好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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三大将

「じゃとりあえず……それ片付けておいて」

 

 

 

三大将の付いて初めの一週間目。

そしてその一日目、書類整理。

とにかくクザンさんは面倒くさがりらしくこうして書類も部下に任せるらしい。そして酷いときには海軍本部を抜け出して遊びに出掛けるという。

 

まぁ、ド新人は上司の言うことを聞かないといけないと割りきり山になっている書類を手に取り整理しはじめた。

開始から五分後、ノックしたあと部屋に入ってきたのはクザンさんの部下のようだ。

 

 

「クザンさん、書類をお持ち……って、君は?」

 

「今日から一週間、クザンさんの元でお世話になりますハジメです」

 

「それはご丁寧に。ちょっと待っててね」

 

 

すると書類をテーブルにおいてソファーで寝ているクザンさんの元へ行き大きく息を吸って

 

 

「入った初日に、入ったばかりの部下に何をやらせてるんですかー!!!!!!」

 

 

書類の山が崩れるんじゃないかというぐらいに大声を出した先輩海兵。そんな大声を出してもやっと「…なに~」と寝ぼけながら起きるクザンさんはやっぱり大物である。

 

 

「おい、マジでいい加減にしろよ」

 

「ちょっ、ちょっと…俺君の上司だよ」

 

「だったら上司らしいことしてからいいやがれ」

 

「おぉ怖いね~。いいかハジメ。あぁいう大人にはならないでくれよ」

 

「てめぇマジでブッ飛ばすぞ!!!」

 

 

なんだこの上下関係は……

と思いながらも終わらない書類をこなしていく。

まぁ、分からない書類は捌けて少しずつでも書類を減らさないと。

 

 

「大体、オックス君を海軍に入れたの俺だよ。

少しは恩を感じてくれてもいいんじゃないか?」

 

「だからクザンさんがもっと周りから尊敬されるように注意していることをもう少し自覚してほしいんですけど!?」

 

「……ダルいからパス」

 

「おい、負け戦でもやる時はやるぞテメェ」

 

 

いつもこんなやり取りをしているのかなーと思いながらも黙々と作業を続ける。面倒なことには巻き込まれたくない。面倒なのは1人(ロビン)だけで十分です。

 

 

「マジでいい加減にしてくださいよ……

いまからの海軍を引っ張っていくんでしょう」

 

「そうはいうけどね……あまり力を入れすぎると痛い目にあうよ」

 

「かといって抜きすぎなんだよ」

 

「大丈夫、オックス君がいるからね」

 

 

その言葉に言い返せないオックス先輩。

なるほど、そういって部下を操っているんですねー

オックス先輩も満更でもない様子。

 

しかし僕がいるのを思い出したのかこっちを見たあとオホンと咳払いして

 

 

「とにかくそんな風にサボられると部下に示しがつきませんので最低限の仕事はしてください」

 

「分かったよ」

 

「はぁ~、……悪かったね。中将のオックスだ、よろしく」

 

「ハジメです。短い間ですけどよろしくお願いします」

 

「くっ!!こんな真面目な子が……

………クザンさん、本当に真面目にしてくださいね」

 

「言っとくけどハジメは変わり者だからね。

それも超がつくほどの」

 

「貴方の適当な発言は聞き飽きました、失礼します」

 

 

全くクザンさんの話を聞かずに部屋を出ていったオックス先輩。するとクザンさんは僕の方を睨みながら

 

 

「人によって態度を変えるのは悪いと思うけど」

 

「全く変えずに人を怒らせるクザンさんには言われたくありませんね」

 

 

 

…………………………

 

 

「今日は訓練だ。相手はオックス君」

 

 

本当に何を考えてるんだこの人は?

相手は中将だよ、そして僕はド新人。

相手にもならないって分からないかなー?

 

 

「心配は要らないよハジメ君。

君は僕に一撃を入れたらいい。もちろん僕も攻撃をするけど気絶する程度だ」

 

 

それ心配しかないような……

まあ、僕の能力では一切攻撃は効かないけど…レイリーさんが能力はバレないようにしろっていってたしなー

 

 

「なにか面白いことしてるね~」

 

 

何か聞き覚えのある声がするなーと振り返るとそこには大将黄猿、ボルサリーノ。そして隣には大将赤犬、サカズキ。

 

 

「おい、クザン。

お前は一体何をしている!!」

 

「見ての通り訓練だよ」

 

「ふざけるな!!

そんな新米に儂ら大将がついて何の得がある!!?

なにより周りの海兵に示しがつかんじゃろうが!!!!」

 

 

おぉ、珍しく赤犬がマトモなことを言ってる。

行き過ぎた正義を持つ赤犬とは関わりを持ちたくなかったけど、もしかして割りとマトモな……わけがないか。

 

 

「まぁ、その判断は自分達が担当の時にしといて」

 

「青雉ッ!!!」

 

「それにあんたの目にかなう人物かもしれないよ」

 

 

……おい、いま何を口走りやがった。

恐る恐る赤犬の方を見ると、スゴい怖い顔で人を睨み殺すんじゃないかと思うぐらい睨んでいる。

 

 

「じゃったら、見せてみんか!!その実力を!!!!」

 

 

いや、何勝手に決めてるの!?

 

 

「面白そうだね~」

 

 

楽しまないで下さい。

 

 

「それじゃ任せたよオックス君」

 

 

任せるな。

これ、やっぱりならないとダメなパターンなわけ??

 

 

「それじゃ構えて」

 

 

オックス先輩もやる気満々かよ。

さてどうしようかなー

 

 

 

…………………………

 

 

━オックス視点━

 

 

審判をクザンさんに任せることにして私は目の前の新人ハジメと戦うことに。

大将赤犬が言うとおりに新人に自分のような中将が相手するなんてあり得ないだろう。

 

しかしクザンさんが目が付けたのは理解出来る。

ハジメ君は何か特別なものを持っている気がする。

だから、その何かを知るために

 

 

 

「では行くよ」

 

 

まずはまっすぐ攻撃をしてみようとハジメの腹の真ん中に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは速くて見えませんでしたよ」

「ッ!!!?」

 

 

そんなことを言っているがハジメは腹の周りを武装色ー硬化ーを使い攻撃を凌いでいた。

確かに視線は追い付いていなかったが的確に武装色を使っている。まぐれ、かもしれないと今度は上段蹴りをしようとフェイクをかけて体を回転させながら顔に裏拳をしてみた。

 

しかし、それも武装色を使い防いでいる。

これは……とんでもない逸材かもしれない。

 

 

 

━━視点アウト━━

 

 

 

あぁー良かった。覇気覚えておいて。

あの速い攻撃に反応出来るわけがない。ないので能力で停止したあと即座に武装色をかけて、いかにも武装色で防いでいるように見せている。

 

これはレイリーが教えてくれて特訓した方法。

やっぱり攻撃後に武装色をかけてもタイムラグがあるのでバレるかもしれないと言われたので、もう当たり前のように息をするかのように武装色の発現速度を、反射神経を上げまくった。

 

それするぐらいなら普通に武装色で良くねえ?

いえ僕の武装色は恐らく誰よりも弱いので能力で見せかけないと使えません。

 

ともかく物凄く速いスピードで攻撃していて全く見えないんですけど…いまどこを攻撃してますかー

なんとか反射神経で乗り切っているようでオックスさんにも三大将にもバレてないようだけど……

 

 

 

「おいおい……マジかよ……」

「あれは、スゴいね~」

「……ふん……」

 

 

なんか勝手に納得しているようだし、大丈夫かな…って、あれなんかゴツい人の腕がグツグツしてるんですけど~

 

 

「大噴火ッ!!!!」

 

 

ええぇー!!!!??

なに攻撃してるのあの人!!!??

オックスさんがとっさに僕の手を掴もうとしてくれたんだけど

 

 

「天岩戸」

 

 

ちょっ!!

オックスさんと僕の間にレーザービームって!!!

そんなことをしている間に

 

 

「あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとあんたら!!何してんだよ!!!!!」

 

「うるさいッ!!あれぐらいで死ぬようなら海軍にはいらん!!!!!」

 

「最悪死ぬか良ければ一部無くなってるかもね~

それでも生き残ってればこちらとしては文句はないよ」

 

 

 

ただ実力を知りたいだけで大将の技をぶつけるものか……

オックスもただただ呆然とさっきまでハジメがいた場所、炎上しているその現場を見つめていた。

 

すると揺らめく炎の中から何かが見えた。

それは黒く、黒々強いものがこっちに向かっている。

そうそれはハジメが全身を武装色ー硬化ーを纏い歩いている姿だった。

 

 

「ハジメ君ッ!!!!」

 

 

思わずハジメの元に駆け寄るオックス。

ハジメの全身を確認するがどこも怪我をしていなかった。

そう()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「無事で良かった~」

 

「これって、大将からも攻撃されるんですね」

 

「なわけないでしょう。ったくまさか無傷とは…」

 

 

頭をかきながらため息をついているクザン。

しかしホッとしている様子だったのでどうやら無計画なことなんだなーと改めて思った。

するとさっき攻撃してきた原因の二人が近づいてきた。

 

 

「いや~まさか無傷とはね~驚いたよ~」

 

「はぁ」

 

「でもこれでサカズキにも認められて良かったね~」

 

 

そんな能天気に言われても困るんだけどなー

そしてその隣にいるサカズキは

 

 

「ちぃっとはやるようだが、これからが本番じゃ」

 

「は、はぁ」

 

「なんじゃそのやる気のない返事はッ!!!」

 

 

 

えぇーーー

まずは死ぬかも知れなかった攻撃に対して謝らないの??

……………よし、決めた。

 

 

 

「僕ですね、「気に食わないことはハッキリと、やったらやり返す」を目標に海軍を頑張ります」

 

「ほぅ」

 

「なので早速実行しますね」

 

 

ということで存在感を消してサカズキさんのお腹に手を当てた。それでもまだ気づいていない。

さて、さっきサカズキさんから受けた「大噴火」の衝撃を一時停止のまま残しています。そしてそれをいま僕の手のひらにあります。そして僕が触れているということで海水と同じ効果能力の無効化されてます。

 

さて、このあとどうなるでしょうか?

 

 

 

「ちょっと頭を冷やしてきてくださいね」

 

 

その瞬間に止めていた衝撃を解除してサカズキのお腹にぶつける。もちろんいまサカズキの能力は無効化しているので普通の人。

 

 

「ガハッ!!!!!!」

 

 

そのサカズキの体は吹き飛び、壁を壊し、建物を破壊し、そのまま海へと直撃した。

あまりのことに誰もが言葉を無くしている。

 

 

 

「いくら大将でも間違っていることは間違っているんですからね」

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