好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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どうも。
話が進まねぇ〜!!
仕方なく区切って投稿しますが、もう書くスピードも上がらなくて上がらなくて………

今年中にウォーターセブン終わるかな………

では、どうぞ。







司法の塔の戦い(くいな、フランキー戦)①

「ストロングライトッッ!!!」

「一撃の重みはありますがまだ脇が甘いですね」

 

 

フランキーのヘビーなパンチを簡単に避けるセバス。

それどころかそこからフランキーの背後から腕と腰に手を回して

 

「いま触っている部分をもっと意識してください。

そうすれば打ち込む速さも上がります」

 

「うるせぇっ!!!!」

 

裏拳を当てようとするがすぐに避けられる。

セバスが引いた先にくいなが先回りしていた。

しかしあまりにも動作が遅い。

大して脅威にならないと判断しようとした、その時

 

「一刀流…陽炎……」

(……これは……ッ!!)

 

並大抵じゃ見抜けない。

その遅い動作が()()()()()()()()()()()()()()()

ワザとやっている。とは思えないほどのその動きに、戦いの中、それを見抜くのは至難の技。

 

セバスはそれをギリギリの所で見抜きお盆を取り出し防御に回した途端

 

「……(かた)·釣霧伐(つむり)ッッ!!!!!!」

 

まるで釣りに釣られたように近づくセバスにくいなは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことに成功した。

強敵になればなるほどにこれを使用すれば自分が先にやられる可能性がある博打的な技。

 

それでもくいなはセバスはきっと自分達を下と見ていると確信して使用した。

案の定刀を振るえる間合いまでおびき寄せたが切り込む瞬間に防御に回ったセバスに驚くくいな。

 

しかしそのまま振るった刀はセバスのお盆を切り裂きセバスの胴体に僅かだが切り口を与えた。

 

すぐさま飛び退いたセバスは斬られた切り口を確かめ

 

「私もまだまだです。完全に相手の力量を間違いました」

 

それでも平然としていたセバス。

斬れたのは服のみ。だがセバスの中では避けきれる気でいたのだ。その想像が違ったのはくいなの力を見誤った。

 

そしてくいなもまた斬ったと思っていたが

 

(………この人、やっぱり強い……ッ!!)

 

格上の相手。

ビリビリと肌を刺すような殺気が放たれているわけではないが、それでも隠せない強者の雰囲気を感じ取る。

 

ハジメやロビンとは違う強者。

 

改めて対峙するセバスに緊張感を持ったくいなの元にフランキーが駆け寄り

 

「おめぇ強ぇな。どうだ?アイツに勝てる算段はあるのか??」

「今のところは……ないですね」

 

「マジか。コイツはハズレくじを引いたか……」

「どうですかね……まだ始まったばかりですよ……」

 

そういうくいなだがそれは強がりだとフランキーも分かっている。まださっきの攻防に力の1割も出していないことは分かっている。

 

焦りが見える二人を見たセバスは何かを考える仕草を見せたあと

 

「そういえば私に勝つ条件をまだ言っていませんでしたね。

マカナと同様に私に一撃を入れる。というのは安直ですから……」

 

そういうとポケットから砂時計を取り出し

 

「いまから五分。五分で私に一撃を与えたら貴方達の勝ちです。五分過ぎましたら1分ごとにお二人のどちらかに私から一撃仕掛けます。もちろん五分過ぎても一撃入れれば勝ちとします」

 

「何をいって……」

 

「ただ私の一撃はきっと……それだけで戦闘不能となると思いますのでお早めに」

 

そういった瞬間に放たれた殺気。

立つのがやっと、と思える程の出鱈目な殺気に飲まれそうになるくいなとフランキー。

 

フランキーは片膝をつきそうになるのを必死に堪え、くいなは額から汗が止まらず、それでも刀を決して降ろさなかった。

 

威嚇だけの殺気だったのだろう。

すぐに鋭い殺気は無くなり元に戻った。

そしてセバスはニコリと笑ったあとに

 

「それでは始めさせていただきます。

お二人共、悔いが残らないように頑張ってください」

 

「「………ッッ!!」」

 

こうしてセバスが持っている砂時計が反転し、五分という短く厳しい戦いが始まった。

 

 

……………………………………………………

 

 

「皆様ご無事でしたか」

「ギン!!良かった〜これには当たらなかったんだな〜」

 

3階へ上がってきたギンはチョッパー達と合流をした。

そしてチョッパーが心配していたのはナミが放ったあの強力な雷である。

この塔の地下で貫いた雷、当たればひとたまりもないだろう。

 

「それについてご報告がありまして」

「なにかあったの??」

 

「船長があの雷に直撃され、地下へと落ちていきました」

「「ああぁ……………」」

 

頭を抱えるチョッパーとノジコ。

なんとも運の悪い船長。前に話を聞いた限りでは雷はルフィには効かないということなので無事だと分かってはいるが

 

「そういえばいまルフィ君は動けなかったわね……」

「はい。そしてマイゴット達はこの塔の地下へと向かったようです」

 

「…………つまり、この塔の地下から向こうの塔に向かう通路がある……ってことかしら?」

 

「恐らくは。確認はしていませんがここから移動するとするならそれが一番ありえるかと」

 

ロビンもハジメもその気になれば海の上も、空さえも移動出来る。しかしそんな目立つことをあの二人がするとは思えない。

 

…………まぁ、やるときはやるが………

 

 

「ギンとチョッパー君は上に上がって皆の加勢をして!

私達はルフィ君を連れてハジメ達を追いかけるわ」

 

「なるほど。契約が終えたときすぐに船長をあの二人にぶつけるためですね」

 

「勝てるとは思えないけど……それでも抑止力にはなるわ

問題は、どう説得させるか……よね………」

 

「ベルメールさん………」

 

「……ううん。絶対につれて帰るわ。

私だってハジメの……婚約者なんだからッ!!!」

 

そう胸を張って言い切るベルメール。

その言葉に誰もがきっと大丈夫だと感じた。

 

 

……………………………………………………

 

 

「マスターネイルッ!!!!」

 

口から無数の釘が飛び出す。それをまるで遊戯で楽しんでいるかのような余裕を見せながら全てナイフで撃ち落とすセバス。

その隙にくいなが、と、突っ込むが簡単にいなされて弾き飛ばされる。

 

「フレッシュファイアッ!!!!」

 

今度は口から炎が吹き出す。

これにはナイフで対応出来ずに持っていたお盆でその炎を受けながら距離を開ける。

 

そこへ炎の中からくいなが突撃し

 

 

楼卍(ロマン)……」

 

 

火傷を負いながらも刀に炎を纏わせ、燃える炎から出る火花はまるで桜の花びらのように美しい……

そしてその炎がひとまとまりとなり、一太刀の攻撃へと転じる。

 

 

火紅(ひこう)ッッ!!!!!!」

 

 

セバスはその攻撃に片手で受けていたナイフを()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

しかし受けたナイフはドンドン溶け出していき危険だと察知したセバスは、溶けたナイフを捨て、すぐさま懐から新たなナイフを取り出してくいなの顔面に投擲。

 

至近距離からの攻撃にも関わらずに頬に傷を受けた程度に治まるように回避したくいなだが、その一瞬にセバスは二人から距離を開けてつつナイフを続けて投擲する。

 

フランキーは腕をクロスさせて防御。

鋼鉄の身体にはダメージはないがそれでもその作られた皮膚は傷ついていく。

くいなは刀でナイフを落としにかかるが全てとはいかず、急所以外の箇所はそのナイフに傷つけられた。

 

 

「おいおい…無茶するなおめぇ」

「これぐらいしないと……勝てませんから」

「そいつは同意見だが……あれでも届かねぇか……」

 

 

一撃を与えられると思った攻撃は防がれ、セバスとの距離もまた開いてしまった。無常にも時間だけが過ぎていく。

さっきの技も焦りの色も見せずに淡々と作業のようにこなすセバスに正直気味が悪いと感じていた。

 

どうすればいいのか……

考える暇も与えずに突然異変が起きた。

 

爆音と共に揺れる建物。

一体何が起きたのか状況が掴めないくいなとフランキー。それに比べ冷静なセバスは

 

「始まったようですね」

「な、何が起きてるんだッ!!!??」

 

「バスターコール。

海軍本部中将5人と軍艦10隻という国家戦争クラスの大戦力で無差別攻撃を行うものです」

 

「なッ!!!??」

 

「スパンダムというおバカがバスターコールのボタンを押したようです。

目標はこの司法の塔。対象者は……ここにいるもの全てです」

 

「ここにいるもの……って、同じ海兵も一般人もいるのにッ!!!??」

 

「発動すれば全てが更地になるまで攻撃はやみません。

さて、もうまもなく五分経ちますが……よろしいので??」

 

 

この状況でまだそんなことをいうセバスにくいなは

 

 

「何を言ってるんですか!!早く逃げないと貴方もッ!!!!」

「私はどうとでもなりますので。

さあ、五分。経ちました。一撃、入れさせてもらいます」

 

 

いつ砲撃が飛んでくるか分からない中、それでもセバスは戦いを続けると言ってきた。そして持ったナイフが鈍く光ると同時にセバスの身体が消え……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………油断、するんじゃ……ねぇ…よ………」

「フランキーさんッッ!!!!!!!」

 

僅かな迷いがくいなに牙を向いた。

セバスの強烈な一撃は間違いなく当たるはずだった。

しかしフランキーが間に入り、その攻撃を受けたのだ。

 

鋼鉄の体を持つフランキー。

それでも皮膚は裂け、鉄を斬り、切り口からは赤い液体が流れ出てきた………

 

 

「素晴らしいです。女性を守るためにその身を捧げた。

ですが、あと1分後には再び一撃がきますので」

 

「……に、逃げろ………」

「フランキーさん!!フランキーさんッ!!!!」

 

倒れ込むフランキーを揺するくいな。

しかしフランキーの意識はなく液体がドンドン流れていく。

 

 

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