好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「おい、もういくのか?」
「はい、まだまだ回るところもありますので」
一週間近く白ひげ海賊団のところでお世話になった。
相変わらずティーチだけは完全拒否をしていたがそれ以外のメンバーとはまた一段と親しくなった。
そういえばいつの間にかマルコさんとモーガンさんが意気投合していたのにはビックリした。
一応海賊と海軍なので仲良くなるのはおかしい(自分が一番おかしいとは自覚してます)のだが、とくに「やっぱりそっちの大将もか…」「どうして上に立つ人間は2つも3つも癖が強いのか……」などと愚痴っていた。
たまにそこにヴェルゴさんも加わって酒が入ると手が付けられない。
……内容は言いません。彼らの名誉もあるので。
まぁ、白ひげさんがキレかけて船が転覆するんじゃないかと思った出来事があったぐらいです。
「まぁ、俺が文通しているやつらにはいく予定なんだろう。話が通りやすくしてやったぞ」
「それは助かります。でも先に行きたいところがあったのでそっちが終わり次第ですかね」
「ほう。何処だ??」
「それは………」
…………………………
とある島。
そこは名もなき島。
辺りは岩と砂で覆われ人が生きていくにはとても厳しい場所である。
と、いってもそこが島である限り船でいけば食料も水も手にはいる。環境さえ慣れれば住めなくはない島ではある。
しかし好き好んでそんな島に住み着くなんて輩はいない。
そう、
「ヴァナタ、ドラゴンは何処にいるのかしら?」
「それならあちらに行かれたようですが…」
「そう、またあそこね」
全身を覆い隠す布。しかしそれでも隠しきれないその大きな顔と体。……
「やっぱりここにいたのね」
「イワンコフか」
イワンコフ。革命軍幹部。
カマバッカ王国の女王(永久欠番)であり「ニューカマー拳法」の使い手で、肉弾戦にも長ける。
そして悪魔の実“ホルホルの実”の能力者。
「風に吹かれている時ヴァナタ、どこにいても…同じ方角を向いているわよね…」
「……そうか?
妙な所に気づく奴だな――特に意識したことはない」
イワンコフと話している相手。
その人物が革命軍総司令官であり
「――じゃあ動物の帰巣本能ってヤツかしら。
そっちに故郷があるのでは。東の海に想う家族があるの?………どう??」
「素性の詮索はよせ……イワ……!!」
ルフィの父である、モンキー・D・ドラゴン。
「そうね。やめておきましょう」
「それで何かあったのではないのか?」
「そうだったわ」
そういいながらイワンコフが懐から出したのは一通の手紙。その差出人の名にはエドワード・ニューゲート。
「またきてたわよ。
……ったく、どうなっているのかしらね。ここは革命軍しか知りえない場所。それを
「調査はどうなっている?」
「まったくもって分からないわ。
白ひげ海賊団にそれほど潜入に長けた人物はいない。
かといって革命軍からなんてありえないわ」
ある日を境に革命軍の棲みかに手紙送られてきた。
もちろん怪しんだ。この場所に手紙が送られるなんてあり得ないのだから。
差出人はエドワード・ニューゲート。
四皇である白ひげが革命軍に送る手紙など怪しさ満点でありすぐさま破棄された。
しかしそれからというものの定期的に手紙が送られる。
その度に中身を見ずに破棄している。
もちろんその行為自体白ひげに喧嘩を売っていると思われていても仕方ない。しかしそれでも送られる手紙。
そう白ひげ海賊団が乗り込んできてもいいはずなのに、決まって手紙しか寄越さないのだ。
正直手紙を破棄すればどうなるかなど子供でも分かるようなこと。白ひげ海賊団と革命軍の全面戦争への引き金を引くことなんて分かりきっていること。
もちろん白ひげ海賊団もそれは分かって送っているはずなのだ。
なにも関わらず何もしてこない。
いくら何かの駆け引きがあってもだ、これだけ手紙を無視続けているのになにもないなんて怪しすぎる。
元からここに送ってくる手紙について調査をしていたが本格的に調べることになった。手にしたことといえば白ひげはとんでもない大物達と手紙のやり取りをしているということだけ。
その手紙を配送している者達がまったく掴めていないのだ。
白ひげ海賊団から送られた手紙。
ここまで来たら一体どのような内容なのか気になってくる。
「イワ、開けてみるか?」
「そうチャブルね。
ここまできて開けないってのもないわね」
しかし万が一を考えて開けるのはイワンコフ。
ここでドラゴンに何かあったならばとんでもないことになる。
そぅーと封を開けるイワンコフ。
その中身をはただの羊皮紙であり、罠の類いはなかった。
念のために手紙の内容もイワンコフが読むことに。
[拝啓。グランドラインに至っては様々な四季や天候もありお互いに辛い日々をお過ごしかと思いますが、夜に見える星空は何処にいても変わらず綺麗であり、ドラゴンに至っても変わらずお過ごしていることを思いながらこうして手紙を出させてもらいました。
今回こうして手紙を出したのには理由がありますがまず分かっていただきたいのは、この手紙に戦争などの敵意が無いことです。
ってか、もう口調戻すけどいいよな?
堅苦しいのは無しだ。用件だけいうぞ小僧。
俺と………文通しろ]
「訳が分からナッシブルウウウウゥゥッッ!!!!!!」
耳を塞ぎたくなるような大声を放ちながら手紙を破ったイワンコフ。ドラゴンは平然を装っているが内心何が起きているのかと驚いている。
「な、何なのよこれはッ!!!??文通ってなにッ!!?
そんな下らないことの為に毎回毎回手紙を送っていたというの!!!??狂ってるわッ!!!」
まぁ、普通の反応ならそうだろう。
でも白ひげはハジメに会う前からこうである。
なので
それでもおかしいのはおかしい。
「敵ではないとはいえ一歩間違えれば敵対する危険性を犯してまで文通って何なのよッ!!!」
「落ち着けイワ」
「これが落ち着けるもんかッ!!!
ドラゴン、あんたも分かっているのでしょう!!この異常性をッ!!!!!!」
ただの手紙ならまだましだ。
しかし相手は白ひげであり、内容はただ文通をしないかというお誘い。
あれだけ警戒してこんなのだったのだ。叫びたくもなる。
「そう異常性だ。だからむしろ落ち着けと言っている」
「何を言ってるのよドラゴン。ヴァナタまで……」
「異常性。俺達が知っている白ひげが
「ま、まさか……そんなこと…あり得るの?」
思い付く異常性。
世界的に放送されどういうわけか
海賊、海軍が集まり、それもそれぞれのトップがそこに集まっているという
そこに疑問を持っていたのは……革命軍だけ。
海賊も海軍も一般人さえも異常だと気づかず、革命軍だけがそれに気づいていた。
しかしいくら調べても何も出てこない。
出てこないが、いつの間にか…
「大将参謀ハジメ。恐らくソイツが全ての元凶だ」
「くっしゅん!!……風邪かな?」
「お、お兄ちゃんが死んじゃうッ!!!??」
「今すぐ名医を呼んでこいッ!!!」
「ってか、くしゃみだけどんだけ騒いでるんだよッ!!!」
今まで風邪を引いたことはなかった。
もちろんくしゃみもしたことのない。
だって僕の体の周りに一時停止で
なのにくしゃみなんて……噂されてる?
「大人しくしてたはずなんだけどなー」
「いやッ!!いやああぁッ!!!お兄ちゃんッッ!!!!!!」
「まだ付かねぇのか島にはッ!!!!」
「どんなに急いでも半日は…」
「大将参謀ハジメを失うわけにはいかねぇ!!!!」
「なんでもいいッ!!!どんな手を使っても医者を」
「お・ま・え・ら………
一旦おちつきやがれえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!!!」
向かうはドラム王国。
いまだにワポル一族が支配する王国。
そこに会いたい人物を求めて冬島へと船を進めている。
「大体なんであんな救いようのない島にいく必要があるんだ?確かに医者としてのレベルはトップクラスにしてもだ」
「だから行くんですよ。
「……まぁ、考えがあるなら止めねぇが」
確認したいこと。
この一年でどうしても確認をしておきたいことが何個かあった。
その1つがドラム王国に。
そして1つが……革命軍にある。
(白ひげさんがドラコンさんに送っている手紙。
今までの流れなら文通をしてもおかしくないのに未だに決裂している……それが普通の反応だけど
ハジメがこの世界にきて初めての出来事。
ハジメが間接的にも関わっているのになんの影響もなく話が進んでいること。
世界規模で間接的に関わったハジメは
なのにどういうわけか革命軍だけは変わっていない。
確かにあまり本編にも出てきてないかもしれないが、それでも白ひげの文通に対して拒否を起こすなんて
もちろん白ひげはそんなことを気にせずに手紙を送り続けている。それこそが本編ではないアクション。
(白ひげさんからドラゴンさんに手紙を出したと言われた時はなにやってるんだ!!と思ったけど、まさか何度も出し続けている手紙に反応がないなんて……
………一応言っときますが革命軍の反応が普通で、ハジメ達のような反応がおかしいのだ。
(とにかく今は…様子見だよね。
手紙だけなんだし大袈裟なことにはならないよね)
さて、その見積もりは合うのか……
「何を考え込んでいるか知らねぇけどな、さっさとあいつらをどうにかしろッ!!!!」
出来るわけもなく冬島に着くまでこんな状況が続いた続かなかったと聞く………