好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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どうも。
もうすぐ4月ですね。桜も咲き始めました。
花見したことありませんが、ゆっくりと眺めたいなーとこんな世の中だから思えてきましたね。安らぎがほしいのかな?

さて、こっちの世界は安らぎなんてものはありません(笑)
どんどん変わっていく展開をお楽しみください。

では、どうぞ。





変わっていく麦わらの一味③

「な、なんだこの船ッッ!!!??」

「全然刃が通らねえぞ!!」

「それどころか傷もついてねえ!!!」

 

海岸に停泊していたメリー号に怪しい者達が集まっていた。

手にはノコギリからハンマー、剣や爆弾もある。

 

こいつらはフランキー一家

ウォーターセブンの裏に奇妙な工場兼たまり場の「フランキーハウス」を根城に、ゴーグルと鎧と網タイツを付けた独特の格好で身を固めて、船の解体を営む。

というのが名目であるが、実際は海賊を襲撃して賞金を戴き、持ち主がいなくなって宙ぶらりんになった海賊船を強奪し、解体して売りさばくというのが主な生業である。

 

そんなやつらが今回目につけたのがメリー号。

海賊旗がついていればいつも通り解体する予定だった。

なのにメリー号に一切の傷も入らない。

 

「どんだけ丈夫な材木を使ってるんだ!!?」

「まさかアニキが言っていたあのッ!?」

「だったら尚更バラすしかねぇ!!!」

 

躍起になってメリー号をどうにか解体しようと大胆にも爆弾も使い始める。キレイに解体なんて考えてないフランキー一家はとにかくバラす。というだけで実行したようだが、爆破した箇所も全くの無傷に終わった。

 

「くそー!!大砲を持ってこい!!!!」

「あれだと船が大破するんじゃ…」

「使える所だけ回収すればいい!!!さっさと…」

 

そんなタイミングで船から何かが飛び出して街の方へと駆けていった。姿は見えなかったが特徴のあるある部分が見え

 

「あいつは、アイスバーグの所の……」

 

なぜそんな奴がこの船に、と考えていると少し離れた場所から爆発音と仲間の叫び声が聞こえてきた。

 

「一体何だ!!!」

「麦わらの一味です!!二人帰ってきました!!!」

 

「もう帰ってきやがったか……よし!そいつらも捕まえて金を作るぞ!!!!」

 

「「「おおおおォ!!!!」」」

 

海賊なら賞金首か、人質にすれば金が入る。

そう踏んだフランキー一家だが、相手が悪すぎる。

麦わらの一味でも()()()()()()()()それでも元バロックワークスの社員でありその中でもシングルナンバーを貰っていた二人だ。

 

「お前ら……!!!」

「そこを……!!!」

 

「「どけええええぇぇぇぇッ!!!!!!」」

 

………………………………………………………

 

(さて……これはどうしたもんかの……)

 

すぐにでもアイスバーグの元へ戻る予定だった。

いまはこうして職人としてやっているが、カクの正体はCP9。

任務はアイスバーグが持っている"古代兵器"の手がかり。

それを手にするためにこうして潜入し、いま新たに追加された"ニコ·ロビンを連れて帰る"という任務。

 

すでに後者は達成された。

どういうわけか素直に応じ、それどころか麦わらの一味から一人連れてくるという。そしてその一味の裏切りの証として仲間を一人殺した。

 

確かにカクはそれを見た。

息もなく、心臓も止まっていた。

辺りは血の海に変わり殺しを生業とするCP9も少し引くほどに…

 

そしてその仲間が死んだことを知った二人。

どうやら盗聴されていたと分かったがその相手が殺されていた元バロックワークスの仲間だとは知らなかったカク。

 

一人ならまだ分かる。あのニコ·ロビンが宿り木として選んだ海賊なのだからと。しかしそれが3人。ロビンを加えたら4人もいるのだ。

 

これには何かあるのではないかとカクは考えた。

もしかしたらあの死体もなにかの意図があるかと……

しかしあの暴れぶりをみるとその考えはすぐに無くなった。

大人数で向かってくるフランキー一家をたった二人でどんどん倒していくのだ。

 

傷ついても怯まず、攻撃を回避することもなく、ただ邪魔する奴らを倒していくその姿に、なにか策があるようには見えなかった。

 

(……考えすぎかの……)

 

どのみち"古代兵器"にも検討はついている。

今夜中にも行動を起こし、このウォーターセブンからおさらばする予定だ。

 

一介の海賊がどうなろうが知ったことではない。

そう結論したカクは遅れた時間を取り戻すべくさらにスピードを上げて街を駆けていく。

 

……………………………………………………

 

「いま戻ったぞ」

 

いつの間にか仲間であるルッチもいることを確認したカクは表の仕事をやり遂げるためにまずは船の査定をした。

 

「あの船。最近買ったのか??」

「いや。東の海(イースト·ブルー)から乗ってきたけど…」

 

「冗談を言うな。全くの新品同然でここまで来れるわけなかろう」

 

「いや。本当だって!!!ってか、やっぱりなんにも問題ねぇんだなー良かったー!!」

 

その安堵の表情に嘘はついていないと分かる。

だが、それだとあの船は()()()()()()

どんな船乗りでも全く傷つけずに、それにここはグランドラインで常識が通用しない場所。そんなことはありえないのだ。

 

しかしカクの発言も、ウソップの発言も、嘘ではないと理解したアイスバーグは

 

「ということはなにか??全くの無傷で、イーストブルーからここまで来たというのか………信じられん……」

 

「嘘は言ってねえよ!だって…フグムッッ!!!」

 

とっさにルフィの口を塞いだナミ。

しかしそれはなにか隠し事があると言っているようなもの。

そこに大いに興味を持ったアイスバーグ。

 

「なんだお前ら。何を隠している??」

「な、なんにも隠してないわよ!本当に運がよくて……」

 

「んなわけがあるか!小さい頃から船に携わってきた俺はいくつもの船を見てきたんだ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()それが全くの無傷だと!?信じられるかッ!!!」

 

「だったらそっちの人の見間違い……」

「カクが嘘をつくわけがねぇ」

「それにそっちの長鼻も認めたろうが」

 

その言葉に強烈な視線をウソップに向けるナミ。

すぐに視線を外して口笛を吹くウソップに「…流石に誤魔化せないよ……」とカヤが囁いた。

 

「正直にいえ。でないと船は作らんぞ」

「ぐぅっ!!」

 

「べ、ベルメールさん…どうしよう……」

「でも、こればかりは……」

 

どうしようかと悩んでいるタイミングでノジコが持っている子電伝虫から着信が入った。

一応別れた面々の一人ずつ子電伝虫を持っているが、一体誰からと考えていると

 

「出ていいぞ」

「そ、それじゃ…」

 

追求してくるアイスバーグから連絡に出ていいと言われて対応する。しかし電伝虫に出たというのにも関わらず向こうから何も話しかけてこない。

 

「ちょっ、ちょっと。もしもし??」

『…………麦わらは、いるか??』

 

その声はどうやらバーストのようだが、なんか様子がおかしい。

とにかくすぐにルフィに子電伝虫を渡し

 

「なんだ。どうしたんだ??」

『……………んでる………』

 

「なんだ??よく聞こえねぇ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『カラーがメリー号の中で死んでるんだよッッ!!!!!!』

 

そのバーストの言葉に誰もが驚き目を開いた。

一体何を言っているのかと、すぐに頭にきたルフィは

 

「何言ってるんだお前!!!デタラメいうなッッ!!!!!」

『言うわけねぇだろうが!!!!同じ仲間だぞ!!ふざけんな!!!!!』

 

ルフィの否定の言葉を否定するバースト。

それを聞いたカヤやナミやノジコは瞳に涙を溢れさせていた。

そんな中でもまだ信じられないルフィは

 

「だ、だってよ、ついさっきまで生きてたんじゃねえかよ…」

『………あぁ、そうだ。生きてた。()()()()()()()()()()()()()()!()!()!()!()!()

 

「アイツって誰だ!!?誰がやったんだよッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前のロケットに写っているやつだよッッ!!!!!!』

 

「ッッッ!!!!!!??」

 

どうしてなのか。そんなタイミングでロケットについているチェーンが切れたのは……

地面に叩きつけられたロケットは弾みで蓋があき、そこに写し出されているハジメと幼いルフィが露わとなった。

 

まるでハジメとの繋がりが切れたかのように………

 

「おい……ふざけんな…ふざけんなよ、お前ッッッ!!!!!!」

『こっちは黒電伝虫で、盗聴して聞いてんだ!!!!

言っておくけどな………お前の師匠もアイツも、両方ともこの一味から抜けたぞッッ!!!!!!!

 

さらなる発言に驚きを通り越して怒るルフィ。

何も言わずに一気にギア2になり、メリー号に向けて駆け出した。

 

「ル、ルフィッッ!!!!」

「や、ヤバいぞ!!いまのルフィは何をするか分からねぇ!!!!」

 

「ウソップさん!!!」

「マックスで飛ばすからな!!振り落とされるなよ!!!!」

 

と、いいながらウソップはバックから絨毯を取り出した。

その光景にアイスバーグもルッチ達も驚く中、さらにその絨毯は浮き出して、それを躊躇なく乗り込む一味。

 

「なんだお前ら!!!それは一体ッッ!?」

「ワリぃが説明は後だ!!!船も後回しでいい!!!」

 

アイスバーグの静止も聞かずに一気に浮き上がりメリー号に向けて飛び出した。それを見て未だに驚くアイスバーグ。そして他の面々は

 

(………あれは、なんだ……)

(……能力者…というわけでも……ないのかしら……)

(……ありえんの……)

 

カクと同じように潜入しているルッチとカリファ。

カクを含めて三人の前でウソップのマジックが見られた。

 

(………アレは、"危険"だな……)

 

そして目をつけられてしまった。

CP9史上、最も危険な(ロブ·ルッチ)に。

 

(…不安材料はすべて、消す……ッッ!)

 

 

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