好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
タイトルで"原点"と書いてますが言ってしまえば(中編)なのです。それでも意味もなく"原点"とは書きませんのでまぁ、今後どうなるか楽しみに。
そして明日も更新します。
それではどうぞ。
ハジメがハンコックから話を聞く数分前。
別の場所にはゾロ·くいな、サンジ·レイジュ、ナミ·ベルメールがノジコを探していた。
正確にはバーストとキロロも同じように見つかっていない。
だから声を、仲間の声を聞いてもらうためにアイサも同行してもらっているが
「な、何なのこの扱いッッ!!!!??」
「はぁ〜〜懐かしいわ…この感じ………」
「可愛いわ〜〜!!!!」
アイサの両手側に、右側にナミ、左側にベルメールがアイサの手を握り、まるで"親子姉妹"かのように歩いている。
ベルメールはアイサを"我が子"のように、ナミは妹のように。
とても満喫しているようだが、この人達、これでも本当の我が子·姉を、ノジコを探しています。
「どうにかしろよこの親子をッッ!!!!」
「諦めろ。こんな時のソイツらはある意味エネルより強い」
「同感だな」
「が、頑張って!!!」
「微笑ましい姿よ」
「本当に何なんだお前らはッッ!!!!??」
後悔しても遅い。捕まった時点で逃げられる訳がない。
はあぁ〜〜と深いため息をつくアイサだが、そんなタイミングで何かが聞こえてきた。
「おい。向こうから"声"が聞こえてくる」
「それってノジコ!!?」
「よく分からないけど女2人と
「あぁ??いるのは3人じゃねえのか??」
…………………………………
「来たな。
「お前は………」
向かった先には簡易の家のようなものと、
そしてその簡易の家の前にはノジコ、バースト、キロロがロープで縛られており、特にバーストは全身をグルグル巻きにされていた。
そして3人の後ろ側に立っていたのは見覚えのある男。
「
「覚えてくれていたか!あぁ!!!」
そういいながらバーストを蹴り倒すベラミー。
そのやり方に飛び出そうとするゾロとサンジ。しかしその前にベラミーがノジコの首元に手作りの石のナイフを当ててきた。
「テメェ!!!!!」
「いい表情だな!!コイツらは人質だあ!!!!
さぁ!!俺の要求を聞いてもらおうかあぁッッ!!!!!」
その気になればあのナイフがノジコの首を切る前に斬り、蹴り倒す事が出来ると考えている2人だが、そんな危ない賭けを、それもナミとベルメールの前でできる訳がない。
それにこの男はここで随分と修行をしたようだ。
ハジメから聞いていた。ベラミーの能力を。
だからその実力も分からないまま強行することは………
(ねぇ。ちょっといい??)
(あぁ??いまはな………)
アイサの呼びかけに少し苛立ちを覚えるゾロ。
しかし臆せずアイサはゾロにこう告げる。
(アタイがアイツの
そうアイサもエネルと同じように相手を読むことが出来る。
それを使えばナミやベルメールから逃げられると思うが、そういう時の思考は怖すぎて読みたくないそうだ。
(………出来るな)
(なら、アタイに任せて)
そういい、アイサはとんでもないことを仕出かす。
「アタイはアイサッッ!!!!
人質を取るなら子供のアタイにすればいいよッッ!!!!」
「アイサ!!!!??」
「何言ってるのッッ!!!!!!??」
「麦わらの人たちには恩があるんだ!!!だからアタイを……」
「バカかお前はッッ!!!!」
大声で叫ぶベラミー。
その際に少し動いたせいでノジコの首に当てられたナイフが皮膚を斬り血が出てくる。今すぐにでも助けたい気持ちをグッと押さえてベラミーを睨みつける。
「俺は、俺はハジメに用があるんだッッ!!!!
アイツの絶望する表情を見るためならどんなことでもしてやるッッッ!!!!!!!」
ここまで吹き飛ばしたハジメに恨みを持っているベラミー。
しかしそれは反省の色を見せないベラミーのせいであり、完全な逆恨みと言える。しかしそれをいえばきっとベラミーは逆上を……
「コ·ロ·ス……ッ!!」
「………ッッッ!!!??」
どす黒く、深く、"闇"というべき何かが、広がってきた。
まるで水に何かが落ちて波紋が広がるように、その波紋に当たったかのようにゾロ達に襲いかかってきたのだ。
とてつもない深く、悪意に満ちた声。
いや、アレを"声"と呼んでいいのか。もう、あれは……
その声にヤられたのか。ベラミーは泡を吹いて倒れてしまった。アイサも泡を吹くことなかったがオバケにびっくりした表情をしながらバタッと倒れてしまった。
ゾロ達はなんとか意識を保ったが、それでもナミやベルメールは恐怖で身体が動かなくなり、くいなとレイジュは顔が青ざめていた。
「な、なんだこりゃ……」
「ヤバいって、もんじゃねぇぞ……」
その発信源、その方向は拠点にしていた場所。
一体なにが起きたのかと考えていると
「…………マズイわね……」
「ッ!!!! なにかしってるのかレイジュ!!!!」
冷や汗を流しながらレイジュは重たいその口を開け、こう言った。
「………ハジメが………暴走する……ッッ!!!」
………………………………………
広まった
雲の下にあるジャヤ。近くにあるアラバスタ。ドラム王国に、リトルガーデン。
だから気づいた。
その
双子岬でも
「………ハジメ」
リトルガーデンでも
「…ハジメ」「……ハジメ」
ドラム王国でも
「これは……」「こいつは…マズイね……」
アラバスタでも
「ッ!!国王ッッ!!!!!」「あぁ、これは……」
そして、マリンフォードにある海軍本部でも
「これはッッ!!!!」
「……こいつは、マズイね……」
「……全く…何をしてるんだかぁ………」
「今すぐにハジメを見つけろッッ!!!!!」
「
「クソがッッ!!!!何してやがるんだハジメ!!!!!!」
どこもかしこも、ハジメの影響を受けており、そして、それを一番受けていたのはもちろん空島の発信源である。
………………………………………
倒れていた。人々が倒れていた。
ハジメに一番近い拠点となった場所にいたゲリラ達やウソップやカヤ、ギンやカルー、ソニアやマリーも気絶してしまった。
あっという間の出来事。
ハンコックが伝えた内容を聞いた瞬間に覇王色の覇気が、いや、
それでも、そんな地獄な場所でも意識を保ち立ち続ける者達がいた。
「………ハ、ハジメ………??」
全身に警告が鳴り響くように恐怖に満たされている。
それでも、それでも、
だからだろう。
ハジメの悲しみと憎しみと怒りとは違う、
どうすればいいのか、と、考えているうちはまだ甘い。
そう思わせるほどに
「やはり…ダメだったか……」
「お兄ちゃんは優しいからね」
「そうね。だからこそ、よね」
この3人は、ハンコック、ロビン、ニコルは違った。
それは"妹"だからか??それもと何かあるのか………
ハジメが一歩踏み出しただけでクレータが出来、衝撃波が全体に広がり近くにあったものは破壊された。
それでもビクともしない3人。ルフィは必死に踏ん張っているのに………
見たことのないハジメ。
そして思い出した。遠い昔、こんな感じを感じたことが……
「あの時はわらわ一人で大変な目にあったが今回は問題なかろうて」
「私としては
「お兄ちゃん。大丈夫よ。私達がいるから」
ハジメを中心に右側にロビン、左側にニコル、後ろかにハンコック。取り囲むように移動し、またハジメが歩もうとするのを三人が一斉にハジメに優しく抱きつき
「「「大丈夫だから。"ここ"にいる」」」
その一言だけでハジメから放たれたソレは、霧が晴れたかのように消え去り、3人に支えられながら気を失った。
たったこの数分の出来事が、この出来事が起きる前と後の"選択"が、後の運命を大きく変える。
しかしそれは、ハジメがどうこうできる事ではなかった。
ハジメがこの世界に来てからの"行い"がここで大きく"うねり"となっていく。
さぁ、見届けてくれ。
ハジメが目指す"ハッピーエンド"は来るのか??を。