好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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"お前が消えろ"

「早くいけえええええぇぇぇッ!!!!!」

「私から、逃げられるとでも思わないことだ」

 

静止を聞かずに視界から消えたメリー号を追いかけていたノジコ、キロロ、バーストの3人。途中で神官やゲリラ達を倒しながら進んでいたが、突如圧倒的な力を持った者が現れた。

 

いきなり雷を打たれたバースト。

すぐさまキロロが反撃をしようとするが雷のスピードに勝てるわけもなくあっという間に倒された。

残るはノジコ、だけかと思ったところでバーストが立ち上がり地面に向けて爆発させて周りを土埃で視界を悪くさせた。

 

「そんな置いていけるわけ……」

 

「うるせぇ!!さっさといけ!!!

能力者と非能力者じゃ力の差が違うんだ!!!だからいけッ!!!!」

 

「ッ!!!!!!!」

 

バーストの言うとおりここにいては足手まといになる。

悔しさを抑え込みこの場から離れようと駆け出すノジコ。

それをエネルが許すわけがないが、

 

「悪いが、いかせねぇ」

「そうか。しかし貴様も爆発の力を持っているようだが……」

 

ノジコが逃げれるようにエネルの正面に立つバースト。

そのまま両腕でエネルに触れて爆発させようとしたが

 

「ガガガガガバッッ!!!」

「爆発程度で、"雷"に勝てるとでも思ったか??」

 

その手はエネルの身体を通り抜け、そして自ら雷に触れてしまった。全身に浴びる電流。あっという間にバーストの意識を失い倒れてしまった。

 

その僅かな時間でノジコはなんとかエネルの視界から消えたが

 

「本気で、逃げれるとでも??」

「ッッ!!!!!??」

 

一瞬で距離を詰められ目の前に現れたエネルにノジコは為す術もなかった。

 

………………………………………

 

「ウソップさん!!」

「おお。カヤ!無事だっ……ってなんじゃそれりゃ!!?」

 

カヤに呼ばれて振り返るウソップ。

あの雷野郎にやられずにすんで良かったと安堵していたのだが、そのカヤの後方にはラッシーを始め大蛇やトラ、サルやサウスバードなどなどがカヤの後ろに付いてきていた。

 

「みんなありがとう。もう大丈夫よ」

 

そうカヤがいうと分かったかのように一斉にカヤの元から離れて残ったのはあの大蛇だけとなった。

 

「おいおい……すげぇ~なカヤ……」

「そうかな?それよりウソップさんは目標達成した??」

 

「あぁもちろんだ!!」

「私も!この子のおかげなの」

「ジャアアアッ!!!」

 

尻尾を振り"どうだ!"とアピールしているような動作をする大蛇。その動きだけで周りの木に当たり軋んでいる。

 

「…………なあ、カヤ……」

「なにウソップさん??」

 

「将来の夢って、医者になること、だよな??」

「そうだけど、どうして??」

 

これを見て"動物の王女"になるんじゃないかと思ってしまった。なんてことは絶対に言葉にださない。そんなことしてみろ、「なってみようかー」とか言い出した日には………考えたくもないと必死にそんな思考を切り替えようとするウソップだった。

 

「いや、なんでもねえ!!

それより他の皆はどうしてるんだ?」

 

「ねえロビンさん。皆はどうしてるの??」

 

『気にしなくてもいいわ。それより……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『足元、気をつけなさい。落ちるわよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲妻(サンゴ)ッッ!!!!!!」

 

「「ッッ!!!!!??」」

 

落ちてくるものだと思っていた。

それが、雷が突然下から、地面から吹き出してきたのだ。

とっさにウソップはカヤを腕を取り自分の懐へ。

 

雷は地面を這うように広がり一気に辺り一帯を破壊し、そして()()()()()()()()()()()()()()()

 

「う、ウソップさん!!」

「捕まってろよカヤ!!!」

 

最悪このまま青海に、地上に落ちる可能性を考えながらとにかくこの状況をどう切り抜けるのか必死頭を回す。

 

………………………………………

 

「一体、何が起きたんだ……ッ!?」

 

突然地面が壊れ自身の身体が落下することに気づいたワイパー。落ちる中地面や岩の残骸を踏み場にして無事地面に着地をしたのだが、その場所は大きな空間であり、さらには今まで見たことのない………

 

「ジュ、ジュアアアアアァァァッ!!!!」

「ッッ!!!!こんな時にッ!!!」

 

周りを確認しようとしたとき聞き覚えのある声に警戒するワイパー。このアッパーヤードの動物達の頂点である大蛇。その大蛇が同じこの場所にいる。

 

持っているバズーカを大蛇に向けるが様子がおかしい。

いつのなら襲いかかってくる大蛇がワイパーを無視し、それどころか辺りの遺跡を見ながら喜んでいるようにも見える。

 

そして一番大きい遺跡。その建物をみた大蛇は、その大きな頭を空に向けて「ジュアアアアアアアアァァァッッ!!!」と今まで聞いたことない声を上げて涙を流している。

 

それを見たワイパーは悟った。

あの大蛇は昔から生きている。そしてあの喜びようは……

 

「……まさか、ここが……」

 

先祖が住んでいたアッパーヤード。

この空島に打ち上げられ、空島の住民達に追い出され、長い年月帰ってくることの出来なかった故郷。

 

「ここが……俺達の、先祖の………」

 

歓喜が溢れようとするのを必死にこらえるワイパー。

やっと見つけた。見つけたがまだここはヤツの、エネルが支配する場所。喜ぶのはアイツを倒して………

 

「私を倒すか??果たして貴様に出来るのか疑問だな」

「…エネル……ッッ!!!!!」

 

突然現れたエネル。

すぐに攻撃しなかったのさ後方にある遺跡のため。

しかしすぐにそれが愚かだった後悔する。

 

「貴様の仲間はことごとく倒れたぞ。いや、あと一人いるが、子供などすぐに終わる。数にも入らんな」

 

「………お前、まさか………」

 

「心網があるのだぞ。バレてないと本当に思ったのか??」

 

その言葉で全てが分かった。

エネルは隠れていた同胞達を、戦えない者達まで手にかけたのだ。それを知ったワイパーはバズーカを放つが一瞬にしてその場から消え攻撃を躱しまたその場に現れた。

 

「怒る必要はない。()()()()()()()()()()

「エネルウウウウゥゥゥゥゥッ!!!!!!」

 

再び攻撃をしようとしたがその瞬間にあるものが見えた。

エネルの背後から刀を持った二人組が一斉にエネルに襲いかかる姿を

 

「「鷹波ッ!!!!」」

 

背後からの攻撃だろうが2人の攻撃は届かなかった。

エネルには届いた。しかし二人の刀はエネルの身体を通り抜けまるで実体のないものを斬ったような……

 

そのまま着地をした二人は攻撃をしようとしていたワイパーの近くへ。すぐさまワイパーがゾロへバズーカを向けようとするが、向けられる前に刀でバズーカを押さえられ

 

「やめておけ。いまはあっちだろうが」

「指図するな青海人!!!!貴様らも邪魔をすれば敵だッ!!!!」

 

仲間を全てやられた上、エネルを倒すのに邪魔になるゾロ達が現れ気が立っているワイパー。

一触即発の状態の中、エネルにとっては関係ないとワイパーとゾロを同時に攻撃を仕掛ける。

 

気づいたときには目の前に雷が。

くいなの叫び声も聞こえないほどの雷撃音。本格的にマズイと察した時にはすでに遅かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギャアアアアアァァァァ!!!!!!」

 

ゾロにも分からなかった。

完全に雷の中へと飲まれたと思っていたが、いつの間に移動していた。いや、正確には何かに引っ張られて間一髪助かったのだ。

そしてそれをやってのけたのが脚強化と角強化で()()()()()()()()()()()()()()

 

「怖えぇよッッ!!!!!なんだよアレッ!!!!??」

「ワリィなチョッパー……」

 

未だに軽くパニクっているチョッパー。

すぐさまくいなはゾロに駆け寄り本当に無事なのかと問いかける中、呆然とするワイパーは歯をギリッと鳴らし

 

「なぜ俺まで助けたッ!!!??」

「俺は医者だ!!そんな負傷をしてるやつを見捨てたら俺は医者じゃなくなる!!!」

 

今までの戦いの怪我を一瞬で見抜いたチョッパー。

確かに包帯している部分もあるが一番は服の内側で見えない場所にあり、それをちょっとした動きで見破った。

 

「…………礼は言わんぞ……」

「見返りなんていらねぇ!!!」

 

立ち上がるワイパー。その姿を改めてみたチョッパーはどうして今動けているのか不思議でならなかった。すでに重症なのに、動けるはずがないのに……

 

(コイツ……なんか、ルフィみたいだ………)

 

そんなこと話したら絶対に違うと言うだろうなー

ちょっと吹き出しそうになったのをグッと堪えたところで、バンッと少し離れた場所で煙がたち、その中から大きな箱が現れた。

 

何が起きたのかと思っていたらその箱の枠が四方に倒れ

 

「あ、危なかった〜」

「一体何が起きたんですかね……」

 

そこに現れたのはウソップとカヤ。

落下途中でウソップが出した風呂敷に包まれた2人はそのままこの箱へと移動した"瞬間移動マジック"をやってのけたのだ。

 

「どっから出てきてるんだお前ら……」

「おお!ゾロにくいな!!!」

「チョッパー君!!……と、誰ですか……」

 

「また青海人が……」

 

次から次へと増える青海人にイラつきが募るワイパー。

ここまでくるとエネルが言ったように自分以外のゲリラはほぼ全員やられたと思うべきだと。

 

「ふむ。1、2、3、4、5……」

 

エネルが指を指しながら人数を数えていくそれを姿に全員がエネルの方を向き見ている。

 

「あと、1、2、3、4、5人か……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

それが誰なのかは分からないが未だに倒れていないものがいることがそれで分かったが、同時に一味全員が無事ではないことも分かってしまった。

 

「思った以上に残ってしまったな。なら、まずは…」

 

その視線の先にはこの遺跡を見て感動している大蛇が、

 

「ッッ!!!にげッ」

神の裁き(エルトール)!」

 

上空から放たれる神ごときの一撃。

過去この大蛇に傷を負わせるのも難しかったそれを、たった一撃で沈めてしまった。

 

「そんな…ッ!!」

「これで邪魔はなくなった。さぁ始めようじゃないか!!!」

 

両手を広げて歓喜に満ちるエネルはここにいる残りのメンバーを見渡し

 

「ここで生き残った一人が私と共に"あるべき場所へ"と向かおうじゃないか!!」

「さぁ戦え!!ここで消える者は果たして誰になるか!見物だな!!!」

 

その言葉にゾロがくいなが、ウソップがカヤ、チョッパーが、ワイパーが、明らかな敵意をエネルに向けて

 

「「「「「なら、お前が消えろ」」」」」

「………不届きが………」

 

 

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