好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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どうも。
ちょょーーーーーー久しぶりです(笑)
今年中に更新出来ました!なんとかなった〜
って、いっても休んでいる間に本編のワンピースがドンドンとんでもないことになってるー!?

……この小説ちゃんと終わるかな(笑)

興味はないでしょうけどプライベートも順調で落ち着いてきたのでもうちょっと更新を早めたらいいなーと思ってます。


では、どうぞ。





司法の塔の戦い(ゾロ戦)②

「一撃で倒せる技を教えろ??」

 

それは小さい頃の記憶。もういつの頃か忘れた記憶。

 

「剣士なら一撃で相手を倒さないといけない時があるんだろう??」

「いや、剣士じゃなくてもあるけどね」

「教えてくれよ!!」

 

ハジメがいる。

どのタイミングだったか忘れたが近くにはくいなもニコルもいる。この記憶はまだ小さい頃の交流があった時の記憶だ。

 

「私に勝てないからって……」

「ちげぇよ!!もうすぐここから出ていくんだろう。その前に教えてもらいたいだけだ!!」

「お兄ちゃんに懇願するのはいいことだけど、対価を払いなさい対価を」

「子供相手に何求めてるんだお前は……」

 

相変わらずニコルの当たりはキツイしそれに対するハジメもいつも通り。本当に楽しかった時の記憶を思い出しているみたいだ。

 

「そうは言っても……剣術は全くだぞ。あの目つきの悪い人から強制的に戦闘に巻き込まれているだけだし」

「前から聞こうと思っていたけどその人って誰なの??」

「それはまだ内緒。いつか分かると思うよ」

 

そういえば鷹の目に会った時、ハジメと鷹の目が知り合いだって事が分かった。そしてこの時に言っていたのが鷹の目だって事もいま………

 

「そうだな……いつか会った時に使える剣術……とは違うかもしれないけど……」

「あるのか!?」

「いま使いこなせないだろうけど、覚えていたらいつか使えるんじゃないか。それこそ大剣豪になるならいつか………」

 

………………………………………………

 

「女……そこをどけ」

「いや…です……」

 

すでに前の戦いで消耗していたくいな。

ゾロを庇いながらルッチの攻撃を凌ぐだけでもかなりしんどい。

そしてどんどんその攻撃が当たり始め、くいなも次の攻撃を喰らえばヤバいという状況まで追い込まれた。

 

「どのみちお前は死ぬ運命だ。先にいかせてやる」

「簡単には、やられません!!」

 

刀をルッチに向けて気合いを入れるくいな。

気を抜けば倒れてしまいそうになるのをグッと堪えている。

 

(ゾロが起きるまでは……私が……)

 

震える手を必死に止めようとするが握力ももうない。

それでもゾロの為にと頑張っていたくいなに対してルッチが駆け出して……

 

「こいつを借りるぞくいな」

 

一瞬の出来事だった。

目の前まで来ていたルッチに対して持っていた刀が奪われて、ルッチの攻撃を凌いだのだ。

そんなこと出来るのは見なくても分かる。

 

「……遅いのよ……バカ……」

「文句は後で聞いてやる」

 

ゾロが目覚めてルッチの攻撃を凌いだのだ。

お互い再び距離を取り、ゾロは和道一文字を口に咥えて三刀流を構えた。

 

「大·龍巻きッッ!!!!」

 

自身が回転し刀を振るい竜巻を発生させた。

黒縄(こくじょう)大龍巻き(たつまき)とは違い巻き込まれても斬られることはないが相手に向かって追っていく。

これにはルッチも嵐脚で応戦するが龍巻きに飲まれて消える姿を見て回避の選択をするしかなかった。

 

その間にゾロはくいなを安全な場所へ移動させ

 

「ハジメに教わった技を覚えているか??」

「いきなり何を……って、覚えてないの??あれだけお兄さんに懇願しておいて」

「ぐっ!」

「呆れた……てっきり鷹の目と対決しているときはまだその技量じゃないから使わなかったと思っていたのに……忘れていたなんてね………」

「う、うるせぇな!!覚えてるのか覚えてないのか、どっちなんだよ!!?」

 

痛いことろをつかれて誤魔化そうするゾロ。

その必死な表情にくいなは思わずクスッと笑い

 

「覚えているわよ。むしろあれだけ練習しておいて覚えていないゾロがおかしいわよ」

「っるせえな……使えない技を覚えていられるか……」

「本当にもう……いい??私の体力的にも一回しか出来ないからよく見ておいてね」

 

………………………………………………

 

「厄介なものを……」

 

その後も何度も嵐脚を放つがどうしても消えない。

むしろあの竜巻を大きくさせている感じさえする。

こうなったらとルッチは脚を地面に突き刺し、尻尾を地面に付けて自身を砲台のように固定させた。

 

竜巻に接近されれば巻き込まれて浮き上がる。

それを地面に固定した脚と、これから放つ技を尻尾で動かないように固定した所で、両手を閉じてくっつけて接近してきた竜巻に、実態のない竜巻に巻き込まれて飛ばされそうになるのを耐えて中心に向けて放った。

 

「最大輪六王銃ッッ!!!!!」

 

放たれた衝撃波はあっという間に竜巻を吹き飛ばした。

開けた視界にはゾロ達が移動しているのが分かり

 

「お前らは誰もここから生きては返さんッ!!!!」

 

強引に地面から脚を引き抜いたルッチ。

その瓦礫をそのままゾロ達に向けて蹴り飛ばした。

それに対してゾロはすぐさまそれを斬り伏せ、くいなに攻撃が行かないように移動を開始した。

 

ルッチにとっては刀を持っていないくいなは脅威ではない。

まずはゾロを倒して後でゆっくりくいなを消せば問題ないと判断した。

 

ゾロとしてもルッチがこっちに来てくれるのは助かる。

そしてさっき思い出した技を使う機会をもらったのだ。

だが、まだそれを実践するにはイメージが足りない。

 

「まずはお前からだロロノア・ゾロッ!!!!」

「ご指名ありがとうよッ!!!!」

 

指銃と嵐脚、猛攻するルッチに対してゾロはまたもや防御する側に回ってしまった。

いくら三刀流とはいえ相手はいわば4刀流と言えるほどに両手両足が武器である。

さらにヒョウという素早い攻撃にうまく自身の技を使う暇を与えてくれない。

 

しかしそれでもゾロは慌ててはいなかった。

冷静さを保ち、ルッチの攻撃パターンを読んでいた。

いくら野性的な攻撃だとしてもそこには必ずパターンがある。

それを見極めればスキを作り、いまも思い描いている技を当てることができるはず。

 

もちろんそれはルッチにも伝わっている。

相手がこの猛攻の中、冷静さを保ち何かを狙っていることを。

だとすればその冷静さを崩すには

 

「ッ!!!」

「チッ!!!!」

 

その動きはほぼ同じ。

ルッチが嵐脚をくいなに向けて放ったのだ。

それをほぼ同じタイミングで嵐脚を斬り伏せたゾロ。

その一瞬を掴んだルッチはゾロに向けて指銃を放つ。

片手剣でそれを凌いだゾロだが、いつの間にかルッチの尻尾が自分の腰を回されていることに気づかなかった。

 

気づいたときには遅い。

逃げようにもルッチの攻撃はもう目の前に……

 

「最大輪六王銃ッッ!!!!!!」

「ガッッ!!!!!!!」

「ゾロッッ!!!!!!!」

 

刀で防いだ時とは違いマトモに食らった六王銃。

全身の骨がバラバラになるような衝撃波はゾロを再び気絶させ……

 

「ッッ!!!!!」

「なっ!!!??」

 

気絶を踏みとどまったゾロは、しっかりとした目でルッチを睨みつけ両刀でルッチの脚の腱を切った。

それにはルッチも思わずよろめき、すぐにもこの場を離脱しようとするが思うように脚が動かない。

 

そしてその隙にゾロが2本の刀を収めて咥えていた和道一文字一本を手に上段の構えをした。

 

「闇より斬り裂け……奥義、」

 

油断もしなかった。躊躇わずに殺しにいった。

だというのになぜこんな結末になるのか……

その一瞬、ルッチの頭の中を駆け巡ったのは……ロビンの顔。

 

「ニコ、ロビンンンンンンッッ!!!!!!!」

「一刀流居合い……死地転(しちてん)抜刀(ばっとう)ッッ!!!!

 

一瞬にしてゾロはルッチに複数の斬撃を浴びせ、ルッチの身体はその斬撃の衝撃により7度転げ回ったあと壁に激突し、その身は塔の外へと飛んでいった。

気力のみで戦ったゾロはルッチを倒したと確認し倒れ……

 

「おつかれゾロ」

「……おう……」

 

すぐさまくいながゾロを支えた。

それほどにギリギリの戦いだったということが分かる。

ゾロが最後に繰り出した剣技は、ハジメにギリギリに追い込まれた時に教えてもらったもの。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

つまりは追い込まれてないと使えないという不憫な剣技。

その分威力は絶大だがあまりにも自身の負担がデカい。

ギリギリの状況で繰り出す奥義はゾロの身体を動けなくしてしまうのだ。

 

「悪いが、後は頼む……」

「うん。後は任せて」

 

久々にみるゾロのボロボロの姿。

しばらく休ませないと戦いなんて無理なほどに。

 

(あとは、私がなんとかしなきゃ……!!)

 

そう意気込んでいるとなにやらドタバタと足音が聞こえてきて

 

「くいなちゃ〜ん!!大丈夫かいー!!」

「サンジさん!!」

「!!?なにやってんだクソマリモ!!くいなちゃんの肩を使いやがって!!!」

 

「………うるせぇコックが来やがった……くいな、上に上がるぞ……」

「えっ。う、うん……」

「無視してんじゃねぇぞクソマリモが!!!」

 

……………………………………………………

 

「…はぁ、はぁ……」

「ダメですね。全然ダメです。よくそれで麦わらの一味に……」

 

完全に一方的な戦いになっていた。

まさに格の違いを見せつけられている。というほどに…

2人がいる部屋はすでに吹き飛んでおり、座り込んでいるカヤの周りはボロボロでいつ下に落ちてしまうか分からないほどに。

 

それでも落ちないのはリリーサの力によるもの。

 

悪魔の実"ヒトヒトの実"。モデル"天女"

リリーサを纏う羽衣はその力そのもの。彼女が望めば羽衣がその形となり具現化する。大剣だろうが、盾だろうが、銃だろうが……

 

生き物以外の形あるものは、リリーサの思いで具現化が可能なのだ。

 

そして最大の力は物体を浮遊させること。

とある悪魔の実で、重力に関係なく自在に浮かせる力がある。

それとよく似ているが、大きく違うのが対象が「生き物も可」ということ。

 

その代わり浮かせる対象が大きければ大きいほどに頭に痛みが走り、生き物を浮かせれば使用後に全身に脱力感が生じる。

 

それを差し引いてもこの力は強い。

羽衣の変幻自在に姿を変え、物体や生き物を浮かせることが出来る能力。

 

つまりはカヤもその能力で浮かせることが出来るのだ。

座り込んでいるカヤを、リリーサが人差し指で上に向けると簡単にカヤの身体が宙に浮かんだ。

 

そしてそのままリリーサの眼の前まで近づけ

 

「あたなには利用価値があると思いましたが……ここで私に傷もつけられないのなら、必要ございませんね」

 

人差し指から指を全て開いた途端にカヤにかけられていた浮遊の力が解かれ、重力によりその身体が地面へと……







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