好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
はい。最新まで再投稿終わりましたー!!
そして次の投稿は間違いなく日曜日に行います!!
で、今年最後。12/31に投稿します。
さらに出来れば翌年の1/1にも。
こっちは未定なもんなので、あまり期待はしないでね(笑)
「………ッ!!」
「ゾロッッ!!!具合はどうだ!!?」
目が覚めたゾロの視界には空全体に雷雲が広がっており異常なほどに雷が地上に向けて落ちている光景だった。
それがあのエネルによるものだということに気づくのは簡単なこと。
「あぁ、問題ねぇ。……ただ」
「ただ、なんだ??」
深刻そうな表情をするゾロにチョッパーは……
「…………酒はあるか??」
「あったとしても渡さねぇよ!!!」
「寝覚めには酒がいいんだがな……」
「そんな医学的根拠のないことはするなッッッ!!!!!!」
見事なチョッパーのツッコミである。
そんなやり取りをしていると「…………ん………」と声が聞こえてきた。隣で気を失っていたくいなも目が覚めたようで
「………ゾロ。お酒持ってる??」
「お、お前ら一体何なんだよッッ!!!!!??」
まさかのくいなも酒を求めてくるとは思わずについ持っていた聴診器をゾロへと投げてしまったチョッパー。
もちろんそんなものゾロに当たるわけもなく簡単に掴まれてしまった。
「おはようチョッパー君。……えーと、なんか不機嫌だね??」
「……いや、くいなといいゾロといい……剣士はみんな寝起きは酒を飲むのか??」
「私は飲まないよ。匂いでこう"カッ!!"と目覚めるだけ」
「俺は飲むな」
「ゾロには聞いてねぇ」
辛辣なチョッパーの返しにムッとするゾロ。
しかしいまはそれどころではなかった。
「で、チョッパー。一体何がどうなってやがる??」
「いまルフィとカヤ。ウソップとナミがあそこにいる」
そういって指さした方を見てみると宙に浮かんだ船があり、その上空をゴムボートが浮遊していた。もうゴムボートにいたっては豆粒みたいになっているが奇妙な動きをして雷を避けているからそれはウソップが動かしていると分かった。
「なるほどな。で、親玉も乗ってると」
「それとこの雷はその親玉の仕業ってわけね」
「ウソップとナミがカヤを救出するはずだったんだけど、あの雷が邪魔してるんだ」
「んなもん、ウソップに任せとけ。俺達は」
「
「………何する気だお前ら………」
ニヤリと笑うゾロとくいなを見たチョッパーはとても嫌な予感がした。そして二人はマクシムの高度に最も近い大きなツタへ向かって歩き出した。
…………………………………………
「
サンジはエネルに向けてルフィの右腕に付いている黄金を蹴り飛ばした。普通なら黄金を蹴ること自体が無理であり足を痛めるだけなのだがサンジは違う。そして例え飛んだとしてもルフィも一緒に吹き飛ばされるがゴムであるルフィの腕が伸びるだけなのでこちらも問題ない。
一直線に飛んでいくる黄金に対してのエネルは先が分かっていたかのように簡単に避けた。
「ルフィ!!
「おうッ!!!!」
避けられた黄金の先には壁しかなかったが、黄金の塊から手首だけ出ているその手。大きく息を吸いその空気を右手に向けて流し込むとパンッと膨らんだ。
それがクッション代わりになり、そしてまるでゴムボールのように跳ね返る性質が生まれたため、その黄金が付いた手がまたエネルに向けて跳ね返ってきたのだ。
「なっ!!!??」
これにはエネルも驚いている。
攻撃を避けることは簡単だ。しかしこの跳ね返ってきた攻撃には
そして続けて跳ね返ってきた右手をまたサンジが蹴る。
今度もそれを簡単に避けて、跳ね返ってきた右手を警戒した。
しかしそれが来る前に見聞色がサンジの攻撃を読んだ。
そっちを見ると残った左手もサンジがエネルに向けて蹴ってきたのだ。攻撃が読めているから避けれるがその間に右手のほうが跳ね返ってきたために余裕で避けることが難しくなっていた。
そして今度は左手が跳ね返ってきたのでそれを避けようとするとサンジがまた右手を蹴ってくる。こうして四方八方から読める攻撃と読めない攻撃がエネルに飛んでる構図が出来た。
(…鬱陶しいッッ!!!)
簡単に避けれる筈が見事に相手の作戦に乗せられてしまっている。しかしここから逃げることも簡単だ。跳ね返ってくる壁があるからいけない。しかしマクシムの為にもこれを無くすわけにはいかないが、その腕をの持ち主をここから消せれたら問題はなくなる。
つまりは、倒せなくともここから退場させたらいいのだ。
だからエネルはあるタイミングを見極めるために攻撃を避け、そして右手と左手が同時に向かってきたタイミングで
「エルトールッッ!!!!!!」
両手が雷に包まれてエネルに向かっていた黄金が吹き飛ばされた。大きく外へ飛んでいくその両手。未だに黄金が付いているためにこのままいくとその2つの重さのせいでルフィがこのマクシムから退場してしまう。
「ヤッハハハハ!落ちていけ、麦わらッッ!!!!」
そして伸び切った腕に限界が来てしまいルフィの身体が引っ張られ始めた。
「や、ヤベッッ!!!」
「このクソ野郎がッ!!!!!」
そしてサンジはルフィからダッシュで離れて、サンジ、ルフィ、エネルが一直線になる場所へ移動して
「文句言うんじゃねえぞルフィ!!!!!!」
そしてルフィに向けて一直線に走り出したサンジ。
それを見たエネルには
(麦わらに攻撃をする気か??なんの為に??)
感情が昂り見聞色の覇気が上手く使いこなしてない。
その先のことが読めれば
「猛進!!猪鍋シュートッッ!!!!!」
「ごふッ!!!」
ルフィの腹部に思い切っきり蹴りを入れるサンジ。
ダメージはないが体内の空気が抜けてしまうために声が出てしまった。
その蹴りの勢いは止まらずにルフィと一緒にそのままエネルに向けて飛んでいく。そこでやっと気づいたエネルは回避しようと雷になろうとしたが思ったように身体が動かない。
そこで気づいた。離れたところからゆっくりと攻撃されていたことに。いや、攻撃というものではなく足止め程度、もしかしたら効けばいい程度だったのだろう。だからエネルでも読めなかった。
「生身なら私の毒も効くことは検証済みよ」
「き、貴様ッッッッ!!!!!!!!!」
吐息を吹きかけるかのようにゆっくりとエネルの周りを麻痺毒が囲んでいたのだ。それも無色無透明。見聞色の覇気で読めなければ気づくことは出来なかった。
そして気づけたとしてももう遅い。
サンジは一度片脚を地面につけてスピードを落としてルフィとの距離を開けたあと
「膨らまずに全体に広がれッッ!!!!」
「おうッッ!!!!!!」
ゴムゴムの風船のように身体を膨らませることはせずに、まるで生地を綿棒で伸ばしているように広がるルフィの身体。
そしてサンジは再び走り出してルフィに、いや、エネルに向けて蹴りを、入れる。
「
全体に広がったルフィの身体を満遍なく蹴りを入れていく。
その蹴りはルフィのゴムの身体を通してエネルの身体に撃ち込まれていく。サンジの蹴りは利かなくてもルフィの身体を通して攻撃をすれば確実に攻撃は当たると考えたのだ。
そして蹴り終わったサンジ。エネルはそのまま後ろの壁に激突し、そしてサンジの手で一緒に吹き飛んでいくのを止められたルフィは
「これも、もらっていけッッ!!!!!!」
空からルフィに向けて返ってくる両手。
それは黄金が2つ付いており普段の攻撃よりもずっと破壊力が増している。
「ゴムゴムの…………」
戻ってくる両手に捻じりを加えてそして自分に戻ってきたタイミングで捻じりを開放。そのままエネルに向けて放つ。
「ツイン·黄金ライフルッッッッ!!!!!!!!!!」
まるでドリルかのように建屋を破壊していく両手。
そのあまりにも大きい破壊力により両手についた黄金は砕けていき、そして両手が建屋全てを吹き飛ばしてマキシムよりも向こうへと伸びきった。
………………………………………
「カヤッッ!!!!!」
「ウソップさん!!!!」
「怪我はしてねえか!何かされたかッ!!?」
「大丈夫。なにもないから、もう大丈夫よ」
そうか…と安心しきったウソップはその場に座り込んだ。
エネルを倒したとウソップはゴムボートをマクシムにつけてカヤの元へと走ったのだった。ミニロビンのおかげで雷に一撃も食らうことはなかったが
「乗るんじゃなかったわ……寿命が縮んだと思ったわよ……」
「ナミさんもありがとうございます」
「気にしなくていいわよ。それより後で良いものがあるから」
「??」
なんのことか分からなかったがそれを聞こうとする前に
「ナミすわーーーんッッッ!!!!!俺の為に来てくれたの!!!?」
「んなわけないでしょう。レイジュが側にいるんだから私はいらないでしょう」
「そ、そんなこと言わないでよー大体レイジュは関係な……」
「はいはい。姉弟仲良くするものよ」
そっけない態度をするナミにこれ以上は踏み込まないサンジ。
別に嫌いとか拒絶とはないが別に仲良くなる必要は……
「サンジ」
「な、なんだよ……」
「疲れたわ。何か甘いものが欲しいわ」
「……………地上に降りたらな…………」
かといって、今更態度を変える必要もない。
いまの関係は別に悪くないと思ったサンジに優しく微笑むレイジュ。
そんなやり取りを見たあとに黄金から開放され「取れたー!!」と陽気なルフィにナミが
「ルフィ。あんたあの雷雲どうにか出来ない??」
「ぶっ飛ばせばいいのか??」
「うーーん。出来ればそれがいいけどかなりのエネルギーというか破壊力が必要なのよ??それだけのやつあるわけ??」
エネルを倒したというのにまだ止まない雷。この雷雲がある限り止まらないだろうと推測したナミは無理だと思いながらルフィに聞いてみたのだ。
「まだギア2を使ってないけどよ………師匠ならできると思うぞ」
『いやよ。面倒くさい』
「って、さっきからいうから言ってんのよ………」
いくらルフィの大技を使ったとしても一部の雷雲だけしか消せないだろう。そうなると規格外のロビン。しかし本人はやる気がないようでこれ以上言っても無駄だとナミも分かっていたのでこうしてルフィに期待したのだ。
「……………るさん…………」
すると微かな声と共にガラリ。と音が聞こえた。
全員がその音の方を向くとさっきまであった建屋の瓦礫から、そしてその一部からガラガラと音を立てて瓦礫の山が崩れているのだ。
「ウソップッッ!!!今すぐ俺以外を連れてここから離れろッッ!!!!!!」
「お、お前はどうするんだよッ!!??」
「もう一回ぶっ飛ばす!!!」
ここにいるメンバーで瓦礫の下にいるエネルを倒せるとするならルフィしかいない。だからすぐにでもルフィ以外は離れてほしかったが
「俺は残るぞルフィ」
「サンジ!!」
「俺のフォローには回らなくてもいい。ヤラれたら捨て置け。どうにかして隙を作ってやるよ」
「やらせてあげてルフィ。弟のこと、お願いね」
そこまで言われると何も言えなくなったルフィはただ「おう」というしかなかった。そしてゴムボートにウソップ、カヤ、ナミ、レイジュが乗り込んでマクシムから離れていく。そんな姿を見てサンジが
「ウソップッッ!!!!」
真剣な表情で見てくるサンジにウソップは
「全員無事に地上に届けるぜッッ!!!!!!」
親指を立ててグッと合図するウソップに
「そんなハーレムは認めねえからな!!!!あとで覚えてやがれえええええぇぇぇぇ!!!!!!!!」
「お前は何言ってるだああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!!!!??」
遠ざかっていくゴムボートからは未だに絶叫が聞こえてくる。
しかしルフィとサンジはそれどころではなかった。
ガラガラと瓦礫が一気に流れ落ち、そして瓦礫の下から現れてきたのだ。
全身がボロボロで背中の太鼓も曲がってしまっている。
そんな状態でも一瞬でも目が離せずにいた。
いまのエネルはさっきまでのエネルとは違うと。
「……………何も、何も、いらぬ……………」
バチバチと全身から電気が、電流が、雷が迸る。
そして雷雲から落ちてきた雷がエネルを直撃する。
その閃光に目が開けづらくなるのを耐えながら二人はエネルを見ると少しずつエネルの身体が大きくなっていくのだ。
「………空島も……黄金も………ここにあるものはすべて、いらぬ…………」
そして降り注ぐ雷がエネルに吸い寄せられるかのように集まって落ちていくのだ。その度に身体が大きくなりそして
「………消す。ここにあるもの全てをだ。麦わら。神の怒りをとくと味わえッッッ!!!!!!!」
そして出来上がったのが本編でも見た"MAX2億ボルト、
「MAXIMUM10億ボルト。