好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「ローグタウン?」
「そ。そこがグランドラインに入る前の最後の島」
次に向かう島。
ナミから話を聞いたルフィはまだまだ着かないのにワクワクし始めていた。
「いよいよかぁー!!!」
「と、いってもさっき言った通りグランドラインに入る最後の島。つまり数多くの海賊がよる島なの」
「つまり??」
「つまり。強い海軍がいるわけ」
そう。数多くの海賊が来ると分かっているならそれを捕まえる海軍もそこにいる。
そしてそこにはハジメも知っている二人がいる。
本編の知識だけではなく実際に会っている二人が。
「や、やべぇーじゃねえか!!このままグランドラインにいくぞぉー!」
「物資が足りないから無理よ。
このままいったらまず食料がつきて餓死ね」
「いくぞーローグタウンッ!!!!」
「オオオッ!!!」
コロコロ変わるウソップ。
しかし食料が無くなるのは死活問題。
さらにその死活問題を作っているルフィは自覚なし。
「それに…くいなやカヤ、ノジコやベルメールさん、そしてレイジュさんに着せる可愛いお洋服を探さないとッ!!」
「それが目的じゃねえか」
「なによ悪い??可愛いは正義なの。
海軍よりも正義なの。正義を掲げてなにが悪いの?」
「いや、可愛いはいいけどよ…
海賊が"正義"って………」
ウソップの言いたいことは分かるが、何故か可愛いもの好きになったナミに何を言っても無駄である。隣にいる
すると恐る恐るとベルメールがナミに
「あ、あのね、ナミ…普通の服で……」
「いや。もっとベルメールさんには可愛くなってもらわないとお兄さんに飽きられたらイヤでしょう?」
「そ、それは……」
「というか、私が着させたいの。
こんなに沢山の着せ替えにん……着せ替えしがいのある人達に囲まれたらやらないと失礼だわ!」
「誰に対しての失礼なの?」
「それにいま、着せ替え人形って言おうとしたわよね?」
ロビンとレイジュのお姉さま二人から追求され「あ、あははは…」と笑い誤魔化すしか出来なかったナミ。
そんなナミに気になったことを聞くレイジュ。
「でもどうしてロビンはしないの??」
「そんなことして嫌われたくないから」
「………そ、そう……」
真顔で、間をおかずに返事をしたナミに若干引き気味のレイジュだった。
「それじゃ強い海軍に船を襲われないように留守番する人を決めたいと思います」
そういってハジメの手には細長い木の棒が複数握られていた。
「1人1人取って先端に赤い印があった人が留守番ね」
「えええええぇぇぇッ!!!!」
「じゃ、ルフィは留守番よ」
「うし!!やるぞお前らッ!!!!」
文句を言ったと思ったらロビンの一言で変えるルフィ。
なんか、このやり取りウソップと似てるなー
「うん?なんか棒の数少なくねぇか?」
「ナミとノジコとベルメールさんは除外。
カヤはどうしようかと思ったけど今回まで除外」
「よく分かってるじゃねえかハジメ。
レディに留守番なんて……ありえねぇ!!」
「ということでくいなとレイジュとロビンが赤を引いてもサンジが変わりますので」
なっ!!?と驚いたが自分が言ったことを取り消すわけにもいかなくて「お、おう……」とOKをもらった。
と、いうことで四人以外の者が棒を掴み一気に引き抜く。
「処刑台かぁ~行ってみるか!!」
ローグタウン。
海賊王が処刑され、大海賊時代が始まった町。
そしてハジメがルフィ達を、いやこの世界を自分が思ういい方向へ変えると決意した場所。
そんな町に上陸したルフィはさっそく処刑台へと走りだした。
「迷子になるなよー!海軍にお世話になるなよー!」
「おおっ!!!」
元気のいい返事だけどきっと無理だろうなー
特に最後、あの人に追いかけられるだろうなー
「さて三人にはこれ」
ルフィを見送りハジメは三人に、ゾロ、サンジ、ウソップに大金を渡した。金額は50万ベリー。
「こ、こんなにいいのかッ!!」
「約束は守るよ。使えきってもいいし、残すならその分この船の資金にしてもいいし」
「皆さんッ!!節約しましょう!!
必要最低限で買い物してください!!!」
「カ、カヤ……」
「お金はいくらあっても困りません!!
この先のことを考えるなら少しでも多くですね……」
まだ話が続きそうだったためにウソップが手を引いてカヤと一緒に町へと向かった。
「じゃ、お金がかからずにいい刀を探さないとね」
「んな刀あるのか……」
文句をいいながら二人で刀を売っている店へ。
そんな四人を見ていたサンジは
「クソ長ッ鼻に…クソマリモめええぇぇ……ッ!!!!
どうしてあんなステキなレディと一緒にッッッ!!!!」
「目から血が出てるわよサンジ」
「うるせぇ!!!なんで俺にだけ連れ添うレディがいないんだああああぁぁ!!!!!」
「それじゃ出来るまでは私が連れ添ってあげるわ」
「クソが、クソが……」と文句をいうサンジに慰めながらレイジュはサンジと一緒に買い出しに向かった。
大丈夫、いつかちゃんといい相手がいるからね。
と、もちろんそんなことは言わずに見送ったあと
「じゃみんな行こうか」
「ええ」
「うん」
「そうね」
「行きましょう」
と、移動しようとしたところで
「お前が一番おかしいだろうがッッ!!!!」
と反論する声が後ろから聞こえてきた。
振り替えるとそこにはロビンの能力で縛られたヘルメッポとコビー。そして赤い棒を引いたギンが残されていた。
「また文句ですか?」
「当たり前だボケええぇぇッ!!!!
ついこの前まで俺が「捕まえる」って言ったんだぞッ!!!!」
「それが?」
「ならこんな仕打ちをするやつがあるかッ!!!!
海軍捕まえて見張り番にするなんてバカなのかお前はッ!!!!」
と、言われても。
「なら一緒にいきます?
大歓迎ですよ。あの
「見張ってますッ!!!!」
このやろッ!!
会いたくない気持ちは分かるけど少しは僕のためにやってくれても良くないッ!!?
「まぁ、ただ見張りだと面白くないだろうと思い帰ってくるまでギンと手合わせしてくださいね。
勝利回数が少ないほうには……罰ゲーム」
「ぼ、僕もですかッ!!?」
「コビーはないけど参加してね。
いい加減強くならないと…ロビンのしごきだから」
「頑張りますッ!!!!」
さてさて、これで少しはヘルメッポもコビーも強くなるかなー。ギンも新しい武器を使ってみたいとウズウズしていたみたいだし。
しかし自分で言っておいてなんだけど……
どうして
…………………………
「ねぇお兄さん。さっき言っていたスモーカーさんって?」
「あぁ…気になるよね……」
両手に花。どころではなく両サイドに二人ずつついてくる完全ハーレム状態。
ちなみに右にロビンとベルメールさん、左にナミとノジコ。
ヘルメッポがおかしいッ!!と言っていたのはこれも含まれるのだろうなーと思ったけどこれは途中まで。
流石に海軍でもない三人を連れていくわけにもいかないし、ナミは二人の洋服を買うと張り切ってもいたし。
「そうだねー。昔いきなり喧嘩をふっかけてきた人」
「えっ?頭おかしいのその人?」
「言葉。言葉がひどいよ」
「だってその人も海軍なんでしょう。それでお兄さんに向かっていくなんて……頭のネジ外れすぎ」
「なんか…ロビンに似てきたね……」
懐かれているのは分かっていたけどこんなこというほど懐いていたなんて……
「でも理由もなく仕掛けてきますか?」
「そこなんだよねー
ねぇノジコ、例えば自分の探し物を探していてその影響でその人が探していたものが手に入らなかったならどうする?」
「悪気があるわけでもないですけど…文句ぐらいは言いたくなるかも」
「そこ。その人はそれが行き過ぎたの。
その人欲しい悪魔の実があったらしくて、その時僕もある悪魔の実を探していて。その影響で手にはいるはずだった悪魔の実が手に入らずに」
「喧嘩を、ふっかけてきた」
「その通り」
「「やっぱり頭、おかしいんじゃないですか?」」
姉妹揃って言わないの。言いたくなるだろうけど。
「そのあとちゃんとスモーカーさん目的の悪魔の実を見つけて渡したんだけどねー。どうも僕の性格とかロビンの態度とか気にくわなかったらしくてね。僕がいうのはおかしいけど海軍でも僕を目の敵にするおかしい人、ってなったわけ」
「「「うん、おかしい」」」
ベルメールさんも参加しないの。
「やっぱり殺していいかしら?」
「止めなさい」
で、やっぱりロビンが一番怖いよ。
そんなことを話ながら洋服店が建ち並んでいる場所に来たところでベルメールさん達と別れた。
別れる際に「あとでファッションショーねッ!!」と意気込んでいたナミと、そのことに苦笑いをする二人。
で、二人でこの町の海軍基地へ向かうことに。
もちろん何もなく終わるわけがない。
さて、どんなことが二人を待っているのか……