずは皆で色々調べてみようか。

そうしないと楽しみが無くなるよ」

 

「…………確かに一理あるな。よし、調べるぞッ!!!」

 

ゾロが珍しく質問してきたけど、こういうのは調べたほうが楽しいというとサンジを筆頭に皆が僅かな手がかりを探し始めた。

 

すると落ちてきた物の中には白骨もあり、それをチョッパーとカヤが検死することになった。

本編はロビンが調べていたけどこの二人なら問題ないだろう。

そして意外なところから………ベルメールが壊(・)れ(・)た(・)乗(・)り(・)物(・)の(・)よ(・)う(・)な(・)も(・)の(・)か(・)ら(・)あ(・)る(・)物(・)を(・)取(・)り(・)出(・)し(・)た(・)。

 

「こ、これって"ダイヤル"ッッ!!!!!??」

 

その言葉に驚いた。

まさかベルメールからその言葉を聞くなんて……

 

「ベルメールさん。それってなんなの??」

「昔、海軍で見せてもらったことがあるの……

滅多に出回らないこの貝(ダイヤル)は"空島"の特産みたいなものなのよ」

 

「「「「そ、空島ッッ!!!!!」」」」

 

うわぁ。めちゃくちゃ目を輝かせてるー

特にルフィとウソップとチョッパーとギン。

………ってか、ギン、いたのね。ってレベルで影が薄いよ……

 

「なんだそれッ!!!空に島があるのかッ!!!」

「当たり前だろうッ!!!だから空島なんだろうがッ!!!!」

「行ってみてええぇッッ!!!!」

「自分は昔から空に行ってみたかったんですッ!!!!」

 

気持ちは分かるけどまずは落ち着きなさい。

そうしないと…………

 

「うるさいわよ。貴方達」

「「「「す、ずみばぜん………」」」」

 

あぁーあ、だからこうなるって分からないかなー

言う前にロビンにボコボコにされた4人だった。

 

「ほ、本当にあるの、空島って……」

「私も……噂程度で捉えていたから……」

 

「……使えないわね……」

「言いたいこと、あるのかしら!!?」

 

「使えないわね、本当に」

「何様よアンタはッッ!!!!!!」

 

どうも、余裕が出てきたロビンと焦るベルメールの格差が大分見えてきた。…………まぁ、何かとは問わないけど……

 

「なら……探すしかないわね……」

「どういうことだナミ?」

 

「だから、潜って探してくるのよ。手がかりをね!」

 

…………………………

 

「あはははは。容赦ねぇな本当に!」

 

珍しく的確なことをいうルフィ。

まぁ言いたいことは分かる。ウソップの即興手作り潜水スーツ(樽で作られた)のようなものを作ったのだ。

 

「大丈夫!設計に不備はねえ!!!」

「んな問題か……ならお前がいけよ………」

「水中マジックはまだだから無理だ!!!」

 

そんな堂々と言ってくるウソップに若干引き気味のサンジ。

潜水スーツを着るのはルフィ、ゾロ、サンジと本編通りだが

 

「この子を連れていきなさい」

 

と、手渡したのはロビン分身体。それも10センチサイズ。

見た目はカワイイが中身は全く同じなので

 

「溺れるようなことがあったら……分かってるわね?」

「………ぞ、ゾロ…サンジ……」

 

それは爆弾を抱えて沈むと同義。

助けを求めるルフィに二人は

 

「さぁいくぞ」

「だな」

「無視するなお前らッ!!!!!」

 

男気の強い二人も、爆弾を抱えて海に潜るリスクは取らなかった。

 

「待ちなさい。念(・)の(・)為(・)に(・)貴(・)方(・)達(・)の(・)護(・)衛(・)も(・)い(・)る(・)の(・)だ(・)か(・)ら(・)連(・)れ(・)て(・)い(・)き(・)な(・)さ(・)い(・)」

 

「「…………………………………………ッッ!!!??」」

 

声にならない叫び声が皆に届いたという………

 

…………………………

 

「そっちはどうだ?どうぞ」

『タコが泳いでるぞ、どうぞ』

『刺身にして食いてェ!どうぞ』

『サメがウヨウヨいる。どうぞ』

 

「問題なしね」

「大アリだわッッ!!!!」

 

呑気に言っているゾロもおかしいが、それを聞いても平然としているロビンもまたおかしい。

 

「障害は私がすべて排除しているのよ。なんのために私の分身体が一緒に同行していると思っているの??」

 

そう、見つけたと同時にロビンがサメをサバ折りにして撃退していた。危険な爆弾だが、使い方を間違わなければ頼もしいものとなる。

 

「ルフィ達のことを思って……」

「ただお兄ちゃん以外の懐なんて拒否反応が出ているから、あと5分で出てこないと………………サメのような結末を迎えるわ」

 

「急いで調べて戻ってこいッッ!!!!!」

 

ウソップはサメがどんな最後を迎えたか、それを見てはいないが、きっと二度と会えなくなるということは分かった。海にいるルフィ達も慌てている声がスピーカーから聞こえる。

 

「本当に大丈夫かアイツら……」

「心配しなくても私が解除すればいいだけよ」

 

「そ、そうだよな……」

「えぇ………」

 

「……………」

「……………」

 

「………するんだよな?」

「するわよ」

 

…………どうしても信用が出来なかったウソップ。

しかしこれ以上踏み込むと間違いなく自分がヤラれる。

ツッコミをいれたいのをグッと我慢して

 

「と、とにかく俺達は待ってればいいだけだしな」

「そういうわけには、いかないみたいよ」

「へっ?」

 

ロビンが見ている先に、大きな大きな船が接近していた。

それも音楽を鳴らしながら賑やかに。

船首には何故かサル。というか全体がサルをイメージした船、いや海賊船だった。

 

「な、なんだありゃ……」

 

呆けているとその海賊船はメリー号の横につけて停止。

そしてその船から顔を出してきたのは

 

「俺達の縄張りで何してやがるッッ!!!!」

 

これはまたサルのような顔をした男が出てきて威嚇してきた。

 

「ちょっと休憩中」

「休憩中だと!?ならさっさと出ていけッ!!!!」

 

好戦的な態度にイラッとしたのかロビンが手をだそうとするがそれをハジメが止める。

何かあるのかとロビンは見守ることにし、ハジメはさらに話しかける。

 

「そちらは何をするんですか??」

「俺達はサルベージだ!!ここに船が沈んだからな!!!!」

 

「……どうしてここに、だと……」

「船が沈むときの振動だ。それで位置が分かる。

ほらさっさと出ていけッッ!!!!!」

 

本編の展開通りに勧めたほうがいいだろうと判断したハジメはここであのセリフを

 

「サ(・)ル(・)ベ(・)ー(・)ジ(・)を(・)な(・)さ(・)る(・)の(・)で(・)す(・)か(・)??」

「猿上がりだと!?……そんなに褒めるな!!!」

 

いや、何一つあってない。

なんでそう都合よく解釈できるのか………

まぁ、それでいいのだけど……

 

「見学、してもいいですか??」

「いいぜ!!!野郎共!!!サルベージを開始しろッッ!!!!」

 

勝手に褒められたと勘違いしていい気分になった男"マシラ"は部下達にサルベージの指示を出す。

 

「どうして止めたのお兄ちゃん?」

「いや、ここで交戦してもルフィ達を引き上げるには骨が折れるでしょう」

 

「そうね。ルフィ達の骨を折ってでも分身体を脱出するつもりだったわ」

「なら、ここは大人しく見てようかなーってね」

 

「………さり気なく恐ろしいことを言わないでください………」

 

ゾロが心配なくいなにとってはその会話は本当に恐ろしいものだった。

 

「まぁ様子でも見てくるよ」

「それってどういう……」

 

「潜ってくる」

「はぁッ!!!??」

 

突然の言葉にウソップは驚く。

最近知ったことだがハジメは能力者。つまりは

 

「いやいや!!溺れるだろうがッ!!!能力者だろうハジメはッッ!!!!!」

 

「言わなかった??"トメトメの実"の能力は"あらゆるものを止める"んだよ。つまりは海(・)に(・)入(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)、(・)触(・)れ(・)て(・)い(・)る(・)こ(・)と(・)自(・)体(・)も(・)止(・)め(・)る(・)ことになるから泳げるよ」

 

「いやいや!!!!なんだそれりゃ!!!!!???」

 

明らかにおかしい。

そんなことが起きるなら悪魔の実として最大のデメリットが無くなり、それこそ最強の悪魔の実になる。

そうだから誰もが求める実。知られたら誰もがその実を求める。

 

「まぁ、普段から能力自体使わないようにしてるから真人間だと思われているから仕方ないけど」

 

「それはねぇ」

 

一発殴ろうかなーと思ったけどまぁいい。

それよりもいまは手がかりを、あ(・)の(・)地(・)図(・)を(・)手(・)に(・)し(・)な(・)い(・)と(・)い(・)け(・)な(・)い(・)

 

本編からかけ離れてきたからこういうちょっとしたことも起きなくなってきてるなー。絶対に必要、というわけではないけどどうして空島に"大地"があるのか、"黄金都市"はどこに消えたのかというヒントにはなるからな。

 

「それじゃ行ってくるけど、くれぐれもロビンの言うことを聞くようにね」

 

(((((……全て聞いていたら終わるだろうな……)))))

 

「アナタ達、いま失礼なこと考えたわよね」

 

ロビンの睨みに誰もがオドオドしている中ハジメは海へ。

ルフィ達のようにホースを繋いで空気を確保する必要はない。

一時停止で圧縮した空気を少しずつ開放すれば息は出来る。

水圧も関係ない。事(・)実(・)上(・)人(・)間(・)で(・)海(・)を(・)克(・)服(・)し(・)た(・)男(・)と(・)な(・)る(・)。

 

嵐で船が転覆しても、魚人に水中に引きずり込まれても、拘束され重りをつけられて落とされても、息は出来る。戦闘も問題ない。深海だろうが海王類だろうが何が来ても問題なんて何もない。

 

それなのにそのことには気づかないのがハジメ。

ただ"水中で息ができて便利"程度しか思っていない。

単独で魚人島に行けることさえ頭にない。

 

どこか抜けている。それを本人は自覚していない。

 

「おっ。もうガレオン船の周りに空気が」

 

サルベージするためにガレオン船ごと空気で包み込み浮上される技術。大胆だけど確実だなーと思い、これ浮上だけならシャボンディ諸島のシャボン玉無しでもいけるかなーと考えながらガレオン船の中へと潜入した。

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