好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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どうも。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(何日経ったんだい(笑))

長い事お待たせしましたが本当にちょっとずつ書き出しています。やっと構成もまとめ出して、一応頭の中では頂上決戦まではいけそうです。

しかしそこまでにあと何年かかるか……
出来れば皆様にはお付き合いして頂きたいと思いますが、無理せずにどうかこれからもよろしくお願いします。

ロビン「読まなかったら……捻り切るわ」
ハジメ「怖いこと言わないの!!!!」


……お気になさらずにご自由にどうぞ(笑)


では新年一発目、どうぞ。






司法の塔の戦い(カヤ戦)②

「お、おい!!本当に落ちたりしねえだろうな!!」

「こんな高さから落ちたら能力者なんて関係なく死ぬわよ!!!」

「誰か助けて〜!!」

 

「お前らな……ちょっとは信用しろよ!?」

 

その声は何処から聞こえてくるのだろうか……

聞き覚えのあるその声は、一体どこから……

 

「マトモな移動手段はなかったのか!!」

「俺がこいつを置いていくわけねぇだろう!!」

「だったとしてもアンタなら他にもやり方が!!」

「だから()()()()()()()()()()()()()()()()()!()!()無茶をいうな!!」

「コレ自体が無茶苦茶よ……」

 

一つの誤解が解けるだけで全てが覆される。

その一手を彼らは持っている。

 

「いいからいくぞ!!もう目の前に見えてんだ!!!」

「クソがあぁ!!!」

「何もかも!!!!」

「ハジメが悪いッ!!!」

 

そしてやはり元凶はハジメであることに変わりなし。

 

…………………………………………………

 

 

天燕(あまつばめ)

「……ぇ………」

 

 

鋭利な円盤の比ではない。

それ以上の数の透明な燕が何百、何千匹と出現したのだ。

言葉を失っても仕方ないほどの圧倒的な数。

 

「この一匹はとても弱いです。

主に偵察用の子なのですが、これだけの数が貴女に当たれば……」

 

そっと触っただけで崩れてしまう燕。

一匹ならどうにでもなるほどなのに、それがこんなにも数があると怖いものなのか……

 

「ステップ2は、とにかく最後まで立っていてください。

では、始めます。」

 

有無も言わさずに開始の合図をするかのように上げた右手をカヤの方に向けて振り下ろした。

するとカヤの周りの燕達はカヤに向かって突撃する。

 

いくら一匹が弱くともそれがまるで壁のようにせまり、そのスピードが速ければかなりの衝撃になる。それも全ての燕が動いている訳ではないので周りも注意を払わないといけない。

 

ギリギリに避けた所に燕達が地面に激突する。さっきのように追尾性能はないようだがそれでも次から次へとカヤに向かって燕達が飛んでくる。

 

とにかくいまは逃げること。

とにかく最後まで。というのはこの燕から逃げ切ればいいということ。ならいまは回避続ければいいだけの話。

そう考えて逃げ回るカヤにリリーサがそれだけで終わらせるわけがなかった。

 

「燕返し」

 

するとギリギリに避けて壁や床に叩きつけられていた燕が急旋回してカヤへと向かってきたのだ。

こんなことされてはずっと逃げるのは難しくなる。

どうすればいいかと考える暇もなく、急に燕がカヤを追うことをやめてカヤの上空へと舞い上がった。

 

そしてその上空でぐるぐると旋回を繰り返し

 

「ま、まさか……」

 

嫌な予感が当たった。

旋回をしたまま、まるで竜巻のように下に向かって降りてきたのだ。その先がカヤの方へと向かう。

 

燕回(えんかい)

 

逃れ術もなくカヤはあっという間にその燕の竜巻に飲まれてしまった。

 

「カヤちゃん!!!!」

 

くいなの叫ぶ声は飲まれたカヤには届かなかった……

 

…………………………………………………

 

 

「ッッ!!このままじゃ……マズイ……」

 

直接燕がカヤを押し潰したかに見えたがまだ大丈夫だった。

燕の竜巻の中心そこはまだ……

 

しかし徐々に中心の幅は狭まってくる。

そして油断すれば旋回する燕がカヤに襲ってくる。

いまはまだうす皮を切られているだけだが、どんどん傷後が深くなっていく。

 

このままだと燕に切り刻まれてしまう。

かといって持っている針だけでは旋回する燕全てを捌くなんて不可能だ。

 

「どうすれば……どうすればいいの………ウソップさん…ッ!!」

 

 

……………………………………………………

 

 

「勇敢で"カッコいい英雄"??」

「あぁ!!そいつが俺の夢だな~バカらしいだろう!!」

 

 

まだウソップがルフィ達と会う前。

カヤに自分の夢を語りながらも自分の夢をバカらしいというウソップにカヤはちょっとムッとした。

 

「そんなこと思いません!ウソップさんが決めた夢を笑うわけないです!!」

「お、おお……ありがとうよ、カヤ……」

 

意外な反応に戸惑うウソップ。

村の人からは何言ってるんだと思われていたのにカヤはそれを笑わなかったのだ。

 

「でもどうしてカッコいい英雄なんですか??」

「初めはよ、勇敢なる海の戦士。ってのだったけどな……」

 

そこで言葉を濁らせだウソップ。

どうしたのかと思ったがウソップが話すまで待つことにしたカヤ。それに気づいたウソップは一度深呼吸をしたあと

 

「知ってるか??前に"海賊と海軍と七武海"が全面対決したことを」

「あの全世界に流れたアレのこと??」

 

 

大将参謀ハジメが全世界に大体的に広がった出来事。

全ての海賊へ、ハジメに対して不満を持つものへ向けた出来事は一つの抑止力として効果が出た。

 

化け物のようなその姿をみた海賊が続々と船を降り、海軍は続々とその人数を増やした。

七武海といえばハジメという制御により大人しくなり、人々に取ってはまるで"英雄"と呼べる出来事だったのだ。

 

「あんな風になりてぇ!!

誰にも負けず、どんな相手にも臆することなく、色んな人からも頼られるあんなカッコいい英雄によ!!!」

 

その目はキラキラとしていて、本当に子供が夢を語っている姿だなーと観じていたカヤだが、そんな純粋な姿が改めて……

 

「ウソップさんなら慣れるよ。カッコいい英雄に」

「そ、そうか!!そのためにカッコいい登場シーンも考えてるんだぜ!!」

 

……なにかおかしな方向に向かっている気がしたが気分が良さそうなウソップに対して余計なことは言わないようにしようと口を開くことをやめた。

 

「例えばよ。誰かが「助けて〜ウソップさまー!!!」って叫んだら……………」

 

 

……………………………………………………

 

 

「………て、……ソ………」

 

 

もうカヤの姿は燕により全身切られている。

明確な一撃があるわけではないがそれでも無数の傷から血を流している。

 

もう、意識も無くなりかけている。

そんな中でもカヤは薄れゆく意識の中で声を出したのだ。

昔教えてくれた、カッコいい登場シーンを見せるための言葉を。

 

もしかしたら言った所で来ないかもしれない。

言った所で無意味かもしれない。無駄かもしれない。

それでもカヤはその言葉を言わない。という選択はなかった。

 

 

「助けてー!!ウソップさーんッッ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、終わらせましょう」

 

カヤの声はこちら側まで聞こえてきた。

それがリリーサには不愉快にしか聞こえなかったのだろうか。軽くため息をつき燕達に指示をだした。

さっきよりも早くカヤの周りを周回し、そしてドンドンと範囲を狭めていく。もう人一人立っていられるかどうか分からないほどに……

 

「カヤちゃんッ!!!」

 

くいなの叫びは燕が起こす竜巻の音でかき消されている。もうそれほどに強烈なもので、それほどに絶望的な状況。

 

誰もがカヤの絶望的な事を考え、くいなの目からは涙が流れ………

 

 

 

 

 

 

 

 

「イッツ・ショータイム!!!!!!!」

 

その瞬間、燕によって出来ていた竜巻が一瞬にして花びらとなり変わった。その色鮮やかな光景は誰もが見惚れてしまうほどに。

そしてその舞う花びらが落ちる場所には傷ついたカヤの姿があり、ダメージは負っているものの意識もあり無事生きていた。

 

そんなカヤは一体何が起きたのかと放心状態になっていたが、舞い落ちてくる花びらを眺めていたらフッと涙が流れていた。

 

分かっていた。こんな事が出来る人は1人しかいない。

信じていた。そう簡単に私の前から消える人ではないと。

 

パッチン!と音が響いたと同時に建物の屋根が一瞬にして消え去さった。そこから差し込む太陽の光。その光に導かれて空を見上げるとそこにはありえない光景があった。

 

「………う、うそ……」

「あの野郎……こんな事も出来るのか……」

「ったく、最初から使えってんだ……」

 

空に浮いているのはこの海を一緒に乗り越えてきたゴーイングメリー号。

そしてその船首の上に立っている姿を見たカヤは一気に感情を爆発させこう叫んだ!!!!

 

「ウソップさんッッッッ!!!!!」

「ようカヤ。待たせてしまって悪かったな」

 

船首から飛び降りたウソップの足元にパッと現れた絨毯。

それに乗り一気にカヤの元までたどり着くとウソップはカヤに手を差し伸べて

 

「あとは任せろ。遅れた分はちゃんとやるぜ!!」

「……うん。おかえりなさいウソップさん!!」

「おう!ただいま!!!!」

 

カヤを引き上げ、それと同時にウソップに抱きつくカヤ。

ちょっと戸惑ったウソップだが声を上げて泣くカヤに離れてとはとても言えなかった。

 

そんな甘い空気のなかメリー号から何か声が聞こえてくる。

ガヤガヤとする空気の読めない声にウソップが指パッチンすると巨大な箱が現れその中から

 

「こええぇよ!!いきなりマジック使うなッ!!!」

「ってか、私達を忘れないで!!」

「……死んだ状態の方が良かったかも………」

 

そこにはハジメに殺されたハズのバースト、キロロ、カラーの3人が()()()()()()()()()()()()()()

 

「キロロちゃん!!!カラーちゃん!!!生きてて良かったーー!!!」

「俺もいるんだろうがッ!!!」

「このエロコックには無理な相談だ………」

 

瞳がハートとなり拘束されながらもクネクネと動くサンジに対してため息をつくゾロ。

バーストは自分だけのけ者扱いされたのが少しショックではあったが気にしないように……

 

「……、残念」

「ワザワザ言うんじゃねえ!!!!」

 

空気の読めないカラーがトドメを刺した。








次でカヤ編完結です。
色々起きてますが次で明らかになります。

血まみれになっていたウソップ。死亡したハズのカラー。腕を斬られたキロロ、胸を貫かれたバースト達が何故生きているのか??

さて、皆さんの予想は当たってるかな??
って、ずいぶん前なので分からないですよね〜(笑)


・変わっていく麦わらの一味③④、カラー
・変わっていく麦わらの一味⑧、ウソップ
・その"一言"のために、バースト、キロロ

これが4人の出来事の回となりますので、よければ読んでみてください。




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