好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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レイリー

大海賊時代を迎えてから数日後。

以前と比べ物にならないほど海賊が増加した海軍は目まぐるしく討伐のため海に出ていた。

 

そんな海賊と海軍の戦いの中をくぐり抜け、とある島へたどり着いたハジメ。その島は大木がそこら中に生えておりその大木を生かしてお店や遊園地、周りにふわふわと浮かんでいるシャボン玉を使って荷物を運んだり移動手段だったり。

 

ここはシャボンディ諸島。

シルバーズ・レイリーに会いに来たのだ。

 

 

というより()()()()()

そうハジメはゴールド・ロジャー死刑を見に来ていたレイリーを見つけて()()()()()()()()()()()

 

 

そしてそのレイリーはとある一件のバーへと入っていった。

 

 

 

「ここかぁーぼったくりBAR」

 

 

 

…………………………

 

 

 

「あら、お帰りレイリー」

 

「あぁ、ただいまシャッキー」

 

 

 

カウンター席に少し疲れた様子で座る。

それを見たシャッキーはいつも飲んでいるお酒を出して

 

 

 

「どうだったの…あの人の最後は……」

 

「実に彼らしい最後だった……

……私としては…生きてほしかったが……」

 

 

 

それ以上言葉に出さずに出された酒をチビっと飲んだ。

その酒はいつも旨いが今日は少しだけ違う味がした。

 

 

 

「そうよね…」

 

「……悪いが、今日は貸し切りにしてもらえるか?」

 

「最初からそのつもりよ」

 

 

 

そういってシャッキーはカウンターから店の扉へと歩き、「open」の標識から「close」に変えようと扉を開けると

 

 

 

「こんにちは」

 

「きゃっ!!」

 

 

思わず叫んでしまった。

だってこんな扉の前に人がいるなんて思いもしなかった。

 

 

 

「どうしたシャッキー!?」

 

「ちょっ、ちょっとビックリしただけよ……」

 

「すみません、お話しの邪魔にならないようにと外で待っていたんですけど……」

 

 

 

申し訳なさそうに頭を下げる少年にシャッキーは「別にいいのよ」と謝罪を受け入れる。

レイリーはカウンター席から扉まで来てシャッキーの肩に手を置き大丈夫かと心配をする。

無事も確認したところでレイリーは少年に

 

 

 

「それでなんのようかね?」

 

「ゴールド・ロジャーさんからレイリーさんに会えと言われたのですが、せっかくなのでお話ししたいなーと思いましてここまでレイリーさんの後ろを付いてきました」

 

「なっ、なに!?」

 

 

 

色々と理解出来なかった。

ゴールド・ロジャーのこともそうだがここまで後ろを付いてきたということが。

 

 

「ひとまずロジャーのことはいい。

それより私の後ろに付いてきただと?」

 

「はい」

 

「冗談はやめたまえ。

いくらなんでもそんなわけが……」

 

「えぇーと、ローグタウンから小舟で凧の帯(カームベルト)を横断してからいくつもの島を転々としながらここに帰ってきましたよね。

申し訳ないと思いましたけどレイリーさんの小舟に一緒乗せてもらってましたので……」

 

「な、なにッ!!!?」

 

 

信じられないことをいうハジメに驚きを隠せないレイリー。

確かにここまで来るのにカームベルトを通ってきたが……

 

 

 

「あの小舟に一緒いたというのか……」

 

「確かに二人までなら乗れるけど…気づかないってことあり得るの?」

 

 

 

そう、そこなのだ。

ローグタウンからシャボンディ諸島までいったいどれだけかかるか……

そのあいだ小舟に一緒にいて全く気づかないはずが……

 

 

 

「見聞色ですかね、あれは僕の能力「トメトメの実」には全く効きませんよ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「………………」

 

 

 

言葉に出来なかった。

そう、言われれば思い当たる節がある。

ここまでくる間、小舟の半分を見た記憶がない。

確かに小舟を漕いだり、周りを見るために小舟全体を見ていたはずだが、どうしても自分が乗っていた場所以外の記憶がないのだ。

 

 

 

「し、信じられん……そんなことが……」

 

「あっ、ならいまやってみますね」

 

 

といきなり少年が姿を消した。

あわてて周りを見渡すが見えない、見聞色で探しても見つからない。

 

 

 

「全然見えないわ。レイリーはどうなの?」

 

「……信じられないが私でも少年を見つけられない……」

 

 

その言葉を聞いたのか、次の瞬間にはまた目の前に少年が現れた。

 

 

 

「こうしても未だに信じられないが……どうやら本当のようだね……」

 

「本当ですよ。ちなみに一歩も動いてませんから」

 

「……人生の中でも一番の驚きよ……」

 

 

 

あっけらかんと、無表情で語る少年にもうため息しか出ない。

 

 

 

「……中に入るといい」

 

「いいのレイリー?」

 

「私を敵としているならいつでも殺れたろう。

そうしてないということはそういうことだと思う。

それにロジャーの紹介らしいからな」

 

 

 

…………………………

 

 

 

「………そうか、最後まで笑っていたか……」

 

 

 

二人で話したことを包み隠さず話した。

それを聞いたレイリーとシャッキーは少し涙目になっていたがそれをハジメは見てみないふりをした。

 

 

 

「ありがとうハジメ」

 

「どうしてお礼を?

僕なら助けられたと思わないんですか?

どうして助けなかったと言わないんですか?」

 

「あいつのコトだ。そんな未練がましいことはしたくなかったのだろう」

 

「??」

 

「あいつは隠していたが……恐らく死に繋がる病気を持っていたはずだ……」

 

 

えっ、ええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!?

そんなこと本編にはなかったよね!?

やっぱりパラレルワールドだからちょっと話が違うのかな?

 

 

 

「だから処刑を受け入れたわけではない。

……私達を守ったのだ、自分が処刑されることで私達を……」

 

 

それは確かに本編に書かれていた。

だからしがみつかなかったのか、助かるかも知れない状況でもそれを掴まなかった。

 

 

 

「だからハジメが気にすることはない。

あれはロジャーが自分勝手に決めたことだ」

 

「レイリーさんがそれでいいのなら僕は何もいうことはありません」

 

 

そういって出されたお酒を飲む。

ちょっと強い酒のようだけどこの能力の前には酔いさえも効かない。

 

 

 

「だけどビックリしたわ…

まさか悪魔の実、最強種といわれた「トメトメの実」を食べた人がいるなんて……」

 

「ビックリするところなんですか?」

 

「知らなかったのか?

最強種と言われる所以はその実に選ばれなかった者は永遠の地獄に捕らえられるからだときく」

 

 

 

おいッ!!そんなの聞いてないよ!!!!

 

 

 

「恐らくだが能力から察するに永遠に体が止められるというところか……」

 

「動けないまま永遠にね……確かに地獄ね……」

 

 

 

おっそろしい……

神からのプレゼントだから大丈夫かもだけど本当に適合して良かった………

 

 

 

「その能力は周りにはむやみに言わないほうが、使わないほうがいいだろう。間違いなく海軍、海賊から狙われるものだ」

 

「とは言いましても、僕はいつか海に出るんですけど」

 

「それは構わない。

だが、いまは力をつけるべきだろう。

ロジャーもハジメの才能を見抜いて私に託したのだろうな」

 

 

そうなんだ。

まぁ、確かに麦わら海賊に入るならそれなりに力をつけないとなー

 

 

 

「レイリーさん、修行をつけてくれますか?」

 

「あぁ、いいだろう。

覇気に関しては問題なさそうだから基本的な戦闘からハジメ独自の戦闘スタイルを作っていこう」

 

 

 

こうしてレイリーさんとの修行が始まった。

そしてそれが後に「……やり過ぎたかもしれん……」とレイリーさんが後悔するほどの力を身に付けることになるなんて誰も予想できなかった。

 

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