好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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ヘルメッポとハジメ

「ヘルメット?確かにヘルメットみたいな頭だなー」

 

「ヘルメッポだッ!!!

なんだこいつはッ!!いきなり俺様のチャームポイントをッ!!」

 

「まだ言っていたのかそんな下らねぇこと…」

 

「うるさいぞロロノアッ!!」

 

「大丈夫よヘルメッポ。海兵の女性達が「気味が悪い」って言っていても自信を持てばいいわ」

 

「くいなのせいで丸坊主にしたくなったよチキショーッ!!!」

 

 

なんかコントみたいな状況にルフィは大笑いをしてコビーは若干引いていた。

するとヘルメッポがゾロの持っている刀を見て

 

 

「ロロノアッ!!お前ッ!!また刀を折ったのかッ!!!」

 

「うるせぇなー。まだ俺に合う刀に合わないだけだ」

 

「どんな言い訳だッ!!見てみろ、くいなはちゃんと刀だな!!」

 

「いやー、今回は私が折った……んだよねー」

 

「……もう、何なんだよお前ら…仲良しかよ…」

 

 

サングラスで目がハッキリと見えないが泣いているようだ。そんなヘルメッポをお姉さんであるくいながよしよしと慰める。本当に兄妹のように見えてくる。

 

 

「楽しそうだなーなぁ、お前も入らねぇか?」

 

「なにいってるんですかルフィさん!!?」

 

「ルフィ?……そういえばお前ら誰だ?見たことねぇな……」

 

 

するとルフィはこの目の前にいるのが誰なのか分かっていないのか……あの言葉を言い出した。

 

 

「俺はルフィ。()()()()()()()()!!!」

 

 

自信満々に答えるルフィにコビーはびくびくとこれからのことに怯え、ゾロは呆れたような表情をし、くいなは苦笑いをしている。

 

ルフィのいるところは海軍基地。

ルフィの敵対するものは海軍。

ルフィの目の前にいるのは海軍大佐。

そして、ゾロとくいなと一緒に修業をした仲。

 

 

 

「………そうか……なら……」

 

 

ヘルメッポを腰からククリ刀を取り出して

 

 

「テメェを捕まえるだけだああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういって切りかかっていったヘルメッポ。

流石のコビーもこれは見てられないと目を閉じる。

そして次の瞬間には……ドンッと何が叩きつけられた音がした。

 

ルフィさんがやられてしまったと思った。

だけど……なにかおかしい。

ククリ刀を出したのに……叩きつけられた音……

 

そぅーと目を開けてみると

 

 

「やっぱり、分かってなかったのね……」

「修業が足りねえんだこいつは……」

 

「なんだこいつ?よえぇーなー」

 

 

目に映ったのはルフィに殴られてのびているヘルメッポ。そしてそんなヘルメッポに呆れている二人だった。

 

 

…………………………

 

 

「痛いッ!!痛いって!!」

 

「我慢しなさい。修業をしないから悪いのよ」

 

 

海軍基地の中でも治療を受けているヘルメッポ。

しかしケガといっても()()()()()()()

それでも消毒液は染みるようで、くいなに文句ばかりいう。

 

 

「うるせぇーな!!お前らみたいな修業出来るかッ!!

こっちは一般人なんだぞッ!!」

 

「昔は「俺の親父は偉いんだぞッ!!」って威張っていた奴が一般人ねぇ……」

 

「いいじゃないゾロ。自覚することはいいことよ。

もっとも修業しないといけない自覚も欲しいところだけどね」

 

 

「うるせぇーよ」と小さな声で言ったヘルメッポに絆創膏をパンッと張ったくいな。イテェと叫ぶヘルメッポを無視してくいなはルフィ達に話しかける。

 

 

「さっきの話だけど断るわ。こんな弟だけど目が離せなくって」

 

「俺達がいなかったらすぐにあの海賊にここをやられるだけだしな」

 

「べ、別にお前らがいなくてもなッ!!」

 

「「いなくても……」」

 

「……ぐっ!!」

 

 

どうしてもそれから先が言えなかったようだ。

すると話を変えようとするヘルメッポ。

 

 

「言っておくけどな、いくら1人でも海賊なら俺はお前らを捕まえるぞ」

 

「ぼ、僕は違いますッ!!」

 

「そうなのか?だがその麦わらと一緒に…」

 

「そ、それは……」

 

 

ドッカーンッ!!!!

 

 

「「「!!!??ッ」」」

 

「な、なんだ!なんだッ!!!」

 

「なんですか!これッ!!!」

 

 

するとゾロとくいな、それにルフィが直ぐ様外へ駆け出した。それをヘルメッポとコビーは必死に追いかける。

 

海軍基地のグランドに出てみるとそこにはガラの悪い連中がおり、その中央に二丁拳銃をもった男が叫んでいた。

 

 

「出てこいいいぃッ!!!ヘルメッポ大佐あぁ!!」

 

「なんだあいつら?」

 

「あいつらよ。必要以上にヘルメッポを追いかけるやつら」

 

「証拠にもなくまた来やがったか……」

 

 

ゾロとくいなは刀を抜き構える。

それをみたルフィはニヤリと笑い両手の関節を鳴らす。

そして追いかけてきたコビーとヘルメッポ。その姿をみた男が

 

 

「出てきたなヘルメッポ大佐ッ!!」

 

「なんだよお前らはッ!!毎回毎回追いかけてきやがって!!!こっちにはなゾロとくいながいるんだぞッ!!」

 

「いるんだぞじゃねえだろうが、戦えよヘルメッポ」

 

「ふざけんなッ!!俺の位は親父のお陰だけだからなッ!!」

 

「昔に比べたら正直になったけど……まだ難アリだよね…」

 

「やっぱり先生の元に一回返すかアイツ……」

 

 

そんなこといいながら戦闘体勢を崩さない二人。

そして相手もそれぐらいでは引かない。

 

 

「そうだ……テメェの親父には世話になったんだ……

だからテメェを餌にしておびき寄せるんだよ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大将参謀ハジメをなッ!!!!」

 

「………なんだって?」

 

 

するとルフィが一歩二歩と歩きだす。

ゾロとくいなの制止を聞かずにどんどん近づくルフィに男が逆上し

 

 

「なんだテメェは!!!引っ込んでいやがれッ!!」

 

 

そういって二丁拳銃で同時に撃つ。

避ける気配のないルフィ。しかしルフィはゴム人間。

弾丸は効くはずもない。しかしルフィはあえて()()()。その弾丸を()()()()()()()()()

 

 

「なっ!!?」

 

「ほぅ…」

 

「やっぱりね…」

 

 

驚く男に対して、ゾロは感心し、くいなは納得していた。

止めた弾丸を離して地面に落とすとルフィは

 

 

「ハジメに息子だって?……なに言ってやがる…」

 

「は、はぁ!?し、知らねぇのか!!

そいつは大将参謀ハジメのむす」「ゴバッブバッッ!!!!」

 

 

しかし、最後まで言えなかった。

一瞬でその場から消えたルフィがその男を殴り吹き飛ばしたのだ。

 

 

「なにも知らねぇやつがハジメを語るなッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前らハジメを知ってるのかッ!!」

 

「知ってるも何も、ハジメお兄さんのお陰でこうして剣士でいられるんだから」

 

「そっか。やっぱりハジメはすげぇーな」

 

 

そのあと吹き飛ばされた男を他の奴らが拾い逃げていった。あのあとヘルメッポに聞いたらどうやら昔ハジメにやられた海賊、それもその現場から逃げ出したやつらのようだ。

 

そして逃げていた男達がヘルメッポの事を知り、さらによく"ハジメ"と会っていることを知った。それもまるで親子のように接していたのでヘルメッポを捕まえて仕返しをするつもりだったようだ。

 

……しかし……

 

 

「あれがハジメなわけがないだろうが!」

 

「そうよね。マトモ過ぎるわ」

 

「イカれている。それがハジメだ」

 

 

「よ、よく分かりませんが…ディスってますよね?」

 

 

なんか気があったようでハジメについて語りだした三人。しかし話すことはどれだけハジメが規格外で常識外れで人外なのかを話していてコビーからしたらただの悪口を言っているだけしか聞こえない。

 

そしてそれはヘルメッポも同じようで

 

 

「お前らなッ!!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!!!」

 

 

と、言ってくるが

 

 

「お前…まだそんなこと言ってるのか?」

 

「どう考えてもハジメじゃないよ?」

 

「あんなマトモなわけがねぇ」

 

「お前らッ!!フォローしてるのしてないのかハッキリしろッ!!!!」

 

 

そういうが事実なので仕方ない。

というかなんかヘルメッポが変なことを言っている感じだが、普通に考えればルフィ達がおかしい。

 

 

「で、でもヘルメッポのお父さんですよね?

そんなお父さんを間違えるわけが……」

 

「?? なにいってるんだ?」

 

「誰もヘルメッポのお父さんじゃないなんて言ってないわよ」

 

「ちょっ、ちょっとまてお前ら…どういうことだ?」

 

 

どうやらヘルメッポも本気で分かっていないようだ。

なのでハッキリと真実をいうことに。

 

 

「ヘルメッポのお父さんは間違いないわ。ただ」

 

「イコールでハジメではないだよ」

 

「という、どう見てもハジメじゃねぇよ。バッカだなー」

 

 

「「え、え、ええええええええぇぇぇッ!!!??」」

 

 

何故かヘルメッポだけではなくコビーも驚いていた。

 

 

「ま、まてッ!!じゃ誰だよアレは!!!」

 

「だからヘルメッポのお父さんは間違いないの。

ただ"ハジメ"じゃないの。本当に気づかなかったの?」

 

「……なんかいきなり、大将参謀になったなーと、驚いたけど……」

 

「せめてそこで気づきやがれ……」

 

「で、でもッ!!なんで親父はそんな別人になってるんだッ!!!」

 

 

 

「だから海に出たんだ」

 

 

 

その言葉に誰もがルフィを見た。

首からかけているロケットを握りしめているその姿を。

 

 

「あれはハジメじゃねえ。でもハジメが意味もなくそんなことする必要もねぇ。そしてあの日……師匠が消えたのも関係があるはずなんだ」

 

「どういうこと?」

 

「ハジメが変わるまえ、俺の師匠が突然消えたんだ。

シャンクスが言うには海軍でなにかあったらしい」

 

「ちょっ、ちょっとまてッ!!

お前の師匠って海軍なのか!!!」

 

「あとから聞いたけどな。確か名前は"ニコル"」

 

 

どうやらルフィとハジメが知り合いだとハッキリ分かったようだ。ハジメの隣には必ずニコルがいる。

ハジメを知っているものなら誰しも知っていることだ。

そしてそのニコルが突然消えた。つまり

 

 

「ニコルお姉さんが消えたからハジメお兄さんも消えたの?」

 

「分からねぇ。分からねぇから海賊王になるのと一緒にハジメと師匠を探してるんだ。そして……海賊になってもらう!!!!」

 

「お前ッ!!!バッカかッ!!!!

それが本当なら、例え見つかっても相手は大将参謀と中将だぞ!!!海賊になるはずがねえだろうがッ!!!!」

 

 

そう普通はそう考える。

だがルフィは、いや、ゾロもくいなも同じ考えだ。

 

 

「なるわね。だって、ハジメお兄さんだもん」

 

「だな。ニコルもハジメが一緒なら、なるな」

 

「だろう!!ニッシシシ!!楽しみだなー!!!」

 

 

あり得ないと頭を抱えるヘルメッポ。

そして完全に話についていけないコビーはただ呆然とするしかなかった。

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