【ここは】クロスオーバー系転生掲示板【何の世界だ?】 作:ファルコン・Σ
意外と量が多かったので……。
ーーー僕は、一人だった。
僕は僕の本当の両親の顔を知らない。
橋の下に捨てられていたと、施設の人がぶっきらぼうに話しているのを幼い僕が盗み聞いたくらいだ。
そんな出生だったからか、僕は、言ってしまえば要領が悪くて臆病者だった。
いつも部屋の隅っこで、誰かに迷惑を掛けないようにじっとしていた。施設の人はそんな僕を鬱陶しく、苦々しい目で見ていたのを覚えている。
何時まで経っても貰われない僕を、まるで、居るだけで迷惑と言われているようで僕は殊更にじっとするしかなかった。
何時だったか現れた裕福そうな夫婦が僕を引き取った時の職員の、まさに「厄介払いが出来た」とでも言いたげな表情が今でも頭から離れなかった。
引き取られた先でも僕は一人だった。
あの夫婦は多分、「可哀想な子供を引き取った」という涙ぐましい美談だけを求めていたんだろう。とにかく働きっぱなしで、家に帰ってくることは皆無に近かった。
暴力とかはされなかったし、寧ろ僕が一人でも生きていけるほどのお金や物は用意してくれた。学校に行くための学費も支払ってくれて、僕が何一つ不自由無く暮らせるようにしてくれたことには感謝している。
だけど、それでもーーー
使いきれない程のお金を貰うより、一度でも家族で一緒に出掛けたかった。
一人で食べる豪華な料理より、家族で食べる平凡な料理の方が欲しかった。
一流の小学校の寮に入るより、入学式を一緒に祝って欲しかった。
僕は、人との交流があまりにも少なかった。
そんな僕がいきなり投げ入れられた「学校」というコミュニティに馴染める筈もなく、また、一流の学校なだけあって生徒達はやたらとプライドが高く、施設出身の僕と親しくしてくれる人は居なかった。
イジメが無くても、僕は孤独だった。
僕にとって学生時代は灰色としか言えないような、そんな世界だった。
だけど、「絶望は希望を知らなければ生まれない」とも言うように、「愛情」に飢えていてもそれを経験したことがない僕にはその灰色の世界は当たり前のような光景になっていた。
そんな中で唯一、僕にとって色があったのが音楽、ピアノだった。
目に映る景色が灰色だった分、聞こえる音はより一層色鮮やかに見えた。
有り余るお金で楽譜や弾き方の本を買い漁り、家にあったグランドピアノを弾く日々。
聞かせる人も居なかったから上手いのか下手なのかはわからなかったけど、それでもピアノを弾いている時だけは自分を隠さずに居られた。
そして、そんな僕が大好きだったお話が二つあった。
一つは子供の頃見ていた「仮面ライダーキバ」。
自分と同じ少年が音楽を通じて人々との、そして父親との関わりを紡いでいく物語。
紅親子の在り方は羨ましいと思ったし、描かれる絆や、愛のための戦いは美しいとすら感じた。
もうひとつがたまたま見かけた「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」という小説。
その作品の主人公、「ベル・クラネル」が弱者でありながらも命を掛けて人々と交流し、その運命を変え、多くの繋がりを得る英雄譚ーー。
その姿はずっと自分の殻に閉じ籠ってばかりだった僕の殻を壊すには十分すぎるほどに眩しすぎた。
僕は彼の変わる姿に救われたようなものだ。
出会いは、待っているだけじゃ変わらない。
なら、これから変わればいい、いや、変わるしかない、と。
僕は音楽大学へ進み、本気でピアノに打ち込み、時には熱が出るほどに練習して、ついにコンクールへの出場権を獲得した。
此処で僕は変わるんだと。
紅渡のように、ベル・クラネルのように。
このチャンスを乗り切ったら、今度こそ何かが変わるかもしれない。
そう意気込んで、コンクール会場へ向かっていた。
そんな僕に、信号無視したトラックが突っ込んできてーーー。
♯♯♯
「はああああっ!!」
「邪魔すんなァ!!!」
身軽な動きで飛びかかったキバはアナザーキバの肩を掴んでそのまま諸ともに転がり、ベルと距離を離す。
すぐさま起き上がったアナザーキバが腕を振るって放つ血の斬擊を転がりながらもかわし、姿勢を整えたキバはゆっくりと移動しながら隙を伺う。
「おいおい、コイツはなんだよ? キバの偽物かあ?」
「そうみたいだね……アナザーキバとか呼ばれていたかな」
「そぉか……そーいうことかぁ……お前が居るから俺はアナザーキバになってんだな!?」
「は? 何いってんだお前……」
「だったら! お前を殺して俺が本物のキバになってやるよォ!!」
「ッ!」
アナザーキバの動きが速くなる。
一気にキバの目の前に肉薄したアナザーキバはエンペラーフォームさながらの連続キックをその腹を狙って叩き込む。
「ッ、重い……!!」
キバも両腕でその蹴りをガードするが、その重い一撃は腕を痺れさせる。
そもそもアナザーライダーは原典のライダーとは表裏一体であると同時に互いが互いへの鬼札。
キバの実力に応じてアナザーキバの実力も上がる。
「はあっ!!」
「遅ぇんだよ!!!」
蹴りを跳ね返し、拳を放つキバの動きを容易くかわしたアナザーキバが背後から蹴りを入れる。
体幹が揺すられるような衝撃を受けつつも辛うじて受け身を取り、体勢を整えたキバは腰から青いフエッスルを取り出す。
「速いなら、こっちはこれで……!」
「ガルルセイバー!!」
狼の遠吠えのような声がフエッスルから響き、上空を走るデンライナーの社内に響く。
「あら、フェリ出番みたいよ」
「! 今いくわ主様!! スゥ………『アォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!』
「んぎゃあああああああ!!?」
フエッスルの音に共鳴するかのようにフェリ・ブルーノートの髪や尻尾の毛が逆立ち、牙を向いて狼の本能を覚醒して吠える。
実は犬嫌いのモモタロスがびびっているのを尻目に彫像に姿を変えたフェリはデンライナーのドギーランチャーから発射され、キバの元へ飛来。
彫像が変形した剣、ガルルセイバーを掴んだ左手と左腕、胸部が
最後にキバとキバットの目が青く変色。ガルルフォームに姿を変えた。
『って、主様!? 何あのキバ擬き!?』
「アナザーキバだよ。とにかく敵!」
『要は偽物ってわけね! 主様を真似るなんて万死に値するわ!!』
「うひぃ、女ってこえーな……」
ガルルセイバーを構えたキバが野獣のように低く腰を下ろし、素早い動きで一気に斬りかかる。
アナザーキバの動きに食らいつき、そのまま逆手持ちしたガルルセイバーで狩るように切り裂いた。
「ぐっ!?」
「グルァッ!!」
先ほどまでと大きく異なる戦闘スタイルにアナザーキバも即座には反応出来ず、腕を切り裂かれた。
その隙を逃さず、連続で飛び掛かり、ガルルセイバーを振るう。
「調子に乗るなァ!」
「う、ぐぁっ!!?」
が、それを受けるだけではなく、アナザーキバは全身から漆黒のコウモリを放ち、キバを吹き飛ばす。
そのコウモリの群れがキバを貪ろうと迫ってくるのを見て即座に緑のフエッスルを抜く。
「バッシャーマグナム!」
ガルルセイバーを手放したキバの右手が新たに飛んできた彫像を掴み、両腕と胴体を鎖が再び包み込む。
左腕は元のキバフォーム、右腕と胴体は緑色の魚人ような鱗に包まれ、複眼は緑色に染まったバッシャーフォームへ。
吹き飛ばされた勢いのままシーラが変身したバッシャーマグナムをコウモリの群れに向けて狙撃。
高い威力を誇る水圧弾がコウモリを蹴散らし、アナザーキバへ着弾する。
「ぬ、が!?」
「そこよ!!」
更にガルルセイバーから元の姿に戻ったフェリが鋭い爪を振るい、アナザーキバを襲う。
辛うじて躱したアナザーキバは彼女の姿を見ると―――
「へええ? なぁるほどなあ」
『他所見している暇があるのかしら?』
バッシャーマグナムから放たれる連続銃撃。
それをマントを使うことで弾くアナザーキバ。戦況は殆ど互角で進展しない。
「バッシャーフォームじゃ威力が足りないか……」
『溜めている時間も無いからね……』
「なら次はコイツだ! ドッガハンマー!」
更なるフォームチェンジを試みたキバ。
そのフエッスルの音色に応じ、ランシエが変化した彫像が飛来する。
「そいつを、寄こせ!!」
が、その時アナザーキバの腰、キバットを模したベルトの部分からフエッスルのメロディに似た不協和音が響く。
『ッ!! あ、あ、やだ、やだ、ああああっ!?』
「なっ、ランシエ!?」
その波長はイクサが使用するフェイクフエッスルのようにキバットのフエッスルの波長を乱し、ランシエはアナザーキバの下へ引き寄せられる。
そしてその彫像をアナザーキバが取り込んでしまった。
『わ、ワタル、助け……―――』
「ヒャハハハ! コイツは上物だな!」
「ランシエ!! アンタよくも!!」
「この、返しなさい!」
大事な妹分を奪われたことで逆上したフェリが飛び掛かり、シーラが水魔法を用いた激流の槍を複数飛ばす。
アナザーキバはその攻撃を容易く回避すると手にドッガハンマーを召喚、飛び掛かって来たフェリをその強烈な一撃で殴り飛ばす。
「ガッ!!」
「フェリ! ッ!」
「遅い遅い! 次はお前だ!」
「ッ、早……っ、ぐう!!?」
すぐにキバも加勢するが、飛び蹴りをスルーしたアナザーキバは一瞬でシーラの目の前まで近づくとその首を掴んで持ち上げる。
「まさか、ッ、やめろ!!!」
「お前も俺のモノになれ!」
「う、あ、アアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!?」
そのまま彫像に強制的に変えられ、シーラもまたアナザーキバに取り込まれる。
すぐにバッシャーマグナムを召喚したアナザーキバは振り返り、キバとフェリを銃撃した。
「ッ、ぐああっ!」
「きゃあっ!!」
「はっはっは!! キバの力はすげえな!! 最後のお前も貰おうか!!」
「! フェリ!! 逃げろ!!」
「けど、ワタル……!」
「いいから、急げ!!!
バッシャーマグナムの銃撃をガードしつつも突っ込んだキバはアナザーキバに掴みかかり、殴って動きを抑える。
その上で蹴りや手刀で猛攻を叩き込み、更にキバの固有魔法「
「返して、貰う……!!!」
「あァ? なーにいってんだ雑魚が!!」
「な、ガッ!?」
しかし、アナザーキバが召喚したドッガハンマーが無防備なキバの側面に直撃。
その衝撃でキバは鎖を手放してしまい、横へふっ飛ばされて転がる。予想外の攻撃を受けて肺から空気が漏れ、激しく咳き込みすぐには立ち上がれない。
そしてそんなキバを尻目にアナザーキバはフェリへ急接近、同じように鎖を生成するとフェリを拘束した。
「あっ、く……」
「お前も、俺のモノになれ」
「ッ、……地獄に落ちろ、クソ野郎!」
「気が強くていい女だなァ! 屈服させがいがある!」
「ッ、あ、ウウウウウウウウウウァァァァァァァァァァァ!!!!」
フェリをも彫像に変えて撮り込まれてしまい、アナザーキバから放たれる魔皇力が更に高まる。
そしてアナザーキバは鎖でキバを縛ると引き寄せる。
「ッ、ぐ!」
「どうだ? お前のご自慢の女を奪われた気持ちは?」
「最悪、だよ、コイツ!」
「おうっ!?」
右足をアナザーキバに突き立てて蹴り飛ばし、鎖から逃れたキバは構え直す。
此処で焦る訳にはいかない。
フェリ達を取り戻すためにも冷静に、勝ち筋を考える。
「(
「よくもやったなぁ? 許さねえぞ!! バラバラにしてやる!」
「ッ!(詠唱をする暇がない……!)」
ガルルセイバーを持ち、斬りつけてくるアナザーキバの攻撃を捌きながらも防戦一方となるキバ。
そもそもガルルフォームやバッシャーフォームでも互角だったのが、今の相手はドガバキフォームに近い状態である。
簡単に勝てるような状況では既に無くなっていた。
「(だったら、隙を見せて……)はあっ!」
「! 嘗めるんじゃねえ!」
キバがアナザーキバの右腕を蹴り飛ばしてガルルセイバーを手放させる。
そしてドッガハンマーに持ち替え、動きが遅くなった隙をついて背後に回る。
「貰っ……!!!」
が、アナザーキバの表面、ステンドグラスにフェリ、シーラ、ランシエの顔が浮かび、思わず攻撃が止まる。
その大きな隙を相手が見逃すはずもなく、ドッガハンマーによる強烈な一撃がキバに直撃した。
「が、ご……はっ……!!!」
「はっはっは! ざまぁねえな!」
「ワタル! テメェ、卑怯だぞ!」
「ああん? 俺はただ女共の顔を見せただけ、そいつが勝手に攻撃の手を止めたんだろうが?」
「ッ……」
アナザーキバは再びガルルセイバーを持ち、ゆっくりとキバに近づき、その刃を掲げる。
「じゃあな。お前のキバの力、俺が貰って俺が本物になってやるよ」
そして、その凶刃が振り下ろされ……
「でぇぇい!!!!!」
振り下ろされることは無く、飛び出してきたアレクセイの飛び蹴りがアナザーキバをふっ飛ばした。
「ぐっ!? なんだテメェ!」
「おっと! 大丈夫ですかキバ先輩!」
「あ、アレクセイ君……ベル、は?」
「村まで送り届けました! さーて!」
アレクセイが腰に手を翳すと粒子が集まり、『ギンガドライバー』を生成。
そして懐から取り出した『ギンガスコープ』を正面に構え、ポーズを取る。
「変身!」
宇宙の彼方のファンタジー!
仮面ライダー・ギンガ!
アレクセイを中心に広がった宇宙空間からの輝きが彼の全身を染めていき、アンダースーツを生成。
そしてギンガドライバーから飛び出した9つの天体が身体の各所にセットされ、最後に隕石のような頭部を宝石のようにカットされるように頭部「ギャラゲイザー」を生成。
「仮面ライダーギンガ」へと変身した。
「我は
「チッ! どうなってんだ!」
一方の現代、迷宮内でベート・ローガは苛立たしげに壁を蹴った。
その近くではアイズ・ヴァレンシュタインが悲しそうな表情で座っており、それを慰めようとオロオロしているレフィーヤも何処か元気がない。
「やっぱり、皆覚えてなかったね……ワタルのこと」
ティオナが言う通り、ロキ・ファミリアの誰も――間違いなく面識がある筈のフィンやリヴェリア、ティオネまでもが、ワタルを忘れていたのである。
いや、寧ろそれが正常で、未だに彼の事を覚えている自分達の方が異常……そんな気すらしてきた程に。
「……けど、ワタルさんが消えたわけではないんですよね? さっきも間違いなく会いましたし……」
「……うん、間違いないよ。指切り、したんだもん……」
自分の小指をキュッと握りしめるアイズ。
あの時の感触は確かに残っており、嘘や幻だとは思いたくない。
「……あ、ねえロキだったら何か知ってるかも!」
「! そうかも。じゃあ戻ったら聞いてみて……ッ!」
希望を見つけて立ち上がったアイズが何かの気配を察して後ろを振り向く。
それに続いてベートとティオナが、突然の事態に困惑していたレフィーヤも奥から現れた異形に気付いた。
が、直後明確になったその姿に一同は息を飲む。
「ッ……キバ……? ワタル……?」
「アアッ……!? あの野郎の事を口にすんじゃねえ……!!!」
【DARK KIVA】
現れたのは、過去より血のような赤黒さが増し、より一層禍々しくなった存在。
『アナザーダークキバ』。
過去の野良転生者がベルを殺害した後、更に堕ちた姿である。
「折角、雑魚兎を殺して、俺が乗っ取ってやろうってのに……あの異物が居たせいで……!!! 全部アイツのせいだ……!!」
「何、言ってるの……?」
「全部、アイツのせいだ……こうなったら、アイツの大切なモン、全部奪ってやる……!!」
「そうは、させないッ!!」
と、そこに駆けてきたのはワタルの幼馴染、メグミ・レジェロ。
手に持った「イクサカリバー」のガンモードをアナザーダークキバに向け、連続で射撃する。
「メグミさん!?」
「ちょ、どうしてここに!?」
「とある人に送ってもらったの! それより……コイツが、ワタル君を……!」
「! ちょっと待って、もしかして」
「うん! ワタル君の記憶が皆から消えたのは、コイツが原因!!」
「「「「!!!!」」」」
全員がアナザーダークキバに一斉に目を向ける。
当のアナザーダークキバは「全部俺のだ……俺のものにならないなら消えちまえ……」などとブツブツと呟いている。
「……詳しい事は分からねぇが、アイツが卑怯な手でワタルの居場所を奪った雑魚だってのは分かった」
「ワタルの格好を真似した挙句、そんなことするなんて……許せないね」
「…………メグミ、私達も戦う」
「うん。お願い。……それと、ありがとう。ワタル君の事覚えててくれて」
「忘れられませんよ、あんな優しくて綺麗な人は。……だからこそ、私達も許せないんです!」
アイズ達の言葉に微笑んだメグミは腰に『イクサベルト』を巻き、『イクサナックル』を右の掌に押し付けて認証させる。
『READY』
「ワタル君は私の居場所……それを奪うというのなら……変身!」
『FIST ON』
イクサナックルをイクサベルトに装着。
そこからホログラムのように出現したアーマーがメグミに重なり、装着。
フェイスカバーが展開した『仮面ライダーイクサ バーストモード』となった。
「その紛い物の姿、神に返しなさい!」
「全部、全部滅ぼしてやるゥゥゥゥゥ!!!」
生まれ変わったこの世界で、憧れていたこの世界で、僕はようやく暖かな居場所を得ることが出来た。
最初は結局、この世界でも親の愛情は無かったのだと諦めかけたけど、ヘスティア様はこんな僕を受け入れてくれた。
ファミリアという帰る家が、僕に出来た。
だけど、『彼』もまた、誰よりも家族という暖かい居場所を求めていた。
その席を僕は一時的に貰っていたにすぎない。
だから、もし、この居場所に本来いるべき『彼』が戻ってくるというのなら……。
孤独に生き、愛情に飢えていた僕だからこそ、僕のせいで誰かを孤独にさせるわけにはいかないから。
キバの固有魔法、『鎖』
速攻魔法で魔力による鎖を生成する。
平ジェネフォーエバーでキバが使っていた鎖が元ネタ。アレ凄いかっこよかった。
縛ったり足場にしたり打撃武器にしたりと使い勝手がとてつもなく良い。
威力や強度を上げるためには正式な詠唱が必要となる。
メグミ・レジェロ
ワタルの幼馴染。ワタルの父親が恋した女性が生んだ娘であり、ワタルとの血縁は無い(要は原作キバと同じ)
幼い頃は引っ込み事案だったが、ワタルはそんな自分と仲良くしてくれた唯一無二の大好きな人。
ワタルの血統を知っており、彼の事を受け入れてくれる『居場所』を多く作ってほしいと願っている。
なのでアームズモンスター達やアイズ達の事は寧ろ受け入れている。
そしてワタルを支える為に彼の父親が使っていたイクサを継承し、自身も戦士となった。
デンライナーに送ってもらってダンジョンに潜り、アイズ達と合流。
アナザーキバ
名も無き転生者。
短絡的な性格でベル・クラネルを殺してそのハーレムを奪おうとしたが、結果的にその座はワタルに取られ、苛立ちのままにアイズを奪う機会を伺おうとダンジョンに潜伏していたら世界崩壊の基軸となってしまった自業自得の成れの果てがアナザーダークキバ。
物語の中心たるベルを手に掛けた張本人ということで世界崩壊の影響を諸に受けており、精神も完全に落ちぶれ、ただワタルへの呪詛を吐くモノに成り下がっている。
過去ではキバとアナザーキバは表裏一体なのでキバの強さに応じてアナザーキバも強くなる。
アームズモンスターを取り込むのはダークキバやディケイドに出たビートルファンガイアのオマージュ。
ワタルの前世
愛情に飢えていたがそれ故に孤独の虚しさや哀しさを人一倍知っており、それを他者が背負うくらいなら……という思考になってしまう。
本人は元の持ち主に返すくらいの気概だが、それでワタル自身の居場所が無くなることを哀しむ人も当然いる、だが前世のそういった交流の皆無だったことが原因でその事実に気づくことができない、それこそが彼の歪みである。
過去に介入して、現在の自分の居場所が失われてしまうのが「分かった上で」この戦いに望んでいる。
そのあまりの残酷な前世故にスレ民達にとっての「幸せになってほしい奴」No.1だったりする。
特にジオウニキやセイバーニキはさりげなく誘導してヒロインを増やそうとする