好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
どうも。
何故か一気に書けてしまったので投稿します(笑)
次もいま書いてる途中なのでもしかしたら年内にもう一話いけるかも(もっと書けよ笑)
ではでは、どうぞ。
もう目の前が地面に迫る時に、カヤはとっさに
しかし衝撃をある程度無くしたお陰で打ち身程度で済んだ。
すぐに体勢を立て直して上空にいるリリーサを見る。
すると羽衣が姿を変えていき、細かく分断した後に鋭く切れ味のよさそうな円盤形に姿を変えた。
「そういえば貴女もマジック使えましたね」
「ウソップさんほどではないですけど」
「でしたらそんな腕でどこまで通用するか……」
リリーサは広げた両手を前でクロスさせると、それに連動するように展開していた円盤がカヤへと飛ぶ。懐から針を取り出して円盤を撃墜しようとするが円盤の方が強く簡単に弾かれる。
すぐに回避行動に出たカヤはギリギリまで円盤を引き寄せたあと、足元にバネを出現させそれに飛び乗り空中へとジャンプした。
簡単に避けれた。と思いきやこの円盤は追尾性もありすぐにUターンしてカヤに迫る。そこにカヤはまた手のひらに何かを出現させて一気に地面へと降りたことにより円盤を回避。
出現させたのは100キロと書かれたオモリ。これにより重力の力で回避をしたのだ。
しかしその衝撃はあまりにも強く未だに身体を起こすことができずにいるカヤ。
そんなカヤを待つことなく上空から円盤がカヤへと一直線に落ちてきて衝撃と土埃が一帯に広がった。
上空にいるリリーサからもこれは当たったと思い土埃が消えるまで見ていたのだが、その土埃か消えていれば様子が見えたとき少し驚いた表情を見せた。
なんとカヤの足元に円盤が突き刺さっており、円盤に襲われたはずのカヤはなんと無傷にたっていたのだ。
どういうことなのかとリリーサは観察すると両手には指と指との間に挟まれた針があり、手からは血が流れている。これを見たリリーサはある一つの可能性を見出した。
「……驚きました……
そう。カヤがやったのは単純なことだ。
針単体で落とされるならパワーをつければいい。
つまりは針を握り、自分の手で落とせばいいと考えたのだ。
しかしいくら持ち手側が鋭利ではないとはいえ円盤を撃ち落とすとなればそれなりの衝撃がある。
皮膚が裂けたり、皮膚に刺さったりなどし血が流れるのは当然の結果である。
しかしリリーサが驚いたのはその行動ではない。
いくら円盤を落とせる手があったとはいえ複数に飛んでくる円盤を無傷で落とせるほどにぬるい攻撃をしたわけではない。
なのに現にカヤはその円盤を全て落とした。
そしてそれについてカヤはこう答えた。
「私も、命中させるのは得意なんですよ」
「……なるほど。考えを改める必要があるようですね……」
身体が弱かったカヤ。それでもウソップが毎日来てくれてこっそりとマジックや狙撃について教えてくれた。
だから、だろうか。どちらとも秀でた力はないがそれでもこうやって「反射神経・洞察力・器用さ」といったスキルは高まった。
ウソップほどとはいわずとも、並の狙撃手よりも狙撃手。
そしてマジックも同じようにその力を発揮する。
ただ
(手加減をしているとはいえ、あの攻撃でしたら海軍一個小隊なら簡単に倒せるものなんですが……)
「面白くなってきました。では合格ラインまで
「まだ、上があるんですね……」
パチンっとリリーサが指を鳴らすと地面に突き刺さった円盤が消え羽衣となってリリーサの元へ戻ってきた。そして再び羽衣が姿を変えていく。それはドンドンと大きくなっていき…、
「……ちょ、ちょっとまって…下さい………」
「ではステップ1。パワーを見せて下さい」
それはとても大きな斧。まるで巨人族が使うような斧。
鈍く光る斧の先端に思わず生唾を飲むカヤ。
その音が聞こえたかのように、それが開始の合図かのように斧が動き出した。
単純な動き、まっすぐにカヤに向かって落ちてくる。
斧で攻撃されている。という感覚ではなく、大きな建物が自分に落ちてくるかのよう……
と、現実逃避をしていたら間違いなく斬られる。いや、あの刃先に押し潰される。
そう錯覚するぐらいの大きな斧がもう間近に迫ってきている。
回避は、もう無理である。避けたところで衝撃波によって倒される。ここから助かる方法はあの斧をどうにかするしかない。
「って、こんなのどうすればいいんですかー!?」
泣き言が出てしまい涙目になるカヤ。
もうそれだけパニックになり、どうしようもないと悟ってしまったのだ。
万事休す。となると思ったその時……、
「頭、下げていろ」
「ッ!!?は、はい!!!!」
その声に直ぐさま頭を下げて蹲るカヤ。聞き覚えのある声と足音。そして独特の金属音が鳴り響いたあと、こうカヤの耳に声が聞こえてきた。
「一刀流、奥義………」
「
一瞬雷が光ったかのような眩さが部屋全体を包んだ。
それにびっくりしたカヤは上空を見ると、ゾロが巨大な斧に対して剣を抜いた後が目に映った。
そして次の瞬間、まるで形が無かったかのように巨大な斧が溶け出していき姿が変わった時には物質であった斧が消え去り再びリリーサの羽衣として戻った。
降りてきたゾロが刀をしまうといきなり倒れ込む。
もしかして攻撃を喰らったのかと駆け寄ろうとするがカヤの横を誰かが通り過ぎてゾロに駆け寄る。
「なにカッコつけてるのよバカ!!」
「ば、バカとはなんだテメェ……」
「ゾロがやらなくてもサンジさんがいたでしょう!!」
「あんなグルマユに任せられるか……」
「どうオロしてやろうかこのマリモが!!!」
そこに現れたのはゾロとくいな、そしてサンジだった。
下の階にいた3人がそれぞれ敵を倒して上がってきたのだ。
「み、皆さん……」
「大丈夫かいカヤちゃん??」
「は、はい……」
そっと差し伸べてくれた手を握り立ち上がらせてもらったカヤ。
こういう時は本当に紳士だな。と心で思った。
「テメェは退いてろエロコック。どうせ女相手じゃ戦えねぇんだからな」
「あぁ!!?剣しか脳がねぇクソマリモには、レディに対して思いやりがねえのか」
「あぁ!!?」
「あぁ!!?」
「こんな所で喧嘩しないの!!」
ここで仲裁に入るくいなを見てホッとするカヤ。
これでなんとか助かる。と考えていたのが読まれたのか、
「確かに、運も一つの要素ではありますね」
「ッ!?」
その言葉にギクッするカヤ。突然挑まれた試練とはいえ確かに自分の力で倒すはずだった。なのに圧倒的な力を見せられ心が折れて泣き出す始末。そして助けられて安堵する。
それが悪いとは言わないが、それに対して思う方があったカヤは表情が一気に暗くなった。
(…私は、ウソップさんの為に……やっていたのに……私は、それから……逃げたの………)
ここまでやってきたのはウソップをバカにしたリリーサを見返すため。そして簡単に死んだといったあの言葉を訂正させるため。
それなのにカヤは自分がやられると思ったとき、その気持ちが薄らいだ、いや、
そしてそれをリリーサが見通してきた。
その瞳がそれが罪だと言わんばかりに見えてくる。
「でも2度はないです。天上の泡雲」
すると羽衣の三分の一が消失したと思ったらゾロ、くいな、サンジの周りに泡が突然現れ3人の身体を覆った。
「皆さん!!!」
そしてそのまま泡が宙を舞い、3人を空中へと誘ったのだ。
「なんだコリャ!!!?」
「刀が……持てない!?」
「蹴りが、入らねぇ!!?」
泡に捕らえられた3人は逃げ出そうとするが泡により滑りがよくなり刀が握れず、蹴りで割ろうとしてもまるで雲のようにユラユラと動き割ることが出来ない。
完全に3人の動きを封じてきたのだ。
「
「能力の………コピー…!?」
「いえいえ。あくまでも特性の強化に過ぎません。
ですが、これで運もなくなりましたね。」
まさかここに来て悪魔の実の模倣をしてきたのだ。
泡にという元々滑りやすい性質と、雲という形が変わり簡単に動く性質を掛け合わせて創り出した泡雲。
そんなもので強者である3人を簡単に捕らえ動けなくした。
そして残ったのはリリーサとカヤだけ。
「では次にいきましょう。ステップ2です」
「ッッ!!!?」
緊張が走る。
さっきの攻撃も躱せなかったカヤが次の攻撃を凌げるのか。
本当にリリーサに勝てるのか……どうすればいいのか分からないまま次のステップが始まる。
あっ。いまの励みは彼女とクリスマスデートすることです。
(全くいらない情報でした(笑))