好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
どうやら来週ぐらいから梅雨入るかな〜
入ってもいいけどとにかく災害級だけは勘弁してほしい。
毎年この時期が怖くなっているから嫌なんだよなー
はぁ……普通の梅雨を過ごしたいよーー!!
では、どうぞ。
「ったく、本当にお前がいると締まらねぇな……」
「それはお兄ちゃんに対しての暴言なら、殺すわよ」
「サンジをヤルなら、私が相手するわ」
「はいはい。皆さん落ち着きましょうね」
侵入してきたサンジとレイジュ。
ついさっきまで緊迫していたというのにハジメとロビンに会っただけで雰囲気がガラッ変わった。
直ぐ側にCP9が控えているというのに……
「ずいぶんと余裕だな侵入者」
「こっちは二人に逢えればほぼ目的を済ませたようなもんだからな」
「ここから逃げられるとでも思ったか??
私達がどれ程のものか知って……」
「関係ねぇな。この二人に比べれば…他は雑魚だ」
その瞬間カクが蹴りを、嵐脚を放とうと脚を振りかざした。
しかしそれと同時にサンジも蹴り出して、カクの蹴りを止めた。
「ほう。なかなかやるようじゃな」
「てめぇ……いま、何するつもりだった!?」
「初見で見抜くとはな……じゃが…」
今度は横からルッチがサンジに向けて指銃を放つ。
これには避けることが出来ずに、辛うじて急所だけは外せた。
「ガッ!!」
「邪魔をするな。一介の海賊がどうにか出来る次元じゃない」
もう一度指銃を撃ってきそうなルッチを察知したサンジはすぐに後方へ飛び退いた。受けた傷は腹部ではあるが動けないほどにダメージは負ってはいなかった。
「チィッ。ずいぶんと妙な技を使いやがる……」
「あれは"六式"よ。海軍でも上位の人しか使えない」
「………つまりはあの二人も使えるのか??」
「使えるけど、使う必要がないでしょうね……」
もちろんその二人はいまルッチ達の後方にいるハジメとロビン。
未だに"仲間"だと信じているサンジは相手に情報を与えないように名前は出さず、レイジュも言う必要はないとサンジに乗っただけだった。
「そこの女は知っているようだな。なら諦めろ。
すでにニコ·ロビンは我々の手にある。そしてお前らではこの女の"闇"に飲まれて破滅するだけだ」
「………とっくに破滅してるようなもんだ。だから返しやがれ」
睨み合う両者。
そしてロビンはその二人の言葉に文句を言ってやろうとしていたがハジメに止められていた。
そんなカオスになりそうな状況に、追い打ちがかかる。
突然車両の天井が落ちてきたのだ。
爆発でもなく
そして粉塵が舞う中、その中から2つの影が現れた。
「その前に…俺たちがお前らを吹き飛ばすんだよ」
「キャハハハ。ぶち潰してあげるわ」
そこに現れたのはメリー号に乗っていた時の顔ではなく、昔の、殺し屋をやっていたときよりも酷く怖い表情をしたバーストとキロロだった。
「お前らッ!!」
「まだネズミがいたと思ったが、とんだ期待外れ………ッ!!!?」
サンジ達は驚き、ルッチは鼻で笑うほど危機感がなかったが、次の瞬間咄嗟に避けたバーストのパンチが車両の壁を爆発させ抉り取った。
まるで違う。
バロックワークスの時の二人とはまるで違う。
別人のように変わった二人が、キロロが動き出した。
用があるのはハジメとロビン。
だから目の前にいるCP9が邪魔だったために目の前のカクを倒そうと持っていた傘で突きを放つ。
これも見た目は普通の突き。
しかしカクが紙一重で避けれる瞬間に一気にスピードが、"重み"が増した突きがカクの脇腹を掠めた。
「クッ!!!!」
そしてカクの背後に突かれた突きは、壁に綺麗な穴が空いていた。ヒビ一つ入らない程に綺麗な穴が……
それはどれ程の突きが、スピードと威力がなければ出来ない達人の領域のもの。
それを見たカリファが上段蹴りをキロロへ振り抜く。
しかしまるでふわふわ漂うホコリを掴めないようにふんわりと避けたキロロ。そのまま後方バク転をしながら蹴り上げていたカリファの脚にキロロが蹴りを放った。
「"
「キャアァッ!!!」
とっさに鉄塊を使ったので大事には至らなかったがカリファの身体は簡単に吹き飛ばされハジメ達よりも後方へ吹き飛ばされた。
ただのキックじゃなかった。
蹴りが当たる瞬間に脚だけに重みを増やしたのだ。
スピードに重さが加われば衝撃が増す。
さっきの突きも当たる瞬間に傘に重さを増やしたので強烈な一撃となった。
逆に避ける時にゼロに近い体重にすれば空気の流れだけで避けられる。当たったとしても重さのないために衝撃は逃される。
これが、ハジメ達と共に過ごした時間で編み出した技術。
「"重さ"の前に攻撃も防御も無意味よ」
何処かで聞きたことのある似たようなフレーズだったが、そんなことを気にしている余裕はここにいる者達にはなかった。(ある二人は除く)
侵入したもう一人。
それを対処するルッチもまた困惑するほどにバーストに手を焼いていた。
「鉄塊ッ!!!!」
「"
バーストの膝が爆発を起こしそのパンチが砲台から放たれた玉のようにスピードと威力を増した。そしてルッチに当たる瞬間にも爆発が起きルッチの身体は後方へと鉄塊そのままに押し飛ばされた。
キチンと鉄塊は効いている。
なのにルッチの両手と胸には衝撃のダメージと爆発の焼けた匂いがする。
(……なんだ、コイツらは……)
考える暇もなくバーストの両足が爆発し一気にルッチへ接近。
その間にブルーノが立ちはだかるのだが
「邪魔だ!!"
「ガバッ!!!!」
邪魔と言葉と技名を叫んだ声が聞こえた瞬間にブルーノの身体が爆発した。
至近距離、そして相手が自分に集中し、周りが音が聞こえていない状況のみ発動する技。
一対一のみでしか使えない技だが確実に当てることも出来て全身を爆発させることのできる技だが、一度見破られれば周りを警戒するだけで技が当たらないというもの。
それでも進行の邪魔なブルーノを吹き飛ばしたバーストはそのままルッチへ攻撃を仕掛ける。
……………………………………………………
「な、何が起きてるんだ…??」
「ここはあの子達に任せて、二人を連れて行くわよ」
「おいレイジュ!?」
「知っているでしょう。もうあの子達は船を降りたの。そして狙っているのはハジメとロビン。どのみち狙われる羽目になってもここじゃ狭すぎるわ」
レイジュの言い分は最もだ。
そもそも仲間としていたわけではない。
ハジメとロビンに強制的に船に乗せられていただけ。
そしてその二人がいまハジメとロビンを狙っているなら……
「……分かった。おい!てめぇはどうする!?来るのか!!」
「おう!ついて行かせてもらうぜ!!」
フランキーも一緒にまずはここから離脱する。
方針が決まったところで白熱する戦闘の中にレイジュが
「"
毒の効果が薄いが目くらましになる毒を吐いた。
一気に広がる毒は口と鼻を布で抑えれば無効化出来るもの。
サンジはポケットからハンカチを取り出し口元を覆い、フランキーもとっさに椅子の革を剥いで口元を覆った。
そしてバーストやルッチ達は突然の毒霧にやられてむせて、吸い込んだ毒が軽い混乱作用が働き動きを鈍らせた。
その間にハジメ達の元に来ると
「これ、僕達じゃなかったら危ないよ」
「そうよ。やるなら"魅惑"にしなさい。お兄ちゃんを落とすから」
「絶対にするなよ」
「軽口はいいからいくわよ」
相変わらずのペースを保つ二人を強引に引っ張り、後方車両へ移る。そして最後にサンジが連結部分を蹴りで破壊して後方車両は切り離された。
動力を失った後方車両はゆっくりとスピードを落とし、前方車両はどんどん突き進む。これだけ差があれば追いかけるのは難しいだろうと確認したサンジは車両へと乗り込んだ。
しかし次の瞬間、その前方車両から爆発音がして再び前方を見る。すると車両の大部分が吹き飛び、内部が露わになる状況が見える中で、煙の無効で見えた光景が……
「キ、キロロちゃんッッ!!!!」
何者かに片腕を斬られたキロロの姿が……
その右腕は、左手で抑えられており、サンジから見える位置ではその右腕の断面図は見えないがハッキリと足元に切り落とされた右腕があった。
煙で見えない影がキロロを蹴り飛ばし海へと落とす。
近くにいたバーストがその者に向かおうとするが、その者が腕でバーストの胸を突き抜いてしまった。
「バーストッッ!!!!!」
そしてキロロと同じように海へと落とされたバースト。
逃げるために距離を開けたというのに、それが二人をこんな風にさせてしまったと後悔する中
「な、なんだテメェはッ!!!!」
今度は車内からフランキーの声がして振り向くと、そこには空間が切り取られたような穴からブルーノが現れてハジメとロビンをその空間へ入れ込む様子があり、そしてフランキーを指銃で大人しくさせて同じ空間に入れた。
近くにいたレイジュはいつの間にか離され、攻撃されて身動きが取れない様子が見えたところで
「これで分かったろ。相手が悪いことが」
「二人を返しやがれッ!!!」
一気に近づこうとするサンジ。
しかし一足先にその空間が閉じてしまった。
「く、クソがあああああああああッッ!!!!!!」
あと一歩というところで、奪われた。
いや、同じ船に乗っていた者を失ったことは、マイナスとなりサンジに深い傷を負わせてしまった………
……………………………………………………
「……なぜ、逃げようとした??」
「逃げてないよ。引っ張られただけ」
「お前らなら抵抗出来たはずじゃ」
「余計な運動はしたくないの」
「…………まぁ、いい。これで追いかける術はなくなった。
このまま司法の塔に行き、お前らを引き渡せば全て終わる」
逃亡の疑いはあったがどのみちここは海の上。
逃げるすべもないならと、さっきのことは不問として大人しく席につけと言いつけるルッチ。
それに素直に従うハジメとロビンを確認して、フランキーをむりやり座らせた後、今度は同じ車両の席に付いたCP9。
まもなく司法の塔へ到着する。
これで任務が終わると考えているCP9だが
(ここからが正念場だ……)
この先の展開。
きっと知っている本編ては違うことになる。
それがどう作用し、そしてルフィ達をどうさせるのか……
全く本編と違うロビン。
同じ船に乗っていた元バロックワークスの死亡。
そしてなにより、ここにいることがおかしい
ハジメが求める展開にならなければこの先の"ワンピース"の話が根本から覆る。
これまでやってきた全てをルフィが、麦わらの一味が出し切ることが出来ない限り、この"ワンピース"はここで終わりを迎えることになる。