好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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77人

「本当に大丈夫かな…カヤのヤツ……」

『心配性ね。いくら愛しい彼女だとしてもやり過ぎは嫌われるわよ』

 

「か、彼女じゃねぇッッ!!!!!////

それに、ロビンにだけは言われたくねぇな………」

 

『死にたかったのね。ごめんなさい。気づかなくて』

「俺が馬鹿でしたッ!!!だから殺さないでッッ!!!!!!」

 

周りからしたら一人でも騒いでるだけに見えるがポケットに潜んでいるミニロビンとコントのようなやり取りをしているウソップ。

 

ミニロビンの指示通りに進んではいるが

 

「しかし、全然敵に会わねぇな……」

『心配しなくてもあと2分で遭遇よ』

 

「いるのかよッ!!!!ってか、どんだけ掌握してんだ………」

『そうね。いまはお兄ちゃん達以外の空島全てかしら…』

「か、神かよ………」

 

違うわ。とキッパリと否定するミニロビンだがウソップからしたらそんな規格外なことが出来るのは神様ぐらいだと思う。

それでもそんなロビンよりも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と気になってはいた。

 

しかしそれを聞こうとすると間違いなく制裁がくる。

覚えてない。ロビンからしたら忘れているようだが……とにかくこの話を続けるとマズイと思ったウソップは

 

「じゃ、そいつを倒したらお仕置きは無しなのか??」

『そうね……いいわ。ただし、"マジック"の使用は禁止よ』

 

「ちょっ!!!ちょっと待てよッ!!!!んなもんされたら俺はッ!!!!」

『貴方のマジックは相当なものよ。それは認めてあげるわ』

 

突然の使用禁止に戸惑うウソップだが、ロビンからまさかのお褒めの言葉に言葉が詰まる。

 

『マジックは所詮マジック。だけどウソップのマジックは間違いなく戦闘に特化してゾロやサンジの次に強いわ』

 

「そ、そんなに褒めなくてもよ〜〜ッ!」

 

『だけどそれだけよ。さっきも言ったように所詮はマジック。ネタが尽きたときウソップ、貴方はどうやって戦うの??』

 

「そ、それは………」

 

『ここまで言えば分かるわね。やってみなさい』

 

そしてタイミングよく、ウソップがこれから試されるために用意された相手が現れた。大きな鳥の背中に乗り大きな槍を持つ敵が

 

「祭壇から出てきたのか。あぁ、なんとも腹立たしきッッ!!!!」

 

ウソップを見てすぐに怒り狂う敵は、額にゴーグルをつけており、まるでパイロットのような姿をしている。

後ろに控えている部下たちも同じような格好をしており、部下たちはウソップを取り囲むように配置についた。

 

「我が名はシュラ。

愚か者への怒りの求道思い知れ!!!紐の試練ッッ!!!!」

 

…………………………………………

 

「みんな、大丈夫かな……」

『心配性ね。まだ誰も死んではないわよ』

 

「いや。そこまで考えてねえけど……」

『そう。でもチョッパーは猛獣のエサとして狙われやすいから気をつけなさい』

 

「俺が一番危険なのかよッッ!!!!??」

 

敵には遭遇しないが確かに大型の猛獣が現れては追い払ったり逃げたりしていたチョッパー。なんかおかしいなとは思ったがまさかエサとして見られているなんて

 

『トナカイなんて所詮はシカの仲間。肉食動物にとっては格好の餌になるわね』

 

「はっ!!!そういえばドラム王国でもよくオオカミに狙われていたような…………」

 

『大丈夫よ。サンジに頼んで残骸は、骨さえも残さずに使い切るわ』

 

「喰われる前提で話すなよッッッ!!!!!!」

 

ヒルルクやドクトリーヌ達とよく街へ向かうときに会うオオカミがジィーとこっちを見ていていた。襲われたことはなかったが今思えばあの目は獲物を狙う目。ただチョッパーがすでに倒せない獲物だと分かっていたので遠巻きでしか見れなかっただけであり、チョッパーは常に肉食動物のいい餌として見られていた。

 

『それじゃ生き残って見せなさい。もう敵は来るから』

「おっしゃーッ!!!!やってやるッッ!!!!!!」

 

どんな獰猛な動物でも倒してやると気合を入れるチョッパー。

ガサガサともの音がし、その茂みから現れたのは

 

「ン!!ンンンンンッ!!ンンンンンンッッ!!!!!!!」

「な、なんだコイツはッッッ!!!!!??」

 

獰猛な動物ではなかったが、ある意味それよりもヤバイのが茂みから現れた。

 

………………………………………

 

「いいわね!!絶対に私達を守りさないよ!!!!!」

「ふざけるな!!!自分で自分の身を守りやがれッッ!!!!」

 

「こっちはカワイイ女の子よ。何言ってるの??」

「マトモなやつはいねえのかよこの一味はッッ!!!!!」

 

神と名乗るエネルが離れたのだが、それを追いかけるとサンジとレイジュがメリー号から飛び出したのだ。あんな速さ追いかけれるわけがないといったが「おおよそなら私が分かるわ」とレイジュが言った為にナミの静止も聞かずに飛び出したのだ。

 

その為に主力となる人がいなくなった為に残された男であるバーストに白羽の矢が立ったのだが、こうやってタダをこねていたのだ。

 

「ワガママ言わないの」

「おい。言っとくけどお前は絶対にねえぞ」

 

「どうして?私もカワイイ女の子」

「ふざけるな!!俺達3人の中で一番怖ぇー奴が何言ってやがるッッ!!!!!!」

 

決して戦闘力が高いわけではない。

しかしカラーの使う"カラーズトラップ"は武装色の覇気を使用したものであり本編よりも効果が強くなっている。

深層心理を利用して催眠術のような効果だったが、それよりも遥かに強力であり()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と思われるほどの実力。

 

それだけ力があればMr.3よりも上の人間と組むだろうが、カラーとしてあまり働きたくないので手も抜いていたためにポジションがあそこであった。

 

つまりはどうあがいてもカラーズトラップが発動すれば勝てる見込みがない相手。なのでそんな相手を守る必要はないと言っているのだが

 

「あのコックを見習うべき。だからモテないのよ」

「余計なお世話だッッ!!!!」

「キャハハハッッ!!!!ウケるわ!!!!!!」

 

キロロは完全に傍観を決めていた。いくらペアでも"守る"という概念はない。あくまでもビジネスパートナーだっただけでありいまはただの同じようにこの一味の為に働く一人である。

 

賑やかにしているそんな様子をノジコは舵を手に取りながら眺めていた。もちろん周りからまた敵が現れると警戒していたのだが……

 

「………あれって……ナミ!ちょっと来てッ!!!!」

 

何かが見えたノジコは判断を仰ごうとナミを呼ぶ。

どうしたのかとノジコの指差す方を見てみると

 

「お、お前らッ!!!ここから出てけッ!!!!」

 

小さな身体で、両手でナイフを構えて震えながら、どう見てもこのメリー号まで来る手段もなく、ミルキーロードの外、アッパーヤードから叫んでいる女の子がそう叫んでいた。

 

それを見たノジコはなんでこんな所に子供が、と考えたがすぐにその考えはある懸念に一気に書き換えられた。

 

何故か隣からの息遣いが荒くなっている。

そぅーと見てみると目がまるで獲物を取られるかのような……

あぁ。これは久々にみるナミの病気。

 

「に、逃げてッ!!!!」

「へぇ?な、なに………」

 

「か………か、かわ………」

 

ノジコが女の子に逃げろと叫んだが時すでに遅し。

ナミはメリー号の縁に立ちそして女の子目掛けてこう叫びながら飛んでいった。

 

「カワイイ女の子見つけたあああああああああああああぁぁぁぁッッッッ!!!!!!!!!」

 

「きゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!!!!!」

 

いくら見聞色の覇気を、ここでは心網(マントラ)を使えていても、避ける力と異常な人の前では無力だということをここで初めて知ったアイサだった。

 

………………………………………

 

「あぁ!?アイサがいねえだと……」

「そうなの……途中で逸れたみたいで……」

 

エネルを倒すために進めていた兵を止めて女戦士であるラキから話を聞いていたワイパー。ここはアイサを探すために力を貸してと言おうとしたラキだったが

 

「知るか。勝手に付いてきたんだ。自業自得だ」

「そんなッ!!!アイサはまだ子供でッッ!!!!」

 

「俺達は"戦士"だぁッッ!!!!ここで止まるわけにはいかねんだッッ!!!!!!」

 

ワイパーの言葉と迫力に思わず後退するラキ。

しかしここでアイサを見過ごせないとまた一歩踏み出すその姿に

 

「仲間をそんなものに引き裂かせれねぇ。探すならテメェ一人で探せ」

 

「ワイパー………」

 

「行くぞお前らッ!!!!!エネルを倒すんだッッ!!!!!!」

『おおおおおおぉぉぉッッ!!!!!』

 

止まっていた軍が一気に動き出しラキだけが取り残された。

止めようにもあんな仲間を止めることは出来ない。

ラキも同じようにエネルを倒したい思いは強いのだ。それでもいまはアイサを見つけないと気持ちが強いだけの話で……

 

とにかくアイサを見つけないと、気合を入れ直して、

その場で方向転換して、振り向いた、先に、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見捨てられたか小娘??」

「ッッ!!!!??エ、エネ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これであと77人」

 

身体から煙を出し倒れるラキを無感情で見下ろすエネルはまたその場から一瞬にして消えたのだった。

 

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