好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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海賊と海軍と七武海と③

しかし手合わせってなんだろう。

何かを仕返しにきたというわけではなさそうだ。

それなら「手合わせ」なんて言わずに「てめぇは許さねぇ!!」とかいって襲ってきそうだし。

 

まぁ海軍として建前上「手合わせ」という形をとったという可能性もあるな。

それだとしたらなんであんなに睨まれないといけないのか。

 

そして一番気になるのは

 

 

「君ね、いま何歳なの?」

 

 

目の前のスモーカーがタバコを吸っていたことだ。

いや、スモーカーといえばタバコだって知ってるよ。

でもね、それはあくまでも成人だったからである。

確かスモーカーの今の年齢はまだ二十歳ではないはず。

なので改めてスモーカー本人に聞いてみると

 

 

「……また、か………」

 

 

あ、あれ?また、か。ってなに?

怒りのゲージのように一気にタバコが燃焼して根本まで燃えきった。

それと同時にスモーカーは一気に近づいてきて棍棒を振り下ろす。

 

 

「てめぇはまた俺から奪うのかッ!!!?」

 

「何をッ!!!?」

 

 

なんか知らんけど激おこなスモーカーは棍棒を振り回してくる。もちろんその間にうざったい海賊が乱入してくるのだが、スモーカーは全く目にも止めない様子で簡単にあしらう。

 

 

「一体俺からどれだけ奪えば気がすむ大将ハジメ!!!!」

 

「意味が分からないんだけど!!!?」

 

 

本当に何なの!!?

とにかく怒り狂って攻撃してくるスモーカー。

そんな攻撃が通るほど世の中甘くない。

それさえ分かっていないスモーカーに対して僕が負けることはない。

というか、能力持ってるし。過信と言われるかもだけど誰にも負ける気はしないんだよねー。まぁ自分から仕掛けないけど。

 

とにかく一撃二撃ぐらい喰らわせて大人しくなってもらうかなーと行動にしようとした瞬間に、大きな手が迫ってくるのが見えたハジメはあ(・)り(・)え(・)な(・)い(・)動(・)き(・)で(・)その攻撃から回避した。

 

 

「あっぶな!!」

 

「……その身のこなし……」

 

 

その正体はクマ。

ただでさえスモーカーでいっぱいなのに(気持ちが)クマまで加わると面倒くさい。

 

 

「邪魔をするな七武海ッ!!!!!」

 

「それは…俺のセリフだ!!」

 

 

すると突然にスモーカーの前に立った。

その動きはハジメと同じように足(・)を(・)使(・)っ(・)た(・)動(・)作(・)が(・)な(・)い(・)状(・)態(・)で(・)移(・)動(・)す(・)る(・)という動き。

おっ、それって……

 

 

「貴様の下らないことに時間を裂く暇はない。

行(・)く(・)な(・)ら(・)ど(・)こ(・)に(・)行(・)き(・)た(・)い(・)?(・)」

 

「てめえがどっかに行きやがれ!!

俺は、そいつのせいで探していた悪魔の」

 

 

スモーカーの言葉は途中で遮られた。

クマの掌がスモーカーの体に触れた瞬間にそ(・)の(・)場(・)か(・)ら(・)消(・)え(・)た(・)の(・)だ(・)。

やっぱりどっかにスモーカーを吹き飛ばしたよう。

本編にある麦わら海賊団を助けるために吹き飛ばしたアレ。今回はスモーカーが邪魔で飛ばしたようだけど……

 

 

「おいおい。勝手に海兵を飛ばさないでほしいな」

 

「……あいつが悪い……」

 

「だとしてもだ。ってか、どこにやったの?」

 

「問題ない。時期にわかる」

 

 

そんな曖昧に答えるクマは脈絡もなく攻撃してくる。

いや、元々そういう戦いだったのだけどクマの動きはどうも僕に似ている。

 

というか元祖がクマで僕が真似てる?ってところなのかなー。もちろんクマがこの方法を使ってたなんて知らなかったし、パクりだと言われても困るけどまぁ仕方ないのかなー

 

 

「で、何が聞きたいわけ?」

 

「それは……な(・)ん(・)だ(・)?(・)」

 

「なんだ…ね……」

 

 

その瞬間、たった一秒も満たない。

0,2秒という気がつかないほどの僅かに時間。

しかしそれは強者なら気づくだろう。

その僅かな時間に変化があれば気づいたはず。

 

しかし少なくともこの氷山にいる人達は気づかない。

 

だってその僅かな時間は、ハジメによって止められたのだ。

 

 

「世界停止・小(ストップ・ミニ)」

 

 

氷山の周り一帯を僅かの時間だが全(・)て(・)が(・)止(・)ま(・)っ(・)た(・)。

水も火も空気も、海賊も海兵も七武海も、範囲に入っているもの全てあ(・)り(・)と(・)あ(・)ら(・)ゆ(・)る(・)こ(・)の(・)世(・)に(・)存(・)在(・)す(・)る(・)も(・)の(・)が止められた。

 

発動した本人とクマを残して。

 

 

「ッ!!!??」

 

 

しかし気づいた時にはすでに元に戻っている。

そしてハジメはクマが動揺している隙に懐に入り

 

 

「それでは、また」

 

「まッ!!!」

 

 

待てと言っても待つはずがない。

だってハジメだから。

なのでさっきクマがスモーカーにやったように、クマの周りの空気を停止させた後にその止められた空気に今までの中で一番の衝撃波をぶつけてやった。

 

クマのように行き先は知りません。

なのでどっかに吹き飛ばされたクマは、周りからしたらクマと同じように突然と姿を消したハジメの行動を目撃したことになり

 

 

「で、あと誰かやりますか?」

 

「………に、」

 

「「「「逃げろおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!!!」」」」

 

 

と、逃げまとう海賊達。

これだけで逃げるようなら海賊やっても意味なくない?

だってここには3大将いるんだよ。

いくら赤髪や白ひげがいるにしてもね……って、おい。

 

 

「グラララッ!!!!!いける口だなおい!!!」

 

「あぁっ!!?こんな酒で酔うなんぞ思ったかッ!!!!!」

 

「おいおい。それはちょっと失礼じゃねえか?

これでも一級品だぜ」

 

「確かにイイ酒だね~

こいつはこちらも…」

 

「おい黄猿ッ!!!それはワシの酒じゃ!!!!」

 

「名前書いてなかったからね~」

 

「ふざけるなッ!!!それで何本目だッ!!!!」

 

 

と酒盛りしてやがる…

何かやらかすだろうなーとは思っていたけど、まさかこれを肴に飲んでやがったよ……

 

もうムカついたので一気にその現場に移動して

 

 

「さっさと働けクソ大将共」

 

「おぉ、おお……こいつは…」

 

「ちぃっ!……不味いの………」

 

 

すぐさま二人は逃げまとう海賊達の元へ。

そして残された二人は

 

 

「逃した海賊をやれ」

 

「いや、そいつは……」

 

「やれ」

 

「逆らうんじゃねぇよ赤髪。命まだ繋げてだろう?」

 

「み、みたいだな……マジで化けもんだこいつは…」

 

 

失礼な。いま普通に怒っているだけなのに。

ともかくこの戦いは終わりが見えた。

ということで、最後に向かうところは

 

 

「はい、お疲れさま」

 

「流石ねハジメ」

 

「やりす」

「てめぇいけやグザン」

 

「………はい………」

 

 

ロビン達のいる席に移動して、早速そこにまだいたもう一人の大将を向かわせた。

 

 

『お、お疲れさまでした』

 

「はい、お疲れさま。まだ流れてるのこれ??」

 

『は、はい…終了の合図もまだなので……』

 

「よかった。はい、こっちにカメラ向けて」

 

 

せっかくだから言いたいことを言っておこう。

どうせすでにこの世界はダ(・)メ(・)だ(・)。

 

ダメというのはハジメが介入して変化しすぎたという意味ですよ。勘違いなさらずに。

 

このカメラ、世界中なのだ。

なのでここにいる四皇の残(・)り(・)も、これから成長する海賊達も、それを止める海兵達も見ているから。

 

 

『はいはい。見てますか?大将参謀ハジメです』

 

 

誰もが見ている。

ハジメにとって今回の目的はこれだ。

七武海の相手でもなく、赤髪を呼ぶためでもなく

 

 

『ハッキリ言っておきますね。

海賊だろうが人を助けたらダメというやつ。僕はそいつを捕まえます。海兵だろうが一般市民を困らせるやつ。僕はそいつを捕まえます。

善だ悪だなんてそんな物差し持ってませんので。

それが曖昧でも僕が心が感じることを信じて動きます。

えぇーと、要はですね。文(・)句(・)が(・)あ(・)る(・)な(・)ら(・)誰(・)で(・)も(・)イ(・)イ(・)で(・)す(・)よ(・)、(・)倒(・)し(・)に(・)来(・)て(・)く(・)だ(・)さ(・)い(・)ね(・)。終わりです』

 

その終わり宣言通りに撮影は終わった。

そしてその瞬間から始まったのだ。

すべてが大きく変わることが。

 

もう後戻り出来ない。本編は徐々に関係なくなる。

この先は何が起こるか分からない未知の世界だ。

でもそれでいい。やるなら徹底的だ。

 

 

「さて、初めますか」

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