好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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フィッシャー・タイガー

「おぉ、初めましてじゃもん!ワシはネプチューンじゃもん」

 

「ど、どうも……」

 

「久々に来たと思ったらまさか海軍を連れてくるなんて…一体どういう風の吹き回しなんじゃもん?」

 

「ハジメは海軍なんぞに埋もれる器じゃねえってことだ。こいつは俺の家族になったからな」

 

「海軍大将と同じ位の参謀に白ひげ海賊団の仲間入りか……とんでもない男じゃもん……」

 

 

 

なんか訳の分からないまま魚人島についた。

いや、マジで。どこでコーディングしたか分からずについたのだ。

白ひげさんがいままでの話を聞きたいと呼ばれたから船長室に通されて(ロビンや始めから見つかっていた八咫烏も招き入れられた)宴会のようなノリで過ごしていたら着いていた。

 

……結構重要なシーンだったと思うけど、まぁ仕方ないな。

 

と考えていたらいつの間にか目の前にネプチューン王がいた。

……ちょっと考えすぎというか、もう少し周りを見ないといけないなーと真剣に考えながら

 

 

「僕は別に普通ですよ」

 

「「それはない」」

 

 

とあっさりと否定された。

そして周りにいるロビンや八咫烏、白ひげ海賊団の幹部さんも同じように頷く。なんか解せないな。

 

 

「しかしいままで来なかった魚人島になぜ来たんだもん?ハジメを紹介するためだけじゃないんだもん?」

 

「娘が生まれたそうじゃねえか。祝いついでにハジメを紹介しにきたんだよ」

 

「それはありがとうじゃもん!

おい、今すぐ宴会の用意じゃもん!!!」

 

 

すると兵士が一斉に部屋から駆け出し、それと代わり入ってきたのがオトヒメ王妃とベビーカーに乗せられたしらほしだった。

 

 

「おおっ!!そいつがしらほしかぁ!!」

 

「お久しぶりね白ひげさん。ふふふ、可愛いでしょう」

 

「こいつは間違いなくいい女に育つな」

 

 

おお、赤ちゃんなのにマジでデカいなシラホシ。

一体どういう成長期だったらあんなに育つのか……

するとオトヒメがこちらに気づいたようで

 

 

「あら、そちら方は初めてね。それも海軍みたいだけど白ひげさん達と一緒なんて大丈夫なの??」

 

「こいつらは特別だ。それにこのガキは大将と同等の位、参謀を持っていながら俺の家族だからな」

 

「……すごいお方なのね……」

 

 

そうなのか?

名ばかりのような気がするんだけど、いや本当に。

確かに白ひげさんの家族ってだけでスゴいかもしれないけど、これ一時的処置だよね。

 

 

「どうぞゆっくりしていってくださいね」

 

「ありがとうございます」

 

「それじゃ宴会じゃもん!!!!」

 

 

宴会か。そこにフィッシャー・タイガー現れるかな?

 

 

 

…………………………

 

 

 

結果は現れなかった。

それはそうだろう、全く面識のない僕が偶然にフィッシャー・タイガーに会えるなんて…今までが都合よく行き過ぎたのだろう。だから魚人島さえいければ都合よく会えると勘違いしていたようだ。

 

頭を冷やすために城下におりて散歩をしていると、周りの魚人や人魚たちからなんかスゴく見られている。

まぁ、ここは白ひげ海賊団の縄張りで、いくら客人だとしても海軍がくる場所じゃない。

 

一応ネプチューンが話をしてくれているようだが、そう簡単に割りきれるものじゃないだろう。

 

 

すると集団で近づいてくる魚人。

それもなんかガラが悪そうな者ばかり……ってあれ?

 

 

 

「てめぇか、白ひげ海賊団に付いてきた政府の犬は」

 

「何が目的じゃ海軍参謀」

 

 

……うわぁー!!

まさかここで会うなんて…いや、もしかしたらと思ってたけどさ、それでもフィッシャー・タイガーの後だと思っていたからなー

 

義理と人情が熱いが見た目てきにグレているジンベイと、この時から一際人間嫌いのと思われるアーロン。

 

 

「いきなりですね。なにか僕しましたか?」

 

「ネプチューン王から「なにもするな」と話はあったが裏があるのじゃろう」

 

「ありませんよ。目的としては()()()()()()()()()()()()()()()()ということなんですが」

 

「大アニキに何のようだ人間がッ!!!!!」

 

 

マトモな話を聞かないまま突っ込んでくるアーロン。

やっぱりこの時から人間嫌いのワガママというか後先考えないタイプなんだと分かった。

 

人間に比べて魚人の身体能力は別格。

しかしそれは一般人と比べたらの話である。

極めつけに僕は能力者。それも弱点のないチート持ち。

そんな僕に向かってきても

 

 

「はい、ちゃんと話を聞きましょうね。いい大人何だから」

 

「くそがッ!!!はなせッ!!!!!」

 

 

意図も簡単に捕まってしまう。

僕を吹き飛ばそうとしたその手を、衝撃を止めて両手を後ろに回して拘束。

逃げようと暴れているけどその攻撃も無効化してますよ。

 

 

「アーロンを、離さんかッ!!」

 

 

次はジンベイさん。

なんかこれ僕が悪者になってない?

とにかくここは僕が強者だと分かってもらったほうがいいなーと思い、正拳づきしてきたジンベイの拳を一時停止して受け止めたあと、ジンベイの体重を瞬間的に0にして拳を支点に持ち上げてそのまま僕の後ろへ投げた。もちろん手を離した瞬間的には一時停止を解除しています。

 

壁に激突したジンベイを見たアーロンはさらに暴れだし、仕方ないなーと手を離した瞬間に自慢の歯で僕の肩に噛みついてきた。しかし残念、これは一時停止せずとも武装色硬化で僕の皮膚にその歯は通らない。もちろん()()()()()()()()()()()してますので本当に無意味なんだよね。

 

 

「ガッ!!!」

 

「話を聞いてくれません、かね」

 

 

とにかく離れてもらおうとアーロンの体重も瞬間的に0にした後に一気に引き剥がして、ジンベイの元へ投げた。

 

 

「ちょっとは頭を冷やしてくれませんか?

第一、何か悪いことをするために来たとしたら僕は白ひげさんに殺されますよ」

 

 

その言葉に少しは冷静になったのか無闇に突っ込んでこなくなった。さてどうしたものかなーと悩んでいると

 

 

「うちの者が、悪かったな」

 

「タイのアニキッ!!!」

「大アニキッ!!!」

 

 

おおっ。ここで登場ですか。フィッシャー・タイガーさん。

 

 

「初めまして。海軍参謀ハジメです」

 

「フィッシャー・タイガーだ。海軍が俺に何のようだ?」

 

 

めちゃくちゃ警戒している。

それはそうだろう。まだタイガーさんが海賊じゃないとはいえ、人間で海軍なんて目の敵みたいなもんだしね。

 

 

「ちょっとお話しをしたいのですけど、ちょっと場所を変えていいですか?」

 

「ここでは話せないのか?」

 

「そうですね」

 

 

まだタイガーさんに起きたことをこの二人には話さないほうがいいだろう。だからヒントになるようなことも言えないし、出来るだけいまの状態で来てくれたら嬉しいんだけどな。するとやっぱり人間嫌いのアーロンが

 

 

「ふざけるなよ下等生物がッ!!!」

 

「ふざけていませんよ。そうやってすぐに感情的になる人にはお話し出来ないのですよ」

 

「ぶっ殺してやるッ!!!」

 

 

やっぱりダメだこいつ。

なんとかジンベイが「やめんかアーロンッ!!タイのアニキが決めることじゃ!!!」と止めてくれている。ジンベイぐらいにはいいかなーと思うけど、そこはタイガーさんから話したほうがいいんだろうなー

 

 

「……5分だけだ。

5分過ぎたら二人とも迎えにきてくれ」

 

「分かった」

「手を出したらぶっ殺すッ!!!」

 

「そんな事しませんよ」

 

 

…………………………

 

 

ちょっと離れた広場。

見聞色で周りに人がいないのを確認してタイガーさんとお話しをすることに。

 

 

「時間もありませんので本題をいいますね。

全ての人間があんなクソみたいなやつだと誤解してほしくないです」

 

「ッ!!!??

……知っているのか……」

 

「一応いっときますけど捕まえるなんてことはしませんよ。僕もあのクソは嫌いなので」

 

「海軍がいう言葉じゃないな」

 

 

そうですよねー

 

 

「あのクソはともかく、いきなり()()を信用しろなんて無理だと思います」

 

「………………」

 

「それでも……一定の()()を信じられたらいいなーと……僕は思ってます」

 

「……どうしてそれを俺にいう??」

 

 

まぁ、そう思うよね。

 

 

「きっといつか、どうしようもなく人間の力を借りる時がくると思います」

 

「そんなことは…ありえないッ!!!」

 

「かもしれません。

でも全ての人間が全てじゃありませんよ」

 

「それを信じろと、いうのかッ!!!」

 

「すぐになんて無理ですよ。

だから………」

 

 

僕はタイガーさんに手を差しのべた。

 

 

「僕から始めませんか??」

 

「……………」

 

 

長い沈黙が続く。

まぁ、いきなりこの手をとるなんて無理だろうな。

それにもう近づいてきているし

 

 

「大アニキッ!!!!」

 

「あと一分あったんですけどね。まあここまででいいですよ」

 

 

手を下げて帰ろうとしたらタイガーさんが

 

 

「待てッ!!」

「なんですか?」

 

「…………本当にそんな奴が、いるのか……」

 

「実際に見てもらわないとですかね。

こういうのは地道にコツコツとですから」

 

 

まぁタイガーさんに会ってみたかっただけだし、アーロンにはもしかしたら人間に対して悪いイメージが強くなったかな?まぁ何かやらかす時はぶっ潰すだけだね。

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