好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
少しだけ話を戻す。
全員が祭壇に集まった時の話である。
「レ、レイジュッッ!!!!」
「心配してくれていたのねサンジ」
レイジュの肩を強く握り本当に存在しているか確認したあと、全身くまなく見渡した後にレイジュにそんな事を言われたサンジは
「なっ!!!??な、なわけあるかッ!!!!!!!」
「いや、誤魔化せねぇよ……」
サンジがどんなに否定してもこの様子を見ればかなり心配していたようにしか見えない。
すぐさまレイジュから離れたサンジは「ば、晩飯の用意だぁッ!!!」と誤魔化して逃げ出した。
「嬉しいわね。…本当に、優しい子になったわ……」
「なんだ。昔は荒れていたのか??」
「荒れていた、わけじゃないけど……そうね私の家族がちょっとね………」
それ以上は語る様子はなかったので空気が読めないルフィもそこで聞くのをやめた。そんなところにロビンが近づいてきて
「それで、まだ荒れているのあの愚兄達は」
「劣等と見下していた弟が、今まで全勝していた勝負に、
サンジは一度だけ、離れた家族と向き合ったことがあった。
レイジュがサンジを見つけ出し時は今のよう仲ではなかったが兄妹の中でもレイジュとは良い方だった。だからコツコツレイジュが話をしていくうちに「………一度だけ……なら…」と家族の元に帰ったことがある。
しかし、イチジ達や父親の対応は変わらなかった。
ハジメのお陰で国を取り戻したというのにサンジに対して変わりはしなかった。
そしてその時サンジとイチジ達は戦うことになったのだ。
イチジ達的には一方的のハズだったが、まさか逆に一方的にヤラれることになるとは………そして父親も…………
「よく連絡はくるわ。「サンジを連れてこいッ!!」「俺達が強いッ!!!!」ってね……もう面倒だから最近は無視してるけど」
「……いざとなったら私かお兄ちゃんに言いなさい」
「………………………………」
「…………………何よ………」
「貴女も大概おかしいけど、本当に、変わったのね……」
「喧嘩、売ってるの??」
………………………………………
「それじゃ、今日のプランを話すわ」
翌日。
朝食も食べ終わり黄金探しを始めるぞー!!と意気込んでいたルフィを一撃で沈めたロビンは全員を集めてそう告げた。
「お仕置きコースを選びなさい。
関節技24時間耐久。ミニ分身体による蹂躪。私との訓練。
さぁ、どれがいいかしら??」
「「「「「黄金はッッッ!!!!!??」」」」」
「もう見つけたわ。敵も追尾してるわ。
あとは全て蹴散らして奪うだけ。だからお仕置きを決めなさい」
ミニロビンを大量に放ってそんなに時間は経っていない。
昨晩としても7〜8時間しか経っていないのに………
それよりもロビン的には仕方ないとはいえ、やはりハジメを忘れたということが気に食わないらしい。
「け、軽減する方法は……」
「………そうね。予定通り"お兄ちゃん"が言っていたようにあの"クソ雷"に一撃入れればチャラね。それか1人20人以上か、神官1人かしらね」
「ま、まだ、大丈夫だな……」
「が、頑張らないと………」
「ルフィ。貴方はダメよ。お仕置き全コース決定」
「なんでッッ!!!!!!??」
お仕置きが回避出来ると安堵していたルフィだったが、突然のロビンの言葉に驚く。
「嫌なら、私をここまで不機嫌にさせた奴の心も身体もズタボロにしなさい。そしたら……そうね……そろそろ常時ギア2までの使用を認めてもいいわ」
「ほ、本当かよ師匠ッッ!!!!!??」
「あとお兄ちゃんの許可もいるけどね。今回も一撃だけギア2は使っていいわ。言っておくけど"レッド"なんて使ったら……………私が貴方に天罰を与えるわよ」
「はいいいぃッッ!!!!!!!」
その時、本当に神……というか邪神に見えたことは、ここにいる皆は絶対に口に出さないようにと強く、強く誓ったという……
…………………………………………………
「俺はやるぞおおおおおぉぉッッ!!!!!」
「「うおおおおおッッッ!!!!!!」」
「うるせぇな……」
「でも、私達も頑張らないと……お仕置きなんて……」
ロビンの指示により2班に分かれることになった。
どちらとも敵を倒すことを前提に"黄金回収班"と"メリー号脱出班"で分かれたのだ。
黄金回収は文字通りであり、すでにロビンがどこにあるか把握しているのでそこまで取りに行くだけ。しかし向こうは心が読める為に場所は教えてもらっていないので各自にミニロビンが渡されている。
『言っておくけどこんな私でも』
『一秒もいらずに貴方達を』
『沈めることなんて簡単よ』
『よく、理解しておきなさい』
と、各自に渡されたミニロビンに言われているので下手なことをすればその場でお仕置き決定になるので……すでに、緊張感がマックスなのは間違いない。
まあ、基本口出ししないということなので各自のポケットなどに待機している状態ではあるが………悪口なんて言った日には即反応して対応する優れたミニロビンなのである。
で、その黄金回収班に任命されたのが、
ルフィ、ウソップ、チョッパー、カヤ、ゾロ、くいな、コビー、ヘルメッポ。
残りがメリー号脱出班で、
サンジ、レイジュ、ナミ、ノジコ、キロロ、バースト、カラーである。
………………ちなみにギンとカルーは未だに帰ってきてません。
というか、迎えに行ってないのでまだダイアルをかき集めているはずである。
『それじゃ貴方達』
『ここからバラバラに別れて』
『行動してもらうわ』
『目標人数に達しなかったら』
『その場でお仕置きよ』
『さぁ、散りなさい』
「ま、待ってくれよ!!黄金回収はどうなるんだよッッ!!!!」
『心配しなくていいわウソップ。私達の言うとおりの道を辿れば最終的に全員が黄金の場所にたどり着くわ』
「ま、マジかよ……」
『ナミ達にも
それを聞いた瞬間に、あのマトモなカヤでさえ危険を察知して一斉に飛び出した。
「カヤーッッ!!!無理はするなよ!!でもクリアしろッ!!!!」
「うん!私、頑張るわ!!!!」
「お、オレ!!自信がねぇーよッ!!!!」
「チョッパーさん!!手伝いたいのは山々ですが僕もお仕置きは……」
「コビー!!さっさとしないとルフィとゾロとくいなに人数を持ってかれるぞ!!!」
「いい機会だ。久しぶりに勝負するか?」
「いいわよ。人数が多いほうが勝ちね」
「雷野郎はどこだああぁぁぁッッ!!!!!!」
それぞれがお仕置きを回避するためきに走り出す。
………………………………………
『ということで、ここにも敵はくるわ。最悪メリー号は手放しても大丈夫よ。この子はお兄ちゃんの力で傷一つつかないし、私が残っていればメリー号にたどり着くから』
「つまり、俺はレディ達を守るナイトを………」
「何言ってるのサンジ。本気で数をこなさないとお仕置きがくるわよ」
「んなことは分かってるだよ!!……最悪、覚悟を決めて守るぐらいはあるってことだ……」
「そう。姉としても無意味なお仕置きは避けてほしいから頑張りなさい」
ナミ達の所にもミニロビンが説明をし、サンジがヤル気になっていたところだった。それもキチンと自分のことも勘定に入れていることを知ったレイジュはそれだけで十分だった。
『言っておくけどレイジュ、貴女も参加対象よ。分かってるのかしら??』
「ええ。
『そう。ならいいわ』
そんな会話をしていると早速敵が、それもゲリラ部隊がこっちに向かって来ている。見た限り歩兵的な者達だがそれでもざっと見て20人はいるだろう。
『さっそく来たわよ』
まだ距離がある。
それぞれ戦闘態勢に入る中プランを決めていると言ったレイジュは、戦闘態勢に入るどころかマストに背を預けて腕組みしている。
「ちょっ、ちょっとレイジュ!!!??」
「私はいいわ。やる相手は別にいるから」
その余裕の態度に少し戸惑ったがキチンと考えがあるのだろうと頭を切り替えて目の前の敵を迎える。
しかし何故だろうか……やたらとゲリラ部隊の目が怖い気がするのは……
近づいてくるゲリラ部隊達が何かを言っているようで、近づいてくるその声に耳をすますと
「青海人殺す!青海人殺す!!」
と、かなり叫びながらキレているのがハッキリと分かる。
なんでここまでキレているのか、ほとんど関わりがなかったゲリラ部隊に対してそんな疑念を持ち言葉にしたところで
「なんか物騒なこと言ってるわよッッ!!!!」
『あぁ。敵勢力全てに"このアッパーヤードは青海人の物だからさっさと出ていけ。この部外者共"って言っておいたの』
「「「「「余計なことを言うんじゃないッッッッッ!!!!!!!!」」」」」
と、トンデモナイ爆弾発言が落とされました。
ただでさえ敵になる相手をさらに激情させるなんて……
『どうせ倒すのだから過程なんて関係ないでしょう』
「「「「「悪魔かあぁッッ!!!!??」」」」」
しかしそんな事を言っていても敵は攻めてくる。
ロビン以外の誰もがため息をつき
「でも、まぁ」
「向かってくれるのは」
「いいことよね」
「確かに、こいつは楽だな」
「一気に蹴散らす!!」
「こっちにも回してよね」
「倒すって、戦闘不能ってことでいいの?」
『構わないわ』
「なら、やりようは、ある」
始まるサバイバル。果たして何人残るのか??
その開戦がここから、始まる。