好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「ダメね。-30点」
「ち、チクショーーー!!!」
ロビンの前に出したスープさえ口にせずに採点され涙目になりながら厨房へ消えた。
そのスープは隣のハジメやウソップが食べることに。
「すげぇーうめぇーのに、なんでダメなんだ?」
「気持ち悪いのよ。下心がある料理なんて、生ゴミ以下よ」
「表現。こっちはそれを食べている気になるからね」
「あのー……こんなことしてていいんですか?」
「どういうことカヤちゃん?」
「いや、ナミさんとノジコさんが連れていかれたんですよね。こんな風に食べてていいのかなーと……」
「大丈夫、大丈夫。ルフィ以外にロビンの分身が潜入してるから」
「なら、大丈夫ですね!」
度胸があるのか、ロビンを信じているのか、もう料理に集中しているカヤに隣のウソップも苦笑いしている。
「おい、コック。酒だ」
「あぁ!?ケガ人が何言ってやがる!」
「ゾロの血はお酒みたいなものだから、お願いできませんか?」
「は~い!!!くいなちゃんの為なら!」
「くいなにあまり近づくんじゃねぇよエロコック!!」
「てめえの意見は聞いてないんだよクソマリモ!!!」
本編では喧嘩する理由が小さかったけど、今回はくいなに対してか~。ご本人は満更でもないご様子で頬を赤くしてるなー
で、一通り喧嘩したあと緊張した表情でまたロビンの元へ料理を持ってくるサンジ。さて次はどうだ?
「ダメね。-50点」
「なんでダメなんだッ!!!」
サンジの下心はもう病気だからなー
あれをロビンに対して無くさない限り一切れも食べてくれないだろうなー
………あっ。もしかしたら。
「サンジー。それ頂戴」
「それはいいが……」
さりげなくウソップににやるつもりの肉料理をハジメの所に持ってきてもらう
さて、肉料理をフォークとナイフで取り分けて
「はい、ロビン。あ~ん」
「ッッ!! あ~ん!!!
……うーーん!!美味しいッ!!!」
「は、はぁーッ!!?」
やっぱり普通に食べた。いや、フォークをねぶるように食べてるから普通ではないか……
「いや、サンジの料理でも僕からの経由なら食べれるかなーと思ったけど」
「うん、お兄ちゃんだから大丈夫。+1億点」
「1おくッ……」
料理は美味しいのに、下心というものを入れてしまったらダメ。ロビンという最上級のストーカーは人をやめてますからねー
「しかし大きくなったねサンジ」
「会ったことあったか?」
「昔ね。客船の見習いコックで働いていたでしょう。
そこに食べに行ったことがあるんだよ。そのときに」
「も、もしかして!!?」
そういって厨房へ戻っていき、直ぐ様何かを持って戻ってきたサンジ。
「この包丁をくれたのって…」
「うん、僕だよ」
「ハジメだったのか!!
あの時これをくれたお陰で俺はッ!!」
どうやらまだ半人前だったサンジは包丁さえ持たされずに雑用ばかり。そこに僕がサンジに包丁をあげてから腐らずにコックをやってこれたそうだ。
「小さな包丁だがよ、おれはこいつがあったから…」
「それなら良かったよ」
少しでも早く料理に対しての認識を変えてほしくて渡した包丁だったけど、いい方向に進んでくれてよかった。
「なに感傷に浸ってやがる。さっさと持ち場に戻れチビナス」
「うるせぇぞクソジジィ!!てめえより前の恩人なんだ!とやかく言われる筋合いはねえ!!」
「俺は料理長だ!言うに決まってるだろう!!!」
クソが!と文句を言いながらもちゃんと厨房へ戻っていくサンジ。律儀だねー
「そんな話は
「それ、本人に言わないと意味がないですよ」
「けっ。湿っぽいのは苦手なんだ。ほらよ」
そういうとゼフは二通の手紙を渡してきた。
「これは?」
「ひとつはアイツが海賊になると決めたときに渡してくれ。
もうひとつはてめえの知り合いからだ」
もうひとつの手紙、それは
「白ひげさんからだ!!」
「…ったく、あの白ひげから手紙事態あり得ねぇのに、内容が変わった奴がきたら渡してくれって……まさかそれがお前さんとはな……」
でも、どうしてここに?
分からないけどとにかく手紙を読もうとゼフさんに一室お借りしてロビンと一緒に見ることに。もちろん部屋には一時停止をかけて完全密室状態。
そして手紙にはこう書いていた。
『久しぶりだなハジメ。
おめぇが鷹の目の船に乗ってるって見かけた奴がいてな』
そういえば白ひげさん達のところには長くいたから存在を消しても見えやすいんだ。その時に見かけられたのかなー
『まぁハッキリみたわけじゃねえが、あの鷹の目と一緒いれるバカはおめえぐらいだからな』
五月蝿いですよ。
『で、これからの航行の予想してそこにいくだろうと思ってな。当たっていりゃ儲けもんだ』
いや、ドンピシャすぎて怖いですよ白ひげさん。
『これからが本題だ。入ってきたぜ、
来たかエース。本編よりもさらに強くなったかなー
『これでハジメが言っていたことが本当になったわけだ。つまり……ティーチのやつがやらかすというわけか』
そう、その通り!!
『そしてハジメがいなくなる前に言っていた悪魔の実、こいつが引き金になるってわけか』
流石白ひげさん!!
『まぁ、なんとなくこれからのことも想像はついた。
そんな最悪な結末が来るなら、こちらとしても掟を強引に変えてでも息子達を守る必要がある』
そう、悪魔の実を手にしたやつがどうするか権利が持てる。これがサッチが殺される理由。
『とりあえずは手にした悪魔の実は俺が保管しておく。あとしばらくは三人一組で行動するようにと言ってある。なにか変化あったらまた連絡をする』
すげぇーな。あんなちょっとしたヒントで完璧な回答。
『P.S.この前オックスと
モーガンはずっとハジメの愚痴ばっかりで、オックスはずっとハジメの自慢話。二人の大将がハジメの話してるところにエースも加わって盛り上がっていたぜ』
それはよかったねー。久しぶりにエースに会いたいなー。
モーガン。後で、しばく。
…………………………
手紙を読み終わり広間に戻ってみるとすでに出発の準備を終えているようで、ゾロ達はゼフからもらった小舟に乗り込んでいた。コビーもすでに乗っていてまだ目が覚めていないようだ。
「いいんですか?小舟にしてはいいやつですよコレ」
「せっかくコックが乗ってるんだ。厨房がなきゃ意味がねぇだろう」
ゼフの粋な計らい。いやなにからなにまでお世話になります。
キチンとゼフにお礼を言ったあと船に乗り込むとそこにはまだサンジの姿はなかった。
というか、
「レイジュ。君も来る気なの?」
「せっかくだからグランドラインまで送ってもらうことにしたわ。ちゃんと船に乗せてくれる分の働きはするわよ」
それについては疑ってないけど…
なんか…本編に関わって覚悟はしてたけどずいぶん麦わらの一味に人が増えたなー。一味に入ってなくてもこんなに乗船したことなかったよね。
そんなことを考えているとサンジが準備を終えたのか、手提げ袋を1つ持ち現れた。
そしてコック達に「じゃ行ってくる」といい、コック達は「帰ってくるな!」と嫌みをいう。
それはそれだけ言い合える仲間なんだなーと感じるところ。そして最後にゼフの前に立ち
「帰ってくるまでくたばるなよジジィ」
「はっ!てめぇもな」
まぁ、すぐに戻ってくる。
サンジ的にはそう考えているのだろう。
しかしゼフは違う。もうここには…と送り出しているはずなんだけど……湿っぽいのは苦手と言ってたからなー
だからか、それだけ言ってサンジは船に乗り込もうとする。ゼフも何も言わずにこのままお別れかと思ったが
「……風邪、引くなよ。サンジ」
「ッッ!!!!」
その言葉に一気に涙腺から涙が止まらなくなるサンジ。
コレって……もしかして……
「
ゼフのほうに振り向きながら涙を流し、そのまま土下座をして
「長い間クソお世話になりましたッ!!!
このご恩は一生忘れませんッッ!!!!」
……やっぱり、分かっていたようだ。
お試しでサンジを連れていくなんて…そんな虫のいい話はない。
それでもサンジはこうしてゼフの元を離れて着いてきてくれる。それはきっとものすごく大変な決断だったはず。
それを"またすぐに会える"という程でやっていたのに、ゼフの優しい気遣いがサンジの心を打ったようだ。
「……バカ野郎が……
…演じるなら…最後までしやがれ……」
そういいながらもゼフも一粒の涙を流していた。
こうしてサンジはハジメ達と一緒に着いていくことになった。いまはまだ入っていない麦わらの一味になるために。
…………………………
「……で、なんでいるの?」
「お願いします!!!!」
出航してすぐに気づいた。
どういうわけか
「ちょっとサンジ!!」
「俺に言うな!」
「ウソップ!!」
「関わりなかったろうが!!」
「ゾロ!!……は、いいか」
「最初からいうな!!!」
「大声出さないの!!」
傷口が開くかもしれないのに何やってるんだか。
ということは……
「……ロビン」
「連れてきた」
「だから、勝手に連れてきたらダメだって。
ヤスミ・コガみたいなやつだったらどうするの?」
「捨てるわ」
「なら、拾うな」
「………す、捨て犬じゃないんだが……」
もう…ここで下ろすわけにもいかないし…
改めてギンの方を見ると意気込みを見せるためか
「初めは断ろうと思ったんだ!!だけど俺は
そ、そう言われると……否定するわけにもいかないしなー
「……僕が決めるわけではないですからね」
「そ、それじゃ!!」
「頑張ってください」
ヨッシャー!!と喜んでいるギン。
まだ一味に入った訳じゃないのに……
というか、麦わらの一味っていま"ロビン"ウソップ"カヤ"だけなんだよなー
残りの"僕"ゾロ"くいな"サンジ"ギン"ナミ"ノジコ"って……7人が海賊になるかどうなるか分からない状態って……
「超斬新な海賊団だな……」
「??」