好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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第16海軍支部、攻防戦②

「どうやら"ネズミ"が紛れ込んだようだ」

「……………」

 

「中将がどうした?俺は魚人だ!」

「……………」

 

 

第16海軍支部の最上階。

そこでアーロンと暗闇で姿が見えない人が話し合っていた。

 

 

「ハジメには借りがある。

アイツのせいでタイのお頭はおかしくなった。ジンベイもだ!!人間に味方するなんて……頭がおかしくなったとしか言いようがねえ!!!」

 

「……………」

 

 

「あぁ。お前には感謝してるよ。

ナミ達のお陰で邪魔者は消え資金も貯まった。

このままグランドラインに戻り仲間を集めて……タイのお頭に戦争を仕掛けるッ!!!」

 

 

そうアーロンがこの海に来たのは東の海(イースト・ブルー)が最弱の海だという判断できただけだ。この海で軍資金を集めてグランドラインで仲間を募り、魚人を裏切ったタイガーに復讐する気なのだ。

 

この計画を順調に進めるためにお金とアーロンを邪魔する者を消す必要があった。だからナミに船を難破させ、ノジコにお金を集めさせた。

 

 

「お前は"人間"としては勿体ない。

どうだ?この刺青をいれるなら…仲間として受け入れてもいいが?」

 

「……………」

 

 

それは仲間ではない。アーロン達にとっての奴隷。

分かっていながらアーロンはその者に刺青を入れろという。しかしその者は何も返事することはなかった。

 

 

「…まぁいい。気が変わったらいってくれ。人間でも仲間として最高のもてなしをしてやるよ、シャハハハハハハハッ!!!」

 

 

そういってアーロンはそこから離れていった。

残されたその者は小さく、分かりづらいが口の端が上へ上がり

 

 

「………"もてなし"ね……」

 

 

 

…………………………

 

 

「おい!ハチ、クロオビ、チュウッ!!!」

 

 

アーロンは支部の建物中段辺りにある幹部の部屋へ。

そこにはアーロン一味の幹部であるタコの魚人"ハチ"エイの魚人の"クロオビ"キスの魚人"チュウ"がいた。

 

 

「アーロンさん。やっと俺達の出番か?」

「ここの海軍は弱いものばかりだからな、チュウ」

「ニュ~。モームが帰ってこないな……」

 

「ここにハジメの部下のニコルがいる。潰してこい」

 

 

その言葉に目を光らせるクロオビとチュウ。

ハチは少し気まずそうな表情をしているが覚悟を決めてたようだ。

 

 

「やっと仕返しが出来るわけか」

「やってやるぜチュウ」

「お、おう…」

 

「油断はするな。人間でも小賢しいやつだからな」

 

 

 

それぞれの思いで部屋から出ようとした。

 

 

 

瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「モヴヴヴヴォォォォォォォォォッッ!!!!」

 

 

突然に、壁が壊れた。

いや、何が突き破ってきた。

いやいや、支部の中段から上を吹き飛ばしながらぶつかってきたのだ。

そしてそれは……仲間のモームだった。

 

部屋から出ようとした三人は無事だったが部屋の中心にいたアーロンはモームに激突し、支部の上部と一緒に海へと落ちていった。

 

 

「「「アーロンさんッ!!!!」」」

 

 

大きな音と水飛沫が三人のところまで届いた。

アーロンがあれくらいでやられるわけがないがそれでも心配はしてしまう。

 

そしてどうしてモームがこんなところに飛んで来るかと疑問を持ったところで空から

 

 

「お前ら…降りろッ!!!

ここは2人乗りなんだよ!!三人は定員オーバーだッ!!!」

 

「だったらクソマリモが降りろッ!!!

クソウシに刀で脅したから岩礁に乗り上げるんだよッッ!!!!」

 

「てめぇこそ何度もウシに蹴りを入れていたじゃねえか!!!スピードを上げた原因はエロコックだろうがッッ!!!」

 

 

「「アァッ!!!??」」

「お前ら二人が降りろッ!!!

墜落するうううううぅぅぅぅッッ!!!!」

 

 

 

ふらふらと宙に浮いていたハンマーだが定員オーバーのために急激に飛ぶ力を失くしたように落ちていった。

そこは建物の上だったからまだ落差はなかったが

 

 

「お前ら……ふざけんなッ!!!降りろっていったろうが!!!

お前らと違ってこっちは一般人なんだよッ!!!!」

 

「一般人がハンマーを宙に浮かせるか?」

「てめぇも十分化けもんだ」

 

「なんでこういう時だけ揃うんだお前らはッ!!!??」

 

 

といいながらウソップも大した怪我はしていない。

しかしウソップは背中から落ちてダメージはあり、ゾロとサンジはきちんと着地したようだ。

 

そしてやっとその部屋にいる魚人に気づいた三人は

 

 

 

「おっ。コイツらがハジメがいっていた魚人か」

 

 

そう言いながらゾロは腕についたバンダナを額に巻き付け、サンジはタバコに火をつけ咥え、ウソップはハンマーをパッと消したあとにパチンコをバックから取り出し

 

 

「俺は…あのタコにする」

「なら俺はエイにするか」

「俺はキス…なのか?」

 

 

出会っていきなり戦闘体勢に入った。

それに対して困惑する魚人達。

一体いまなにが起きているのか?と。

 

しかしすぐに頭を切り替えて

 

 

「生意気だな人間。勝てるとでもニュ~」

「魚人と人間の差を教えてやろう」

「てめぇはここで終わりだ」

 

 

魚人達も戦闘体勢に入る。

こうしてアーロン一味の幹部と麦わらの一味??との戦いが始まろうとしていた。

 

 

「ここで勝てば刀が買える…ッ!!」

「鍵付き冷蔵庫…ッ!!」

「マジックの道具…ッ!!」

 

 

なんか不純な動機があるのだが、これには理由がある。

ここにモームが突っ込む数分前の話。

 

 

…………………………

 

 

「さて、ゾロ・サンジ・ウソップに朗報だよ」

「うおっ!!?いきなり現れるなッ!!!」

 

 

モームの上に乗っていた三人の元へハジメが赴いたのだが気配を消すことが得意なハジメは背後から話しかけた。

 

 

「ナイス反応」

「楽しむなッ!!!」

 

「いや、ロビンに鍛えられただろうかどんな反応するかなーと思って」

 

「お前ら兄妹はロクでもねぇなッ!!!」

 

「こんな男がロビンちゃんのお兄さんかよ……」

 

 

1人だけ妙な反応しているがまぁ満足する反応。

 

 

「で、何しにきた?」

「随分な言い方だね。()()()()()()()

 

 

それに反応したゾロ。

そうだよね。和道一文字はいまくいなが持ってるからゾロは刀無し。次の島にいけば買えるかもだけどここはモチベーションを上げるために。

 

 

「アーロン一味には幹部がいるんだよね。

その幹部を倒す。無傷で。そしたら()()()()()()()()()()()()

 

「ッッ!!!??……言ったな!!!」

 

 

俄然とやる気になったゾロ。

さらに残り二人のために

 

 

「サンジ。ルフィって隠れて摘まみ食いするからね。

そして大食漢という料理人にとっては死活問題。

で、あの魚人を調()()してくれない?

そしたら…鍵付き冷蔵庫買って上げてもいいよ?」

 

「…ほう。確かにそいつは欲しいな」

 

「ウソップ。マジックにも色々材料いるでしょう。

もし苦戦せずに倒せるなら…奢ってあげるよ。欲しいもの全部」

 

「ぜ、全部ッ!!?」

 

 

 

その言葉にさらにやる気になった三人。

さて、あとは勝手に暴走するだろうからとさっさと小舟に戻り、モームと繋がっていたロープを()()()

 

 

「ウシッ!!さっさと支部に連れていけッ!!!!」

「このクソウシがッ!!もっとスピードだせッ!!!」

「いけぇー!!!ウシイイイイイィィィッ!!!!」

 

 

なかなか見ない三人の妙なテンションでモームに激を飛ばして一気に加速する。

それに引っ張られないようにロープを切ったのだが…

 

 

「………やり過ぎた……」

 

 

遠くに消えたモームが何故か一瞬空に飛んだ。

そしてそのまま海へと消えたのだった。

 

 

「………よし、作戦通り!!」

「………お兄さん………」

 

 

くいなは頭を抱えていた。

まあゾロは無事だと分かっているから気にしてないが、これは流石にと……

 

するとニコニコ笑顔のカヤが

 

 

「ハジメさん。これどういうことですか?」

「あ、あのね…ちょっとやり過ぎた……」

 

「答えてください」

「いや、それは……」

 

「答えになってない」

 

 

と一蹴してハジメから離れていった。

こ、こわッ!!!なにカヤ!めちゃくちゃこわッ!!!!

まあハジメに害を与えたわけではないということでロビンからどうこうはなかった。

 

 

「………よし!ギン、漕いで」

「な、なんで俺が!?」

 

「八つ当たりだよ。文句ある?」

「ふざけんなッ!!俺は」

 

「お兄ちゃんのいうこと…聞けないの?」

 

 

 

「チクショウー!!!」と叫びながらオールを手に漕ぎはじめたギン。これならあと数分で支部に着くかな?

 

もちろんギンが文句をいうことは分かっていた。

でも言い返したところでロビンが反応した。

ということはやっぱり超正論をいうカヤには何もないというわけか。

 

 

「…スゴい。カヤってもしかしたら今まで会ってきた人の中でもダントツに"真人間"かも!!!」

 

「ぇ、えぇーと…喜んで…いいんですかそれ?」

 

「お兄ちゃんがここまで誉めることはないわ

私がお兄ちゃん以外に他人に感心するのは初めてよ。

よってカヤは私と同じ"同士"として認めるわ。

一緒にお兄ちゃんを高みへ連れていきましょう」

 

 

「あ、あれ?なんか巻き込まれた?」

 

 

そんなことをしていると船内からやっと回復したコビーが現れて

 

 

「こ、ここは……」

「おっ。やっと起きたんだね」

 

「あ、貴方は?」

「僕はハジメ。ルフィの……友達かな?」

 

 

ロケットに写真が入るほどの仲かもしれないけどそれを自分からいうのもおかしいし、まだ麦わらの一味に入ってないからなー友達でいいだろう。

 

 

「ハ、ハジメさんって…ルフィさんが探していた……

ッッ!!!?? そ、そうだ!!大変なんです!!!

ヘルメッポさんが!!ヘルメッポさんがッ!!!!」

 

「はいはい。落ち着いて落ち着いて」

 

 

ヘルメッポに深呼吸をさせて落ち着かせたあと

 

 

「そのヘルメッポを助けに行ってるところだから。

コビーもヘルメッポが()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「は、はい…海兵としては海賊を捕まえるのは間違ってません……でも、あんな方法で…僕を殴ってまでナミさんを連れていくのは何か理由があったと思うんです!!!」

 

 

これをもっと早く聞かせないとダメだよヘルメッポ。

もう目的地に着くんだから、ちゃんと手加減とかしないからこういうことになるんだよ。

 

コビーが一人でパニックになってて可哀想に……

 

 

「大丈夫。あとでヘルメッポにお仕置きするから、主にロビンが」

 

「任せて」

 

「どうしてそういうことになるんですかああああああああああぁぁぁぁぁッッ!!!!」

 

 

あれ?僕、間違ってる?

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