好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「さて、そろそろ厳しくなってきたかな……」
そんな独り言を言いながら書類を整理しているハジメ。
ルフィとシャンクスを出会わせて一週間滞在後、あとはロビン(分身)に任せて海軍本部に戻ってきた。
いくら自由に動き回るハジメでも「大将参謀」というものを背負っている。ずっといないわけにもいかない。
以前に行方不明になったときも海軍本部はヒドイ状態になっていた。ここでハジメが長期いなくなるとヤバい。
白ひげの時もちょくちょく連絡とったりしていたから良かったけど
「大体海軍に入ったのロビンから逃げるためだったんだよなー」
そのロビンはいま僕の背中に乗っかってダラーとしている。二人だけのときはもう甘えん坊になっている。まぁそれ以外では結構本編のロビンになってきたからいいけど。
さっきボソッといった言葉は全く聞こえてないのだろう。軽く夢の中にいるようで「お兄ちゃん……」と寝言をいいながらイイ顔をしている。
「自由に動くためには…賞金稼ぎか海賊かぁ…」
それ以外にもやり方はあるのだろうが正直そこまで世渡りできるスキルはない。正攻法がダメならこの2つかな。うん?ならなんで海軍に入っていても大丈夫なのか?それはノリでやっても問題ないから、なぜか。
「しかし海賊はダメだよなー」
あくまでも麦わら海賊がいいのだ。入れないにしても。
なら賞金稼ぎになるけど……
「大将をやめて賞金稼ぎか……怒られるよね」
いや、怒られるだけですむわけがない。
だけどハジメの頭では説教ですむと考えている。
そこに
しかしどっちにしろいつか海軍を止めるのだ。
何か手を考えないとなーと思っていると
「失礼します」
そこに現れたのはオックス。
ロビンはオックスがいてもいまの体勢を変えない。それほどオックスを信頼しきっている証拠である。
オックスもまたロビンに次ぐ「ハジメ依存性」があったら間違いなく重度の患者。
ロビンのように表に出さないがハジメのことになると周りが見えなくなり、ハジメのためなら世界を敵に回すことぐらい簡単にやりかねない人物。もちろんそんなことはハジメは知らない。普通に頼りになるお兄さんと感じているだけ。
「前から探っていたジェルマ66に動きが」
「もしかして
「流石ハジメ。その通りです」
つまりそろそろサンジがあの家族から離れる。
そして料理人の道を歩むことになる。
そこは改変しないようにした。じゃないと「赤足のゼフ」と会わなくなってしまったら「黒足」となる可能性もなくなるしね。
しかしそれでもジェルマ66に探りをいれていたのは
「流石にあの家族。見逃せないよね」
レイジュはともかくあのクソ三兄弟と父親にはちょっと痛い目に合わせてやる必要がある。
「それならちょっとぐらいいいかな」
それはサンジが抜ける前でもいいかもしれないな。少なくともあそこから抜ける覚悟は決めただろうし。痛い目にあうアイツらを見れば少しはスッキリするかも。
しかしそれは大将ではダメだ。
「………ねぇ、オックスさん。ニコル」
そういうときには一人では悩まない。
だから信頼出来る二人に話そうと声をかけると
「お兄ちゃんがやりたいなら私は付いていくわ」
「ニコルさんと同じです。どこまでも」
何にも話してないのに。この人達は。
ならちょっと試したいことがあったのだ。
これが出来ればさらに自由に動けて世界を更に変えることが出来る。
「それじゃ…準備しないとだね」
…………………………
「で、なんで俺は呼ばれたんだ」
「あぁ、僕の影武者になってもらいたくて」
「……………はぁ?」
本部に呼び出したのは東の海の海軍にいる海兵。
その海兵はハジメに大きく影響を受けた人物、モーガンだった。
「お、おい、まて。
影武者って……意味分かって言ってるのか?」
「大丈夫ですよ。実力はこれから僕が直々に鍛えあげて大将クラスまで引き上げますので」
「そんなことをいってんじゃねえ!!!!
なんで影武者なんて必要なんだよッ!!!!」
まぁ気になるよな。なので素直にいうことに
「いつか海軍を止めるので。でも止めるだけじゃダメだと思ったので僕の代わりを」
「だからって影武者なんて……
…止めないという選択はねえのか……」
「ないですね」
ハッキリと言われた言葉に頭が下がるモーガン。
大きくため息をついたあと
「……やってもいいが条件がある」
「おっ、もっと渋るかと思ったんですが」
「うるせぇ。どうせ決定事項みたいなもんだろうが。
だったら決まる前に条件つけたほうがいいだろう」
そこら辺は抜け目ないなーと感じながら
「で、条件ってなんですか?」
「息子。息子のヘルメッポも連れてきたい」
「そして海軍に入れて欲しいですか。
僕はいいですけど、本人には??」
「あのバカ息子には少しお灸が必要だ。
俺だと甘えがあるからな、それが条件だ」
「いいですよ。二人とも面倒みますね」
「いや、息子は普通で……ってもうムリか……」
ちょっと後悔しているモーガンだが気持ちを切り替えて
「で、やるのは構わないがちゃんと理由を話してくれるんだろうな?」
「それはもちろん。
でもちょっと待ってくださいね。まだ来ていない人がいるので」
するとタイミングよく扉が開くとロビンとオックス、そして絶世の美女が現れた
「兄様ッ!!!!お久しぶりです!!!」
「ゴメンねハンコック。忙しいときに」
「いいえ構いませぬ。
兄様のためなら妾はどんなことでも優先して兄様の元へ」
「やり過ぎないようにね」
はいッ!!!と元気よくいうが本当に大丈夫なのか?と考えていると脇腹をこずいてきたモーガンは
「なんでここにボア・ハンコックがいるんだッ!!!??」
「あれ?僕が七武海の管理人になったの知りませんか?」
「知るかッ!!!!そんな上層部しか流れない情報が下にくると思ってるのか!!?こっちはハジメが七武海に喧嘩を売ったとしか知らねぇんだよ!!!!」
あぁ、あの戦い七武海に認めてもらうためにしてたけど映像を見ていた人にはそんな風に思われてたんだなー
「まぁ気にしない気にしない」
「………くそッ!!!
まぁ、いい。もうないんだろうな……」
「あと一人来ますけど??」
「……頼むからマトモなやつで…」
しかしそれは虚しくとも崩れた。
そこに現れたのは年老いた人で、しかし全くスキもなく絶対に勝てない強者と肌で感じる人物
「まさか…海軍本部に入る日がくるとは」
「いつか職場を見せたかったのでイイ機会でした」
「職場というが君のは特殊だと思うんだかね。
そして私はそれに追われる立場なんだが」
「引退しているのでセーフです。
それに
「……ったく、君の行動は本当に…」
頭を抱える人物、シルバーズ・レイリー。
海賊王の副船長であり、この海軍の敵対するはずの人物がいま海軍本部のど真ん中にいる。
「ハ・ジ・メッ!!!説明しろおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!!!!」
「五月蝿いですね。説明するっていいましたよね?」
「規格外過ぎんだよお前はッッ!!!!!!」
もう頭がパンクする寸前のモーガン。
しかしこれからが本番なのだ。
「言っときますけどこれからが本番ですよ。
ちゃんと理由を話しますので」
「……いま物凄く後悔してるよ……」
…………………………
「それでこのメンバーだけに話すのか?」
「実際はもっと話したい人がいますが、あまり広めたくないですし、まぁ
部屋に集まったのはロビン、オックス、モーガン、ハンコック、レイリー。
このメンバーが集まった理由とは
「今回集まってもらったのは……僕という存在を消すためです」
その言葉に誰もが言葉を出せなかった。
一体何を言いたいのかまだハッキリしていないから。
だからハッキリと分かるまで誰も口を出さないようだ。
「正確には「海軍にいる大将参謀ハジメ」という存在を消します。いや違いますね。大将参謀ハジメはいるんですけどそれは僕じゃありません」
「それが……俺か」
さっき言われた影武者。
そうハジメがモーガンにやってもらいたかったのはハジメが抜けたあとの「大将参謀ハジメ」になってもらうため。
「だがよ。どう見ても俺じゃお前にはなれねぇぞ」
「そこは大丈夫です。
ただその大丈夫にするためには……
その言葉に誰もが緊張感を感じ取った。
ハジメの秘密。秘密があるのはなんとなく分かっている人もいただろうが何かは知らない。
「なるほど。私には報告を兼ねて呼んだのか」
「ですね。こんな機会がないと海軍本部に呼べませんので」
「それだけ重要な話だと、私も怒るに怒れないな。
ったく、こういうことは策士というか……」
レイリーは知っている。この中でも数少ない秘密を知っている者。そして今回その秘密を知る人物が増えるのだ。
「おい…待ってくれ……一体何を知らされるんだ俺は……」
「大丈夫ですよ。大したことありません」
「んなわけあるかッ!!!!」
「でも僕が「トメトメの実」を食べた能力者ぐらいですけど」
……………………………
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……………
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……
…
「トンでもないもんをぶっこむなああああああああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!」
本当に五月蝿い。
部屋に一時停止かけておいてよかった。