【ここは】クロスオーバー系転生掲示板【何の世界だ?】   作:ファルコン・Σ

30 / 38
アンケートで結構人気だったのでブレイドニキのお話。
時系列的には普段の掲示板よりも前です


長期シリーズ ブレイド×問題児
不死の剣が異世界から来るそうですよ?


301:鎧武が斬る!零

コルネリア助けたけど、この後どうしよ……

 

302:装者全員と友達になる男

とりあえず現実見せないとなー

 

303:五代さんみたいになりたいクウガ

本人には酷だろうけど、こればっかりはね

 

304:幻想郷が俺の世界DCD

ああ、仕方ないことだが、生存ルート目指すならアフターケアもしっかりしなければならん

 

305:執行官ナンバー15ウィザード

うーん。とりあえず今はどうなのかな

 

306:鎧武が斬る!零

混乱とかでどうしようもないから拘束してる

 

307:執務官受験生555

誘拐した上で緊縛か……

 

308:カブト@ユニオン指揮官

憲兵さんこの人です

 

309:幻想郷が俺の世界DCD

通報した

 

310:鎧武が斬る!零

仕方なかったんや!!! 暴れられても困るし、右腕斬れてるし!

 

311:執行官ナンバー15ウィザード

裁判長判決を

 

312:魔王オーマジオウ・トリニティ

許す

 

313:装者全員と友達になる男

や さ し い せ か い

 

314:五代さんみたいになりたいクウガ

や さ い せ い か つ

 

315:執務官受験生555

こ こ ま で テ ン プ レ

 

316:カブト@ユニオン指揮官

こ こ ま で て ん ぷ ら

 

317:鎧武が斬る!零

お前らなあ……

 

318:スペードの剣@放浪中

いつ見ても楽しそうだな此処は

 

319:装者全員と友達になる男

お、ブレイドニキ!

 

320:魔王オーマジオウ・トリニティ

旅はまだ途中かな? 元気?

 

321:執行官ナンバー15ウィザード

統制者倒して以来だよね

 

322:スペードの剣@放浪中

あれから結構な年月が経ってな。この掲示板だとそこまで過ぎてないみたいだが、俺は世界ぐるっと一周してしまったぞ

 

323:執務官受験生555

世界一周済んでて草なんだが

 

324:五代さんみたいになりたいクウガ

旅はいいぞー

 

325:鎧武が斬る!零

クウガニキは説得力あるなあ。で、ブレイドニキはこれからどうするんだ?

 

326:スペードの剣@放浪中

どうしようかねえ。人の社会で生きるのはやっぱり厳しいし………おや?

 

327:幻想郷が俺の世界DCD

どうしたブレイドニキ

 

328:スペードの剣@放浪中

なんか空から手紙が降ってきた。というか俺宛てなんだけど

 

329:カブト@ユニオン指揮官

手紙? …………もしかして

 

330:執行官ナンバー15ウィザード

あっ………分かっちゃったあー……

 

331:鎧武が斬る!零

ブレイドニキ? どうするつもりだ?

 

332:スペードの剣@放浪中

そりゃ勿論開けるだろ。俺宛てだしな。何々?

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

その才能を試すことを望むならば、

己の家族を、友人を、財産を、世界の全ての捨て、我らの"箱庭"に来られたし』

だって、ってうお!!?

 

333:魔王オーマジオウ・トリニティ

あ、世界越えたねブレイドニキ

 

334:幻想郷が俺の世界DCD

いよいよ世界と本格的に関わってくということか。……しかしあいつは少年と言える歳か?

 

335:装者全員と友達になる男

気にするとこそこじゃなくね?

 

 


 

 

「うぉぉ!? な、なんだこれ……!!?」

 

ブレイドニキ――『剣城カズハ』は気付くと空に居た。

アンデッドになってもはや自分でも分からない年月―――おそらく4,50年ほど生きていたが、「空から降って来た手紙を読んだら異世界の上空4000mだった」という体験は一度もない。

一面に広がる深々とした森、遠くに見える青い湖や滝、ちらっと見えるドーム状の巨大な建築物、遥か彼方に見える更に超巨大な光の柱、そして真下にある湖に落ちていく自分と3人の少年少女―――。

 

「………あー、これ見たことあるわ。前世で……つまり……」

 

―――ディケイド風に言うなら、此処は『箱庭の世界』。

 

「………………あ、俺飛べるじゃん」

 

しばらく感慨やら色々と感情がごちゃごちゃしていたことでぼーっとしていたカズハであるが、ハッと我に返るとアンデッドの力―――スペードのJ、イーグルアンデッドの能力を解き、ふわりと空中に停滞。

隣を落ちていく金髪の少年が此方を見て驚愕と共になにやら好戦的なニヒャッとした笑みを浮かべたのは見なかった事にして、ついでに落下していくのもスルーした。

カズハは別に好戦的というわけではないのである。喧嘩を売られたと言って買うことは余程の事が無い限り無い。

例えばひそかにコンプレックスである、女っぽい名前を弄られるとか。

 

「まあ、助けようにもそもそも変身してないからスピードなんか出ないしなー……」

 

そんな呑気な事を考えているうちに他三人はどんどん落ちていき、最終的に湖に盛大な水柱を立てて無事(?)着水。

見届けてからカズハはゆっくりと降下を始めるのであった。

 

♠♠♠

 

「し、信じられないわ! まさか問答無用で引き摺り込んだ挙句、空に放り出すなんて!」

「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだ親切だ」

「…………いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」

「俺は(出られるから)問題ない」

「ついでに俺も(死なないから)問題無い」

「……そう。身勝手ね」

 

カズハ、皮肉をぶつけあっている自分と同じ境遇と思われる少年少女とコンタクトを試みる。

 

「それに貴方、飛べるのに私達を助けなかったの?」

「飛べることと自由に飛び回るということはノットイコールなんだよ。つまり俺は鳥のようには飛べない。なんなら人を抱えて飛んだことすらないからな。許せ」

 

ジャックフォームになれば自由に飛べるとは言わない。言ったら喧嘩になる。後が怖いが。

加えてこの時点ではお互い素性も知らない相手に手札を見せる程カズハは愚かでは無かった。

飛べることなど”些細なことに過ぎないのだし”。

 

「そう、貴方も結構身勝手なのね」

「初対面の相手に随分と手厳しいな……。まあそういうことで、此処は自己紹介から始めようか、最初に確認したいのは、あんたら全員、手紙は読んだのか?」

「そうだけど、まずは"あんた"って呼び方を訂正して。私は『久遠飛鳥』よ。それで、そこの猫を抱きかかえている貴方は?」

 

此処で一つ、カズハはこの「箱庭の世界」―――通称、「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」という物語を知らない。なぜならば前世で読んだことのない小説だからである。

なので彼の反応としては「高飛車お嬢様テンプレだなあ……」程度である。

 

なおスレ民達はこの、問題児名物の自己紹介に興奮していたりする

自己紹介シーンというのはどの世界でも大事なのだ。推しキャラとの最初の出会いになるわけなので。

 

閑話休題

 

「………『春日部耀』。以下同文」

「そう。よろしく春日部さん。それで、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な『逆廻十六夜』です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」

 

なんだその自己紹介めっちゃ個性出るじゃん。とはカズハの内心である。同時にこの二人初対面なのに相性というか息ぴったりだなー、とか。

さて、間違いなく次は自分の番だろう。如何せん剣城カズハ、30年のぼっちである。自己紹介などやったのはアンデッドになって以来一度もない。

ということで。

 


 

350:スペードの剣@召喚された

自己紹介の安価を取るぞ。

 

351:魔王オーマジオウ・トリニティ

安価だあああああ!!!

 

352:装者全員と友達になる男

生き甲斐じゃああああああああ!!!

 

353:鎧武が斬る!零

おいそれでいいのか

 

354:カブト@ユニオン指揮官

事故る未来しか見えない

 

355:スペードの剣@召喚された

別にいいだろ。俺いい自己紹介とか思いつかないし。

ということで少し短いが>>363で

 

356:執務官受験生555

普通に名乗る

 

357:執行官ナンバー15ウィザード

自分の正体を明かす

 

358:五代さんみたいになりたいクウガ

サムズアップと一緒に挨拶

 

359:装者全員と友達になる男

目の前で変身

 

360:魔王オーマジオウ・トリニティ

性癖暴露

 

361:カブト@ユニオン指揮官

「おばあちゃんが言っていた。この世で覚えておくべき名前はただ一つ……」

 

362:幻想郷が俺の世界DCD

厨二病ゼンカイで名乗る。

 

363:鎧武が斬る!零

名前のコンプレックスを宣言

 

364:スペードの剣@召喚された

まあ無難か。あとジオウニキとディケイドニキは覚えてろ

 

365:魔王オーマジオウ・トリニティ

当たったら面白かったのになー

 


 

「俺は剣城カズハ。放浪の旅をしていたところで手紙が降って来た。一応忠告するけど俺の名前を女の子っぽいとか言った奴には容赦しないんで是非とも胸に刻んでくれ」

「おう分かったぜカズハちゃん」

「斬るぞテメェ」

 

カズハ、キレた!

弄れる要素があれば容赦なく弄る。それが逆廻十六夜クオリティである。

 

傲慢そうに背を向ける久遠飛鳥。

我関せず無関心を装う春日部耀。

けらけらと軽薄そうに笑う逆廻十六夜

十六夜(あと鎧武ニキ)をジト目で睨んでいる剣城カズハ。

そんな彼らを物陰から見ていたウサ耳の少女は憂鬱そうにため息を付くのだった。

 

「(うわぁ……なんか問題児ばっかりみたいですねえ……)」

 

♠♠♠

 

「それで? 呼び出されたはいいけどなんで誰もいねえんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんじゃねえのか?」

「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」

「………この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」

「焦って変な行動を起こすより遥かにマシだぞ? 生き残る上では特にな」

「(全くです……)」

 

しかしこんなところで悶々としていてもどうしようもない。意を決して出ようとする兎少女……。

 

「だからこそ、まずはそこにいる女を問い詰めるのが一番だな」

 

ビクッ! と視線が合い、思わず引っ込み直す羽目になった。

 

「あら、貴方も気づいていたの?」

「生憎気配には敏感でね。そういうのにすぐに気づかなきゃ明日も知れぬ我が身だった」

「何だお前、もしかして指名手配犯か?」

「似たようなものかもな。そういう逆廻も、春日部も気づいてたんだろ?」

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ? あと別に名前で呼んでも構わねえよ」

「そうか? じゃあ遠慮なく呼ばせてもらうぜ十六夜ちゃん」

「ハッ、表出ろテメェ」

 

ここぞとばかりに仕返しをするカズハである。率先して喧嘩は買わないが、買われた喧嘩は売り返すのが彼の主義である。

とりあえずのところ、コミュニケーションは問題無さそうである。今更ながらに人間社会で暮らす事を始めた『ジョーカー』の気持ちが分かったカズハは内心ほっと安堵するのであった。

 

「もう表じゃない。春日部さんも気づいてたの?」

「……風上に立たれたら嫌でもわかる」

「へえ? 面白いなお前ら」

 

兎にも角にも、理不尽な召集をされた四人衆は怒りの籠った目で草むらの影を睨む。

そんな雰囲気に観念したとばかりに出てきた兎少女は両手をホールドアップ。

 

「や、やだなあ皆様。そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ? ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ、穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございすヨ?」

 

そんな少女―――黒ウサギの懇願は割と余裕そうだったので。

 

「断る」

「却下」

「お断りします」

「出直してこい」

 

余裕で断るのであった。この四人阿吽の呼吸である。

 

「あっは♪ 取りつくシマもないでございませんね」

 

バンザーイ、と降参のポーズをとる黒ウサギ。

しかしその眼は冷静に四人を値踏みしており、どうするべきかを考えている―――ので。

 

「……春日部さんよ」

「……何?」

「左行け。俺右な」

「合点承知」

 

気付かれないように高速で背後に回り……

 

「てい」

「おらあ」

「ふぎゃ!!?」

 

力いっぱい引っ張った。

 

「ちょ、ちょっとお待ちを! 触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか!?」

「好奇心の為せる技」

「おお、柔い柔い。アンデッドのかってー耳とは比べ物にならないな」

「自由にも程があります!?」

 

振り払ってなんとか距離を取る黒ウサギ、そんな彼女の背後に。

 

「へえ? このウサ耳って本物なのか?」

「………じゃあ私も」

「ちょ、ちょっと待――!」

 

今度は十六夜が右から、飛鳥が左から。

森の中に黒ウサギの情けない悲鳴が上がるのだった。

 


 

380:幻想郷が俺の世界DCD

楽しそうで何よりだなブレイドニキ

 

381:スペードの剣@召喚された

めっちゃ楽しい。久しぶりにこんな馬鹿みたいなことできるのすげえ嬉しい

 

382:カブト@ユニオン指揮官

では、今のうちに説明しておこうか

 

383:スペードの剣@召喚された

おう、頼んだ。俺原作知らないからな

 

384:執行官ナンバー15ウィザード

あとで黒ウサギが説明してくれるんだけどなあ

 

384:魔王オーマジオウ・トリニティ

それが黒ウサギクオリティだから




剣城カズハ
統制者は既に倒している。それから2、30年ほど世界中を放浪するがアンデッド故に一カ所に留まると化物ということがバレてしまうため、停滞することが出来ずにあらゆる場所を放浪し続けている。
掲示板での交友のおかげで人格を保っている。剣崎一真と比べると結構問題児気質。
カズハが男の名前で何が悪いんだ! 俺は男だよ! とのこと。


執行官ナンバー15ウィザード
まだ事件が起こる前。このころから既にグレンの事を揶揄っていた。
執行官ナンバー15は確か出てなかったと思うのですが、もし居たら報告ください。変えます


装者全員と友達になる男
AXZくらいの時期。一回死にかけてコズミック覚醒したところ。
装者全員とは友達になっている。シンフォギアは知らないが、スレ民達の応援とサポートで奏を生存させている。
セレナに関しては別の要因、つまりメテオによって生存している。
サンジェルマンともダチになる男


鎧武が斬る!零
まだ零時点。選抜試験中にアカメとクロメを見つけて逃亡。サバイバル生活をしつつ二人を鍛えている。
将来的な事を考えて二人には暗殺もしてもらわなければならない為、心を鬼にしている。
それと並行して零の選抜組メンバーの動きを監視。現状はタエコに殺害されそうなコルネリアを救出。どうすれば帝国の教育が解けるかをスレ民に相談中


五代さんみたいになりたいクウガ
ゴ集団との戦いも佳境に入っている。もうすぐ閣下との戦い。
五代雄介が成し遂げた「アルティメットフォーム・レッドアイ」を自分に実現できるかは分からないが、とにかく自分に出来る事を……と考えて運命の日までを悔いることないように生きている。


カブト@ユニオン指揮官
まだ指揮官としては駆け出しだがカブトとしては既に戦闘経験を積んでいる。
特製料理の腕でユニオンのKAN-SEN達を虜にした。
彼の真似をして「指揮官が言っていた」という口癖を使うKAN-SENが後を絶たない模様。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。