好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「いやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「五月蝿いですね。黙らせますよ」
「何なのッ!!!私はあんたと違って」
「お兄ちゃんを侮辱する気なのかしら?」
「痛たたたッッ!!!ギブギブギブギブギブギブッッ!!!
なんでこんなに容赦ないのッ!!!??」
現在、なんか怪しい人だとロビンが連れてきた女の子を取り調べしている。
取り調べ、というか脅しというか、実力行使に出ている。
なんか出会った時から気にくわなかった。
だって出会った瞬間に、
「あんたじゃ無理よ。あの二人は私が救うだから」
と、いきなり言うもんだからどこのどいつか知らないけどとにかくムカついたのでココヤシ村の空き家をお借りして拷問タイムに入った。
「貴女のせいでお兄ちゃんが愛人とデートすることになったのよ。死んで詫びなさい」
「関係ないわよねソレッ!!!??」
「殺しちゃダメだよ。拷問って生きたまま苦痛を与えるのが…」
「拷問ッ!!!??いま拷問って言ったッ!!!??
私がなにをしたというのよーッ!!!!」
関節を決められてもジタバタと動くこの女。
短髪で動きやすいTシャツとズボン、胸の膨らみなんて僅かにあるぐらいの女と思えない女。
「ちょっと。いま失礼なこと考えたでしょう」
「スゴいですね。やっぱり胸がないと男に間違われるものなんですね」
「直接言ったッ!!!!
そこはオブラートに包みなさいよ!!あと胸あるわッ!!!!」
こんな状況でも歯向かってくる度胸。
それとも単に置かれている状況が分からないバカなのか。
「で、なんでこんなもの連れてきたの?
元にあった所に返してきなさい」
「私はネコかッ!!!!」
「私をジィーと遠くから隠れて見ていたから気持ち悪くて……でも処分するにもなんか変なこと言っていたから連れて帰ってきたの」
「き、気持ち悪いって……
……私は別にそんなつもりは……」
「うわぁー。上級ストーカーからそんな風に言われるなんて……マジでヤバいね、真・ストーカー……」
「ヤメテッ!!!そんな汚物をみるような目で見ないでッ!!!!」
流石に汚物は触れたくないのか能力を解除してハジメの背後に隠れるロビン。
その行動にさらに傷ついた女はとうとう泣き出した。
「なによ…なんなのよ……
私が…何したと……いうのよ……」
「「存在」」
「悪魔かッ!!!!」
嘘泣きのようだ。
なので遠慮なくさらに関節技を強くしてもらう。
「痛いッ!!!痛いってばッ!!折れるうううぅッ!!!」
「なら吐け。革命軍と一緒にいたわりにロビンを見る目が違った時点で革命軍も海賊も海軍でもない。
…………お前は"世界政府"か?」
「ぢがうッ!!!ぢがうがらッ!!!お願いだがらやめでぇーッ!!!」
泣きじゃくりながらも許しを乞う女。
世界政府ならこんな風に偽るぐらい楽なんだろう。
しかし…情けないにも程がある。
もう、女として見れるような表情じゃない。
顔はぐちゃぐちゃでメイクが剥がれ落ち化け物みたいになっている。
……それを見て、またロビンが無意識に能力を解いた。
こんな風に怯えるロビンはなんか久しぶりに見た。
まあ怯える種類が違うけど……
「……なら、誰ですか?」
「……転生者……」
「ッ!!!??
…………ロビン、ちょっとの間二人にして」
「お兄ちゃん?」
「あとでちゃんと説明するから、ね?」
うん、と首を縦に降って部屋から出たロビン。
念のために部屋に一時停止をかけて完全遮音にした。
「で、なんですか?僕の邪魔をするなら同じ者だろうと……」
「違うッ!!!違うッ!!!!
邪魔なんてしないッ!!!!というか能力的に勝てないから無理よッ!!!!」
「能力的に、ということは能力者なんですね?」
「あっ。
………はい。ベツベツの実を食べた"物質・行動を分ける"能力を手にしてます」
能力者。それも本編とは別のオリジナルの実。
僕と同じ、転生者。
「まあ、能力者というのはおいたいて。
君は転生者なんだよね。記憶ある?」
「き、記憶あるって…前世の?あるけど…ないの?」
「ないね。この"ワンピース"という世界観・歴史・未来を知ってるだけ。未来といってもいま出てる話までだけど」
「ちょっと待って。なにそれ?
前世の記憶がなくて、"ワンピース"を知ってる?
それも"いま出てる話まで"ってどこまでッ!!!!」
なんかいきなり食いついてきた女。
…うわぁー面倒くさいなー。
「えぇーと……」
「待ってッ!!!!ネタバレはダメだからちょっと待ってッ!!!!」
本気で面倒くさい。
「………ドフラミンゴよりも先?」
「それがドレスローザの話なら、大きくくくったストーリーの2つ先まで知ってる。というか更新中」
「更新中ッ!!!??
なにそれッ!!!!もしかして毎週の話が分かるの!!!??
あのジャンプを読んでるように分かるのッ!!!!」
「まぁ。別にここで新しい事実が出てももう変更出来ないし気にしてなかったけど、そうだね」
「なんでそんなにテンションが低いのよッ!!!!
転生してもう読めない"ワンピース"を読んでるのよ!!!!さああああああっいこうじゃないのよッッ!!!!」
………ウザい。マジでウザい。
そんなに目をキラキラさせているみたいだけど。
「言わないよ。君の知っている先は」
「な、何でッ!!!??教えてよッ!!!??」
「メリットがない。というかウザい。グザンよりウザい」
「ウザくないもんッ!!!!ってかグザンって……クザンのことをいっ」
「知らない。僕は知らない」
「………まぁ、いいわ。その人については別に」
おおっ。ここでも見放されるクザン。
やっぱり日頃の行いが悪いからだね。
「お願いッ!!!!教えて!!!
出来るならマンガにしてッ!!!!」
「出来るわけがないだろうが」
「お願いだがらおじえでッッ!!!!」
「泣くなッ!!!引っ付くなッ!!!!」
ウザい。本当にウザい。
転生者ってこんなにウザいの?
もしかして前世の記憶を持った人ってこんな感じなのか?
「とにかく。とにかくメリットがない。
貴女に教えて何が出来るの?余計なことをされたら困るんだよ」
「これだけ世界観をめちゃくちゃにしてどの口が……」
「ああっ?」
「何でもありませんッ!!!!
それに私はただ救いたい人がいるからその人だけでもって考えなの。それ以外は好きにしても構わないから」
そういえばなんか救いたい人が二人いるって。
「誰なのそれ二人って??」
「そんなの決まってるじゃない。
この"ワンピース"において失くなって欲しくなかった二人といえば……」
「白ひげ海賊団、二番隊隊長ポートガス・D・エース。
そして船長のエドワード・ニューゲートよ」
「そう。じゃ頑張って」
「ょっと、ちょっと待ちなさいよッ!!!!」
あんな貯めなくても冒頭で分かったし、確かに死んでほしくないから応援したのに。
「なんでそんなに反応が薄いの??
こんなめちゃくちゃな世界を作ってるあんたが邪魔をされるかもしれないって思わないの?」
「でも能力的に僕が上だし。それに二人とも助けたいのは同じだし。……拒む理由がない」
「いい子かッ!!!!
まぁ、邪魔をしないならいいんだけど…あっ、だから私も邪魔をしてないということをお忘れなく」
いや、邪魔をするなら消すから」
「漏れてる!心の声が漏れてるッ!!!」
「おっと。邪魔をするなら消すからね」
「直ッ!!!??」
…………………………
「じ、じゃ帰るわ……」
「送っていこうか。ずいぶんとニコルが気に入ったみたいだし」
「送るわよ。天へ」
「怖いわよッ!!!普通の人いないわけッ!?」
「普通かぁ………………………………モーガンさん」
「おい。なんでいま考えた。そんなに考える必要があるのか、ああっ?」
話しも終わり解放。
無理やり連れてきたわけだから革命軍のところまで送ろうかと言ったのだが、なんかモーガンさんが文句があるようだ。
「モーガンさんは知らないだろうけど、ここまで変わったのモーガンとニコルとヴェルゴさんぐらいだよ。
あの3大将は準予備軍」
「何を言ってるか分からないが、喧嘩を売ってるなテメェ!!!!」
「理解が及ばないなら、黙っていろ!」
「上等だッ!!!ぶったおゴブッ!!!!」
久々にキレたモーガンさんはニコルの手によって討たれた。
「お兄ちゃんに、謝れ」
「い、いや…俺は………」
「殺ぐわよ」
「すみませんでしたああああああっ!!!!」
と、なんか久しぶりに見たこの光景。
それを見て呆然としている女に
「あっ、名前聞いてませんでしたね。名前は?」
「ここでッ!!!??
こんな訳の分からない所を見せられている状態でッ!!!??」
「日常なので」
「……狂ってる……やっぱり狂ってるわ……」
なんかぶつぶつ呟いているがなんとかたち直したようで
「ヤスミ。ヤスミ・コガっていうの」
「ヤスミですね。改めまして大将参謀ハジメです」
「……やめて。これ以上知っていてもいらない情報を、混乱する情報を言わないで……」
本当に面倒くさい人だ。