好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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シロップ村へ

「こ、こんなの…なんて報告すればいいんだ…」

 

「しなければいいじゃない」

 

「んなわけいくかぁッ!!!

師匠とニコ・ロビンが同一人物なんて…い、胃がぁ……」

 

 

とうとうヘルメッポもセンゴクのように胃痛になってしまった……かわいそうに……

 

 

「まぁ報告してもクザンが揉み消すわ。彼、知ってるから」

 

「はああぁぁッ!!ニコ・ロビンだと知ってて海軍本部に入れたのかッ!!?」

 

「だってお兄ちゃんが海軍本部に入ったから。

あとのことはどうでもよかったの。だからかしら一応危険性はないも判断したらしいわ」

 

「……いや、むしろ危険性があったんじゃ…ぎゃああああっ!!!痛いッ痛いッッ!!!!!」

 

 

余計なことをいったので関節技でお仕置きをするロビン。

 

 

「お、お姉さん…私、これからなんて呼べば…」

 

「好きにしなさい。私にとってニコルもロビンもお姉さんも関係ないわ。唯一はお兄ちゃん。それだけよ」

 

「やっぱりブレねぇな師匠はッ!!」

 

 

その言葉にナミは「じゃロビンお姉さんねッ!!」といい、ルフィは変わらないロビンに喜んでいる。ヘルメッポは……泣いている。

 

 

「ヘルメッポ。海軍本部に向かうにしても足がないわ。グランドラインまで運びなさい」

 

「は、はああぁぁッ!!?

い、イヤだよッ!!なんであんなところにッ!!!!」

 

「いいじゃない。私達まだ船がないの」

 

「だったら船を見つけろよッ!!」

 

「船があっても航海士がいないわ」

 

「航海士も見つけろよッ!!」

 

「見つけてもヘルメッポを海軍本部に届けるの。

そして親子共々……説教よ」

 

「イヤだあああああぁぁぁぁッッ!!!!」

 

 

泣き叫びながら外へ逃げ出したヘルメッポ。

いくら逃げようともロビンに見られた時点で何処でも拘束は可能。逃げることは出来ない。

 

 

「いくらお兄ちゃんから影武者に指名されたとはいえ、あんな()()()()()()()お兄ちゃんじゃないの。つまりそれはお兄ちゃんをバカにしていること。普通は死刑に値するけど、私も優しくなったわ。半殺しで許してあげるの」

 

「……ば、ばい……」

 

 

捕まったヘルメッポはロビンにお仕置きされて顔が腫れあがっていた。言葉もマトモに発音できないぐらいに。

 

 

「ヘルメッポは修行をサボった罰。

一応麦わら海賊団を追いかける海軍としての設定にするわ。常に離れすぎずに付いてきなさい。もちろんそちらには私の分身がいるから逃れないわよ」

 

「…………………」

 

 

もう言葉も出なかった。出たのは涙だけ。

それを見ていたくいなは流石に可愛そうだと思い背中を撫でてあげた。

 

 

「それでルフィ。ヘルメッポ達はあなたに着いてくるけど行き先は全てあなたが決めなさい。これはあなたの冒険なのだから」

 

「ああっ。もちろんだッ!!

まずは船と航海士を探すぞッ!!!!」

 

 

その言葉にナミは思わず体がビクッとなり、それを隣でノジコが支える。

 

そして…ロビンはそれを見逃すはずがなかった。

 

 

…………………………

 

 

「なんだ、色々あったが世話になった」

 

「気にするなッ!アイツらはムカついたから吹っ飛ばしたんだ!」

 

「そうか…恩にきる!!」

 

 

こうしてオレンジの村長と別れて次の目的地へ向かう。

もちろんルフィやロビンが乗ってるのはヘルメッポ中将の船、軍艦である。

 

 

「すげぇーな。海賊になったのに堂々と軍艦に乗れるなんて!!」

 

「感謝しなさいルフィ。これもお兄ちゃんと私のお陰よ」

 

「俺が許可したからだろうがッ!!普通はお前ら牢屋なんだぞッ!!」

 

 

文句を言いながらも遠くから離れて言っているヘルメッポ。そんなのロビンには関係ないのだが本能的に離れたようだ。

 

 

「しかし良かったなーコビー!!海軍に入れて!!!」

 

「…なんか考えていた入り方とは違いますが…ありがとうございます!」

 

「安心しなさい。私が直々に鍛えてあげるわ。ヘルメッポと一緒に」

 

「俺を巻き込むなッ!!!!」

 

 

巻き込むも何も元々決まっているのだが。

それでもコビーは元気よくよろしくお願いしますッ!と返事をする。

 

 

「それでよゾロ。仲間になれ」

 

「どういうことだよッ!!」

 

「諦めてなかったのね……」

 

「師匠と知り合いみたいだしな。なら強いし、剣士だし、腹巻きだし」

 

「腹巻きは関係ねぇだろうッ!!?」

 

 

まぁまぁ落ち着いてと、くいなが宥める。

しかしゾロとくいなとしてはルフィと一緒に海賊をやるメリットがいまのところない。

こうして海賊にいるのも弟分のヘルメッポの手伝いしているに過ぎない。いつか本格的に旅に出るがそれはルフィ達と海賊をする理由にはならない。

 

 

「でも私達海賊するつもりないの」

 

「海賊はいいぞ!自由だし!!」

 

「うん。それは見てて分かるわ…」

 

「強いやつと戦えるぞッ!!」

 

「別にお前についていかなくても戦える」

 

 

いくら言おうがゾロとくいなには海賊になるつもりはない。しかしそれぐらいで諦めるルフィでもない。

 

 

「そっか。ならまた明日だな」

 

「おいぃッ!!まさか毎日いうつもりかッ!!」

 

「幸先いいなー師匠に剣士二人かぁ~」

 

「それももう入ってる私達ッ!!?」

 

「ふざけんなッ!!!!」

 

 

そんな文句などルフィの耳に入るはずもない。

すると操舵席の所にナミとノジコが海兵から何か話を聞いていた。

 

 

「どうしたんだナミ?」

 

「航海術を教えてもらってたの」

 

「も、もしかしてお前ッ!!?」

 

「期待しないで。私に航海士は…ダメなの…」

 

「そうなのか?」

 

 

ふんッ!!といい放ち離れていくナミ。

するとノジコが両手を合わせてルフィに謝ってくる。

 

 

「ごめんね。ナミのやつ悪気があるわけじゃないの」

 

「別に気にしてねぇ」

 

「そ、そう??……昔は積極的だったんだけど…いまは私が航海士をね」

 

「ならノジコが仲間に入ってくれよッ!!

ハジメとも知り合いなんだろう、それならッ!!」

 

「ゴメンッ!!!!」

 

 

強く拒否をするノジコ。

それにはルフィも少し顔色を変えた。

 

 

「……私はナミの為しか船を動かさないの。だから、諦めて……」

 

 

そういってノジコもその場から離れていった。

何が起きたのかいまいち分かっていないルフィは首を傾げるしかなかった。

 

 

「まぁ、そう簡単にはいかないわよ」

 

「師匠」

 

「焦らなくてもいいの。グランドラインまではこの船があるからゆっくり勧誘しなさい」

 

「……おうッ!!」

 

 

気合いの入ったルフィはそのまま食堂へ。

それをコビーとヘルメッポが追いかける。

もうすでに半分近くの食料がルフィの胃袋に消えたのだ。このままだと次の島につく前に食料がつきる。

 

なので二人は必死になってルフィを止めることにした。

 

 

…………………………

 

 

「……マジで…食いやがった……」

 

「……ルフィさん……」

 

 

なんとかルフィの暴走は止められたが、そのかわり用意された食事は()()()()()()

 

 

「いつも師匠が「勝てなかったらメシ抜き」ってしてたからなー。よくエースやサボとメシの取り合いしてたら……こうなっちまった!ナハハハハッ!!」

 

「笑い事じゃないですよ……」

 

「お前の胃はどうなってるんだよ……」

 

「でも、偏った食事はいけないわ」

 

 

そういって両手をクロスさせるロビン。

何をするかと身構えていると甲板のほうからドシンッ!と物凄い音が聞こえた。

 

 

「これを食べなさい」

 

「し、師匠…な、何を……」

 

「釣り上げたわ。イカよ」

 

「イ、イカッ!!?」

 

 

すぐさま甲板に向かうとそこには巨大なイカが、すでに足を全て切り落とされた哀れなイカが泣いていた。

 

 

「う、うまそうおおぉ~!!」

 

「イカごときが……」

 

「ご、ごめんね!!足はまた生えるからねッ!」

 

 

ゾロとくいなは甲板で稽古をしていたのだが、そこに巨大なイカが現れて躊躇もなくその足を切り落とした

謝っているが結構くいながその足を切り落としていた。

近くにいたナミやノジコはちょっと怖がっている。

 

 

「は、ハジメお兄さんの知り合いだから…それぐらいはって思っていたけど……」

 

「本当に強い人ばかりなのね……」

 

 

ルフィとゾロが協力してイカを海に返し、

 

 

「よし!!メシだあッ!!」

 

「お前は食い過ぎだぁッ!!」

 

 

そんなヘルメッポのことは聞かずにルフィ達がイカのフルコースを楽しんでいると次の島、ゲッコー諸島のシロップ村近くに来ていた。

 

そしてその島から軍艦を見ている少年が一人。

 

 

「か、海軍だ……これで、助けられるッ!!!!」

 

 

ここでもまた騒動が始まろうとしていた。

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