好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
さぁ、始まるぞ"ウォーターセブン編"!!
何がどう本編と変わっているのか……お楽しみに!!
では、どうぞ。
ウォーターセブン
ロングリングロングランドでログポースが溜まるまで1日。
次の目的地に向かって航海を進める中、麦わらの一味はいつものより大人しかった。
氷にされた足は無事に解凍し凍傷の問題はなかったのだが、騒がしい中心にいるルフィ、ウソップ、チョッパー達が大人しく釣りをしており、ウソップ、カヤはマジックの仕込み。
ゾロとくいなは筋トレや素振りをしたり、サンジは夕飯の仕込むをしてチョッパーとレイジュは薬の調合などで話している。
ナミ、ノジコ、ベルメールは操縦に集中しており、ギン、バースト、キロロ、カルーは周りに何かないかと警戒している。
それぞれがそれぞれ何かをしているがいつもの雰囲気ではない。
今まであれだけ賑やかだったのにこんなにも変わるほど大人しくなる原因となったのは………
「まぁ、僕のせいだろうなー」
「仕方ないわ。グザンが余計なことをしたのだから」
船内で話し合っているハジメとロビン。
そしてそこに未だにメイド姿のカラーもいた。
「なんであんなことしたの??
無視しても良かったはずじゃないの」
「……まぁ、いつか
「あれだけで凹むなんて、やっぱり鍛えが足りないかしら??」
「……あれだけ……」
カラーから見てもあれはもう災害のようなもの。
そしてそんな力を持っている大将があと3人もいる。
さらにいつか超えたいハジメやロビンの実力が嫌でも分かったあの戦いに誰も彼もが自信を無くしていた。
「さて
「……えっ??」
そのいきなりの発言に持っていたティーカップを思わず手から離してしまった。ロビンがすぐに手を生やしてキャッチしたから良かったが
「ど、どういうことですかッッ!!!??」
「心配しなくていいわカラー。貴方は月兎が引き取るから」
「いえ。結構です」
これは………麦わらの一味に残りたいという意味か、それとも月兎に入ることが嫌なのか……
「いやね。この間僕が暴走したでしょう。そしてクザン。
海軍本部が本格的に僕とロビンを
「なっ!!?」
驚くカラーにいつも通りロビン。ハジメも特に表情を変えずに語っているが
「な、なんで、そんなことにッッ!!!!??」
「いやいや。ニコルはともかく"ロビン"は世界政府が捕えようと躍起になってるんだよ。いつまでも野放しにはしないよ。
それに僕は海軍には非公式だけど大将達には正体がバレているようだからね。こちらも躍起になって連れ戻そうとするだろうねー」
なんか他人事かのように話すハジメに驚きすぎて声が出ないカラー。そこにさらに追い打ちをかけてくる。
「そこで僕達は
「……う、嘘ですよね……」
「本当よ。いつまでもおんぶに抱っこのあの子達を見るのも飽きてきたのよ」
「クザンにはあぁやって返したけど、きっとまた刺客を送ってくるだろうね。むしろ警告にきたんだろうから……ならもう潮時かなーってね」
二人の言葉に思わず後ずさるカラー。
身体が、本能が告げている。ここにいると危ないと。
海賊団から抜けるだけで、なんでこんなにも怖いと感じるのか……とにかく本能が逃げろと言ってくるカラーの身体は無意識にその場から逃げだろうと動いていた。しかし、
「どこにいくの、カラー??」
「…は、離して……」
もちろん逃げられるわけがない。
こんな重要なことを知ったカラーが部屋から抜けれるわけがない。
簡単にロビンに拘束されたカラーは
「知ったからには、どうなるか……分かるよ??」
「………や、やめ……」
「じゃ、いきましょうか」
………………………………………………………
「か、カエルだあ!!巨大なカエルがクロールしてるぞッ!!!」
甲板に戻ってきたハジメとロビンはタイミングよく大きなカエルがクロールしている場面に出くわしていた。
「なんだあのカエルはッ!?」
「えらく急いでるな…」
「何かと競っている、とか……」
と、カエルを観察しているのはいいけど、ならそろそろ危ないよなーー
「ベルメールさん。カエルと並走しないほうがいいですよ」
「えっ??わ、分かったわ…」
素直に話を聞いてくれたベルメール。すぐにナミとノジコも船の軌道を変えようと動いてくれている。
「おいハジメ!!なんで進路を変えるんだよ!!」
「そんなことしていたら、死ぬよ??」
と、言っていたタイミングで地平線の向こうから物凄いスピードで何かが近づいてきていた。
一体なんだと見ているとこっち向かってきていたのは
「き、汽車ッ!!?」
あっという間に目の前を通り過ぎた汽車。
あと少し進路を真っ直ぐにしていたら、遅れていたらあの汽車とメリー号がぶつかっていた。
「あ、あっぶねー!!!」
「まぁ、こっちは無傷だろうけど、流石に汽車は大破していただろうし、中にいた乗客もただでは済まなかっただろうからね」
それを聞いて冷や汗をかくルフィ達。
そしてなによりどうしてこんな所を汽車が、
そんなことをしているさっきのカエルが海の上に立ち、目の前から汽車が迫っていた。
「あ、危ないッ!!」
しかし後ろ足で立ち、前足で構えるその姿はまるでいまから汽車を受け止めようとするようで………でも、重量とスピードのある汽車にカエルは簡単に吹き飛ばされてしまった。
そんな光景に唖然とするルフィ達。
すると気づかなかったが近くに"シフト駅"という海の上にある駅があった。そしてその駅から
「こいつはまた、珍しいやつがいるね〜ヒック」
「お久しぶりです。ココロさん」
そこにいたのは酔っぱらいの駅長ココロ。
そしてその孫のチムニーと猫(ウサギ)のゴンベだった。
「知り合いなのかハジメ??」
「ちょっとね。それよりまたそんなにお酒を飲んで……」
「相変わらず五月蝿いね。飲みたいから飲むんだよ」
と、ハジメの忠告を聞かずに豪快に飲むココロ。
そしてそこでさっきの汽車とカエルのヨコズナについて話を聞いていると
「ウォーターセブン!!」
「そうさ。世界政府御用足しの造船業で成り立つ造船の島だよー」
「面白そうー!!」
「行きたいならこの線路を辿りな。そして私達も乗せていきな」
「いきなー!!」
「ニャー」
「ちょっとココロさん……」
「いいじゃないか!せっかくだアイツも交えて飲もう!!」
と、一切人の話を聞く気がないココロに頭を悩ますハジメ。
それでも元々ウォーターセブンに行くつもりだったからいいけど……
「先にヨコズナを手当してからですよ。チョッパー、カヤお願い」
「おう。もう準備は終わってるぞ」
「ウソップさん。近くまで連れて行って」
「おう!!」
ウソップの出した絨毯に乗り、傷口を舐めて治そうとしているヨコズナへと向かった3人。
「な、何あれ!!私も乗りたーい!」
「ニャー!」
「これはたまげたね……相変わらず妙な連中を連れてるね…」
「そうですか??」
「まぁ、一番はアンタなんだろうけど…2番はお前さんだよ」
「あら。光栄だわ」
ハジメの後ろに控えていたロビンを見てため息をつくココロ。
どうやらロビンとも面識があり、どういう人物なのか知っているようだ。
…………………………………………………………
「あれがウォーターセブンかあぁッッ!!!」
ヨコズナの手当ても終わり、ココロ達を乗せて線路に沿って走っていると巨大な噴水を中心とした島が見えてきた。
「よーーし!!あそこで"船大工"を見つけるぞ!!!」
「確かに。もうこれ以上人が乗ると寝る場所がねえぞ…」
「増築とか、あと、デザインも変えたいわー」
「俺としては鍵付き冷蔵庫がほしいな」
「酒だな」
「オレは医学書が欲しい!!」
「医療器具も新しいのに変えないと」
「マジックのネタとか材料も買わないとな」
と、それぞれの思いを言っているようだが
「黄金換金したら全額貯金だよ」
「「「「「「「「えええええええぇぇぇぇッッ!!!!」」」」」」」」
「近い、近い。……もう、分かったよ。3分の2は貯金だよ」
「それでもあんだけ大きな黄金なら……」
「えぇ!!100億…いや1000億だって夢じゃないわ!!」
「ってことは……最低でも30億かよ!!」
「それは人数分に振り分けたら……もう!!沢山よ!!!!」
めちゃくちゃ盛り上がっているみんな。
それに便乗してチムニーとゴンベも喜んでいる。
しかしそんな中、
「……………」
「……………」
ハジメとロビンだけは普通の状態だった。
それは確かにいつも通りかもしれないが
「……………、」
それがどこかおかしいと感じたのは、果たして何人いたのだろうか……