好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「……ッ、こ、ここは……」
「目が覚めたようだなドフィ」
そこは海軍の在庫室。
隠れて話をするにはもってこいの場所。
そしていまそこにはドフラミンゴと海軍ヴェルゴがいる。
「おおぉ、ヴェルゴ。
うまく潜入しているようだな」
「お陰さまでな。
何が起きたか覚えているか?」
「あぁ。あのくそガキが……ッ!!!」
血管が浮き出るほどキレているドフラミンゴ。
それを見ても冷静にしているヴェルゴは
「止めておけ、ドフィ」
「………それはどういうことだヴェルゴ?
お前、いつから俺に指図出来るほど偉くなったんだ?」
ちょっとしたことで簡単に怒りの矛先を変え、部下であるヴェルゴにも牙を剥くドフラミンゴ。
「ドフィの怒りも分かる。
だがあいつは色々と使える。いまは野放しにしたほうがいい」
「使えるだぁ?
最近入った新参者が何が出来るというんだ?えぇ??」
「三大将を手なずけ、あの白ひげさえも動かせることが出来る」
「………ほう」
その情報にドフラミンゴの表情に笑みがこぼれた。
使えるものは使う。そうやってドフラミンゴはヴェルゴを海軍へ潜入させて情報を引き出そうとしている。
そしていまドフラミンゴの元に新たなる情報が舞い込んできた。
「だとしてそれが俺とどう関わる?」
「連絡したように今俺は大将ハジメの元にいる。
そしてハジメは「自分にとって利益になることを積極的にやる」。それが例え部下の言葉でも、敵対する相手でもな。それをうまく利用すれば……」
「………なるほど。それは面白そうだな」
…………………………
しばらくしてドフラミンゴが帰って来た。
的確に気絶させたようでダメージもそんなにないらしい。しかし絶対に仕返しすると思っていたんだけど「気にするな」と一言で今回の件を終わらせた。
いや、ちょっと怖いんですけど!!!
なに、知らない間にヴェルゴさん、何を吹き込んだのッ!!!??
あとでオックスさんに何を話していたか聞くとして。
さて、今から決めることは。というか承諾を貰わないといけないんだよなー。はぁー……
「センゴクさんから任命されましたけど、一応七武海をまとめ役として認めてくれる人、手をあげて」
するとハンコック、タイガーさんは手をあげた。
後の五人は手を上げない。だよねー!!
しかしワンテンポ遅れてドフラミンゴが手をあげた。
「おいおい。なんの冗談だドフラミンゴさんよ。
絶対にオメェだけは上げないと思っていたんだけどな」
「気が変わったんだよモリア」
でもその不気味な笑い、絶対になにか企んでるよね?
絶対に俺を巻き込むつもり満々だよねッ!!!
「キシシシシ!!そうか、そうか。
だがよ、七武海の2/3が手をあげないといくらお前が上げても認めることは出来ねぇーな」
「アァ!!?」
「それに関しては俺も同じだ」
するとさっきまで大人しくしていたクロコダイルが声を上げた。いや、大人しくしておいて。もうここの濃いメンバーがいる空間にいるだけでお腹一杯なの。
「今まで好き勝手やって来ただろうが。
それを今さらまとめ役をつけてもいらねぇと言っているだけだが」
「その通りだ。七武海としてやってることをやってる。それ以上俺達を縛り付ける必要はねぇはずだ」
まあ、アンタらは影で色々やらないといけないだろうからね。僕がいると邪魔しかないもんねー
でもそれでいうならドフラミンゴも一緒なんだけど………ヴェルゴさん、マジで何を吹き込んだんだ?
「というわけだ。俺は帰らせてもらうぞ」
「キシシシシ、なら俺もだ」
席を立つ二人。ドフラミンゴの額にまた血管が浮き出ている。
あぁーもうー余計なことしないでよー!!
いまここで喧嘩されたら誰が止めると思っているんだよ本当に!!!
仕方ない。と諦めてハジメはあまりやりたくなかったと心の中で嘆きながら
「分かりました。
では帰ってください。もう知りません」
「言われなくてもな」
「じゃあな」
こうして二人が席を立ったが残り五人は席を立たない。
それに眉を上げ気になったのかクロコダイルが
「なんだテメェら。まさかこいつに賛同する気か?」
「賛同も否定もしない。
ただ私はこの出来事の行く末に興味があるだけだ」
「何をいってやがる鷹の目ッ」
「ふっ、ここにいてこいつが強者ということ、それが分からぬなら話にならない」
「テメェッ!!!!」
喧嘩売らないでッ!!!
というか僕が強者って認めてはいるんだね。でもミホークさんのいう強者か分からないけど。
「騒ぐな。
おい、私たちをまとめる、そう言ったな」
「そうですね。いいました」
「ならばその実力をみせよ。話はそれからだ」
……つまり戦ってみせろってやつ。
それはいいけど、えっ、まさかここにいる七武海全員とかじゃないよね。
「……なら俺も参加しよう」
「おいおい。暴君クマもやる気か!?
こいつは面白くなりそうだなキシシシシ!!」
えぇー面倒くさい二人かよ。
あとは誰も言わなかったけどそれでも七武海二人を相手にするなんて……はぁ、疲れるなー
「じゃセンゴクさんに会場を探してもらいますので。
改めて連絡いれるので、連絡先教えてくださいね」
…………………………
「というわけでプライベートの連絡先を全員から貰いました」
「その分余計な厄介事を増やすなッ!!!」
そんなことを言われても仕方ない。
それは僕のせいじゃないのだから。
胃を痛めたのかまたセンゴクさんは胃腸薬を飲んでる。
大変だなー
「それにだ……ドフラミンゴと一戦やったそうだな」
「僕じゃないですけどね」
「そんな言い訳はいい!!
……しかしよく大人しくなったな……」
「それはそうですよ。
ドフラミンゴの部下であるヴェルゴが説得しましたので」
一息つこうとお茶飲んでいたところに爆弾発言。
思いっきり含んでいたお茶を吹き出したセンゴクさん。
おおっ、実際に見るのは初めてかな?
「なっ、なっ!!!」
「あぁ大丈夫ですよ。すでにニコルが
「………あぁ………」
一応センゴクさんには話している。ニコルのスキル
でもいつもより一層遠い目をしてるなー
すると隣にいたヴェルゴが口を開いた
「ドフラミンゴにはハジメ様を利用したらどうかと、
「だな。こいつの取り扱い説明書があっても無理」
「そうですよね!!!
ハジメ様は型にはまらない偉大なお方です!!!」
「そういうことを言っているんじゃない!!!
というかお前はツッコミ役に見えたんだが違うのかッ!!!!」
「ハジメ様にツッコミ入れても無駄だと分かってますのでいたしませんッ!!!!!」
「やれッ!!!!これ以上私に負担をかけるなッ!!!!!」
「二人とも失礼なこと言ってるの、気づいてますか?」
なんかカオスな空間になりそうだったのでこれ以上は止めようと思い話題を反らして
「とにかく会場を探してくれませんか?
七武海を二人相手しても頑丈であり、人様に迷惑をかけない場所」
「なところ簡単に見つかるか……」
「そうですか……
……なら僕にアイデアがあるんですが……」
そういって僕はアイデアを話す。
するとより頭をかかえて顔色が悪くなったセンゴクさん。
あれ?おかしいこといったつもりはないんだけどなー
「ダメですか?
最近どうも
「………だがな……」
「ちゃんと
なので大々的にお願いしますね。三大将には僕から声をかけますので」
「………はぁー。まぁ終われば
分かった、手配しよう」
こうして前代未聞の出来事がここに決まった。
それがこの広い世界に「大将参謀ハジメ」という新しい海軍の犬が出来たことを知らしめることになる。
……これ、海軍から抜けるとき面倒くさくなったなー
まぁ、なに言われても抜けるときは抜けるけどね。