好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「じゃ、予定通りに2班に分かれましょう。
この空島を内部から捜索する調査班。ルフィ、ゾロ、くいな、ウソップ、カヤ、バースト、キロロ、ヘルメッポ、コビー。
そして私達、空島の周りと聞き込みによる情報班。私とノジコ、サンジ君、チョッパー、カラー
まぁ、メリー号を動かさないといけないから私とノジコとカラーで空島の周りを行くわね」
「ええぇーッ!!!!俺は野郎と聞き込みかよ……」
「さ、サンジ………」
サンジの言い草と、さっき起きた出来事に対してのその態度。
チョッパーの中ではサンジの評価はダダ下がりである。
「………まぁ、ひょっこりとレイジュのやつも戻ってくるかもしれねぇからな。………仕方ねえな………」
頭をかきながらコニスから教えてもらった町へと歩きだすサンジに、軽くため息を付きながら後に付いていったチョッパー。
「行く前にサンジ!!海賊弁当を作ってくれッッ!!!!」
「締まらねぇだろうがこのバカ船長ッ!!!!」
せっかく格好良くこの場を去ろうとしたのに台無しである。
とにかく準備をしなければならないのでサンジはパガヤから台所を借りることにして、ナミ達女性陣は動きやすい格好になるためにメリー号へ乗り込んだ。
「動きやすいってことは、やっぱりビキニかな〜 」
「船長、船長。このコックヤバイであります。どうぞ」
「最初からヤバイであります。どうぞ」
「おろすぞテメェらッ!!!!!!」
なんとなくサンジの周りに集まっていたルフィ達。
さっきの出来事があり、無意識的に集まったのだろうがサンジ的には野郎どもより女の子が良かった。
「行く前にナミさん達の素晴らしい姿を目に焼き付けて行くんだ!!じゃなきゃやる気なんて起きねえ」
「…………心配しなくて良かったな………」
「まぁ、サンジだしな」
こういうとき何故かルフィがマトモに見えるのだから不思議である。
「第一、アッパーヤードって森林みたいなところだろう。そんな布面積が少ないやつは着ねえんじゃねえのか??」
「なんでだよッ!!!海なのにさっきも水着になってくれなかったからやるんじゃねえのか!!!!」
「お前の希望で着ねぇよ」
ウソップ。ナイスツッコミ。
未開な場所に、それも肌を出した状態でいくなんて、また謎の病気をもらいたいのかい?と言いたいところです。
まぁ、あそこの女性陣はそこら辺の男よりずっと強いですよ。
だからこれから起きることもこっちとしてはそんなに問題視はしてないけどね。
「お、おいルフィッ!!!なんか船の様子がおかしいぞッッ!!!!」
異変に気づいたウソップ。その声に全員がメリー号の方に視線を向けると何やら船が揺れていた。ウソップが持っていた双眼鏡をサンジが奪い取り覗いてみたら
「う、嘘だろう……ッ!!!」
「なにかあったのかッ!!!??」
深刻な表情をするサンジに最悪なことが思い浮かぶ。そして…
「…………………………みんな、シャツを、着てやがる…………」
「ふざけんなよお前はッッ!!!!!!」
思わず近くにあったフライパンでサンジの頭を叩くウソップ。
(ウソップのような完璧なツッコミだからこそ出来る芸当です。普通ならとても危険ですが、ウソップなら"痛い"だけに留まることが出来るのです。決して皆様は真似をしないようにお願いします。)
「何するんだテメェは!!?」
「真面目に様子を見ろッ!!!!」
「………………クソッ!!……露出がすくねぇ………」
「こいつに天の裁きを与えてくださいーーーーーーッッ!!!!!!」
まだ見ぬ神様にお願いするウソップ。止めてね。本当にあの通称神はやりかねないから。
「んなことやってる場合かぁッ!!!メリー号が持っていかれるぞッ!!!!」
「な、なんだあのエビッ!!!??」
「うまそぉーッ!!!!!」
「言ってる場合かッ!!!!!!」
メリー号が巨大なエビの背中に乗り上げ、大きなハサミで押さえられながら何処かへと遠ざかっていく。
そしてそれを見て美味しそうなどというバカに、とうとう第2のツッコミ役であるバーストがツッコんだ。ナイス。
「さっさと追いかけねぇとマズイんじゃねえのかッ!!!」
「何言ってるんだお前はッ!!!!!エビはマズくねぇッ!!!!!」
「味の感想を言ってんじゃねえよッ!!!!!!」
「真面目にやれルフィッ!!!!」
ツッコミが二人いると楽だね。
しかし、このままだと面倒くさそうになるな。
確かこの後、なんか試練みたいなやつがあるんだよな。
あれは修行の一環になるからいいけど………
「とにかく別れて追いかけるぞッ!!!!
この海から行く奴らと陸路から行く奴らだッ!!!!」
「くじで決めようぜッ!!!」
「なんでもいいからさっさと決めろッ!!!!」
こんな状況でも楽しむルフィ。まぁ、これぐらいのトラブルはトラブルとも捉えないだろうな。小さい頃はこれ以上の地獄を見せたからなー
それでくじで決まったのは陸路の班はルフィ、サンジ、ウソップ。海路がゾロ、チョッパー、バースト。
「いいかお前ら。絶対にこのアホマリモから目を離すな。少し目を離しただけで迷子になるからな」
「わ、分かった……」
「そんな簡単になるのか……」
「クエェッ!!!!」
「エロコックが……ウソップ!コイツの手綱はちゃんとしとけよッッ!!!!!!」
「ただでさえルフィがいるのに………わ、分かったよッ!!!!」
この中で一番大変なのは間違いなくウソップだろう。
頑張れウソップ。僕は君を応援するよ。
………………………………………
「カワイイお姉さんッ!!!私と、お茶でもしませんか??」
「お約束みたいにやるんじゃねえッッ!!!!!!」
ゾロ達の方は特に問題ないだろうと思いルフィ達に付いてきたが
「う、美味そうな…に、匂いが……ッ!!!!」
「堪えろルフィッ!!!!誘惑に負けるなッ!!!!!」
「そこのお姉さんッ!!!!待ってーーーッ!!!!!」
「テメェは少しは自重しろッ!!!!!!」
……………あのルフィがマトモに見えるほどにサンジが荒れてるな………
次から次へと引っ掛けることのないナンパを繰り返してさ断られている。
いくらレイジュが大丈夫だと信じてもやっぱり心配なのだろう。それが空回りしてこうやって手当り次第ナンパしているわけだが………
「に、賑やかですね…本当に………」
「なんか悪いなな。道案内なんかさせちまってよ」
「い、いえ……気にしないでください……」
この町に来たのはコニスがこの町にくれば持っていかれたメリー号にたどり着けると言われたからである。
こうして町に来れたのは良かったのだが、コニスの様子がおかしい。
……………そう、あのシーンが始まるのだ。