【ここは】クロスオーバー系転生掲示板【何の世界だ?】   作:ファルコン・Σ

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天啓(アイデア)が降ってきたので投稿です
今回は逆に少し先の未来の話になります。


長期シリーズ 鎧武×アカ斬る×鬼滅
鎧武・ネクストステージの刃


【ヒノワが】辿り着いた日本がおかしい【往かないかもしれない】

 

1:鎧武が往く!

ごめん緊急でスレ立てた。

 

2:使い魔クウガ

立て乙。どうしたの?

 

3:ΑGITΩ@ALO

タイトル的にヒノワ編始まるわけじゃないの?

 

4:IS学園潜入刑事D

何かトラブルでも?

 

5:ゲイムギョウカイのマゼンタマイティ

とりあえず話を聞こうか

 

6:司波家長男リバイ

三行で解説ヨロ

 

7:鎧武が往く!

エスデスを討ち取り、新国家が成った

だけどヘルヘイムの森の侵食は海を越えて東海の国へ

俺は仲間と共に海を渡り、東海のいわゆる日本に着いた……けど、明らかに雰囲気が違う。

 

8:元ナイトレイドイドゥン

ヒノワって戦国時代じゃない? 明らかにこの日本は明治くらいなのよね……

 

9:テラの運命を変えられるのはただ一人、俺だ!

え、待ってそれ明らかに違くね?

 

10:鎧武が往く!

だからおかしいって最初に言ったろ

 

11:司波家長男リバイ

というかそもそも、日本って言うワード自体がおかしくね?

 

12:使い魔クウガ

確かに、アカ斬る世界だとそうは呼ばれないよね。

 

13:ΑGITΩ@ALO

うーん、どうなっているんだろう

 

14:オカ研所属3年生龍騎

今北。なんかおかしなことになってんな?

 

15:テラの運命を変えられるのはただ一人、俺だ!

お、龍騎ニキ。試合どうだった?

 

16:オカ研所属3年生龍騎

いやあ、サイラオーグさん相手はつれえわ。あの人マジでつええ

 

17:ゲイムギョウカイのマゼンタマイティ

そりゃ、肉体最強悪魔だもんねえ

 

18:元ナイトレイドイドゥン

ブラートといい勝負じゃないかしら?

 

19:司波家長男リバイ

って話題ズレてるズレてる

 

20:使い魔クウガ

こういう時はジオウニキが道を示してくれるか、ディケイドニキが見に来てくれるんだろうけど……

 

21:魔王オーマジオウ・トリニティ

呼んだ?

 

22:IS学園潜入刑事D

流石管理人、反応が早い。

 

23:テラの運命を変えられるのはただ一人、俺だ!

ジオウニキ、何かヒントは?

 

24:魔王オーマジオウ・トリニティ

今見たよ。なるほどねえ。とりあえず一番近くの町行こうか

 

25:鎧武が往く!

ん。分かった。行ってみる

 

 


 

 

「さて………」

 

俺、レンジは帝国での戦いを終えた後、帝国から逃げるように姿を消したヘルヘイムを追って東洋の国……日本へやって来た。

当時の俺は「アカメが斬る!」の続編である「ヒノワが往く!」が始まるのではないかと意気込んでいたのだが……。

 

「見事に全然違うわね……」

「ああ、そうだなあ……」

 

俺の隣を歩くフジノの呟きの通り。

ジオウニキのアドバイス通り町に来たのはいいが、汽車は走るわ町は洋服来ている人が歩いているわ……。

何処が戦国時代だと突っ込みたくなる。ファンタジーとは何処へ……。

 

「兄さんアレはなんだ!? 食べてみたい!」

「落ち着けアカメ。換金しないと買えないんだから」

 

一応帝国で使っていた硬貨こそあるが、どうにかして換金しないと使えない。

というかヒノワ前提で考えてたからそういうとこで完全に頭打ちになってる。此処まで文化が進んでいると商売もしっかり成立してるだろうし……どうにか何処かで稼がないと。

下手すりゃ警察のお世話になりかねない。元殺し屋としても割とそれは避けたい。

 

「はー……」

「どうした兄」

「いや、宛が外れたなと……」

「お兄にも考えを外すことはあるんだね」

「そりゃ、まあ思考はまだ人間だよ俺は」

 

そう言って俺の少し後ろを歩いているのは旅に出る際に連れてきたナハシュとコルネリア。

アカ斬る零の時代、俺がクロメの他に唯一救えたのがこの二人。

本来生存していたポニィは戦いの動乱の末に行方不明。ガイとグリーンは運命を変えられず、ツクシは……いや、彼女に関しては俺の出る幕は無かったとしか言えない。

今はタツミにも負けない熱い心を持つ海の男が命を懸けて守っているだろうさ。

 

少し、零時代の俺の事を語ろう。

 

俺は転生特典として「戦極ドライバーとロックシード」を持ってアカ斬る世界に転生した。

その上で俺はまず、自分の衝動のままに選抜試験中のアカメとクロメを拉致し、山奥で育てた。

クロメが薬物強化を受けない為にはそもそも帝国に関わらせないのが一番だと判断したからだ。

その上でアカメの才能はこの物語に必須だと考えた俺は、二人を山奥で育てるのと並行して(転生特典と、俺は元々前世もパルク―ルとかを趣味にしていたのが幸いした)、独自にオールベルグとコネを持ち、メラルド・オールベルグに二人の暗殺者としての教育を依頼したんだ。

ついでにメラルドが姉妹に手を出そうとするのは何度阻止したか覚えてない。

 

その後、ババラの婆さん経由でチェルシーやタエコと知り合い(今思うとタエコってありふれの雫と似てるよな……)、それを上手く使ってタエコと戦っていたコルネリアを、彼女が死ぬ前に引き取った。

いやあ、今思い出してもコルネリアの洗脳教育は深く根付いていたからな……苦労したわ、マジで。色んな町へ連れていったり、時には帝国に潜入したりもした。

 

その後、プトラの墓に埋もれていたナハシュをムディに先んじて回収。

彼はまだコルよりは教育が解けるのは早かったけど、それを踏まえた上で納得させるために戦ったりはした。コイツ才能はアカメ以上だしな。オレンジアームズだけだった俺にはしんどかったよ……。

 

……想定外だったのは、オールベルグ討伐にエスデスが出張って来たことだったな。

メラルドの判断で何とか生き延びることはできたが、彼女は残り、エスデスと一騎打ちした末に果てた……。

問題は多かった人だけど、俺にとっても、アカメとクロメにとっても色々と世話になった恩人だったし、ババラの婆さんの時もそうだけど、親しい人の死にはやっぱり慣れなかった。

アカメは泣いてた。かなりいい師弟関係だったしな……。

 

それから、俺はナイトレイドに勧誘されたわけだが、ナハシュとコルネリアの存在をとうとう嗅ぎつけたゴズキと直接対峙することになったわけだ。

……マジで死ぬかと思った。よく俺基本ロックシードだけで勝てたな。というかアーマードライダーじゃなかったら村雨で即死だっただろうな‥‥…。

結果的にゴズキを殺した俺と、裏切ったコルネリア、ナハシュは奴を一番慕っていたツクシに恨まれるわけだが……。

 

まあ、とにかくそういう感じで俺は革命軍、及びナイトレイドと合流したわけだが……そこからの話は今はいいか。

 

ちなみにチェルシーとタエコは新国家に残してる。まだボスの補助としてやらなきゃならないことがあるらしいからな。時期がきたら追ってくるって言ってたけど。

 

……結論から言って、救える人はいたが、救えない人も相応にいた。

やっぱりライダーの力は神のように万能じゃない。ましてや俺は”人間は止めた”けど黄金の果実までは届いてないしな。それでも一部は使えるけど。

 

さて、俺の話はこれくらいにしておこう。どうせいつかは語るかもしれないしな。

 

「お兄ちゃん………」

「ん? どうしたクロメ」

「あれ、食べてみたい……」

「……わたあめかあ。あとでいくらでも買ってあげるからな?」

「うん!」

「兄はクロメに甘すぎる」

 

まあそういうなナハシュ。

彼は本来でも生存している人間だが、少なくともより良い運命に変わっているのは間違いないだろ。

 

「んー、それはいいけど、どうするの?」

「一先ず換金したら宿を取るかなー。温泉宿とかあればいいけど……」

「ウッ……」

「あ、悪いコルにはトラウマだったな……」

 

コルとタエコは今はちゃんとした友人同士だが、経験が経験だからな……。

というかコルはしっかり者だがメンタルは実は結構弱いからな……。

 

「よしよし、コルちゃん大丈夫よ~」

「うう、お姉……」

 

フジノがコルを優しく慰めているのを見た俺はこの場を彼女に任せ、ナハシュやアカメ達を連れて換金所に向かうのだった。

 

 

 

======================

 

 

その日の夜、俺は胸騒ぎがして飛び起きた。

ただの胸騒ぎじゃない。オーバーロードとなったことで感じることが出来るようになった、異形の気配……。

だが、インベスとは間違いなく違う。だが不思議なことに、何処かそれらしい感覚も同時に気配からは漏れていた。

 

「レンジ!」

 

俺と同じく、オーバーロードになったフジノもそれを感じ取ったのか、隣の部屋から出てきた。

お互いの目線が合い、意見を合わせると旅館から飛び出す。

この気配はいずれにせよ「悪意と血に濡れた匂い」がするのだから―――。

 

 

 

そうして俺達は旅館から飛び出し、外へ走っていく。

すると―――。

 

「! レンジ!」

「フジノにも聞こえたか? ああ、俺もだ! 女性の悲鳴だ、急ぐぞ!」

 

俺とフジノは走る速度を上げる。そのまま町の外れ、人が少ない場所まで走っていくと……。

居た、異形が、町の女性を襲っている。

額から血を流し、怯えているその表情を楽しむかのように、その異形は鋭い爪が生えた手を伸ばし―――。

 

「「変身!」」

 

『極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!』

『ミックス! リンゴアームズ! Desire・of・Forbidden Fruit! ジンバー・スターフルーツ! ハハーッ!』

『大橙丸!』

 

すぐに極アームズとジンバースターフルーツアームズになった俺達は大橙丸とソニックアローを用いてその異形を斬りつける。

異形もすぐに此方に気付き、回避したが……とにかく、女性とは引き離せた!

 

「フジノ! その人は!?」

「大丈夫! 気絶してるけど、頭の怪我くらいよ!」

「彼女を頼む! コイツは俺が!」

 

改めて異形を見ると、人の姿なのは間違いない。ただ……目はサメのように瞳孔が鋭く、光が濁っており、更に額には角……あれ、コイツ、どこかで見たような……。

 

「き、き、貴様ら、お、鬼狩り、じゃ、ないな!? お、お、おでの、じゃま、するな」

 

鬼狩り……ってことはこいつは鬼……あッ、これってもしかしなくても……。

いや、それは後回しだ。

 

「邪魔しなかったらどうする?」

「そ、その、女、お、お、おでの、餌。頭から、が、が、がぶって、くいちぎって、やる。お、おんなは、髪が、うまい、から、な」

 

…………ああ、懐かしいな。外道の言葉……。

意味は違うが、人を食い物にする悪鬼……そんな奴らを斬り続けてきた。

皮肉なもんだよな……この地でも、また悪鬼羅刹を斬ることになるなんてな!

 

「シッ!!!」

「あ、あぎっ!?」

 

! 躱された。意外と早い……身体能力は人間以上か。

流石にあのエスデスと比べりゃ劣るけどな……。つか、アイツの氷が未だに後を引いてるな。身体が少し鈍い。

 

「お、お、おまえ、ゆ、ゆるさねえ、からな」

 

そういって異形は自分の髪を引きちぎると周囲にばら撒く。

そしたら、その髪が異形に……。って、お前は孫悟空か!!

 

「……血鬼術、ってやつか」

「そ、そ、そうだ。お、おまえみたいなやつでも、この数、相手じゃ、た、たまらない、だろ」

「確かに多いな……なら」

 

『無双セイバー!』

『バナスピアー!』

 

「手数を増やせばいいだけだ!」

 

無双セイバーを大橙丸と連結した薙刀モードと、バナスピアーの二槍流で旋回しながら切り裂いていく。

俺の攻撃を掻い潜って奥の女性を狙う分身はフジノがソニックアローの正確な狙撃で頭を撃ち抜き、倒していく。

 

「けど、数多いわね!!」

「本当にな!」

 

『ブドウ龍砲!』

『キウイ撃輪!』

 

巨大なチャクラム、キウイ逆鱗を周囲360度に投げつつ、ブドウ龍砲を周囲に乱射して仕留めていくが、倒れた傍から再生しやがる!

 

「む、む、むだ、だ。そいつら、は、俺の分身、本体、の、お、俺を斬らない限り、日輪刀でも、殺せない」

「……そうかな?」

 

丁度いい、試したかったところだ。こいつらに、アレが通じるのかを――!

 

「フジノ! 伏せろ!」

「!」

 

『極スカッシュ!』

 

薙刀モードの無双セイバーを旋回するように振るい、分身を全部切り裂いた。

本体は当然のように避けたが、分身は一回片付けた!

 

「だ、だから、むだ、だ」

「――――――来い、アカメ!!」

 

「葬るッ!!!」

 

斬ッ!! と闇から現れた黒髪赤眼の少女は一切迷わず、異形の首を断ち切った。

 

「が、あ!?」

「兄さん、これは?」

「俺も詳しくは知らないけど、どうにも人を食う鬼らしい」

「そうか……。道理で帝国に居た時の標的と同じ、人を殺した血の臭いがしたわけだ」

 

一斬必殺、村雨。

原作ではエスデスとの決戦で折れてしまった妖刀だが、この世界ではまだ残っており、アカメのメイン装備として未だに現役だ。

さて……。

 

「お、俺、が………あ………………ねえ、さん……かみ、また……ととのえ、て、あげる、から……」

 

そう言い残し、鬼は傷口から村雨の呪毒の文様が浮かび上がり、絶命すると同時に灰化して消滅した……。

 

「……消えた」

「……レンジ、此処ってやっぱり」

「ああ、おそらく……」

 

「鬼を、斬った……!?」

 

バッ! とすぐにアカメが振り向く。

そこにいたのは、市松模様の羽織を着た、額に薄いアザ、日輪の耳飾り、背中に木製の箱を背負い、帯刀している少年―――。

 

―――名は、竈門炭治郎。

 

 


 

121:鬼滅の鎧武

ということで、アカ斬る×鬼滅のクロスオーバー世界だったぜコノヤロウ!

 

122:オカ研所属3年生龍騎

なんでだ!!?

 

123:司波家長男リバイ

鎧武要素も入れて過酷×過酷×過酷とか草も生えない

 

124:ゲイムギョウカイのマゼンタマイティ

この世の闇を全部凝縮している……

 

125:テラの運命を変えられるのはただ一人、俺だ!

テラ並みに酷いなあ……。

 

126:鬼滅イドゥン

ねえ、これってこういう世界なの?

 

127:魔王オーマジオウ・トリニティ

そだよ

 

128:使い魔クウガ

軽すぎるよジオウニキ……

 

129:鬼滅の鎧武

どうしようもねえ世界だな此処!!?

 

130:ΑGITΩ@ALO

頑張ってね……

 

 


 

 

そんなわけで俺達は今、炭治郎君の案内で藤の家紋の屋敷を訪れている。

ここに来るまでに話を聞いたけど、どうにもジオウニキが言った通り、整合性が取れている。

つまり、この世界の日本の隣国は中国ではなく、かつての帝国というのが一般常識となっていたんだ。

まあ、鬼滅の土壌にアカ斬るの舞台が重なったとでも言えばいいのかな?

 

そんな炭治郎達、通称かまぼこ隊にはその帝国から来たというのをある程度説明している。

まあ、田舎育ちの炭治郎と、山育ちの伊之助には「海の向こうから来た」程度しか伝わってないかもしれないが………。

逆に炭治郎からは鬼や鬼殺隊、日輪刀などのことを教えて貰った。俺やフジノは前世で読んだから知ってるけど、アカメ達は真剣に話を聞いていた。

皆経緯は違えど民を守るために斬る道を選んだからな。鬼という存在は相当癪に触ったのかもしれない。

 

それはともかく、

 

「~~♪」

「ムー♪」

 

竈門禰豆子とクロメが仲良くなってた。今はクロメが禰豆子に膨らませた紙風船をパスしている。

考えてみれば二人とも妹だからな。それにクロメは俺達の中でも最年少。年下の女の子にお姉さんっぽく振る舞いたいという欲求も出ているんだろーな。

 

「そうか、妹を救うために……。立派な志だな。炭治郎」

「ありがとうございますアカメさん。けど、そのためにはまだまだ俺は未熟ですから。それに今回だってアカメさん達がいなければ俺は間に合わなかった。あの人を助けてくれて、本当にありがとうございます」

「いいや、私だって同じだ。救えなかった命はある。だが、だからこそ生きている限り、今日を生きられなかった者の分まで生きて生きて、生き延びなければならないんだ」

「アカメさん……」

 

アカメは炭治郎と話してる。

原作では妹を救うために殺す道を選んだアカメだったから、人外、それも人を脅かす存在になった妹を、それでも救おうとする炭治郎とその状態で会ってたら気まずい空気になっていただろうけど、これなら大丈夫そうかな。

むしろそれ以外のことを考えれば二人は色々と根っこの部分は同じだからな。

多分相性はいいだろうさ。

 

「そのためにも食う!」

「はい! 俺もどんどん食べてもっと強くなります!」

 

といっても食べ過ぎじゃねえかこいつら……無償で提供してくれるとはいえ家の人のお金と食糧が心配になる……。

 

「アカメ、私達は身を寄せさせて貰ってる身なんだから遠慮しなさいよ?」

「む、だがコル姉、この家の人が用意してくれたものを残す方が失礼だろう?」

「いやまあコルの言う通りだからな?」

 

そのコルネリアは俺にべったりくっついてるから指摘するにしてはなんとも威厳にかけるというか……。

そしてそんな俺を血涙を流しながらめっちゃ面白い顔で睨んでくる少年ーーー我妻善逸である。

 

「ぐぬぬぬぬぬぬこの女たぶらかし野郎があああアカメさんとクロメちゃんという二人の美少女の義兄に飽きたらずコルネリアさんとフジノさんという麗しい女性の方をも侍らせてるなんて、なーんてふてえやろうだチクショーーーーーーーー!!!!」

「黙れ雑魚」

「ハーーーン!!? なんですかこのイケメン野郎済ました顔でモテそうだからってチョーシこいてんじゃないんですよぉー!!!」

 

善逸おもしれー。

というかナハシュにこれだけ食い付けるってのは中々大物かもしれねえ。

………妬み僻みが100%だろうけど。

というかな。

 

「善逸、コルが思いっきり引いてるから奇声上げるのはやめてくれ……」

「ファーーーーッ!! なんですか非モテの気持ちは分からないってことですかキーーーーッ!!! どーせ俺にだってハーレム野郎の気持ちは分かりませんからぁーーーー!!」

「五月蝿いっての!」

「きゃふん!?」

 

おー……ぶちギレたコルネリアの鉄拳が強制的に善逸を黙らせた……。

そんなナハシュだが、さっきまで嘴平伊之助に絡まれていた。というか俺も絡まれてたけども。

 

『おいお前ら! へーこうだかてーぼくだが知らねえが、この伊之助様と勝負しろ勝負!!』

『やるわけないだろう。時間の無駄だ雑魚が』

『なんっだとゴラァ!! 山の王の伊之助様を雑魚呼ばわりすんじゃねえーーーー!!』

『猪……美味かったな』

『また食べたい……』

『アカメさん!? クロメさん!? 伊之助は人間ですからね!?』

 

こんなアホみたいな会話があって、伊之助はそりゃもう猪突猛進が如くナハシュに挑んでいったけど、悉く簡単にあしらわれまくって、今はもう完全に自信を喪失してる。

そこの畳に突っ伏して「雑魚デゴメンネ……」とかぶつぶつ呟いてるくらいだ。あとナハシュはフジノに「やり過ぎ!」と怒られた。

ちなみに伊之助はコルにも挑んで見事に組伏せられていたりする。さすがにあの大決戦を生き抜いた皆に勝てるわけないだろ……。

 

「レンジ」

「ん? どうしたフジノ」

「それで、どうするの? 此処が鬼滅の物語だと知った上で……」

「……そうだなあ」

 

まあ、そもそも俺達の目的はヘルヘイムの侵略阻止。それだけを考えれば鬼殺隊と関わる必要はない。

けど、それ以前にーーー。

 

転生した俺は、アカ斬る世界だと知って、俺はアカメとクロメの運命を変えたいという目的で物語に干渉した。

それがやがていつしか、本気で守りたい人が増えていった。

 

救えた命、守れなかった命、思い通りにいったときも、いかなかったときもある。

けど俺は、皆を裏切らないように、後悔だけはしないように生きた。

そしてそれは、あの世界の皆がそうだった。そこに転生者とか、原作知識とか、そういうのは一切関係無かった。

皆、守りたい人がいて、助けたい人がいて、そのために戦っていた。

一方的な悪意に、その命を理不尽に奪われないように。

 

それは、ナイトレイドも鬼殺隊も同じだ。

だったら、此処で自分には関係ありませんっていうのは、ナイトレイドの仲間達への裏切りだろう。

だったらーーー、

 

「戦うに決まってるだろ? 人だろうが鬼だろうが、悪意が蔓延ることは許さない。それがナイトレイドだからな」

「……ふふ、言うと思ったわ」

 

フジノも俺と同じ気持ちだったか。

ま、そうだな。人斬りである以上、「仮面ライダー」は名乗れなくても、人のために戦うのが「鎧武」だからな。

 

「……ありがとう、兄さん」

「お礼言わなくていいさ。アカメはもう決意してたみたいだしな」

「ああ、斬ることが民の幸せに繋がる。それが私の信念だからな……それを活かせる道があるならば、私は」

「分かってる。………炭治郎、ひとまず次の依頼に着いていってもいいか? 改めて鬼殺隊の戦いを見せてほしい」

「! レンジさん、それって……」

 

 

「『鬼殺の鎧武』として…………新しいステージ、戦ってみるか!」




はい、仮面ライダー鎧武×アカメが斬る!×鬼滅の刃(New!!)
やってしまったぜ、反省も後悔もしていない!
いやあ、アカ斬る最終回でアカメが日本へ船出したのを見て、偶発的に思い付いてしまったんですよね。これはこれで面白そうだったし、そもそもネタを発散するための作品なので好きに書かせていただきました


鎧武ニキことレンジ
エスデスを倒した本人。ただ原作で救いたかった人がいただけという考えから、戦いを通じて本当のライダーとしての覚悟が芽生えた。
零の話を少しだけ語ってみた。本編ネタはやる可能性が高いのですが零までは手が回らない可能性が高いので此処で回収。
既に極アームズになり、オーバーロード化して黄金の果実の力の一分使える(治癒や再生能力、ヘルヘイムの植物やインベスを使役する力)


イドゥンネキことフジノ
戦いの中でレンジに惹かれていき、想いを寄せている。
レンジが兄なら彼女は姉。
鋼メンタルで他の子達のメンタルケアを得意とする。多分鬼殺隊でも人気になる。
彼女もオーバーロードに至っている。最終決戦でマルスからぶんどったゴールデンロックシードや、オリジナルエナジーロックシードのスターフルーツエナジーロックシードを強化アイテムとして保有している。


コルネリア
零最初の脱落者だったが、戦況と、レンジがオールベルグとコネを持っていたことで生存した。
帝国の闇を目の当たりにしたときはゴズキへの盲信との解離で精神発狂を起こしかけたがレンジに寄り添ってもらい、切り替えの良さもあって立ち直った。その際タエコとは和解し、同じ陣営になったことで本当の親友になる。
アカメとクロメの姉のような存在だがレンジやフジノの前だとデレデレになる。
粉砕王と共に失った腕は義手を着けている。両足を失い、戦場に立てなくなったシェーレから帝具エクスタスを後継した。


ナハシュ
零の墓守戦で奈落に落ちた後にレンジ達の一行に加わる。
レンジとは一騎討ちの末に強さを認め、「兄」と呼ぶようになった。判断に長けていたことが幸いして身の振り方を冷静に考えることができた模様。
原作以上に臣具、水龍の剣を使いこなした上に三獣士リヴァが所持していた帝具ブラックマリンも使える。帝具と臣具の同時使用ができるのは彼のみ。
日本に来たのは兄を支えるためでもあり、行方不明になったポニィを探すためでもある。この辺りは原作の逆。


オールベルグ
物語の保険としてアカメの才能を生かすためにレンジが接触した相手。
自分が弱かったが故に戦場にすら立てず、世話になったババラやメラルドの死に目にすら会えなかった事がレンジに割り切れない後悔を植え付け、覚悟ガンギマリのきっかけとなった。
メンバーではタエコとチェルシーのみが生存。二人ともレンジのハーレムメンバー。
タエコ見てて本当にありふれの雫と似てるなあと改めて思った。


ツクシ
この物語では零以降も生存し、なんと仮面ライダー龍玄の変身者だった。原作のクロメのポジション。
つまりウェイブに救われるお姫様。
ゴズキを失った悲しみと恨みだけだった心を溶かし、救ってくれたのがこの熱い海の男である。
コルネリアやナハシュとの和解はできた様子。


アカメと炭治郎
原作で言えば妹への愛情故に真逆の選択を選んだ二人。
根っこのところでは本当に似た者同士だと思うので凄い意気投合するんじゃないかなーと。というか仲良くなってほしい。
ただ、悪人とはいえ人を斬ることをしたアカメは炭治郎の眩しさに少し羨望しそうでもある。
アカメは原作と異なり、今も村雨を持っている。まだ奥の手解放のチャンスはあるだろう。鬼に村雨は効くのだろうか………。


クロメと禰豆子
妹同士。間違いなく仲良し。
ちなみにクロメは八房を持っていない。ナジェンダ曰く「人を冒涜する帝具」なので味方が持つにはあまりにも禍々しい。
なので持っているのは臣具の桐一文字。アカメと組めば最強。


鬼滅×アカ斬る
先にアカ斬るを読んでいたので、無限列車を読んでいた時の私の感想は「乗り物の中で乗員を守りながら襲撃者と戦う先輩………あれこれ兄貴パターンじゃね……?」
からの予言的中。煉獄さんがあんだけ人気なら兄貴だって人気でていいじゃないか。やっぱリーゼントだからか!?

ラスボスが規格外なのも似てる気がする。
とはいえ無惨と比べるとエスデスは遥かに格上だと私は思います。
知性、軍略、能力の規模や範囲、性格の苛烈さ、人望、戦いへの姿勢、生き様の潔さ、強さ………
無惨がエスデスに勝ってるのって年齢と種族だけでは……?
多分エスデスならサクッと鬼を全滅させて弱い種族と吐き捨てるかもしれない。あるいは鬼となってあっさり無惨の呪いを解いてトップの座を奪い取るかも……後者だったら鬼殺隊真面目に勝ち目無くない……?
しかも人望高いから鬼全体が著しいパワーアップする可能性。猗窩座とか黒死鉾とかはもはや手が付けられなくなる。

どっちもバンバン人が死んでいく転生者泣かせの世界。
こちらではレンジは初手極アームズを持っているが、果たしてどれだけの人を救えるのだろうか……?



といったところで零補足を交えた鬼滅クロスでした
一発ネタのつもりですが、一応正史のつもりで、鎧武ニキ達が戦い終わったらこういう展開になると思って下さい
好評でしたらまた書こうかなと思います。試しにアンケートも置いときますね
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