好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
ヤバい……今回めちゃくちゃ手こずった……
この一話書くだけでどれだけ時間経ったやら……
そして今後もまだ構成がうまくねれてない……
すみませんが、更新遅れますが温かい目で見てください。
では、どうぞ。
"生命帰還"
本来脳の命令で動かしたりすることのできない髪や内臓などを己の意識を張り巡らせることによって操ることができる技能である。
これを得意とするのがクマドリ。
そのクマドリがいま…………………
「な、な、な、な、な、な、なッッ!!!!??」
「………………………………」
「な、な、な、な、な、な、なッッ!!!!??」
「……………面倒くさいな………」
チョッパーが体格のいいクマドリに対して"
スピードは落ちるがその分パワーが断然に上がり、蹄の大きさも倍近く広がり、攻撃の幅が増える
で、クマドリはその劇的な変化に驚いているようだが……その歌舞伎かぶれがやたら長く、チョッパーも律儀に待っているのだ。
「な、な、な、な、な、な、なッッ!!!!??」
「……………………………………………………」
「な、な、なッッ「五月蝿いッッ!!!!!」ヘボッッ!!!!!??」
我慢できなくなったチョッパーはとうとう手を出し、クマドリのボディに刻帝
「これで終わりならいいんだけどな………」
完璧に入った攻撃。しかしチョッパーもこれで終わったとは思っていない。相手は強敵だ。あの攻撃を食らってもそう簡単に……
「な、な、な、な、な、なんと、ひ、卑怯なりいいぃ〜!」
「……やっぱりか……」
なんともなく壁の向こうから現れたクマドリ。
それも本当にダメージを負っている感じにも見られないのだ。
「だが、しかし!!その程度の攻撃なぞ…、効くわけも、ガハッッ!!!!」
「効いてるのかよッッ!!!!!!」
思わずツッコミを入れなくなるほど、後からの高ダメージ。
それでも血を吐くとかではなく、普通に殴られて肺から空気が出ていったような感じではある。
それでもダメージは通っていると確信したチョッパーは、これなら勝てると考えていると、
「………かあっカッカッカッカッッ!!!!!」
「な、なんだ……」
「この程度のダメージで…勝てると考えたか??
笑止千万ッ!!!おいらが体得した"生命帰還"に死角なしいいぃ〜〜!!!!!!"指銃·Q"ッッ!!!!!!」
すると、突然自分が持っている杖を自分の太ももに突き刺したのだ。
「何やってるんだお前ッッ!!!!??」
「ッッ!!!!………この程度、かすり傷にもならないことを、ずずず、ずぃーと!!知らしめてやる〜〜!!!!」
すると傷ついた太ももが突然肥大化し、傷口を一気に塞いだ。
そして次の瞬間には傷口付近だけそのままで、周りの部分が元通りに戻った。
その傷口は自らを自害するかのように小さくなっていき、最後には元の太ももに、全く傷のない状態へ戻ったのだ。
「この生命帰還は、体内に含まれているエネルギーを自由に扱う事が可能ッッ!!!!つまりはどんな怪我をしようが瞬時に治すことが出来るのだッッ!!!!!
そして!!!私ぐらいになれば相手に触れるだけで
それを聞いたらチョッパーは衝撃を受けた。
その生命帰還さえあればどんな傷も自力で治せる。
うまくいけば病気も治せる可能のあるものだと……
だが
「…………ふざけるな……」
「は、はぁ〜!!!!何をいって………」
「細胞を死滅だとッッ!!!!そんなことしなくても細胞を活性させるだけでどれだけの人が助かると思ってるんだああッッッ!!!!!」
そう。
クマドリがいう過剰反応は行き過ぎた行為。
それさえしなければ、いわば触るだけでどんな傷も治せるという魔法のような技なのだ。
それをまさかの細胞死滅させるために使うなんて……
そしてそのことにクマドリは
「何を言っているのだ…おいらはCP9ッッ!!!!
殺しが本業であるのにも関わらず、助けるとは!!!
へそで、茶を沸かししししし、で、候おおおおぉ〜!!!!!」
するとクマドリの髪がウネウネと動き出しチョッパーに向けて放ってきた。避けようとするが思っていた以上のスピードに回避する日まもなく髪の束に両手両足と首元を固定されてしまう。
「そして!!!貴様の敗因はその甘さなりッッ!!!
おいらの杖に射抜かれて幕を降ろすがよいッッ!!!!!」
先ほど自らの足を貫いた"指銃·Q"
あれをマトモに喰らえばボディ·ポイントを使っているチョッパーでもただではすまない。
しかしぎっしりと捕まらているために逃げ出すことも叶わないチョッパーに、無情にもクマドリの杖が突き出されるのだ。
……………………………………………………
「"モード"を進化……??」
「そうよ。貴方のその"ポイント"と"モード"は身体の一部を強化·状態を変えることが出来るのよね」
これは空島。ゲダツとの戦いの後、ロビンから"特別メニュー"を言い渡されていたチョッパー。
恐怖しながら話を聞いてみるとそれはチョッパーのランブルに関しての講義のようなものだった。
「だったらその部分強化·状態変化を"進化"させなさい。
そうすればもう1段階貴方は強くなるわ」
「いや、進化っていってもよ………」
ロビンの言っていることは分かる。
しかしその"進化"というのが難しいのだ。
本来動物が進化するのは長い年月をかけて、環境に適した身体になろうとしての行為。それをランブルボール一つで一気にやろうとするのだ。
そしてその進化には明確なものが必要。
例えばキリンが自分の身長より高いものを食べようとして首を長くしたように、その進化に適した理由が必要となる。
「色んな本を読んでいるのでしょう??ヒントなら沢山あると思うけど」
「それはそうだけどよ……そもそもその進化って出来るのかどうか……」
「"ヒトヒトの実"
まさかその実が
……………………………………………………
(そうだッ!!そんなわけがないんだッッ!!!!!!)
杖に射抜かれる寸前にチョッパーは体型を小さくし髪の拘束から抜け出した。そしてそのまま脚強化で素早くその場から離脱した。
「まだ足掻くか……もう諦めろッ!!!」
「わりぃけどまだ足掻くよオレはッ!!!!」
そしてランブルボールを取り出したチョッパーはそれを口に含み噛み砕いた。
「いくぞッ!!!たった1分の姿、見せてやるッ!!!!!!」
するとチョッパーの身体が大きく、元のチョッパーの姿なんて見る影もないほどに巨人していく。
それは上の階をぶち抜くほどに大きくなり、
『ウオオオオオオオオッッ!!!!!!!!』
「な、なにコレ!!!!??」
「なんなのこの化物はッ!!!!」
上の階のノジコとカリファの階を打ち抜き、さらに
「大っきいですねー!!!」
「ええっ!!!チョッパーッッ!!!!??どうしたのッ!!?」
「これがチョッパー君ッ!!!?本当なのナミッ!!!??」
その上の階まで到達した巨人化。
そしてそんな見る影もないのにナミだけはチョッパーとすぐに分かったようで
『流石ナミだな〜。そうだよ、チョッパーだよ』
「ほ、本当にチョッパーなの!!?」
『すぐに小さくなるから待ってて〜』
そしてチョッパーはもう一つ、ランブルボールを口に含んでこう叫んだ。
「
今度はチョッパーの身体が光りだしたと思いきや、その巨人の姿がドンドン小さくなっていき、誰もが見たことのある姿に………にはならずに、まさに"人間"へと変わったのだ。
手と味は長く、胴体も細く、チョッパーの顔は人間に近いものへと変わったのだ。
その姿にクマドリは口をぱくぱくさせながら、やっとの思いで出た言葉が
「な、なんとめんこい娘じゃあああああぁぁぁぁぁッッ!!!!!!」
「カワイイイイイイイイィィィィィッッッ!!!!!!!!」
「ヒィィィッッ!!!!!??」
飛び付こうとしたクマドリを間一髪避けたチョッパー。
そして避けた先で上の階から飛び降りてきたナミに捕まった。
それもうぬいぐるみをめいいっぱい可愛がるかのように……
チョッパーの姿はいわば"アイドル"のような容姿。
そして誰が見ても"カワイイ"
そしてどうやらクマドリの好みであったみたいだ。
なんとかナミから抜け出してがそれでもクマドリと共に追いかけてくるナミ。
「お主はおいらのものにする!!!!えぇーい、逃げるでないーッッ!!!!!!」
「ふざけないでッ!!!チョッパーは私のよッ!!!!!!」
「ぎゃああああああぁぁぁぁッッ!!!!!!!!」
戦いをしていたはずなのに何故か別のことで逃げ回る羽目になったチョッパー。しかしこのままだとランブルボールの効果が切れてしまう。
「やるしか……ないよなッ!!!」
「逃げるではないッ!!!!」
クマドリは髪を大量に伸ばしてチョッパーを捕まえようとする。対してチョッパーは逃げるのをやめてその髪の動きを
「
向かってくる髪の束から毛の一本まで、全ての動きとその予測を立てる。人間の頭脳を手に入れたチョッパーは普段の何倍の情報処理を行うことが出来る。
それでもクマドリの髪を全て読み取るのは苦行。
出来たとしても僅か3秒だけである。
しかしその3秒もあればいまのチョッパーならその2本脚で、軽やかに、最小限の動きで避けることが出来る。
そしてクマドリの懐に入り込んだチョッパーは蹄のように硬い拳をクマドリへと
「
何度も何度もクマドリの胴体に穴が空くかと思うぐらいの猛攻撃をするチョッパー。その攻撃はクマドリがこれまでやってきた修行で傷ついた内部組織、細胞を突き正常に戻しているのだ。
生命帰還という身体に負担が大きすぎる力。
いくら修行していたとしても全くのダメージがないわけがないのだ。
それを見抜いたチョッパーはその細胞に直接働きかけ正常に戻そうと行動に出た。
敵に塩を送るような行動だが、もちろんそれで終わるわけがなく
「これで………眠ってろおおおおおおッッ!!!!!!」
ルフィとまではいかないが、殴り飛ばす瞬間に巨大化する予定だったその体を一部だけ変えて、クマドリに巨人の、モンスターの拳で殴り飛ばしたのだった。
何枚もの壁を打ち抜き、外の大穴に落ちる前に止まったクマドリ。その姿は長かった髪も短くなり、大きかった身体も細くなっていた。
チョッパーの攻撃により、溜まっていた毒素のようなものが消えたことにより一気に活性化して身体が引き締まり、髪も傷まない長さへと自然に生え変わったのだった。
そして塔の中にいるチョッパーはすっかり元に戻っていた。
「はぁはぁ…、これでもう、使えねえからな……あんなもの、お前が持っていいわけが、ないんだ………」
体力を使い果たし、指一本動かせない。
やっと終わった……と、思いきや………
「ふふふ…チョッパー………」
「ヒィィッ!!!!!」
まだ少し時間があるため変形がとけない。つまりナミに捕まるのは当然であり
「これなら………勝てるわッッ!!!!いくわよチョッパーッ!!!!」
「ぎゃああああああぁぁぁぁぁッ!!!!!」
ナミに捕まったチョッパー。
シロとクロに乗り込みあっという間に元いた階層へ登っていく。
…………これからこの変形はナミの前では使わないようにしようと思ったチョッパーだった。
司法の塔 一階 チョッパーVSクマドリ
勝者 チョッパー。(ナミに誘拐、今後参戦あり??)
あっ。ナミが出てくると決めた瞬間に一気に書けました(笑)