好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
今回は後半の話がちょっと時間軸が違います。
のちのち出せばいい話なんですが、ここに入れたほうがやりやすいかな??と思って書いてますので混乱されないように。
次回からまた元に戻りますので。よろしくです。
では、どうぞ。
「う、ウソだ……ウソだと言えサンジッッ!!!!!」
「………………」
「本当よ。私も見ていたのだから」
後方から追いかけてきたロケットマンに拾われたサンジとレイジュ。そして何があったのか説明したところでルフィがキレてサンジの胸ぐらを掴んだ。
否定しろと要求するルフィに対してサンジは無気力になっており、代わりにレイジュが説明をしだした。
「爆発が起きたあと煙で相手は見えなかったけど、キロロは右腕を切り落とされて、バーストは胸を突かれて二人とも海に落とされたわ」
「…………ッッ!!!!!」
「ダ、ダメよルフィッ!!!!!!」
「離せッ!!!!!」
海に落ちたと聞いたルフィはすぐに海に飛び込もうと動き出した。それをすぐにナミが押さえ、続けてノジコやくいながルフィを止めに入る。
「まだ生きてる!!早く助けねぇとッ!!!!!」
「無理よ!!こんな波で二人を見つけるなんてッ!!!!」
「それに二人とも落ちる前に重傷なんです!!これじゃ……」
「ふざけんなッ!!!!助けにッ!!!!!」
するとドン!!!と車内に響く音がした。
そこへ視線を向けるとゾロが酒瓶を床に叩きつけていた。
「ルフィ。言ったはずだ。あいつらは仲間でもなんでもないってな」
「だ、だけどよ……」
「お前はハジメとロビンを連れ戻すんだろうが!!!!!
例えここにいる奴らが死んだとしてもお前は二人を連れ戻さないといけないことを理解しろッッ!!!!!!」
「ッッッ!!!!」
厳しいことをいうゾロにルフィは何も言えなかった。
いまやるべきことは二人を連れ戻すこと。
仲間が危険な目にあっても、例え死んだとしても、船長であるルフィが揺らいだら何も達成出来ない。
それが船長という立場だと改めて思い知らされた。
「………あと、コック。テメェはもうここで降りろ」
「ッッ!!!!」
「ちょっとゾロ!?」
「他の奴らもだ。
………俺達が相手にするのはそういう組織だ。世界を敵に回すというなら何かを失う覚悟をしないといけねぇことぐらい分かってるはずだ………」
ゾロの言葉に誰もが黙ってしまった。
覚悟はしていたつもりだった。しかしその言葉に足りなかったと悟ったのだ。
そしてその言葉はゾロ自身にも向けられていた。
(…………絶対に、取り戻す……ッ!!!!)
ここまで奪われなかったことによる覚悟の無さに嫌気がさすゾロは改めて覚悟を決めた。世界一の大剣豪。そのためにも見捨てる覚悟を………
「…………嫌だ…」
「ああん??何言ってやがるルフィ!?」
突然の言葉に、今度はゾロがルフィの胸元に握る。
「嫌だ嫌だで済む世界じゃねえんだよ!!
相手は世界政府だぞ!分かってんのかッッ!!!!」
「嫌だ!!!もう誰も失わせねぇ!!!!!」
「まだそんな甘いことを……ッッ!!!!!」
「そんな事が出来なくて海賊王になれるかああああああああああああああああぁぁぁぁッッ!!!!!!!!!」
ロケットマン全体に、周りの海にも響くような大声。
その覚悟を、誰も失わない覚悟を、ハッキリとゾロに、みんなに向けた。
そのルフィの目は本気で、そして確かに覚悟を決めた目だ。
それを見たゾロは一瞬ポカーンと呆けてしまったが、
「…………了解。船長。だったら見せてみろ!!!」
「おう!!!」
その覚悟に心を動かされたゾロは、みんなは、ここで改めて誰も失わない覚悟を決めた。
俯いていたサンジも立ち上がり両手で頬を叩いて
「………やってやる……ッ!!」
「そうね。やりましょう」
絶対に犠牲を出さずに二人を連れ戻す覚悟を決めた。
そんな奴らを乗せたロケットマンはまもなく司法の塔がある島へと到着する。
……………………………………………………
「だ、誰だコイツはッ!!?」
「始めまして。ハジメです」
「マジで誰だあッ!!?」
これはルフィ達が司法の塔にたどり着いた後の話。
いまいるのは司法の塔。
ハジメ達はすでに"正義の門"の一歩手前まで来ていた。
その正義の門を潜ればルフィ達がハジメ達に追いつくことは出来ない。
そんなギリギリのラインの前。
この司法の塔でCP9が全員揃ったところで、ロビンとフランキー、そして関係ないハジメを見たところでスパンダムが大声を出したのだ。
「一緒に付いてきたいというからの」
「それで連れてくるかフツー!?」
「いや、麦わらの一味の一味の一人を殺してまで付いてきたいと言ったからの」
「なっ!?……マジか……
……そんな面白いこと早く報告しやがれッ!!!」
ナッハハハ!!!とバカみたいに機嫌が治るスパンダム。
本編を知っているハジメは実物のスパンダムを見て思った。
「小物中の小物かよ……」
「あぁッ!!?お前…俺がどれ程偉いか知ってるのか、ああん!?」
「大将より偉いなら頭下げますけど??」
「なっ!?………お、同じぐらいだ!!!分かったかッッ!!!!!!」
「…………………はぁ……」
「舐めてるのかテメェはッ!!!!!」
短気なスパンダムはハジメを殴ろうとするが、もちろんあの御方が黙っているわけがない。
「死にたいのね。分かったわ。殺してあげる」
「ぎゃあああ!!!か、海楼石…、なんでッッ!!!!!!」
「そんなものでお兄ちゃんに対する愛が消えるわけないでしょう」
「いや。そんなこと言ってないから」
両手両足を決められ、折れるギリギリを攻めるロビン。
もちろんそれをハジメが止めるわけもなく眺めている。
「言っておくけど。僕に権利とか暴力とかで抑えられないから。そんなことしたらロビンが黙ってないし、ここにいる全員相手にしても……余裕だよ??」
「ル、ルッチッッ!!!!!!」
「………悪いが長官。そいつの言うとおりだ。勝てないことはしない」
「なっ!!!!!!??」
あのCP9が束になっても勝てない。
そんなことありえないと無理やり顔を動かしてルッチの方を見ると、あのルッチが冷や汗をかいているのがハッキリ見えた。
ほかのメンバーも平然としている顔をしているが全員冷や汗をかいている。
「君は特に弱いからね。君とフランキー以外に
「な、何が目的だッ!!!!!」
「僕とロビンを予定通り連れて行ってよ」
「…………はぁっ!!!??」
その訳のわからない要求に顔がおかしなことになっている。
まぁ、気持ちは分からなくはないけどね。
「連れて行ってもらうためにわざわざ一人消したんだよ。それ以外目的があるとでも??」
「な、何を企んでるんだッ!!!!」
「例えあったとしても連れていくしかないでしょう。
それともそんな子供のお遣いみたいなことも出来ないの??
よくそれで長官なんてなれたね。返上したら??」
と、煽ってみれば面白いように食いつくのがバカのやること。
「や、やってやるよ!!!後悔しても遅いからなッッ!!!!!」
「口が悪いわ。言い直しなさい」
「ぎゃああああ!!!!!!や、やらせてもらいますッッ!!!!!」
分かればいいのよ。と、やっと拘束を解いたロビンはこの部屋で一番いい椅子にハジメを座らせて、その上にロビンが座った。
(な、なんだコイツらは…どうして俺に従わねぇッッ!!!!!)
今まで歯向かってきたものは多かったが、こんなにも屈辱を与えられたのは初めてだと、スパンダムは業を煮やしていた。
(今に見てろよ!!絶対にギャフンと言わせてやるからなッ!!!!)
…………これがフラグという。
決意を新たにしたスパンダムはカクとカリファを呼びつけ
「お前らに、コレをやろう」
「悪魔の実…ッ!!」
「それも2つも……どうしたんじゃ、これ……」
「俺には色々コネがあるからな。万が一に備えて食っておけ」
説明ではなんの実なのかは分からない。いわばギャンブル要素の多いものだった。それでも食べれば間違いなく強くなる。
ふたりともほぼ躊躇わずにその実を食べだした。
「………うっ!!」
「これは、想像以上だわい……」
「残さずに食えよ。もったいないからな〜」
その様子を見て笑うスパンダム。
どこまで言っても器が小さく見るに耐えない。
だからだろう。
ハジメがフッとポケットからあるものを取り出してスパンダムの方へ投げた。そしてロビンの手がそれをキャッチし
「な、なんだコレっ…、って!!おい!!!まさか……ぅんぐッ!!!!」
「余ってたやつ持っていたからあげるよ。残さず食べてね」
そう。持っていたのは悪魔の実。
それをロビンの手が無理矢理スパンダムの口を開けてその実を丸ごと口へと入れ込んだのだ。
抵抗するスパンダムだが、ロビンの魔の手から逃げれるわけもなく…………
「く、く、く、食うっちまったじゃねえかああああッッッ!!!!!!」
「ようこそ。海に嫌われた人類の進化の先へ」
慌てふためくスパンダムを見て笑うハジメとロビン。
それを見たカリファは思った。本気で狂っていると……
やっていることがハチャメチャ過ぎて目的が全く分からない。
それでも間違いなく自分達はそれに巻き込まれたと理解し、早くこの任務が終わって欲しいと切実に願った。