好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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どうも。
もう12月ですよ……一年、早いッ!!
この小説も長いですけどよく続くよ……
見切り発車だったのにな〜。まだ続いてます(笑)
これも応援してくれる皆さん。感想くれる皆さんのおかげです。

…………どこからか「他の小説も更新しろ!!」と言われている気がしますが………すみません、なかなか展開が上手くいかなくて……

気長に待ってくれることを祈りつつ、こちらをお読みください。

では、どうぞ。






司法の塔の戦い(サンジ戦)

ものすごい地響きが地下にいるルフィの元まで届いた。

何があったのか、確かめたくても動けないルフィは口から血が出るほどに食いしばっていた。

 

そんな中、大勢の足音が聞こえてくる。

一体誰が来たのか……そんな事を考えながらもルフィにはきっと仲間が来たと感じていた。

 

そして現れたのは

 

 

「ルフィッッ!!!!」

「ナミッ!!!ノジコ!!」

 

「良かった無事みたいね…」

「やっぱりあの雷は効かなかったんだな〜」

「丈夫な身体してるね〜!!!」

 

「みんなッ!!!無事だったんだなッ!!!!」

 

ナミ、ノジコ、ベルメール、チョッパー、そしてココロ達。

まずは無事を確認して安心したルフィだったが、それでも残りの仲間がいないことに気づいて

 

「おい。他の奴らは??」

「まだ戦ってるわ。なによりまだあんたの拘束解けてないでしょうが」

 

「そうだったな!!!なっははは!!!!」

 

まだ戦っているならまだ皆無事だ。

そう安心したルフィは肩から力が抜けていくのを感じた。

 

「それよりいまからルフィをお兄さんの所に連れて行くから」

「残りの3人を倒せば拘束が解ける。そしたらあの二人を止めて」

「私の声だけじゃ止まらない。………お願いね、ルフィ」

 

「おお!!任せとけッ!!!!だから俺を届けてくれッッ!!!!」

 

ここからナミがシロとクロを呼び出し、シロにルフィとチョッパーとコロロ達を、クロにナミ達親子が乗り込み地下ある扉を開き、そこから伸びるトンネルへ駆け出した。

 

先導するシロ。そして後方から走るクロの上にいるナミ達は

 

「………良かったのナミ。いまの状況を言わなくても……」

「いまのルフィには必要ないわ。それに無事かもしれないし……」

「そうね。……希望はまだあるわ」

 

そう、まだ希望はある。

自分に言い聞かせながらいまはルフィは二人の元へと

 

 

……………………………………………………

 

 

「なんだったんださっきのは……」

「そんなこと、気にしとる場合か!!逆鱗(げキリン)ッッ!!!!!」

 

 

嵐脚から刀による斬撃から刀による斬撃、両手両足を駆使して立て続けに斬撃を繰り出し、休みなくラッシュをかけながらサンジに迫りかかる。

しかしそれはいつもゾロとの喧嘩が慣れている為か、躱したり鋭い刃を避けて足で捌いたりしながら攻撃を受け流している。

 

「しっかしゾオン系はどいつもこいつも丈夫なのか??

あれだけマトモに入ってここまで動けるとは………」

 

「鉄塊すればダメージなぞないわ!!!」

「そんなことはねぇだろう。実際、足震えてんぞ」

 

指摘されたカク。意識してしまった為かガクッと力が抜けてしまった。そこをサンジは逃さずに蹴りを腹部に入れる。

今度は鉄塊もさせる暇もなく蹴ったためにダメージをマトモに受けるカク。

 

吹き飛ばされながらも刀を地面に突き刺し勢いを殺した。

その痛みと呼吸を整えるカク。その間にサンジは新しくタバコに火をつけて咥えだしていた。

 

(どうなっとる!?アイツらの実力は確かに儂らより下だったはず!なのにここまでやられるとは………)

 

強敵、とは思えなかった。

のちに厄介だと思われる長鼻だけは先に消したが、それ以外は脅威になるとは思わなかったのだ。

 

しかしいまやられているのは自分。

そして相手はほとんど無傷で立っている。そしてまだ実力を隠している状態で………

 

(ここに来るまでに急成長したというのか…そんなことあり得るのか!?)

 

そうとしか考えられない。しかしそれを認めてしまっては自分が弱いと認めると同義になる。それを本能として否定するカクは、相手を弱いと考えずに強敵と捉えることにした。

そうして相手に向かっていかなければ、やられるのは……

 

「貴様はここで終いじゃ!!!!」

 

そう叫びカクはもう一度サンジに向かう。

再び斬撃の猛攻を受ける中でもその全てを受け流すサンジ。

それを見込んだカクはサンジの両足による防御が出来ないように

 

「嵐脚"龍断(ロウダン)"ッッ!!!」

「なっ!!?」

 

至近距離からの嵐脚。

それも両足を同時に振り上げ、垂直に真上に斬撃を放った。

その斬撃はサンジの両足をすくい上げたのだ。

本能で使いこなしていない武装色の覇気を使い斬撃は効かなかったが、

 

鼻銃(ビガン)ッッ!!!」

「しまっ!!!!!」

 

長い首を自在に動かせるキリンの筋力を利用した指銃ならぬ鼻銃。

両足を地面から離されたサンジの身体は宙を舞っている。

そこにカクの鼻銃がサンジの胴体へと迫る。

当たれば間違いなく胴体に四角い穴が空く。

しかし動揺しているサンジに武装色の覇気は使えるわけもなく、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀将斌(いっとうしょうひん)ッッ!!!!」

「く、くいなちゃんッッ!!!?」

 

サンジとカクの間に入り、鼻銃を刀一本で受け留めるくいな。

和道一文字の切っ先を地面に突き刺し、刃先を相手に向け、棟をもう片手で抑えて攻撃を耐えている。

 

鋼鉄並の硬度を持った大きな鼻の銃弾。

ぶつかり合う金属音。何とか耐えるくいなに対しサンジは宙から地面に着地しすぐさまカクに

 

首肉(コリエ)シュートッッ!!!!!」

「ガッ!!!!」

 

首元に蹴りを放ちくいなへの攻撃を中止させる。

大きく飛んだカクの身体は二度三度地面にバウンドしながら離れていった。

 

なんとか耐えきったくいなだが、強烈な攻撃に手が痺れて刀を思わず手放してしまった。

そんなくいなの元にサンジが駆け寄り

 

「大丈夫かいくいなちゃん!!?」

「ありがとうございます。……助けるつもりが助けられました……」

 

「いや。君が来なかったら危なかった…ありがとう」

 

ニコリと微笑むくいな。

それに心打たれるサンジだが、くいなは完全にゾロに惚れている。そう考えると怒りが湧き、これ以上くいなにちょっかいを出すのを躊躇ってしまう。

 

その間にくいなは刀を拾いあげたところでサンジが思い出したかのようにくいなに問いかける。

 

「そういえばレイジュとフランキーは??」

「ッッ!!!??」

 

「ここにくいなちゃんがいるんだから戦いには勝ったんだろうが………ど、どうしたのくいなちゃん!?」

 

動揺したのがバレたのか。くいなの様子がおかしいと心配するサンジ。ここで起きたことを話すべきか悩んだくいなは

 

「………下に……下に降りていきました。フランキーさんがもう気絶してしまったので」

 

「ったく。何してんだあの変態は……」

 

「レイジュさんからはサンジさんのことを任せると言われたのでここに来ました」

 

「そうか。それは助かる。けど……」

 

にこやかに助かると言ったサンジの表情が変わった。

サンジの見ている先を見るとカクが妙な姿になっている。

身体が真四角になり、手足が地面についておらずにジタバタしている。

 

その様子は滑稽だと笑いたくなる状態なのに、サンジは真剣な表情をしている。

 

「ここよりあのマリモの所に行ってくれ」

「えっ。で、でも……」

 

「アイツのことが心配だろう。大丈夫、もう油断しないから」

 

ニヤリと笑うサンジ。

その表情にくいなは"うん"と頷いて刀を鞘に収めた。

 

「上で待ってますから。必ず来てください」

「あぁ!!」

 

そう約束してくいなは階段の方へと駆け出す。

その間も手足をジタバタさせているカクに対してサンジは

 

「………それが、とっておきか??」

「こいつは前座じゃ。……逃げ場はないぞ」

 

すると近くの床が突然抉れた。

それが次々に床が抉れていく。それに気づいたサンジはすぐさま上を見ると天井におびただしい()()()()()がぶつかり地上へと落ちてきていたのだ。

 

「嵐脚"麒麟時雨(キリしぐれ)"ッッ!!」

 

それは雨。一つ一つが凶器となる斬撃の雨。

まとめに当たれば全身が切り刻まれてしまう。

 

「う、うおおおおおおおおぉぉぉッッ!!!!!!」

 

避けるなんてことは出来ない。

つまりはこの無数の雨を、斬撃を両足だけで凌ぐしかない。

回転により両足に高熱を纏わせ、さらに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

悪魔風脚(ディアブルジャンブ)ッッ!!!」

 

逆立ちしたサンジが開脚し、そのまま高速回転を始めた。

 

「パーティーテーブルキックコースッッッ!!!!!!」

 

降り注ぐ斬撃を高熱を帯びた両足による高速蹴り。

胴体を足の下にしたことにより、斬撃が脚から上の部分に当たることはなかった。

 

だが、なかなかやまない斬撃の雨。

いま回転を止めれば斬撃の雨にやられる。

それは向こうも同じかと思いきや手足を、頭を縮めて鉄塊により防御している姿が見えた。

 

つまりこの斬撃の雨が止むまで回転を止めるわけにはいかない。

 

「クソッタレがああああああぁぁぁぁッッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれだけ経ったのか……

降り注ぐ斬撃が止んだ部屋の床はズタボロになっていた。

見渡す限り抉れている床。そんな部屋に真四角となっていたカクが首を出して状況を確かめた。

 

「ただではすまんはずじゃが…………ッッ!!!??」

 

カクが見たのは、未だに回り続けるサンジの姿。

三半規管が異常という問題ではない。

人がずっと逆立ち出来るわけがないのだ。

血が頭に登ればいずれは意識を無くす。なのにサンジは

 

「な、何なんじゃお前はッッ!!!!!??」

 

いまハッキリと不気味と、倒さなければいけない敵と認識したカク。

手を床につけて軸にし、身体を何回も何回も横回転させながらスピードを増していく。

 

そう、カクはこのキリンの姿で最大の攻撃力を誇る技でサンジを沈めようと決めたのだ。

この技は貯めがいる。しかし相手は意識がないのか、未だに回転をやめない。

 

つまりいまが好機。こちらも回転による最大の斬撃を放つ。

 

「これで……本当に終いじゃああぁッッ!!!!!!」

 

そして最高の回転による一撃を、サンジに向けて解き放った。

 

「嵐脚"周断(あまねだち)"いいいいぃぃッッッッ!!!!!!!!」

 

 

巨大な斬撃。この塔なんて簡単に切り裂く程の強烈な斬撃。

鉄塊など無意味だと思わせるほどの最大の斬撃を放ったカク。

これならばサンジを倒せると確信したところ、だった。

 

「焼き上がった生地を………」

 

サンジは身体を傾けて斬撃の方へと動き出した。

そしてあと数メートルで接触する前で飛び上がり身体を横に向けた。それにより脚は上から下へいう回転に切り替わり

 

「切り分けるッッッ!!!!!!!」

 

斬撃にサンジの脚が接触し、一度ではなく回転により何度も何度も斬撃に蹴りを入れる。接触するたびにサンジの脚に斬撃が襲いかかっているがそんなこと気にせずに、何度も何度も何度も何度も何度も…………

 

「うおおおおおおおおぉぉぉぉッッ!!!!!!!!」

 

そしてその斬撃が変化を見せた。

そう斬撃という形無きものが、サンジの高速蹴りにより真っ二つに切り分けられたのだ。

 

「"ピザカッター(メッツァルーナ)"キックコースウウウウウウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!!!!!」

 

 

そして一瞬地面に着地してそのままカクの元へと飛んだサンジは、その回転を更に活用して開脚を閉じて、両足による連続キックをお見舞いしだした。

 

 

筋切り(テンザライザー)ショットオオオオォォォォッッッ!!!!!!!!!」

 

 

ギリギリで鉄塊を発動させたカクだが回転と両足の連続蹴り。

そして的確にカクの筋肉の筋を切るように蹴りを入れていく。

すると鉄塊が徐々に解除していきそして最後には生身でその蹴りを受けるカク。

全身の筋肉の筋を斬られたカクの身体は最後に腹部に入れられた蹴りにより吹き飛び、塔の壁を突き抜けて外へと飛んでいった。

 

そして見事に着地したサンジはふぅ~と煙を吐き

 

 

「どこの世界に調理中に目を回す、プロの料理人がいると思ってんだ??」

 

 

司法の塔 五階

サンジVSカク 勝者 サンジ








メッツァルーナは、半月の形でピザカッターとは全然違います。
ただ"切る"ということと、これならピザもいける!?という作者の考えで付けた技名です。要はノリですので、気にしないでください(笑)

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