好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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手紙

「おい、ハジメ。手紙だ」

 

「僕にですか?」

 

 

この白ひげ海賊団に入ってからある程度のルールがあるにしろ海軍よりも自由な環境を楽しんでいた。

というより、いつもどおりなのだが文句を言ってくる人が少ないので助かっている。白ひげさんは寛大な人なので「…やり過ぎるなよ…」と優しくしてくれる。まぁ、文句と言ってもマルコさんの「もう少し考えてから行動しろよい!!」という僕に対して心配してくれるところが優しい。

 

ようは海軍より海賊がいい。

まぁ、原作よりも断然に海軍も融通がきくようになったけどまだまだだなーと感じながらボーと海を眺めていたら白ひげさんからお手紙を渡された。

 

そして白ひげさんの手にも何通かお手紙がある。

 

 

「一体何人と文通してるんですか?」

 

「そんなに多くはねぇな。

センゴクにネプチューン、あとドラゴンとコブラ……」

 

「どんだけ世界の重要人物と文通してるんですか…

……ってか、偉い人たちは文通が好きなの?」

 

 

白ひげさんが文通してるのも驚いたけど、まさかドラゴンさんまで文通仲間だったとは……

なんか思いもよらなかったところからドラゴンさんの名前が聞けるなんて。

 

 

「いまさらですけど海軍とか革命軍とか、そんなに普通に文通していいんですか?情報漏洩とか心配になりません?」

 

「手紙一つで世界が変わるならとっくに変わってると思うがな」

 

 

……確かにそうだ。

変わらないと分かっていても文通をしている。

みんな、世界を変えたくて色々情報交換しているのかなー

 

 

「ちなみにドラゴンのやつ、息子の姿を一回しか見てなくて寂しいらしい」

 

「本当に普通の文通なんですねッ!!!!」

 

 

当たり前だ。とキッパリ言われたけどそれだけ大物とでんでん虫での会話ではなくて文通を選んでるんだからもっと重要なことを話しているって思うじゃん。

まさか日常的な話ばっかりしてるわけ?

 

 

「……コブラさんとは」

 

「娘が可愛くて仕事にならないらしいな。

まぁ、どこもかしこも赤ちゃんが出来てそればっかりでな………いまはセンゴクとの愚痴の言い合いのほうがおもしれぇ」

 

「……あぁ、そうでしたね……」

 

 

ちょっとは世界の動かしている姿が見れたと思ったのに、なんでもない普通の文通だったとは……

 

 

「でハジメに届いた文通は誰からだ?」

 

「僕は文通してませんよ。ただの手紙です」

 

 

この人文通仲間を増やす気だな。

そんな白ひげさんを軽くスルーして手紙の送り主を確認してみると

 

 

「テゾーロ……あっ、テゾーロさんだ!!」

 

「誰だそいつは?」

 

「昔好きだった女性のために必死に頑張っていたテゾーロさんのお手伝いをしたことがありまして。いやー懐かしいなー」

 

 

しかしよくここに手紙を届けられたな。

もしかして海軍からこっちに回ってきたとか?

とにかく手紙の内容を確認してみることに。

 

 

 

――――――――――――

久しぶりだな。ハジメ。

あの時は本当にお世話になった。

あれからステラと二人であちこちの島へ移動しながら、いまシャボンディ諸島でこの手紙を書いている。

 

ここで偶然にもハジメを知っている人に会って、まさかその人があの伝説の海賊団の副船長なんて……まぁ、ハジメが規格外なんて分かっていてもあれには驚いた。

 

その島で俺とステラは店を出すことにした。

まだ何をするかは決めてないがレイリーさんやシャッキーさんが手伝ってくれると言ってくれたよ。

 

あぁ、そうだ。

俺がこの島についてからしばらくしてレイリーのに三人の女性がきてな。

その三人とレイリーの会話を聞いていたんだがなんか海賊団を作るって言ってて、少しでも「兄様」のお手伝いがしたいって。

 

なんとなくだけどよそれって、ハジメじゃねえのか?

俺は直接話せなかったけど、というかステラがめちゃくちゃ睨んでくるんでな………

 

 

 

 

 

 

 

とにかく俺達二人はここで新しい人生を歩んでいくよ。

シャボンディ諸島に来たときは是非とも寄ってくれよな!!!

 

 

ーP.S.

俺もレイリーに鍛えてもらっている。

もしも店がダメだったら雇ってくれよな。実力は保証するからよ。

 

―――――テゾーロより。

―――――――――――――

 

 

 

へぇー上手くやってるんだなー

……なんか嫌なワードを見た気がするけど気のせいだよな……

 

それとステラが睨んでくるの後の空白部分、なんか血が拭き取られている後があるんだけど……生きてるよねテゾーロさん。

 

 

「レイリーか……手紙だしてみるか…」

 

「お好きにどうぞ」

 

 

これ白ひげさんを知らずに尊敬している人達はどんな風に思うのかなー。突然白ひげさんが文通してるってなったら………それこそ世界の流れが変わりそうだな。だって相手世界にとって重要な人ばっかだし。

 

 

…………………………

 

 

翌日。

 

 

「ハジメ、今日も手紙きてるぞ」

 

「ありがとうございます。そして相変わらず白ひげさんも届いてるんですね……」

 

「今日はマゼランからだ」

 

「あの毒野郎はなに考えてんだッ!!!!」

 

 

捕まえた者を管理するものとして絶対的に敵意を向けないといけないのに!!

 

 

「あんな閉鎖空間だ。文通してないと精神がおかしくなるらしくてな。よく囚人達との監獄あるあるを教えてくれるんだが」

 

「もう少し手遅れだったあッ!!!!」

 

 

なんで囚人と監獄あるあるを話してるの!!!

罰を執行するんじゃないの!!なにフレンドリーになってるの!!!??

 

 

「………マルコさん、変わります?」

「俺はツッコミ係じゃないよいッ!!!!」

 

 

ナイスツッコミ。

と、遊びはここまでにして今日の手紙は誰かな……

 

 

「おっ、オルビアさんからか」

 

「オルビア?……おい、そのオルビアってのは…」

 

「白ひげさん。知らないほうがいいですよー」

 

「……どうやら幻聴が聞こえたようだな。

酒が足りねぇ、どんどん持ってこい!!!!!」

 

 

いや、まだ昼まえですよ。

というかいつの間に酒盛りしてたんですか?

 

 

「なぁ、ハジメ。おめえさんどんだけ世界に影響力があるか分かってるかよい」

 

「?? 海軍参謀程度じゃないんですか?」

 

「………さっきのを素でやってるのかよい……

どうやら俺もハジメの見方や扱いを考え直さないといけないようだな……」

 

 

えっ、なにかした!?

何かを忘れるかの如くマルコさんも酒盛りに参加してるけど、そんなに僕は世界に影響力なんてないけどなー

どちらかというと僕というか周りの人だし、僕に影響してるのはロビンと八咫烏ぐらいじゃないの?

 

酒盛りをしている隣でまずはオルビアさんから

 

 

――――――――――――――――

元気にしてるようね。

こっちにロビンが(分身のほうね)来て私達も随分明るくなったわ。

 

ハジメと会ってからもう私の娘じゃないかと思うぐらい性格が変わったから、ちょっと娘なのに怖かったところもあったけど、どうやら成長するにつれて心も大人になっているようね。

 

私との会話以外じゃクールな感じで話してるのよ。

もう初めは違和感があって戸惑ったけど私との会話はまだまだ子供ね。きっとハジメの前では妹なんでしょうね。

 

こうして手紙に書かなくてもロビンに話したらハジメの側にいる本体に伝わるのだろうけど、こんな話は娘に言付け出来ないからね。

 

 

また遊びに来てね。ハジメから色々ロビンのことも聞きたいわ。

 

 

P.S.

どういうわけかロビンがこの島の人達を鍛え始めたのだけど理由を知っているかしら?

――――――――――――――――

 

 

 

 

知りません。というか知りたくない。

まあ、何をしているか知らないけどきっと「お兄ちゃんの為だよ!」という理由以外はないんだろうなー

 

……深く考えないようにしよう……

 

 

 

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