好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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ハジメ的な修行①

「今日から五日間、修行をします」

 

 

その言葉にやる気を見せるもの、ワクワクしているもの、恐怖で震えているもの、衝撃的なことに足から崩れるもの、様々なリアクションに付いていけずに呆然としているもの。

 

見ていて面白いけどずっと見ているわけにもいかず

 

 

「まぁ修行といってもね、普段から鍛える人もいるし人それぞれに特技やまだ見ぬ力なんかを発見していくようなものかな?」

 

「………えっ?」

 

「うーとね、用はこれからの事を考えると少しでも"個性"的なものの底上げかな?

ウソップだとマジックが個性で、戦闘向きだったりするかもだけど、援護や後方支援だって立派なものだからね」

 

「つまり私みたいな」

 

『それは、ない』

 

 

ハジメさえも言われてしまったロビンはそれ以上追及はしなかった。というか言わなかったら間違いなく男共はやられていただろうなー

 

 

「と、いってもカヤ以外は戦闘出来るし、まずはカヤを見てみますか」

 

「お、お願いします」

 

「何かあったらすぐに呼べよカヤ」

「う、うんウソップさん」

 

「オイ。どういうことだ、オイ」

 

 

失礼だなーと思いながらまずはカヤの個性を見つける。

一体どんな潜在能力というか特技というか、どんな力を持っているのだろうか……

 

 

「あっ。僕がいない間はロビンの分身による指導だからねー」

 

「「「「「地獄じゃねえかあああああああああぁぁぁぁ!!!!!」」」」」

 

「失礼ね」

 

 

 

いや、だから合宿っていったじゃない。

つまりは教える先生がいるから合宿なんだよ。確か。

 

文句をいうなかロビンは容赦なく人数分の分身体を生み出し一人一人に付いた。

 

 

「「「「「「「「覚悟しなさい」」」」」」」」

 

 

一斉にいうと怖いわー。

ほらウソップやコビーとか泡吹いてるし。

すると一人手を上げてきたので指差して

 

 

「はい、レイジュ」

「私、必要かしら?」

 

「この船に乗るなら」

「………間違えたかしら……」

 

 

だってこの船、いつどんな敵が現れるか分からないからね。一人でもレベルアップしてもらいたいので。

すると隣のカヤが恐る恐ると

 

 

「あ、あの…もしかして私にもロビンさんが…」

「もちろん。(本体)、直々に」

 

「ウ、ウ、ウソップさんーーーッ!!!!」

「カ、カヤッ!!!逃げろッッ!!!!」

 

「本当に失礼ね」

 

 

 

逃げ出そうとしたがすでにロビンに捕らえられているカヤ。

 

 

「僕達は悪人か。まったく、ふざけないでいくよ」

「大丈夫よ。()()()()()()()

 

 

「いやあああああああああぁぁぁぁ」と大袈裟に言ってるけど、()()()()()()()()()()()()()()()のだから楽だと思うんだけどなー

 

 

…………………………

 

 

 

目的地に付いたのはいいけどカヤは体力がないのを忘れていて、目的地にたどり着いたときには女の子座りで肩から呼吸をするように息を整えていた。そしてたまに咳き込んだりと少しでも気分が良くなるまで待っているけど……

本編とは多分雰囲気変わったし、ロビンみたいに言いたいことも言えて、ウソップのサポートをして、まだ先の仲間の代わりに医者をしてくれているカヤ。

 

お嬢様で、体も弱く、優しい心を持っていて、言いたいことをハッキリと言える強い子。

 

そんな印象だったんだけど…こんなに怖がれるとなんかウソップの女版を見ている感じなんだけど……

 

 

「いい加減にしなさい。お兄ちゃんが困ってるわ」

「……そ、そう言われても…仕方ないですよ……」

 

 

まぁ、そうなんだけどね……

 

 

「さっきも言ったけどルフィやゾロみたいな修行をするわけじゃないんだよ。どちらかというとウソップみたいに個性を生かせる何かを見つけたいだけ」

 

「…は、はい……」

 

 

元々体の弱いカヤ。ふらつきながらも立ち上がったけど、やっぱりその体調をどうにかしないとなー

 

 

「カヤの体調が悪くなるのって体力を使ったあと?」

「い、いえ…もちろんそれもありますけど興奮とか、感情の起伏が激しいと……」

 

 

なるほど…

 

 

「えっ??

じゃさっきの叫びで悪くなったの!?」

 

「………はい………」

 

 

それだと非戦闘だとしても支障がでるな。

なら、ここは……

 

 

「カヤ。自分のその症状しっかり言える?」

「えっ。それは言えますけど…なにを……」

 

 

ならいいな。とハジメはポケットからでんでん虫を取り出して何処かにかけた。

 

 

『ハッピーかい?』

「ハッピーですよー」

 

『ったく…あんたかい。今度はなんの用だい小僧』

「症状は本人が話しますので聞いてあげてください」

 

『医者は患者を見て診断するんだ。なにふざけたことを!!!』

「言い値以上、3割増しでお支払しますので」

 

『………チッ!()()()()()()()()()()()()()()()ッ!!』

「よろしくお願いします」

 

 

ということで、でんでん虫をカヤに渡してみると恐る恐るとでんでん虫に語りかける。

 

 

「も、もしもし?」

『ハッピーかい?小娘』

 

「は、はい……」

『なんだい。あの小僧の知り合いならもっと変わった返しをすると思ったんだけどね』

 

「あんな規格外と一緒にしないでください」

『物事はハッキリいうようだね。気に入ったよ』

 

 

……カヤ。それウソップも含まれるって分かってる?

 

 

『で、小娘の症状教えな』

「あ、あの…私別に病気というか、体が弱いだけで……」

 

『口答えしないよッ!!さっさといいなッ!!!!』

「はいッッ!!!!」

 

 

あとはでんでん虫の向こうの医者、Dr.くれはに任せとけばいいね。

 

 

 

…………………………

 

 

30分後。

 

 

「あ、ありがとうございました」

 

 

でんでん虫を持って近づいてきたカヤ。

ハジメとロビンは仲良く砂遊びをしていた。

お城、なんてものじゃなくてグザンを作っては景気よく破壊するのを繰り返していたのだ。うん、ストレス発散出来たなー

 

 

「どう??なんか良くなりそう?」

 

「は、はい…未だに信じられないですけど…

教えてもらった薬草で調合したものを毎日飲めば一般人と同じぐらいにはと……」

 

「へぇー!!よかったね!!」

 

「まだ実感が……あの人は一体……」

 

「あれ?名乗らなかったの?」

 

 

そういえばあまり人と関わりもつの好きじゃなかったね。

そのわりにはどんな人でも高額な治療代を請求するけど。

 

 

「ドラム王国のDr.くれはだよ」

 

「……………………えっ?」

 

「あれ?知らない??」

 

「し、知ってますよ!医学において最先端の医療技術を持っているあのドラム王国ですよね!?」

 

「そうそう」

 

「……………………」

 

 

驚きすぎて言葉に出来ないようだ。

そうだよねー。僕の「トメトメの実」についても色々知っていたし、あの人自体もとんでもない人だし。

 

 

「………なら、本当に、治るんですね……」

 

「だね。まずは調合した薬を作らないと」

 

「………は、はい………」

 

 

嬉しくて涙が溢れて、思わずその場に座り込むカヤ。

カヤの修行は後回しかな?

ということでロビンに()()()()()()を呼び出してもらった。

 

すると一分もせずに空から一人。

 

 

「カヤあああああああああぁぁぁぁ!!!」

「ウ、ウソップさん……」

 

 

速いよ。いや、マジで。

もう化物って言われても否定できないよあんた。

 

すぐさまカヤの元にたどり着き

 

 

「大丈夫かぁ!!?なにもされてないだろうなッ!!!」

「う、うん…」

「だから、何もしないって言っただろう…」

 

 

「お前らの言葉に信用性があると思ってるのかッ!!!!」

「喧嘩売ってるなら買うぞコラ」

「お兄ちゃんを侮辱するなら、消すわよ」

「黙ってください。うるさい」

 

 

…………………………

 

 

とにかく。とにかく、カヤはウソップに任せて薬草の買い出しに向かわせて薬の調合に専念してもらうことに。

 

まぁ、カヤの修行については()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ので心配はいらないだろうな。

 

 

なので繰り上げて次の方。

 

 

「何してたの遅いわよ」

「す、すみません!」

 

「お兄ちゃんに無駄な時間を使わせないで」

「イエス!!マイ・ロードッ!!」

 

 

いつから主従関係を…

あっ、あの時にはなってたか。

 

 

「……ロビン。何から何でも手中に収めないの」

「?? でもこれ、使()()()()()

「や・め・な・さ・いッ!!」

 

 

本人目の前になんて事を言ってるのこの子ッ!!??

 

 

「あ、ありがとうございますッ!!!」

「おいこら、ロビン。もうマカナに会わせたのか」

「いいえ。元々の素質ね」

 

 

そ、素質って……

 

 

「重症じゃねえかよ」

「だから、私も若干引いてるわ」

 

 

それは分かる。いままでロビンに改良されて"ハジメ信者"や"ロビン信者"になる人はいたけど元から持っていたとなると……

 

 

「…いまからでも、返品出来ないかな…」

「サンジが吹き飛ばしたから何処にいったか知らないわ」

 

 

……こんな奴隷になりたいような表情する人いらない……と、いってももう無理だろうけど……

 

 

「人格どうこうは後回しにして、ギンの武器は鉄球付きのトンファーだよね?」

 

「あぁ。そうだ」

 

「お兄ちゃんにも敬語よ。というか、私より立場は"神"の域なのだから。それなりに対応しなさい。じゃないと殺すわよ」

 

「イエス!!マイ・ロードッ!!!

失礼しましたマイ・ゴッドッ!!!!」

 

 

おい、誰が神だ。誰が。

そして僕はギンと主従関係は持ちたくありません、

 

 

「マジで止めて。

ゴッドとか……恥ずかしすぎる……」

 

「し、しかし……そうでなければ私はなんとお呼びしたらッ!!!」

 

「ハジメでいいから」

 

「ダメですッ!!!!マイ・ロードより下になるような呼び方などッ!!!!」

 

 

うわぁ……面倒くさいな……

するとロビンが何かを悟るように語りだした。

 

 

「ギン。お兄ちゃんの名前は"ハジメ"。

それはこの世の全てに対して生み出す"(ハジメ)"の存在。つまりは……」

 

「ッッ!!!!?? か、神ッ!!」

 

「そう。でもそれを知るもの少ないわ。

でもギン、貴方は知った。ならその名を呼ぶときは最も威厳のある呼び方があるはずよ」

 

「……ハ、ハジメ、"様"……」

 

 

いや、感動するところなにもなかったよ。

なんで涙流しているか知らないけど、結局神扱いかよ!

 

 

「失礼しましたハジメ様ッ!!!」

「……う、うん。もうそれでいいや……」

 

「ありがとうございます!」

「しっかりやりなさい」

「はいッ!!!」

 

 

……こうやって"信者"作ってるのかな……と、嫌な所を見た気がした。

 

 

「じゃ、じゃ早速やろうか」

「よろしくお願いしますッ!!」

 

「まずはその武器を新調します。

()()を使ってすでに作ってもらったから」

 

「こ、こんな俺の為に……」

 

 

また泣きだそうだったんでさっさと武器を渡した。

それはなんの変哲もないトンファー。

しかしそれは以前より機能性がアップしている。

 

 

()()()()()()()()

僕が思い付く限りの物を詰め込んだからそれを使いこなす修行がギンのテーマね」

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