好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
さて、三連休ですね。皆さんはどう過ごされますか??
僕は今日のコンサートを楽しんできます。
そして明日も更新しますので、よろしくです。
では、どうぞ。
「おい!!生きてるかッッ!!!!??」
「……こりゃ、困ったね……」
「オイ!!まさか…どこか怪我を……」
「「鼻血出た」」「ニャァー」
「元気そうだなオイ!!!!」
司法の塔へ突っ込んだロケットマン。
サイボーグであるフランキーはある程度の打撃は大丈夫だったが、一般人であるココロ達は……と、心配したのだが無駄に終わった。
「こっちはいいからさっさと麦わら達を探しな」
そう言われると確かに麦わらの一味はフランキーと一緒にロケットマンの外にいたのだ。
だとするならココロみたいに鼻血程度で済むわけが……
するとガレキから「うおおお!!」とルフィが現れ
「無事だったか麦わらッ!!!」
「おう!オレはゴムだからな!」
「他の奴らはどうなった!?」
「問題ねえよ。これぐらい」
「「「「お前と……一緒にするなッッ!!!!!!!」」」」
「ほらな」
「お前ら、大概化物だな……」
「で、お前誰だ??」
「フランキーだ!!お前らの船を襲おうとした!!!」
すると全員がフランキーを睨む。
それはそうだろう。未遂とはいえ大切な船を、メリー号を襲うとしたのだから
「待て待て待て!!!あのときは悪かったと思ってる!!!
だがいまはニコ·ロビンともう一人の男を助けるのが先決だろう??」
「いや、ハジメと師匠なら勝手に助かる」
「「「だな」」」
「………短い時間だったが……オレでもそれは分かった……」
この状況であの二人が"捕まっている"というのがどうしても思い浮かばない。
「だったらなんだ??何をしに来たんだお前ら……」
「どうして船から降りたのか。それを知りたかったのが一番だったけど……」
「ルフィの奴が勝手に決闘にしたからな……」
「お姉さん。きっと怒っているわよね……」
「………骨は、拾ってやる……」
「う、う、うおおお……か、勝ってやるから、なぁぁ…………」
「どんだけ怖がってるんだああぁ!!!!??」
全員がルフィを遠い目で見ている。
ルフィ本人も激しく後悔しているのか、もう涙目でヤケを起こしている感じである。
「で、でも、やるぞ俺はッ!!!」
「震え止まってから言えよ……」
「む、む、む、む、武者震いだぁ!!!」
「説得力のない武者震いですよそれ……」
"決闘"
これまでの修業とは訳が違う。
確実にルフィを殺しにかかってくる可能性が高い。
ならほぼルフィは死ぬ運命にあると誰もが思っていた。
「いまからでも謝ったら??」
「それはそれで殺されるッッ!!!!」
「……ロビンなら、やるわね……」
どのみちやられる運命にあるルフィ。
そんな絶望を抱えているルフィ達の元に
「ちゃぱぱぱッ!!!よく来たな海賊共」
「ッッ!!!??アイツは……」
「CP9の一人だ!!」
部屋の四角の天井付近に壁に張り付くようにいるフクロウ。
誰も気づかない内にそこに現れたことに驚いていると
「すでにニコ·ロビンともう一人の男は"正義の門"に向かってる」
「クソ!!急がねぇとッ!!!」
「だが、お前らはそこには追いつけない!何故なら……」
そういってフクロウが取り出したのはカギ。
それが一体何なのかと思っていると
「これはあの二人を拘束している"海楼石の錠のカギ"。
こいつがないとあの錠を外すのは無理だぞ。そして無理矢理外そうとすれば……」
「「「「「いや、いらねぇ」」」」」
「ちゃぱッッ!!!??」
予想外の返答に困惑するフクロウ。
明らかに、明白に、あの二人を助けにきたこの海賊達がいま、その二人を拘束している錠のカギをいらないとハッキリと言ったのだ。
「海楼石あっても強えぇからなあの二人」
「むしろそっちのほうがルフィ君の勝てる確率あがりますよね」
「いや、それでも1%上がったぐらいだろうな……」
「それでも可能性が上がるならいいと思うけど……」
「ないよりかマシだな……」
と、完全に仲間ではいわないセリフを言ってる。
油断を誘うための演技では?と思ったフクロウだったが明らかに心の底から言っているようにしか見えない。
だったらと、さらに真実を突き詰めてやろうと
「言っておくが無理矢理外そうとしたら爆発!!
間違ったカギを挿し込んでも爆発するんだぞ!!」
「「「「「だからどうした??」」」」」
「ちゃ!ちゃぱぱぱッッ!!!!??」
いや、本当に困惑した。
完全に見捨てている。この海賊達はあの二人を見捨てている。
そうしか思えない言動に開いた口が塞がらない。
「きっとこの塔を破壊する爆発があっても生きてるわよあの二人は……」
「ハジメがいる時点で何もかも無意味だからな…」
「お前ら。あの二人を分かってなさすぎだ」
「むしろ爆発で師匠か少しでも弱ってくれる…わけ無いか…」
フクロウ側のペースに引き込もうとしたのに全く通用しない。
こっちとしてはこの海賊達を足止めしないといけないのだが……
「俺らとしたらとにかくあの二人に会えばいいしな」
「で、ルフィを生贄に捧げる」
「……………やっぱり死にたくねぇよ〜〜!!!!」
「お、お前ら!!!言ってくることがめちゃくちゃだ!!!!!」
『あの二人に比べれば軽い』
もう"ぐぅのね"も言えない。
しかしここで引いたりしてしまったら間違いなくあの二人に………
「お取り込み中すみません」
『ッッッ!!!!??』
突然、麦わらの一味の背後に現れたセバス。
それだけではない。そこにはマカナにリリーサと言った"八咫烏 "と"月兎"の知った人物がそこにいた。
「ハジメ様からの"試練"をお伝えに参りました」
「し、試練って……」
「では、
その瞬間に全員の掌に八咫烏の文様が現れた。
そしてルフィにおいてはまるで蝋人形になったかのようにガチガチに身体が固まってしまったのだ。
「な、なんだコレ……動けねえ……!!」
「テメェ!!何しやがった!!!??」
「"強制的"に契約させてもらいました。
これを破ればランダムで誰かに罰が与えられます。もちろんこれをかけた私は例外なく罰を受けます。罰の内容は最悪"死"です」
『ッッ!!!??』
「回避をするためにはこの契約を遂行してください」
「もちろんその間にお二人は"正義の門"へ向かっております」
「みんな。頑張って下さい!!!」
と、また一瞬にしてその場から消えふせた3人。
突然のことに困惑しているが現実は切羽詰まることになった。
海楼石の錠は別に問題ない。しかしこの契約をかけられたからには破るわけにはいかなくなった。
破れば最悪誰かが死ぬ。
それも敵味方関係とはいえ、そんなハイリスクを無視してしまうわけにはいかない。
「面倒なことに、巻き込まれたな……」
「おい、ルフィ。本当に動けないのか??」
「全然……動けねぇ………」
「ということは…やらないと……」
「誰かが死ぬ可能性が、あるんですね……」
「厄介ですね。やっぱり私も入ってますよね……」
『いたのかよギン!!!??』
「………いました。ずっといました……」
と、完全にのけ者扱いされているギンも含めてセバスの"契約"に縛られてしまった麦わらの一味。そしてCP9もこれには……
「これは、どうすれば……」
『おいフクロウ』
「ッ!? ルッチ、これどうすれば…」
『従う他ない。麦わらの一味と道連れになるなら兎も角だが……一度戻ってこい』
「わ、分かった……」
でんでん虫からルッチも困惑した声が聞こえてきた。
こんな展開誰も予想出来なかったが、それでも足止めにはなるということは分かった。一度作戦を立て直すべくフクロウは"覚悟しておけ!ちゃぱぱぱ!!"と捨て台詞を行ってその場から離脱した。
「向こうさんも慌ててるみたいだな……」
「だがこっちが圧倒的に不利だぞ。ルフィも拘束されてるからな……」
「向こうの人数はこっちより少ねえし、誰かルフィを守るために残るか??」
「いらねぇ!!!」
そのルフィの言葉に全員が耳を疑ったが
「……ったく、根拠もねぇのによく言うぜうちの船長は…、」
「だが実際、あのセバスとかマカナとかは一対一じゃ勝てる気がしねえのも確かだしな……」
「幸い他の人達はこっちにはいないようですし、CP9の誰かに当たらないようにすればルフィさんは大丈夫かと思います」
「それしかないか……」
CP9も契約を破ることはないと考えて、全員で相手をする。
そうすることでルフィ側に敵を当てないようにする。いま出来ることはそれぐらいしかない。
「まぁ、何もできねぇが私が見ておくよ」
「監視してる〜!!」
「にゃあー!!」
「それじゃココロさんお願いします」
戦力としては全くないがそれでもルフィを見てくれるとココロさんにルフィをお願いすることにした。
「…………お前らッ!!!」
そんなルフィは仲間達に向けてこう言った。
「絶対に勝ってこい!!!!!」
『了解、船長ッ!!!!!』
……………………………………………………
「ここを通れば"正義の門"に繋がる橋に行けるわけね…」
司法の塔。
その地下にある大きな扉の前にロビンとハジメは立っていた。
「地下トンネルを潜ればあの海を渡る必要はない。
………本当に良く出来てるよこの施設は……」
感心している所に二人の背後にセバスが現れ
「言われた通りに"契約"を済ませました」
「ありがとうセバス。セバス達の撃破の内容は任せるよ」
「……宜しいので??」
「見定めてきて。この先の海に通用するかどうか」
「分かりました。二人にもそのように」
と、また一瞬にして消えたセバス。
これで準備は整った。あとは彼らが乗り越えるしかない。
「………来るかしらルフィは」
「来るよ。あんな大見得を張ったんだから」
「でも、そしたらあの子……死ぬわよ??」
「本気で殺そうとしないでね。一歩手前までだよ……」
「分かったわ。瀕死まではオッケイなのね」
「……………頑張れ、ルフィ………」
仕掛けておいてなんだが本当にルフィには同情する。
そんなことを考えながら"正義の門"へ繋がる扉が開き二人は仄かに薄暗い闇の中へと歩き出す。