好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「えっ、
『最近悪い噂がたっておってな。真偽はともかくハジメが突然くれば何かしら動きがあるかもしれん』
フーシャ村を出て定期連絡を、センゴクに連絡したのだがここでまさかの指令が出た。
「それは構いませんけど…行く前に話して頂いたら良かったのでは?」
『……あの
「いや、なんでそんなことに……」
『クザンはいつも通り書類整理、ボルサリーノのは茶友達がいないからと仕事放棄して、サカズキにいたってはストレスの捌け口がないからと若い海兵に八つ当たり………い、胃が………』
「あぁ、………お疲れさまです」
よく今まで海軍成り立ってきたね。
なんか自画自賛というわけではないけど、僕がいないだけでそんなに体勢が崩れるものかなー。特にサカズキさんは八つ当たりって……いや、その前にそのストレスを僕に向けるのもおかしいと思うんだけどなー
『……だが東の海でのことも気がかりではある。
こっちは…なんとか……なんとかするので、頼むから出来るだけ早く帰ってきてくれ……』
海軍本部の仕事も忙しいだろうがこういう調査も仕事の一つ。
センゴクさん的にはかなり早く帰ってきてほしいだろうが、私情を挟むわけにはいかないと我慢しているようだ。………本当に大変ですね、元帥って………
『近いのはシェルズタウンの海軍支部だ。頼んだぞ』
あれ??そこってなんか聞いたことがあるような……
…………………………
「イヤじゃ」
絶対にいうと思った。
センゴクさんからの指令だといっても行かないというガープ。マジで仕事しろ。
「休みを取っておるのに仕事なぞするか!!」
「ですけど、僕達がいかないと誰が行くんですか?」
「そんなもんハジメ一人でいいではないか」
「おい、ジジイ。
こういうのは使いたくなかったけど、こっちのほうが階級は上じゃボケッ!!仕事しろッ!!!」
鼻をほじりながらいうものだから自分でも珍しく怒った。ここまで暴言吐くのはグザンくらいだ。
「様子を見るだけならワシはいらんだろうが。
それにだ、ハジメが参謀として月日が浅い。この東の海まで絶黒のハジメとして名が届いてない場合がある。
なら、ワシよりもハジメが行った方がありのままの海軍支部が見れるじゃろ」
「…………ま、マトモな意見だ…………」
いくら仕事しない人でもやっぱり年の功。ちゃんと考えているんだなー
「というわけじゃから後は自力で帰ってこい。ワシは先に帰る」
「よし、テメェはここで沈める」
…………………………
結局ガープの野郎は逃げた。
真正面から逃亡を阻止しようとしたがさすが伝説の海兵。逃げようとする意識で逃げられると僅かな隙の間に逃げる。正確には「あっ、あそこにニコルがおる」と言われて振り向いてしまった時に逃げられた。
だって!!
で、フーシャ村の近くに船を置いていたから良かった。
あのジジイは僅かな隙で逃げた、というか僕を海に落としやがった。で水面に出てくる間に手漕ぎで逃走したわけ。
なのでいま漂ってます。
本当にトメトメの実じゃなかったら死んでたよ。悪魔の実を無効化する海の特性を停止させているから。
でもどうしようかなー。泳げるけど島までたどり着くのに体力が……
「………流されるか………」
なんかどーーーーでも良くなったな~
センゴクさんには悪いけどこの波に身を任せて何処かへと流されよう。支部については責任とってくれるでしょうガープさんが。そして八咫烏とロビンにコテンパンに殺られろッ!!!
…………………………
「………生……替えて……よ……」
「……がと……いな……」
なんか声が聞こえるなーと言うことは何処かの島に着いたのかな?ゆっくりと目を明けるとそこには男性と少女がいた。
「おや、気がついたかな?」
その人はとても優しい目をしていた。
額にあったタオルを手に取り器に入った水に付けて絞る。そしてまた自分の額に戻してくれた。とても気持ちいい。
「ありがとうございます」
「ふふふ、不思議な子だね
普通は、ここは何処ですか?とか貴方は誰ですか?とか聞くものだけど、まさか感謝の言葉を聞くとは」
「助けて貰ったのは間違いないので」
「そうか、自分がどういう状況だったのかもハッキリしているようだね。助けたことに関しては娘に言ってくれ。浜辺で打ちあがってある君を見つけたのは娘なんだ」
そう言ったので少女の方を見るとビクッとして男性の後ろへ隠れた。
「すまないね娘が」
「いいえ。えーと……」
「"くいな"というんだ」
「ありがとう、くいな」
「………うん………」
小さな声だったけど確かに聞こえた。
………うん、あれ、いま"くいな"って言った?
く、くいなって……まさか……
「自己紹介が遅れたね。私はコウシロウという」
「……ハジメです」
まさか流れ着いた先がゾロの出身の島かよッ!!!!??
…………………………
「申し立て、ありますか?ありませんよねッ!!」
「……あ、ありません……」
「センゴクさんに止められたからここまでしときますが……こちらとしては
「……はい……」
「なにしとるんじゃ。さっさと行けやコラ。ハジメ参謀がもし見つからなかったら……分かってるんだろうなテメェッ!!!!!!!!」
「今すぐにッ!!!!!!」
必死になって元帥の部屋から出ていったガープ。
それはもう性格が変わるほどに必死に。
それはそうだろう。いま元帥の部屋には一人で国を簡単に消し去るほどの殺気を放っている大将と
「お、落ち着いてくださいニコル大佐ッ!!」
「気持ちは分かります!!私達もハジメ参謀は心配ですッ!!!!!!」
「ですがいまニコル大佐が行ってしまうとその抑えきれない殺気が覇気が市民に多大なる影響をッ!!!」
「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん………」
「全力で押さえろッ!!!いまのニコル大佐は大将並みの力を持っていると考えろッ!!!」
もう海軍本部全体を覆い被るほどの殺気と覇気を出しているロビン。八咫烏達が必死になって抑えているためになんとかなっているが少しでも油断すると下手したら死者がでてしまう。
「………バカだと分かっておったが……まさかここまで考えなしとは……」
さっきから明らかに飲み過ぎている頭痛薬を手にしているセンゴク。それだけいまの状況はヤバい。
ハジメの行方不明。それが発覚した瞬間に海軍が今まで感じたことのないほど傾いた。
3大将は溢れだす殺気と覇気を抑えるのが必死で仕事が手につかず、ニコル大佐に至っては駄々もれのままで探しにいこうとしている。八咫烏はそれを押さえているために他の仕事が出来ずにいる。いや八咫烏に関わらずハジメに関しているものは誰もが仕事が出来ずにいるのだ。
そのため重要な案件から小さな案件も全てセンゴクの元へ届いている。つまりいま元帥の部屋には大量の書類と殺気立っている者達で溢れかえっている。
「………早く……早く……帰ってき……てく…れ……」
頭痛薬の次は栄養剤、そして3大将の元へいき殺気と一緒に溢れだす能力を浴びることに。正確には氷で額を冷やして、マグマで冷えすぎた体を温め、光で目を覚ます。
能力を有能活用してハジメが帰ってくるまで頑張るセンゴクだが………さて、いつ帰ってくるのか……